NutsBookStand

Old Books | NutsBookStand

NutsBookStand

NutsBookStand

  • HOME
  • ABOUT
  • ALL ITEM
  • CATEGORY
    • In-house Publications
    • Old Books
    • Zine
    • New Books
    • Zakka
  • CONTACT
  • ・プライバシーポリシー
  • ・特定商取引法に基づく表記

NutsBookStand

NutsBookStand

  • HOME
  • Old Books
  • 地下街への招待B2 特集 元町有楽名店街 / Towers

    ¥900

    [内容] 先日ご紹介したTowersさんによる地下街本の完結編『地下街への招待 B2 [特集]元町有楽名店街』。今作では「B2」と銘打たれたとおり、さらにディープな階層にまで調査網を広げ全国21の地下街がレビューされています。 表紙を飾る山梨県甲府市の〈春日ビル1番街 地下バー街〉の、印象的な赤いネオン矢印に誘われページをめくらずにはいられません。 巻頭読み物の「なぜ多い? 日本の地下街」では、地下街の歴史がわかりやすく解説されていて勉強になります。昭和30年代のモータリゼーションの変化と、高度成長期による都市化と中心市街地の環境改善という課題を解決するために地下街が発展したのだとか。 そして本編。今回は北海道の地下街が7ヵ所も入っていてワクワクします。ブラキストン線を越えると生物界だけでなく、街並みや建物にも生態系(文化)の違いを感じますよね。室蘭市〈中央ビル地下街ランランタウン〉、北見市〈ユニオンビル地下スナック街〉など旅情を感じる都市のチョイスも素敵。 最南端の福岡市からは、1979年竣工のショッピングセンター〈サンセルコ地下のれん街〉がノミネートされています。モザイクタイルなどレトロゴージャスな意匠が際立つ建築物としても一見の価値ありです。 そして首都東京からは「現存する日本最古の地下街」として名高い〈浅草地下街〉や、解体から再開まで二転三転した五反田〈TOCビル地下プロムナード〉、こちらも再開発予定の〈ニュー新橋ビル地下商店街〉等々、レジェンド級がランクイン。 特集は、戦後神戸の復興を地下から支えた〈元町有楽名店街〉。店主や常連客の生の声を掬い上げた丁寧な仕事が光る圧巻の記録です。人々の記憶の中に埋もれてしまったかもしれない地下街という文化を掘り起こしてくれた労作、ぜひ読んでみてください。 [書誌情報] タイトル:地下街への招待B2 特集 元町有楽名店街 著者:Towers 刊行日:2023年1月31日 判型:A5版/ZINE 頁数:64P [状態] 裏表紙にヨレがあります。中身に書きこみや角折などはありません。

  • まちの文字図鑑 別冊 商店街看板めぐり / 松村大輔

    ¥1,500

    [内容] いい文字は、いい商店街にある。ずらっと並んだ統一看板はリズミカルで小気味よく、それでいて不揃いで愛らしいのです。本書は全国から選りすぐった31の商店街から、パンチの効いた統一看板を鑑賞するZINEです。 神奈川県小田原市〈国際通り〉、群馬県高崎市〈中央銀座〉、奈良県大和高田市〈天神橋西商店街〉、広島県尾道市〈尾道本町センター商店街〉等々。旅の目的地って、小さくてもいいんです。絶景や巨大遺跡じゃなくても。たった一文字のために旅する。そんな旅の動機って素敵ですね。 観光地ではない場所を旅の目的地にセットしたら、今まで行ったことも、見たこともない景色が広がっているのではないでしょうか。 「歯抜けになったアーケードの屋根に、僅かに残る統一デザインの看板は決して色あせることはない(アクリル素材だから!)」みたいな抒情的な訴えかけと、素材を詳細に観察する専門性のバランスが最高で、眺めても読んでも楽しい1冊です。 出版社でデザイナーとして働く著者(松村大輔 a.k.a タイポエクスプローラー)は、まちの文字図鑑シリーズ『よきかな ひらがな』『ヨキカナカタカナ』などの著書があり、街角の文字を探し歩く名人なのです。 [書誌情報] タイトル:商店街看板めぐり 著者:松村大輔 出版社:のどか制作室 刊行日:2020年1月20日 判型:A5版/ZINE 頁数:48P [状態] 状態は良好です。中身に書きこみや角折などはありません。

  • Tee辞苑 / 若気ノイタリー

    ¥700

    [内容] ゴリゴリにTシャツを深堀りした企画が目白押しのZINEです。商業的なファッション誌の消費を煽るコピーとは対極にあるかのよう。Tシャツマニアの道を究めんとした内容です。 Tシャツの歴史から、辞典、ネックラインとスリーブラインに分けた解説、プリントや繊維への考察、ヘインズやヘルスニットなどの有名な無地Tシャツレビューなど、溢れんばかりのTシャツへの偏愛が語られています。 生地見本付きのテキスタイル紹介コーナーの遊び心にほっこり。 [書誌情報] タイトル:Tee辞苑 著者:若気ノイタリー 出版社:moetion 刊行日:2012年12月31日 判型:B5版/ZINE 頁数:34P [状態] カバーに折れがあります。中身に書きこみや角折などはありません。添付の布が折れている箇所があります。

  • Fastener / 若気ノイタリー

    ¥500

    [内容] 若気ノイタリーさんとおだしさんによるmoetionが発行している服飾系同人誌『WHITE SHIRT PEDIA』『Tee辞苑』に続く第3弾が、本書『Fastener』です。 みんな知ってるけど案外知らないファスナーについて、事細かに説明してくれるZINE。1891年まで遡ってファスナーの歴史がつまびらかにされたかと思うと、ファスナーメーカー名鑑では13種類のメーカーが徹底紹介されます。 ファスナー好きが見たら失神しそうな、マニアックな内容です! 私はというと、YKK以外のファスナーメーカーを知らなかったので「こんなにたくさんファスナーメーカーってあるの⁉」と目からウロコをぼとぼと落としました。 表紙や細かい企画ページからも、雑誌愛が滲み出しているナイスZINE! [書誌情報] タイトル:Fastener 著者:若気ノイタリー 出版社:moetion 刊行日:2013年8月18日 判型:B5版/ZINE 頁数:26P [状態] 若干表紙が反ってるような気もしますが状態は普通です。中身に書きこみや角折などはありません。

  • パンの本 / まるやまひとみ

    ¥2,000

    [内容] 今日は、溢れんばかりのパンへの偏愛がにじみ出ているZINEをご紹介します。 その名も『パンの本』だ。 パンが大好きなフードイラストレーターのまるやまひとみさんが、2014年に自主制作されていたZINEです。レトロ印刷JAMによる印刷・装丁で、表紙の手触りがクロワッサン感あります。8ページのリトルプレスですが、ぎゅっとこだわりの詰まった1冊に。 可愛いイラストと手書きの文章で綴られています。「パンになるまで。」というパンのつくり方や、朝昼おやつと生活に馴染んだ「日々のパン。」紹介コーナー、そして「やってごらんよトーストの具。」という創作トーストメニューも楽しいです。バター×キムチやってみたい! 普段何気なく食べているパンが愛おしく思えてくるし、何より美味しいパンが食べたくて仕方なくなりました……!! [書誌情報] タイトル:パンの本 著者:まるやまひとみ 刊行日:2014年11月23日 判型:B6版/ZINE 頁数:8P [状態] 状態は良好です。中身に書きこみや角折などはありません。

  • 【サイン付】ソースはあきた / 松田光市

    ¥2,500

    [内容] 中野ブロードウェイの魔窟〈タコシェ〉で思わずジャケ買いしてしまったインパクト最強のイラスト画集ZINE。 佐伯俊男や蛭子能収ら、ガロ系作家へのリスペクトのうかがえる、タコシェで買うのに相応しい逸品! キッチュでグロテスク。好きな人にとってはごはん何杯も食べられる大好物!嫌いな人にとっては最低な悪夢!(好きな人にとっても悪夢みたいですけどね……!) 特殊系が好きな人に刺さる風合い。ポップな色の洪水のなかに、現代社会の風刺も見え隠れする社会派な一面も。脳髄が破壊される一冊です。 2024年7月に青林工藝舎から新作の『運命』が発売されました。 [書誌情報] タイトル:ソースはあきた 著者:松田光市 刊行日:2022年11月27日 判型:A5版/ZINE 頁数:24P [状態] 状態は良好です。中身に書きこみや角折などはありません。 [特典] サイン付き(奥付部分)です。

  • 航空機御朱印探訪記 / 長月優夜

    ¥800

    [内容] 一過性のブームで終わらず、趣味として定着している神社の御朱印集め。うちの母親も集めております。色々な神社の御朱印本かと思いきや、航空関連の御朱印と初穂料だけに特化した超ピンポイントな同人誌です。 「おもしろ同人誌バザール」で購入した際に、ブースで実物の御朱印帳を見せて頂きましたが、想像以上にかっこよくてビビりました。本書には7つの神社が収録されています。航空稲荷神社、羽田神社、鳥船神社、磐船神社、肇國神社、百里神社、飛行神社です。 羽田空港や関西国際空港の近くなど、空港のそばにある神社が定番スポットでしょうか。ユニークなのは軍事基地周辺にある神社。明治時代に開設された所沢陸軍飛行場付近の鳥船神社では、季節ごとに押してもらえる飛行機の種類が変わるらしいです。マニア心がくすぐられます。 岐阜基地近くの肇國神社では、満月の夜だけ頒布される「お月夜参り御朱印」があってホログラムっぽいキラキラ仕様になっていたりするらしいです。「行ってみたい」と「欲しい」が詰まった1冊です。 [書誌情報] タイトル:航空機御朱印探訪記 著者:長月優夜 出版社:槍穂岳観測所 刊行日:2023年12月31日 判型:A5版/ZINE 頁数:16P [状態] 状態は良好です。中身に書きこみや角折などはありません。

  • グンマコンプレックス / 神谷彬大

    ¥1,300

    [内容] 群馬に生まれ育ち「自分を形成してきたものを探る」ために群馬を探っている著者が、建築に焦点を当てて制作したZINEです。 表紙とタイトルに一目惚れして衝動的にジャケ買いしました。本の顔である表紙。気合いを入れてしまうと思うんですが、なんでもない街並みの景色なんですよね。全国のどこにでも見られるザ・コモディティな駅前風景。 これは群馬であるようで群馬でない。あなたの町でもあり、私の町でもあるんです。それでいて本書内には群馬の特色のある建築も掲載されているのがいいバランスです。フトゥロというUFO住宅や、巨大な高崎白衣大観音、駅前のメインストリートが風俗化した太田駅(北関東最大の風俗街)等々の個性的な状況が写真と文章で考察されていきます。 タイトルに「コンプレックス」と謳われているのも、著者の群馬に対する複雑な想いが込められていてぐっときました。どこであっても、誰にとっても「自分の地元」は、代替不可能な場所なんですよね。コンプレックスと愛情と切なさが入り混じった視線で切り取られたグンマは、等身大でかっこよかったです。 [書誌情報] タイトル:グンマコンプレックス 著者:神谷彬大 刊行日:2022年11月15日 判型:A5版/ZINE 頁数:48P [状態] カバー背表紙上に一部破れがありますが、古書としては良好です。中身に書きこみや角折などはありません。

  • BOOK・OFF 四国全店舗外観写真集 / 社畜車掌

    ¥500

    [内容] チェーン店を観察したZINEが熱い。見つけるとついつい買ってしまいます。 チェーン店といえば、統一規格やマニュアルが整備されていて、どの店も同じというイメージがあるかもしれません。 しかし本当にそうでしょうか? よく見るとチェーンと言えど、ひとつとして同じものはありません。立地も違えば、建屋も違います。「どこでも同じ」を目指した結果、かえってそれぞれの店舗の個体差が目立ってしまうことも。規格があるからこそ、オリジナリティが際立つのでしょうね。本書はそう教えてくれます。 新古書店のメガチェーンといえば、真っ先に思い浮かぶブックオフ。ブックオフの外観写真が淡々と並んでいます。情報は店舗名と住所、営業時間、撮影日のみ。余計なことは一切書いていません。潔いです。 バイパス沿いにある郊外型店舗と高架下に入っている店舗では、同じブックオフとは思えない個性があります。居抜き店舗や一緒に入っているお店も気になりますね。最小限の情報で差異がわかりやすいからこそ、想像の翼を広げることができるのです。 四国のブックオフを制覇して下さったことに感謝! [書誌情報] タイトル:BOOK・OFF 四国全店舗外観写真集 著者:社畜車掌 刊行日:2021年12月 判型:A4版/ZINE 頁数:6P [状態] 状態良好です。画像でご確認下さい。中身に書きこみや角折などはありません。

  • 国道1号セブンイレブンめぐりプロジェクトvol.1 東京・神奈川・静岡 / いいじま

    ¥900

    [内容] 東京から大阪を貫く主要国道1号線と、日本最多店舗数を誇るコンビニのセブン‐イレブン。まさに日本最強のインフラタッグを巡ろうというZINEです。 国道1号にセブン‐イレブンは何店舗あるのだろうかと、ふと疑問に感じた著者のいいじまさんは、下記のルールを定めてプロジェクトを開始しました。国道1号に面している店舗を訪問し、店の概要、付随物(公衆電話や郵便ポスト)などをチェック、必ず商品(レアまたはローカルなもの優先)を購入。もしくは公共料金などの支払いをする。 このようにして、東京から静岡まで全64店舗の国道1号線沿いのセブン‐イレブン実地調査が粛々と進められていったのです。地味すぎる作業が淡々と繰り返されるであろう本文を予期して、何かの禊か修行なのかと思ってしまいましたが、膨大な観察量に支えられた知見の数々は圧巻! 例えばパンコーナー。7割PB(プライベートブランド)、2割ヤマパンという布陣が多いなか、たまに静岡製のかにぱんやのっぽパンなどが紛れ込んでいたりするそうです。ちなみにかにぱんは賞味期限が1ヵ月もあるロングライフパンだそうで、売れづらい棚の最下段に棲息していることが多いんだとか。今度コンビニ行ったら観察してみたくなります。 混同するローカリティにも注目されています。なぜか横浜に米沢ラーメン激推し店があるかと思えば、神奈川で青森産のアピオスというマイナー野菜を売っていたりしたそうです。 そして「平準化=どこも一緒」というコンビニの概念を覆すような、オリジナル商品まで発見。箱根小湧谷店では、店舗限定ラベルの日本酒「小涌谷」を販売しているんだとか。めちゃくちゃ奥が深いセブン‐イレブンの世界を堪能できます。 [書誌情報] タイトル:国道1号セブンイレブンめぐりプロジェクトvol.1 東京・神奈川・静岡 著者:いいじま 刊行日:2022年11月 判型:B5版/ZINE 頁数:72P [状態] 状態良好です。画像でご確認下さい。中身に書きこみや角折などはありません。

  • 【サイン&ポストカード付】僕のちっぽけな人生を誰にも渡さないんだ / 中村一般

    ¥1,980

    [内容] 「本を作る時、これを自分の遺書代わりにしようと思いながら作っています。日常生活において、いつも終わりを感じています。自分の見ている風景が未来まで残らないだろうなという諦めの気持ちと、こんなにいいものが黙って消えていくのは、消えていくからこそ儚くて美しいと思うのですが、やっぱりもったいないなという気持ちと、せっかく自分には絵という手段があるのだから、いずれ火葬されてなくなることが確定している自身の手を使い、描き残したいなと思いました。」(あとがきより) 2019年から2020年。時はコロナ禍。ほぼ毎日描いていたという日記漫画やイラストを選んだものを、著者が自費出版したものです。 ストーリーのために、はしょられがちな舞台装置としての町並みが、むしろメインに据えられて圧倒的な存在感を放っています。 路地裏の配管、民家の軒先に増殖したサボテン、放置バイクに絡みつく生き物のような雑草、探偵ポスター、頭上で絡まる電線。 どこの町角にも確かに存在していて、それぞれの町によって個性もあるものなのに、注目されることの少ない都市の構造物。 そんな町を構成する「町そのもの」にスポットライトを当てた、路上系漫画作品です。無言のモノたちに話しかけられたような、不思議な読後感に浸ってしまいます。 ※本書は絶版となった自費出版バージョンです。新装版がシカク出版より発売されています。 [書誌情報] タイトル:僕のちっぽけな人生を誰にも渡さないんだ 著者:中村一般(中村雅奈) 刊行日:2021年4月29日 判型:A5版/ZINE 頁数:116P 特典:著者直筆サイン&画集発売記念個展@タコシェのポストカード付 [状態] 状態は良好です。画像でご確認下さい。中身に書きこみや角折などはありません。

  • 全市町村役場庁舎写真集(東日本編&西日本編)セット / 全市町村制覇Project

    ¥1,500

    [内容] 全国の役場をめぐるというニッチなテーマの同人誌です。東日本編(2020年8月)と西日本編(2020年12月)の2分冊で全国制覇を達成し、発行されています。 著者は全市町村制覇Projectさん。読んで字のごとく、北は北海道から南は沖縄まで、日本全国すべての市町村役場の写真と一言コメントがずらっと掲載されています。ページをめくってもめくっても、役場。圧巻です。 淡々としたなかに狂気すら感じさせます。約60ページ2冊のボリュームで迫りくる役場の群れ。 コメントを見ていくと、「金魚がいる」とか「電光掲示がフルカラー」とか「駒の形のモニュメントがいっぱい」「珍宝柿というのを推しているらしい」「庁舎裏の警察署で脱走事件があった」「役場に庭がある」「筆の都」などなど。狙ってないのがちょうどいい味になっています。全部足で稼いだ貴重な情報であり事実なのですが、ほとんどシュールレアリズム。 「豊島区役所は日本唯一のマンション一体型役所」だなんて、知ろうと思っても日常生活のなかでは得られそうにない情報もインプットできます。全部を見たからこそ、個々の小さな違いや特徴に気づけるのでしょうね。 さらに制作背景を知って驚いたことに、2018年1月1日から414日かけて全市町村役場を巡ったそうで……。制覇系趣味の恐ろしさを感じます。 現在の市町村役場界は、建て替えラッシュとなっているそうで、各地で世代交代が進んでいるのだとか。建築愛好家にも訴求するようなビンテージ建築もあります。巡ってみると楽しそうです。 [書誌情報] タイトル:全市町村役場庁舎写真集(東日本編) 著者:全市町村制覇Project 刊行日:2020年8月 判型:A4版/ZINE 頁数:66P [書誌情報] タイトル:全市町村役場庁舎写真集(西日本編) 著者:全市町村制覇Project 刊行日:2020年12月 判型:A4版/ZINE 頁数:62P [状態] 表紙に若干汚れがあります。中身に書きこみや角折などはありません。

  • 岩手・道の駅ルポ イーハトーブの道から(上中下巻セット) / ジンボー・キンジ

    ¥3,000

    [内容] 岩手で活動しているサークル「一人の会」さんによる『岩手・道の駅ルポ イーハトーブの道から』「上巻・イーハトーブ篇」、「中巻・陸の孤島篇」、「下巻・被災地篇」の3部作です。 岩手県の「道の駅」をつぶさに観察してレポートした労作で、書ききれないほどの土地の芳醇さが溢れ出ていて心揺さぶられます。「道の駅」は平成5年に制度が定められてから全国に設置されるようになり、今や1,000軒を超える施設数を誇る平成の産物です。 ドライブ旅行ではお馴染みの施設を、アクセス、地域性、グルメ、オリジナリティ、イーハトーブ度という5つの観点から5段階で評価しています。 特筆すべきは地元食レポ。「土地の名物、もしくは土地でとれたもののみを食べる」というルールを課して食べ物に宿った土着性を重視し、近隣で普通に食べられている日常食をピックアップ。飾らない岩手という土地に染み付いた土着性が旅人の心を癒してくれます。 「ルバーブ」、「がんづき」、「カニばっと」、「じゅうね餅」、「ばっけ味噌」、「ビス天」、「スジメ巻き」、「カブぶかし」、「藤ねずり」など余所者が聞くと想像もできない岩手の郷土食、興味深いです。  そんな個性豊かな岩手ですが、昔から災害も多い土地柄。著者は「被災地とはどの災害を指した言葉だろう」と投げかけ、記憶に新しい東日本大震災だけではないといいます。 「百年前も千年前も、岩手には災害があった。海が荒れ、川があふれ、山が崩れ、人を襲った。その一つ一つが被災であり、岩手の歴史だ」 2011年を境に歴史は分断され「あの日までは何があったのか?」という問いから被災地の道の駅を巡る旅に出発したのです。土地と向き合う真摯な態度に心撃たれます。本シリーズ最大の魅力は、道の駅という観察対象を通して、岩手各地の土地の個性が発見できることです。ぜひ読んで見て下さい。 [書誌情報] タイトル:岩手・道の駅ルポ イーハトーブの道から「上巻・イーハトーブ篇」「中巻・陸の孤島篇」「下巻・被災地篇」 著者:ジンボー・キンジ 出版社::一人の会 刊行日:2018年~2019年 判型:A5版/ZINE 頁数:(上)91P/(中)102P/(下)98P [状態] 表紙周りにに若干汚れがあります。中身に書きこみや角折などはありません。

  • 日本の夜の公共圏 スナック研究序説 / 谷口功一

    ¥1,000

    [内容] 本書は、類書の少ないスナックの研究書です。どこの町にもあるとても身近なものだからこそ、観察・研究対象とはならなかったのでしょうか。日本の公共の在り方について、スナックを起点に掘り下げた珍しい試みです。民俗学的な面白さも手伝い、興味深い1冊となっています。 「スナックは、全国津々浦々どこにでもあるが、その起源・成り立ちから現状に至るまで、およそ「研究の対象」とされたことは、いまだかつて、ただの一度もない。本研究では、社会的にはおよそ真面目な検討の対象とはされてこなかった、このスナックという「夜の公共圏」・「やわらかい公共圏」の存在に光を照てることで、日本社会の「郊外/共同体」と「社交」のあり方を逆照射することを目指すものである。」 (スナック研究会HPより) スナックは全国に10万軒あると言われていました。美容院23万軒、不動産屋12万軒、居酒屋8万軒と比較しても相当な規模です。2013年調べによると新規登録も4,000軒ぐらいあるそうです。しかし年々減少傾向にあり、コロナ禍なども経た今では5万軒程度ではという声も。 これだけ大規模なのに統一の業界団体が存在しないようで、公式の統計がないのだそうです。そのふわっとした感じもスナックの謎を深めていますね。 スナックのスタイルは、ママがカウンター越しに接客し、乾きものなどの軽食とお酒を提供するのが一般的。常連さんはボトルキープも多く、相場は3,000円ぐらい。 よく似た形態のキャバクラやガールズバーとの違いも教えてくれます。キャバクラは指名制・時間制で、接客スタイルとして隣に座ります。ガールズバーは指名制が無く、カウンター越しの接客スタイルなのはスナックと同じです。しかし時間制のチャージもあり、飲み物代も別に払うらしいです。 本書は法律の話や、立地・軒数などの概要などから始まり、徐々にスナックの公共性について触れていきます。スナックの著作のある都築響一さんインタビューもあって読み応えがあります。 明治時代の小説家・村井弦斎が書いた『食道楽』から、社交の場として機能したスナックのママの役割についてなど、ジェンダー的な言及も見られます。 [目次] 序章 スナック研究事始 谷口功一 座談会 珍日本スナック紀行? ——都築響一氏に聞く 前篇 第一章 スナックと「物のあはれを知る」説 高山大毅 第二章 行政から見たスナック——夜の社交を仕切る規制の多元性 伊藤正次 第三章 夜遊びの「適正化」と平成二七年風営法改正 亀井源太郎 第四章 スナック・風適法・憲法 宍戸常寿 座談会 珍日本スナック紀行?——都築響一氏に聞く 後篇 第五章 カフェーからスナックへ 井田太郎 第六章 〈二次会の思想〉を求めて——「会」の時代における社交の模索 河野有理 第七章 スナックと「社交」の空間 苅部直 第八章 スナックの立地と機能——「夜の公共圏」vs.「昼の公共圏」 荒井紀一郎 補章 なぜスナックを語りたくなるか 横濱竜也 編集後記 谷口功一 [書誌情報] タイトル:日本の夜の公共圏 スナック研究序説 著者:谷口功一 出版社:白水社 刊行日:2017年6月22日 判型:B6版/並製本 頁数:220P [状態] 表紙カバー状態はおおむね良好です。中身に書きこみの消し跡や角折跡があります。

  • 光る女 / 横尾忠則

    ¥1,000

    [内容] 地方・小出版流通センターという取次店の倉庫で眠っていたデッドストックを掘って来ました。 1979(昭和54)年刊行の絶版書籍です。新刊サイクルは年々早くなり、1年で絶版なんてこともある昨今、45年前に発行された流通本が残っているという、まさに本の化石を掘るような貴重な体験でした。 隙間なく並んだ倉庫の棚には日本各地の本が堆積していて、古い紙の匂いが漂っていました。いかにもこれから物語が始まりそうな本の迷宮のような空間。薄暗い棚の隙間からぼんやりと光っていたのが、この『光る女』です。 グラフィックデザイナー・横尾忠則の処女小説集で、装丁も著者の手によるものです。 本書には「光る女」「音の河」「長い長い順番」という3つの短編小説が収録されています。井上光晴と瀬戸内晴美(寂聴)が帯を書いているのが熱いなと思ったら、井上光晴が横尾忠則に初めて小説を書かせたのだそうです。井上光晴が編集していた雑誌『辺境』の2号(1972年6月刊行)に「長い長い順番」が掲載されたのが最初らしいです。 作風は、独特の影があるシュールレアリスティックな感じ。横尾忠則といえば原色がぶつかり合った奇抜なポスターなど、サイケデリックなイメージがありますが、小説は幽玄でおごそかな雰囲気。淡くて薄暗い感じがします。死の匂いを強く感じました。 生命の躍動感を感じる絵とのギャップが面白いです。電車で隣合った不思議な女との再会、母の面影、夢のお告げ、寺での座禅、幽霊などをモチーフに展開される横尾ワールドに惹き込まれます。 [書誌情報] タイトル:光る女 著者:横尾忠則 出版社:水兵社 刊行日:1979年10月 判型:B6版/上製本 頁数:150P [状態] デッドストックなので経年による日焼け、汚れ、破れがあります。画像でご確認下さい。中身に書きこみや角折などはありません。

  • カブトガニ / 惣路紀通

    ¥1,200

    [内容] 「進化に取り残された動物」や「生きた化石」と呼ばれ、2億年前から姿を変えることなく生き続けている「カブトガニ」についての熱い想いの詰まった1冊です。 歴史や生態、人類への活用法をQ&Aなどでわかりやすく解説してくれます。産卵期以外でもしょっちゅう「つがった状態」でいることから夫婦和合の象徴になっているなどのトリビアがぎっしり。学術書ですが楽しく読んでしまいます。カブトガニの貴重な写真や図版も豊富です。笠置市にあるカブトガニ博物館に行ってみたくなります。 また本書は、日本文教出版という岡山の地元に根付いたローカル出版社が1964年から作り続けている「岡山文庫」というシリーズの157冊目としてリリースされました。その土地に根差したテーマの文庫や新書などのシリーズものは良作の宝庫です。ローカリティという制限があるからこそ、企画力が磨かれて編集が輝く本が生まれるのだと思います。 [作者プロフィール] 惣路紀通(そうじ のりみち) 1956年、山口県光市に生まれる。別府大学卒。1980年同大学生物学研究生のときに別府湾のカブトガニ生息調査を行い、九州東海岸において初めてカブトガニの生息地を確認。1982年笠岡市立カブトガニ保護センターに着任。2017年カブトガニ博物館長を退職、2018年引き続き館長(嘱託)として就任。著書に「カブトガニ」(日本文教出版)、「自然への想い 岡山」(共著、山陽新聞社)、「カブトガニ」(山陽新聞社)、「カブトガニからのメッセージ」(文研出版)、「カブトガニの謎」(誠文堂新光社)等多数。 [書誌情報] タイトル:カブトガニ 著者:惣路紀通 シリーズ:岡山文庫157 出版社:日本文教出版 刊行日:1992年7月10日 判型:文庫判/ビニールカバー付 頁数:176P [状態] 古書としては良好状態です。画像でご確認下さい。中身に書きこみや角折などはありません。

  • 大人の常識シリーズ なるほど牛乳用語辞典 / ミルクマイスターⓇ高砂

    ¥500

    SOLD OUT

    [内容] 牛乳のZINEです。無性に欲しくなって買ってしまいました。牛乳を好きだったことはなく、息を止めないと飲めません。それでも牛乳のZINEときたら、買うほかありませんでした。 表紙をめくるといきなり目に飛び込んでくるのは「まさかの事実 牛乳徹底大解剖」。詳細なデータが添えられた、市販の一般的な牛乳パックの解剖図が描かれています。 本文は牛乳の辞書です。A to Z的な用語辞典形式で「あ」から「ん」まで一文字ずつ牛乳用語を解説してくれます。おもしろくてためになる牛乳の豆知識を教えてくれるのです。 開けにくいパックと開けやすいパックの違いは、剝離剤を使っているかどうかなのだ、とか。 「きりかき」という牛乳パックの上部についている丸い凹みがあって、目が見えない方や字が読めない方のために触るだけで、牛乳だとわかるようになっている、とか。 いわゆる普通の屋根型牛乳パックのことを「ゲーブルトップ」というそうだが、名前の由来になっているのは、切妻屋根「ゲーブル」に形が似ていること、または「クラークゲーブル」という俳優のヒゲに形が似ていることだ、とか。 あまり見かけないが、実はペットボトル入りの牛乳が販売されている、とか。 高度な情報社会になるにつれ、皮肉なことに自分が知りたいと思ったこともないことは、知ることができなくなってきています。こぼれ話や豆知識などは、切羽詰まって(必要に駆られて)吸収するタイプの知識ではないため、摂取が難しいですよね。 本書を読めば、遊び心のある無駄を愛していたはずの自分(子供の頃ってみんなそうじゃありませんでした?)を取り戻すことができるでしょう。普段何気なく見かけている牛乳を、見つめ直すきっかけにどうでしょうか。 [書誌情報] タイトル:大人の常識シリーズ なるほど牛乳用語辞典 著者:ミルクマイスターⓇ高砂 刊行日:2020年2月 判型:A5版/ZINE 頁数:10P [状態] 古本としては標準的だと思います。中身に書きこみや角折などはありません。

  • 地下街への招待B1 特集 金沢都ホテル地下街 / Towers

    ¥800

    SOLD OUT

    [内容] 2016年に金沢の「ブラザービル地下街」との出会いがきかっけとなり5年の歳月をかけて約100ヵ所の地下街を巡ったTowersさんが、関西圏や東京・愛知・福岡など全22物件をレビューしてくれる。 現存する地下街は昭和30年~50年に建設されたものがほとんどで、老朽化などにより減少の一途を辿っているそう。路上の物件とは違い、目に見えない地下の物件。そのため「地上から、あるいは地下通路から地下街へと誘うための看板や空間演出の総称」を「地下街への招待」と位置づけ、オリジナルの鑑賞眼を駆使して地下街の楽しみ方を教えてくれる。 たしかに地下街の入口で目に留まるのは、巨大だったりネオンがピカピカ光ったりする矢印。こういった地下街への招待が輝く怪しくもエネルギッシュな魅力に惹かれる作者の気持ち、わかるなぁ。 大阪北部のベッドタウンである北摂エリアには、作者が「二大巨頭」と呼ぶ〈吹田さんくす〉と〈ビグリーンプラザたかつき〉という地下街があり、巨大な矢印が異彩を放っている様子がビジュアルページで紹介されている。こんなの見せられたら行ってみたくてたまらない。 そして特集の「金沢都ホテル地下街」がいい。1962年に竣工され、惜しまれながらも2017年に閉館した同地下街の営業時代の貴重な写真やパンフレット等の図版が豊富に掲載されていることも素晴らしい。何より関係者の証言や資料をもとにした店舗の復元地図が労作すぎて泣ける。 丁寧な取材と足で稼いだ情報、そして何より地下街愛が溢れるナイスな1冊。 [書誌情報] タイトル:地下街への招待B1 特集 金沢都ホテル地下街 著者:Towers 刊行日:2021年12月31日 判型:A5版/ZINE 頁数:49P [状態] 状態は良好です。中身に書きこみや角折などはありません。

  • まちの文字図鑑 別冊 電話マーク / 松村大輔

    ¥1,500

    SOLD OUT

    [内容] ググれない旅がしたいです。検索すれば簡単に情報が手に入るのは便利なので恩恵に預かっていますが、検索上位の情報を無意識に選ばされ、ネット情報の確認作業をしに行くような旅は退屈です。本書は発見の喜びを思い出させてくれるまち歩きZINEです。 『よきかなひらがな』、『ヨキカナカタカナ』(共に大福書林)という「まちの文字図鑑」シリーズの著者松村大輔さんが別冊として自費出版した私家版です。松村氏の本職はブックデザイナー、またの名を〝タイポ・エクスプローラー〟。まちの「いい文字」を探し歩き1文字クローズアップして観察するという、文字職人の想定を超えた禁断の遊びを提唱し、街歩き界隈でもハマる人が続出しました。 以前、松村さんと商店街探索をご一緒させて頂く機会があったのですが、町歩きの解像度が異常に高くて驚愕しました。ググれない旅をしていると視座が養われ、感が研ぎ澄まされるのでしょうか。 まちで採取した34個の電話マークが掲載されており、業種に絡めたユーモラスな解説付きです。たとえば居酒屋は「ちくわのようにしなやかな受話器」とか。電話の着信音を表現した雷状マークの有無など、細部の表現で味わいが変わってくるのが面白いです。 商店の看板などによくみられるこの電話マークは、1962年に登場した電電公社の600形自動式卓上電話機がモデルになっているそうです。ほぇ~。 [書誌情報] タイトル:まちの文字図鑑 別冊 電話マーク 著者:松村大輔 出版社:のどか制作室 刊行日:2019年4月27日 判型:A5版/ZINE 頁数:40P [状態] 状態は良好です。中身に書きこみや角折などはありません。

  • かわいいワンカップ手帖1 / 40onecup

    ¥500

    SOLD OUT

    [内容] わたくしごとですが一昨年、新潟旅行に行きました。新潟と言えば日本酒ですよね。新潟駅にはワンコインで利き酒を楽しめる〈ぽんしゅ館〉という吞兵衛の楽園みたいな所があるのですが、そこには可愛いカップ酒が沢山売っていました。お土産用に『らんま1/2』のパンダ柄(ちなみに高橋留美子先生も新潟出身です)のワンカップを購入して以来、気になって仕方のなかったワンカップ。 最高のZINEを見つけてしまいました! 40onecupの浅沼シオリさんによる『かわいいワンカップ手帖1』です。現在シリーズ6まで発売されています。 「ワンカップでコスパがいい」という視点で紹介された本はあっても、可愛さに特化した本がなかったので、ご自身で制作されたというモチベが素晴らしいなぁと思いました。 読みたい本の自給自足こそZINEの真骨頂。ページをめくりながら思う存分「可愛い♡」を連呼したいと思います。がっちりワンカップへの愛を受け止めてくれます! [書誌情報] タイトル:かわいいワンカップ手帖1 著者:浅沼シオリ 出版社:40onecup 刊行日:2021年10月 判型:B6版/ZINE 頁数:30P [状態] 状態は良好です。中身に書きこみや角折などはありません。

  • シェアハウス暮らし図鑑 ゆかいな住人たちの生活 / ゆき

    ¥1,200

    SOLD OUT

    [内容] 著者は足立区にある本をコンセプトにしたシェアハウス「読む団地」の住人であるゆきさん。本好きが集まるシェアハウス、しかも団地です! JR亀有駅から徒歩25分ぐらいのところにある大谷田一丁目団地というURの物件らしい。コミュニティスペースではZINEイベントなども行われているようです。実際に本棚があるラウンジなどを見学できるチャンスがあったら、見てみたくなります。 建築関係のお仕事をされているというゆきさん。各部屋のイラストが可愛い図解集になっていて、団地シェアハウスがどんな雰囲気の部屋になっているのかがよくわかって興味深いです。 住人ならではの視点で、みんなに聞いてみたアンケートや、部屋を見せてもらっているのが本書の特長的だなと思いました。細部まで(床材の木目とか!)きっちり書き込まれているイラストが素敵です。 リアルな生活空間の中で、本好き同志がゆるく繋がれるコミュニティっていいなぁ。本書のおかげで、コンセプト型のシェアハウスに興味津々です。 [目次] ・読む団地とは? ・シェアハウス暮らし解剖 ・ルームツアーゆかいな住人たちの生活を紹介! 前半   K-POP愛を感じるお部屋   好奇心と向上心が詰まったお部屋   お茶の心とデザインのお部屋 ・コラム 実際シェアハウスに住んでみたら… ・ルームツアーゆかいな住人たちの生活を紹介! 後半   写真一筋なお部屋   本と思い出が詰まったお部屋   おそらく一番物が少ないお部屋   DIYで壁を作ったインテリアオタクのお部屋 ・コラム  好きな本・おすすめ本 ・コラム  私の生活必需品 ・団地LIFE [書誌情報] タイトル:シェアハウス暮らし図鑑 ゆかいな住人たちの生活 著者:ゆき 刊行日:2024年4月 判型:A5版/ZINE 頁数:32P [状態] 状態良好です。画像でご確認下さい。中身に書きこみや角折などはありません。

  • 外国の洗剤 / 若気ノイタリー

    ¥500

    SOLD OUT

    [内容] 知っているようで知らない、身近な服飾について徹底的に調べる銘シリーズをご紹介してきました。 今回のテーマは外国の洗剤ということで、ニッチすぎやしないでしょうか(笑)洗剤のZINEというだけでも、おおっと思わず感嘆してしまいましたが、外国の洗剤しばりです。大好き。 合計22種の洗剤をレビューし、洗剤との付き合い方を指南してくれます。 洗剤に秘められた潜在能力をグラフ付きレビューで教えてくれたり、「炭で洗濯を実際にやってみた結果。」という企画モノもいいです。洗剤の無い時代は炭で洗っていたんですね。知りませんでした。 海外にしたことでよりニッチになったと同時に、洗剤のパケがかっこいいのでオシャレ度もあがっているところが憎いですね。 同人業界初と謳われた、シート状洗剤のおまけつきです。どこまでも芸が細かい! [書誌情報] タイトル:外国の洗剤 著者:若気ノイタリー 出版社:moetion 刊行日:2014年8月17日 判型:B5版/ZINE 頁数:14P [状態] 表紙の角が折れてます。中身に書きこみや角折などはありません。 [特典] 洗剤シート

  • 旅の本 / 小指

    ¥1,500

    SOLD OUT

    [内容] 「何の準備もせず突然思い立って無防備なまま出かけたり、財布に1万円だけ入れて過ごす清貧旅行」(あとがきより) 昭和から受け継がれてきた古式ゆかしい旅人スタイルで見聞した、日本各地の漫画旅行記です。 旅行先のチョイスが刺激的で面白いです。目次に目を通すだけで、ごはんが3杯食べられそう。読まずにいられなくなってしまいました。 山谷や西成などのリアルでドープな場所を訪問したり、外国人入居者の多いいちょう団地の祭りに潜入したり。蜃気楼のように現れる不思議な土地を彷徨い、出会った人々や情景が描かれています。 時代から置き忘れられたような町並み。年季の入った宿の描写。つげ義春の『リアリズムの宿』を読んだ時のような不安を感じました。 著者の小指さんは、小林紗織名義で画家としても活躍中。漫画・画・音楽・エッセイ・小説とフォーマットを越境して表現される世界観は唯一無二のものです。 ※本書は2024年7月に白水社より商業出版として改訂版が出ています。 [目次] ◎まんが◎ ・いちょう団地 ・寄居旅行記 ・大阪遠征の思い出 西成さすらい編 ・山谷のアーケード遺跡 ・沖縄のアサヒ食堂 ◎随筆◎ ・横須賀の奇人 ・横浜中華街にまつわる掌編 ・子安という町 ・笹山団地 ◎過去作◎ ・不定期連載「珍食道」 十条編 ・六本木のドラッグストア(違法) ・関西旅行記 [著者略歴] 小指(こゆび) 漫画家、画家、随筆家。1988年神奈川県生まれ。武蔵野美術大学卒業。過去に自主制作で『夢の本』『宇宙人の食卓』『旅の本』『人生』を発表。2023年、依存症と内省の記録『宇宙人の部屋』(ROADSIDERS)を刊行。白水社PR誌「白水社の本棚」にて「偶偶放浪記」を連載中。 また本名の小林紗織名義で画家として活動し、音楽を聴き浮かんだ情景を描き記録する試み「score drawing」の制作や、岸本佐知子・柴田元幸編訳『アホウドリの迷信』、リー・アンダーツ著『母がゼロになるまで』等書籍の装画も手掛ける。第12回グラフィック「1_WALL」審査員奨励賞受賞(大原大次郎選)。 [書誌情報] タイトル:旅の本 著者:小指 刊行日:2021年1月23日(第二刷) 判型:A5版/ZINE 頁数:124P [状態] 状態は良好です。中身に書きこみや角折などはありません。

  • 例の看板 フォトグラフ・コレクション(令和版) / 新稲ずな

    ¥1,000

    SOLD OUT

    [内容] 印象的な犬が3匹描かれた松田ペットというペットショップの看板をご存じでしょうか。新潟県の長岡市近郊でしか見られない、いわば"ソウル風土"です。 逆に言えば、長岡を旅したことがある人は、町のいたる所に貼られているので、どうしたって気になってしまう"例の看板"なんです。20年ほど前から制作が開始され、令和になった現在でも新作が生み出されています。 ビーグル、チワワ、ヨークシャーテリアの3犬種からなる基本形を、著者は「松田三連星」と命名。ぱっと見同じように見えますが、1枚1枚すべて手書きなので細部が微妙に違うところに味があります。フォーマットとズレの織り成すハーモニーが最高。 そして屋外看板なので、設置状況によっては鑑賞ポイントも変化します。「剝がれ松田」、「隠され松田」と命名された経年変化による味わいや、観察の蓄積により判定可能になったレア物件も惜しみなく教えてくれます。 さらに松田ペットの実店舗や、産みの親である小千谷の近藤看板店への取材記事もあり読み応え抜群。探求心と面白がるセンスと取材力。三拍子揃った名著です。 看板描きを息子さんが継がれたそうで、作風の変化も鑑賞の醍醐味として受け入れるという、真の愛好家の鑑賞作法に敬礼。 ちなみに本書は長岡市の〈文信堂書店〉で週間ベストセラー1位にランクインしたことがあるそうで、地元に愛されZINEです。 [書誌情報] タイトル:例の看板 フォトグラフ・コレクション(令和版) 著者:新稲ずな 刊行日:2020年8月 判型:A5版/ZINE 頁数:26P [状態] 状態は良好です。画像でご確認下さい。中身に書きこみや角折などはありません。

NutsBookStand

  • HOME
  • ABOUT
  • ALL ITEM
  • CATEGORY
    • In-house Publications
    • Old Books
    • Zine
    • New Books
    • Zakka
  • CONTACT
CATEGORY
  • In-house Publications
  • Old Books
  • Zine
  • New Books
  • Zakka
  • プライバシーポリシー
  • 特定商取引法に基づく表記

© NutsBookStand

Powered by

キーワードから探す

カテゴリから探す

  • Home
  • Old Books
  • In-house Publications
  • Old Books
  • Zine
  • New Books
  • Zakka