INFORMATION
★2025/8/6
本棚を整理していたら、品切れになっていた八画文化会館のバックナンバーのデッドストックが見つかったので放出します。在庫僅少品です。
★2025/7/29Nuts Book Stand 新刊発売
自家製ZINE『菊池寛に灰皿を』発売開始しました!
踊る劇場 / 結女
¥700
[内容] 『アングラ探訪記』という素晴らしいエッセイと同時刊行されたZINEで、こちらはストリップ劇場の話です。 地方のストリップ劇場で4年間、投光スタッフとして働いていた著者の結女さん。投光とは照明の業界用語のことですが、もぎりや受付、音響、楽屋の掃除まで、劇場の裏方業務の先般に携わっていたそう。 "劇場で過ごした日々は特別な出来事に満ちていたわけではなく、むしろ何気ない場面のほうが鮮やかに思い出される。語るには些細すぎるようなエピソードが、ふとした拍子に心に浮かぶ。そんな断片を言葉にすることで、自分が確かにあの場所にいた時間をたぐり寄せたいと思った。ここに綴るのは、ストリップ劇場という少し特別な場所で積み重なった、私にとっての日常の記録である"(はじめにより) 毎日やってくる「巨匠」という名の常連さん、照明係のおじいちゃん、踊り子さんたち。ストリップ劇場という空間で出会い別れていく人々が、見事に活写されています。 なかなか見ることのできない非日常の舞台裏が丁寧に描き出された名随筆! [書誌情報] タイトル:踊る劇場 著者:結女 刊行日:2025年8月10日 頁数:27P 判型:B6判/ZINE
アングラ探訪記 / 結女
¥700
[内容] とてもいいZINEに出会いました! オカルト雑誌や都市伝説が好きだったというお母さんの影響で「世間から少し浮いていても、自分が好きならそれでよい」という考えのもとに育った著者の結女さん。 "主流から少し外れた場所"に興味を持つようになり、場末の喫茶店や消えかけた観光地をはじめ、ピンク映画館やSMバーなどのアングラな場所にも行くようになったそうです。 怖い物見たさでちょっと覗いてみたくなるような好奇心の的になるような場所。しかしそこに棲息している人たちとの真摯な交流を通して、そこに集う人間臭さや性と生について浮彫になるような濃密な体験を重ねていきます。 素晴らしいエッセイです。 [目次] SMバー 緊縛講習会 ハプニングバー ピンク映画館 [書誌情報] タイトル:アングラ探訪記 著者:結女 刊行日:2025年8月10日 頁数:29P 判型:B6判/ZINE
西武沿線とわたし / 大福書林
¥1,100
[内容] ありそうでなかった西武線の冊子が登場! 私も「拝島線 秘境に里帰り 西武拝島線ノスタルジア散歩」というテーマで寄稿しました。11名の西武線にゆかりのある執筆陣による西武線愛のこもったアンソロジーです。 西武線といえば、池袋から秩父方面を結ぶ西武池袋線と、新宿から川越方面へ向かう西武新宿線が二大西武ラインなのですが、私の担当は拝島線という小平から拝島までの8駅を結ぶニッチラインを1日かけて各駅停車の旅をしつつ里帰り(実家は花小金井)するという企画。 玉川上水駅、花小金井駅に住んでいた経験はありますが、用事が無いとなかなか行かないエリアでして、地元なのに全然行ったことない所ばかりを散歩してきました。よかったら読んでみて下さい! 池袋の平成レトロなパフェ喫茶や、乗換えでスルーされがちな秋津、西武新宿線の文字の旅、団地の給水塔、新所沢のイラスト街歩きなどなど楽しい記事が盛りだくさんで、初めて用事がなくても行ってみたい気持ちになりました。あの黄色い電車が懐かしい。 [目次] 池袋 表紙の風景 パフェテラスミルキーウェイ 編集部 新宿線 10年前の西武新宿線沿線の文字 松村大輔 江古田 けもの道の古本屋 瀧 亮子 練馬 まほろばとわたし 〜奴がご案内〜 横島 一 大泉学園 23区内 陸の孤島の町のてくてく寄り道グルメ ITONAO 東久留米 とある街角のスナックに夢見た話 はすっぱ 東久留米・清瀬 徒歩圏内の個人的な文学史 東久留米・清瀬篇 下平尾 直 清瀬 レッドアローとウォータータワー 〜清瀬駅からの給水塔探訪〜 高水湧基 秋津 通り過ぎない秋津 瀧 亮子 新所沢 ちょうどいいまち・新所沢東口 うおのめ とるこ 玉川上水 わたしたちの東大和市 オクムラヒロシ 拝島線 秘境に里帰り 西武拝島線ノスタルジア散歩 平沢二拍 本川越 他 西武沿線でホッパーさがし うおのめ とるこ [書誌情報] タイトル:西武沿線とわたし 発行人:瀧亮子 発行元:大福書林 刊行日:2026年3月5日 頁数:34P 判型:A5判/ZINE
しらい弁当 しずおか旅日記/しらい弁当
¥300
[内容] 準備も心構えもいらない距離感。東京から静岡へ。3連休を使って2泊3日の小旅行。こういう旅が本当のおとなの贅沢な旅っていうんじゃないかなと思いました。 気合を入れて動きまわったり、せっかくだからと名所旧跡をぐるぐると巡ったり、そこでしか食べられないものを事前によくよく調べたり、しない。静岡に来たのにスタバに入ってしまって、旅先なのになぁと思って目をあげると、富士山。 富士山と見つめ合いながら本を読んだり、本屋に入って1冊買うことを自分に許したり。ビールを飲んでもいいし、アイスだって食べていい。ひとり旅の贅沢時間で心がほぐれる旅のZINEです。 [書誌情報] タイトル:しらい弁当 しずおか旅日記 著者:しらい弁当 刊行日:2024年3月30日 頁数:22P 判型:B6判/ZINE
限界会社員カナヘビを追う / 鹿島堂
¥300
[内容] 2023年の春、体調不良から"限界会社員"になってしまった生物好きの著者が、昼休みにカナヘビを追い回した約1ヶ月の記録です。 会社の昼休みに最低限の食事を終えると散歩に出かけ、カナヘビを探しに。カナヘビを追っていたらスズメバチの巣があったり、変なカタチのつぼみを見つけたり、交尾中のカナヘビを発見したりと、これ以上ない素敵な昼休みです。 変温動物って感情が一切ない感じがして、見てると癒されますよね。疲れている時にいいかもしれません、カナヘビを追い回すの。都会でもできるのがいいですね。 爬虫類の好きな方、疲れている方(休めない方)におすすめのZINEです!(私は迷わず買いました!) [書誌情報] タイトル:限界会社員カナヘビを追う 発行元:鹿島堂 刊行日:? 頁数:14P 判型:A7判/ZINE
22歳、富山女子の交換日記 / いつき・みお
¥2,000
[内容] 富山出身で地元を舞台に地方女子のリアルを描いた山内マリコさんの『ここは退屈迎えに来て』、上野千鶴子さんとの共著『地方女子たちの選択』、藤井聡子さんの 『どこにでもあるどこかになる前に。〜富山見聞逡巡記〜』など、富山出身の女性作家が描く等身大のエッセイや小説に注目していたのですが、20代の瑞々しい感性で書かれた日記が発売されました。 2025年7月~12月の半年間に渡って書かれた富山女子2人の交換日記ZINEです。 富山で生まれ育ち、富山で働き続けることを選んだ新卒1年目のいつきさん。石川県出身で富山大学に在籍しながら台湾・東京・ノルウェーと色々な土地を体験している最中のみおさんが、日々の生活のこと、富山のこと、地方についての考えなどを綴っていきます。 [書誌情報] タイトル:22歳、富山女子の交換日記 著者:いつき、みお 刊行日:2026年3月 頁数:220P 判型:A6文庫判/ZINE
なんもないと思っていた街 気付けばよりみち明大前 / とりのささみこ
¥1,320
[内容] SNSで見かけて以来ずっと気になっていたのですが、先日ZINEフェスで遭遇して仕入れさせていただきました! この表紙とタイトルでぐぐぐっと惹きつけられました。明大前で生まれ育った著者は、26年間住んだこの土地から「とにかくここを抜け出したい」という気持ちで他の町に引っ越していきます。しかし離れてみたからこそ湧き上がって来た「地元を愛したい」という想い。 そんな衝動に駆られて本書をつくることにしたそうです。 「この本をつくったのは、明大前を愛したいと思ったからだ(後略)。けど、その奥にはもっと切実な、自分自身を愛したいという願いがある。私は居心地よく生きるため、自分を愛して肯定したい。その道のりのひとつとして、人生で一番長い時間を過ごしてきた場所、明大前の街を見つめ直してみることにした。」(「おわりに」より) 京王線と井の頭線が乗り入れ、新宿にも渋谷にも吉祥寺にも乗換え無しで行ける、立地に恵まれているだけでなんもない、退屈なところだという著者の町に対する思いは、自分を責める言葉だったんじゃないかという言葉に、私も同じような気持ちを地元に対して感じている気がしました。 なかなか顧みられることの少ない、東京住民による地元愛に根差した地元ガイド。いい本です。今度このZINEを片手に明大前に行ってみよう。 [書誌情報] タイトル:なんもないと思っていた街 気付けばよりみち明大前 著者:とりのささみこ 刊行日:2025年6月7日 頁数:106P 判型:B6判/ZINE
文集・好きな仕事、嫌いな仕事 / Books&Something2023事務局
¥900
[内容] 独立出版系の本のイベント「Books&Something2023」の開催記念に制作されたリソグラフZINEです! 個人レーベルやひとり出版社を営む方々によって執筆された「好きな仕事、嫌いな仕事」というテーマのアンソロジー。 会社員ではなく自分の意志で独立して本を作っている方々なので、「好き・嫌い」という軸で仕事をしていないという意見が多かったのが面白いなと。 しかし嫌いではなくとも苦手な仕事や面倒な仕事はあるもの。経理や返品改装やテープ起こしなどの雑務を、みんな重い腰をあげながらやっているんですよね。励まされます。個人でZINEをつくっている方にも共感してもらえそうな文集です! [目次] 生きる。 百万年書房 北尾修一 ここに一冊の本があって。 七月堂 後藤聖子 好きなの嫌いなの日記 タバブックス 宮川真紀 これより出版活動を開始する ナナロク社 村井光男 「好き」が「嫌い」を凌駕する 夕書房 高松夕佳 いただきもので生きている 信陽堂 丹治史彦 嫌よ嫌よも好きのうち SUNNY BOY BOOKS 高橋和也 庭師をやっていく TISSUE PAPERS 安東嵩史 アナログなしごとよはく舎 小林えみ 笛吹きのエルフ 三輪舎 中岡祐介 [書誌情報] タイトル:文集・好きな仕事、嫌いな仕事 企画:Books&Something2023事務局 発行元:生活綴方出版部 刊行日:2023年10月1日 頁数:47P 判型:B6判/ZINE
眩惑の透かしブロックパート2 / ブロック塀研究会
¥500
[内容] 透かしブロック塀の同人誌です。当時Twitterでバズっていましたねぇ。 全国各地から採集されたものすごい量のブロック塀!会長と副会長が、ひとつひとつの透かしブロックに丁寧にツッコミを入れていて面白いです! 「みやま」(山が3つだから)「日の出」「ダイヤ」など形状による分類から始まり、「楽しい」「生活」「アーティスティック」など感覚的な分類になっていくのもいいですねぇ。 増補版ではなく初版のものになります。 [書誌情報] タイトル:眩惑の透かしブロックパート2 著者:ブロック塀研究会 刊行日:2018年11月1日 頁数:72P 判型:B5判/ZINE [状態] 経年によるヨレなどがあります。裏表紙に汚れがあります。中面に書き込みや角折れなどはありません。通読に支障はありません。
都市のイメージ 新装版 / ケヴィン・リンチ
¥2,000
[内容] アメリカの都市を観察することを通して「都市は人々にイメージされるものである」と提唱した都市デザインの名著です。 パス、エッジ、ディストリクト、ノード、ランドマークという5つのエレメントを抽出して、具体的な都市を例にひきながら解説されていきます。 [書誌情報] タイトル:都市のイメージ 新装版 著者:ケヴィン・リンチ 発行元:岩波書店 刊行日:2007年5月29日 頁数:286P 判型:A5判/ソフトカバー [状態] 良好です。中面に書き込みなどありませんが、角折りが数カ所あります。通読に支障はありません。
東京店構え マテウシュ・ウルバノヴィチ作品集 / マテウシュ・ウルバノヴィチ
¥1,700
[内容] 一世を風靡した新海誠監督の映画『君の名は。』など数々の作品の背景美術を担当したポーランド出身のイラストレーターによるノスタルジックなイラスト集。50カット入っています。 木造や看板建築などのいかにもレトロな店だけではなく、富士フィルムの看板かかったカメラ屋さん、どさん子ラーメンなどのチェーン店も描かれていて最高です! [書誌情報] タイトル:東京店構え マテウシュ・ウルバノヴィチ作品集 著者:マテウシュ・ウルバノヴィチ 発行元: 刊行日:2018年4月25日 頁数:160P 判型:B5変形判/ソフトカバー [状態] 表紙に若干ヨレ、汚れがありますが古本としては良好です。中面に書き込みなどありません。
Ranma1/2 Part11 No.8 / 高橋留美子
¥1,500
[内容] 香港の独立系書店〈二参書房 jisaam books〉で買った『らんま1/2』の英語版です。Vis Comicsというサンフランシスコにあった小学館系列の日本の漫画を翻訳出版しているところから出ていたもののようです。 内容としては、麝香王朝の裔である次期王位継承者ハーブと秘宝 開水壺を追って繰り広げられる温泉バトルのパートです。 日本だと右開きで作られているのですが、英語に翻訳されたときに左開きになるようで「なんだか知ってるらんまと違う…」という不思議な感覚に陥りました。 [書誌情報] タイトル:Ranma1/2 Part11 No.8 著者:高橋留美子 発行元:Vis Comics 刊行日:2002年頃? 頁数:32P 判型:B5判/ZINE [状態] 経年による褪色はありますが古本としては良好です。中面に書き込みなどありません。
脳内楽園巡礼 / 小嶋独観
¥1,500
[内容] 日本全国そして台湾やミャンマーなどアジアにも飛び出して合計20スポットの珍寺をレビューした豪華な1冊です! 1997年から発信されているブログ『珍寺大道場(https://chindera.com/index.html)』の道場主であり、伝説のサブカル誌『ワンダーJAPAN』のレギュラーメンバーだった小嶋独観さんがセルフパブリッシュされたもの。 神社仏閣というと神聖で荘厳な場所というイメージでしたが、個人の脳内世界が爆発したような"珍寺"がこんなにたくさんあるんだなと思うと、世界ってひとつじゃないんだなと本当に思いますねぇ。 [目次] 白雲山 鳥居観音 埼玉県 会津栄螺堂 福島県 能勢の高燈籠 大阪府 中風寺 奥の院 京都府 塩水天主聖神堂 台湾 金剛護竜山 岩手県 天如塔 長崎県 伏見稲荷大社 京都府 岩城修弘霊場 秋田県 風天洞 愛知県 ピースポールの聖地 静岡県 五年千歲公園 台湾 富士塚 南関東各地 佛光山 台湾 タンボディパゴダ ミャンマー 麻豆代天府 台湾 松緑神道大和山 青森県 玉皇山弥勒寺 兵庫県 紅毛港保安堂 台湾 慈湖紀念雕像公園 台湾 [書誌情報] タイトル:脳内楽園巡礼 著者:小嶋独観 発行元:珍寺大道場 刊行日:2016年5月1日 頁数:57P 判型:B5判/ZINE [状態] 表周りは良好です。中面に線引きと奥付に書き込みがあります。通読に支障はありません。
【再入荷】チャットGPT対高野秀行 キプロス墓参り篇 / 高野秀行
¥1,300
[内容] め~ちゃ~く~ちゃ~おもしろい!!! 高野秀行ファンのみなさまお待たせしました!2025年11月に開催された「文学フリマ東京41」で、なんと高野秀行さんのブースがあるじゃない!ということで話題になっておりました。そこで販売されていた新作です! 「しかし不思議だ。休暇旅行で有名な観光地へ行くだけなのに、どうして山の中を歩いたり、軍の兵隊に止められたり、トラックをヒッチハイクしたりしてるんだろう。私は自分が辺境好きだと思っていたが、もしかすると、私自身が辺境なのかもしれない。」(本文より) 触れるものみな辺境に変えてしまう、生粋の辺境フェチ高野さんが、チャットGPTに導かれるまま"観光"する様子はどうしたって面白い。 まだ訪れたことのない国でトレッキングをしながら酒を飲みたいだけなのに……。辺境トラブルに巻き込まれ、謎の大冒険が繰り広げられます。第一章のバスに乗れずに彷徨っていたら、謎のムスリム女子を助けることになった話の盛り上がりがすごい!序盤からふっとばしてます。 商業本だとしっかりとテーマに沿って書かれていますが、日記風にテーマが多岐に渡っていたり、惜しげもなく脱線したり、ギリシャフェチだったお父さんへの思慕など個人的な感情がふわっと漂っているのが非商業のZINEらしくてとてもよかったです! [目次] 第一章 キプロス・オデュッセイア 1.南の島へ逃亡しかける 2.ChatGPT対パキスタン人 3.謎のムスリム女子を助ける 第二章 迷走の未承認国家トレッキング 1.私はAIに監視されている!? 2.迷走の未承認国家トレッキング 3.政府観光局vsパキスタン人 4.チャッピーには鳥の声がわかる! 第三章 父の墓参り@エーゲ海 1.ルワンダ人とハイネケンに気をつけろ! 2.ChatGPTに乗せられたらバカ 3.AIと楽しむ“スーパーグルメ” 4.アウェイは続くよ︑どこまでも 5.女神アフロディーテは美しかった [書誌情報] タイトル:チャットGPT対高野秀行 キプロス墓参り篇 著者:高野秀行 刊行日:2025年11月23日 頁数:134P 判型:B6判/ZINE
ベトナム1 /汗 / 中村季節
¥1,000
[内容] 『大工日記』(素粒社より2026年1月刊行予定)、『愛の練習』でお馴染みの中村季節さんの待望の新作です!今回も期待をさらに上回ってめちゃくちゃ面白いです!! ベトナム(汗と雪)の2巻で完結です。こちらは1巻目の汗編。 "ベトナムに行ったことはなかった。しかし私は、どこかにいかねばならなかった。コロナ禍のどたばたによって一度は永住を決意したイギリスからの帰国を余儀なくされた私は、ちょっとのつなぎのつもりではじめた東京アルバイト生活にあぐらをかいてもう数年が経過、気づいたら30代も半ばを過ぎていた"(「はじめに」より) きっと誰もが一度は「何者でもない自分を持て余して、あてどなく知らない異国を旅する」ことに憧れを抱いたことがあるのではないでしょうか。それは10代の思春期だったり。20代の青春期だったり。30代~50代のミッドクライシス期だったり。 自分が選んだ人生の選択肢から、ふと脱線したくなったり、日常に疑問を感じてしまったりした時。宙ぶらりんの自分を突き動かす「旅への衝動」に駆られてしまいます。著者はその後『大工日記』に描かれることになる、大工として家を継いで生きる道が決まっていました。新しい人生へ踏み出す前に「ベトナム15日間ひとり旅」へ出かけた時の日記です。 人生のトランジット期間に、同じようにどこかへ行く途中の旅人たちと交流する日々。ベトナムの暑さ。汗。ゲストハウスの喧騒と友情。 旅の中でしか味わえない、あまりにも美しくて一瞬で過ぎ去ってしまう景色が見事に活写されています。旅の本質があぶりだされた名作! [書誌情報] タイトル:ベトナム1 /汗 著者:中村季節 刊行日:2025年11月30日 頁数:91P 判型:A6文庫判/ZINE
ベトナム2/雪 / 中村季節
¥1,000
[内容] 『大工日記』(素粒社より2026年1月刊行予定)、『愛の練習』でお馴染みの中村季節さんの待望の新作です!今回も期待をさらに上回ってめちゃくちゃ面白いです!! ベトナム(汗と雪)の2巻の同時刊行です。こちらは2巻目の雪編。 "ベトナムに行ったことはなかった。しかし私は、どこかにいかねばならなかった。コロナ禍のどたばたによって一度は永住を決意したイギリスからの帰国を余儀なくされた私は、ちょっとのつなぎのつもりではじめた東京アルバイト生活にあぐらをかいてもう数年が経過、気づいたら30代も半ばを過ぎていた"(「はじめに」より) 著者はその後『大工日記』に描かれることになる、大工として家を継いで生きる道が決まっていました。新しい人生へ踏み出す前に「ベトナム15日間ひとり旅」へ出かけた時の日記です。 人生のトランジット期間に、同じようにどこかへ行く途中の旅人たちと交流する日々。2巻目の見所は、ゲストハウスで出会った旅仲間たちとバイクでベトナムの町を疾走するシーン! 今夜の宿を決めずに気の向くままに移動したり、よい出会いによって滞在を延長したり、風まかせ。旅という行為自体が、著者をどこかへ連れて行こうとしているような。バイクとともに走り過ぎていくようなドライブ感、最高に気持ちいいです! 読み終わった後に、汗と雪という題名を思い返してみて下さい。汗が雪に変わるような、旅の不思議な結晶作用を感じさせてくれます。汗は白くなって残るけれど、雪は跡形もなく消えてしまう……。旅の高揚と儚さを見事に描き切った名作です! [書誌情報] タイトル:ベトナム2 /雪 著者:中村季節 刊行日:2025年11月30日 頁数:103P 判型:A6文庫判/ZINE
【再々入荷】愛の練習 / 中村季節
¥1,000
[内容] 『大工日記』の中村季節さんの、その後の日記ZINEです。 例によって自作のキャッチコピーにやられました! 「まっとうな恋愛経験をもちあわせぬ"私"が人生史上最大級の男前(通称みずなす)と出会いなんとかどうにかしてこの恋を永遠にすべしともがきながら旅をしたり丸太をはこんだりする日記です」 「(私の心叫び)いやいやいや。人生史上最大級の男前のあだ名がなんで「みずなす」なんだよ~。そしてやっぱり丸太運んでるじゃんよ~。恋しながら?ちょっと待ってよ。恋しながら丸太運んでるのかい?」 丸太を運んでいる件に関しては、処女作『大工日記』の方も併せて読んでいただくとして、問題なのは恋愛です。こんなにもトリッキーなシチュエーションの恋愛ドラマ(日記なので実人生です)なのに、恋をしたら誰もが感じるときめきと切なさが全篇に流れていて、胸がいっぱいになりました。 恋にはとんとご無沙汰な、私のような無粋な人間にも恋の瑞々しさを教えてくれました。ありがとう季節&みずなす! 余談ですが、表紙の犬の絵が可愛くて「シャンプーハットですか?」と作者の季節さんに尋ねたら「貴族の服の襟」とのことでした。どうしよう。喰らいました。「自分、いつまでも眠たいことしてたらダメっすよね」って、襟を正したい気持ちになりました。 [書誌情報] タイトル:愛の練習 著者:中村季節 刊行日:2025年4月6日 判型:文庫判/ZINE 頁数:118P
【再入荷/素粒社版】大工日記 / 中村季節
¥1,980
[内容] 「イギリスで夢破れ利尻島で昆布を干したりアザラシと交信しながら暮らしていた"私"が家業を継いで大工の見習いをはじめた最初の数ヶ月の記録です。」 とあるイベントで出会い、著者自身によるキャッチコピーに目が釘付けになって夢中で仕入れたオリジナル版の『大工日記』が、ついに素粒社さんより商業本として刊行されることになりました! ドープな大工の現場のこと、家族のこと、恋愛のこと、アウトローであること、日本に馴染めない日本人であること、ひとりの女であること。オリジナル版から大幅に加筆され、大工として生きられる日常のエピソードがもっと読めるようになりました。 男性社会の日本で女性がありのまま生きるのはしんどいですが、時にユーモラスに、時に感情をバーストさせながら生き抜く逞しさに涙しました。弱くてもいい社会になったのかもしれませんが、強いことも美しいと思わせてくれる1冊です! [書誌情報] タイトル:大工日記 著者:中村季節 発行元:素粒社 刊行日:2026年1月22日 判型:B6判/ソフトカバー 頁数:237P
Brilliant Brighton Beach / 羽田お皿
¥800
[内容] 羽田お皿さんによる明るくポップな色彩で繰り広げられたイラストブック『Brilliant Brighton Beach』が入荷しました! 現実の街を舞台にしながら、どこか謎めいていてシュールレアリスティックな雰囲気を醸し出す絵の数々。輝けるブライトンの海辺「Brilliant Brighton Beach 」の舞台は、イングランド南部の海辺の街ブライトンです。 2023年から2024年にかけて1年間ブライトンで生活していた作者。目に映った色とりどりの街並みや、人種やジェンダーの多様性が当たり前という雰囲気で街に溶け込む人々の姿、眼光鋭くも人懐こく人間の隣で暮らすカモメ。帰国後にブライトンを思い出しながら、アクリルガッシュで描かれたイラストを見つめていると、この世のものとは思えない境界に佇んでいるような気持ちにさせてくれます。 私は本作ともうひとつ同著者の『カモメはあそぶ』で初めてブライトンという街のことを知りました。すっかりこの不思議な街並みが、私にとってのブライトンの本当の姿として記憶されてしまいました。とても訴求力のある絵の数々です! [書誌情報] タイトル:Brilliant Brighton Beach 著者:羽田お皿 刊行日:2026年1月 判型:A5判/ZINE 頁数:16P
カモメはあそぶ / 羽田お皿
¥1,200
[内容] イラストブック『Brilliant Brighton Beach』でイングランド南部の海辺の街ブライトンを描いている羽田お皿さん。こちらはブライトン1年間滞在記のZINEです! オシは強くていい加減、でもどこか憎めない大家エマが魅力的ですね~。初めての海外生活の引越という緊張する瞬間に出会ったらめちゃくちゃ大変だと思いますが、こうして振り返って記録に残るとこれぞ旅、これぞ異文化交流という気がしてしまいます。 ブライトンは海辺の街で色彩豊かに描かれていますが、実際には寒くて年中曇天。一瞬で過ぎてしまう夏を待ちわびた人々が合言葉のように交わす「SUMMER」の美しさ。LGBTQフレンドリーでUK最大のクィア都市というのも特徴的。パレードの様子なども収められています。 1年間のブライトンでの生活をイラスト、漫画、エッセイという複数の手法で切り取った魅惑のZINEです! [書誌情報] タイトル:カモメはあそぶ 著者:羽田お皿 刊行日:2025年3月5日 判型:B6判/ZINE 頁数:40P
生きている実感がほしくて、川を歩いている / 地図子
¥1,320
[内容] めちゃくちゃいいです!大推薦図書!! 8年間で84もの川を水源から河口まで歩き続けてきた著者による、川への謎の愛着と、川を歩くことで巻き起こったハプニングや出会いを綴ったエッセイです。 この川というのを1本決めて、1日20キロ歩くそうです。……20キロ⁉ もうハーフマラソンですよね。しかし著者は運動が目的なのではなく、川の水源を目指して日が暮れそうになったりスマホの充電切れにヒヤヒヤしたりしながらひたすら歩いていくのです。 時には名古屋城から4キロも離れていない場所で遭難しそうになったり、同行者のスマホの川ポチャ映像が走馬灯のように駆け巡ったり、何もない場所で急激な腹痛に襲われぼっとんトイレに救われたり……。まぁこれが非常に面白いんですね。 水源から河口までひたすら川を歩くというのもだいぶとんがったライフワークで、その体験自体がすでに面白いのですが、何より著者の筆がのっている!川に興味がなくても必読! 「生きている実感=死にそうになる恐怖と隣り合わせ」を味わいながら記された16本の珠玉の川エッセイ。最高です! 素晴らしいエッセイに巡り会えたことに感謝! [目次] 病室で後悔しないように生きている オランダの底なし運河の記憶 神田川の主 鴨川のすべてを知る人よ 母との思い出の水源を探す 多摩川の最初の一滴・水干へ 川ポチャiPhone 散歩中に腹痛に襲われ、どう恥をかくか真剣に考えた ボストン腹痛事件簿:「柔軟性」で生き延びろ 名古屋商科大学水源学部 名古屋の無人岬サバイバル 港区女子、危機一髪 滋賀は本当に琵琶湖の水を止められるのか 祖父の山を越え、故郷の水辺に還る 祖母の瞳に映る世界を受け継いで 川のほとりで、わたしを生きる [書誌情報] タイトル:生きている実感がほしくて、川を歩いている 著者:地図子 刊行日:2025年10月12日 判型:A6文庫判/ZINE 頁数:108P
ちょろぎ本 完成版 / ちょろぎ屋
¥500
[内容] すごいZINEがありました! 先日のZINEフェス横浜でのことです。あまりの出会い頭で、思わず持っていた小銭をすべてぶち負けてしまうほどの衝撃でした。(ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした) ちょろぎの本! お正月のお節の黒豆の上に乗っているちょろちょろした赤いやつ!ちょろぎ! まさかちょろぎをこんなにも愛している人がいるなんて。思わずグッズやZINEをつくってしまうなんて。世の中何があるかわかりませんね。すみませんついまた興奮してしまいました。 ちょろぎはシソ科の植物でどうやら根っこらしいです。名前の漢字のバリエーションがすごくて「長寿喜」や「長老貴」などの、誠にめでたい感じの当て字が多いようです。 ちょろぎの栄養価から、料理方法(わたしはちょろぎを飾りだと思っていたので食べるのかとびびった)、まさかの自宅栽培の様子、お正月のちょろぎon黒豆を探してスーパー巡り、ちょろぎが登場する文献まで、死角なしのちょろぎ「完成版」です! 「オレがやらねば誰がやる」の精神でつくっちゃう系ZINE大好きです! [書誌情報] タイトル:ちょろぎ本 完成版 著者:ちょろぎ屋 刊行日:不明 判型:A5判/ZINE 頁数:18P
インドネシアひとり暮らしのキロク / ひかる
¥1,000
[内容] 人生初のZINEづくりというひかるさんによるインドネシア留学の体験記です! 2022年9月から2023年3月までの半年間、日本語パートナーズ派遣事業に参加し滞在していたインドネシアの記録。22歳の大学3年生だった著者は、出川イングリッシュとパッションのみの英語で体当たりのインドネシア行き!かっこいい! 当初はインドネシアという国についても未知の状態だったそうで、インドネシアの田舎町で毎週のように泣いていたんだって。 20代で単身海外滞在するって本当に素敵なことで、戸惑いも楽しさも全部伝わってくるとてもフレッシュなZINEですよ! いちばん印象的だったという可愛い服の数々や、食べ物や薬などの生活必需品について、お母さんと一緒に旅した女子旅スケジュールもあって◎です! [書誌情報] タイトル:インドネシアひとり暮らしのキロク 著者:ひかる 発行元:ひか縷的生活 刊行日:2026年1月26日 判型:A5判/ZINE 頁数:20P
道東旅 北海道の東をレンタカー車中泊しながらひとり旅してみた / きょっぷ
¥600
[内容] 北海道で初めての車中泊チャレンジした7日間の旅行ガイドZINEです! 旭川→網走→知床→釧路→帯広を巡る7日間の旅程からはじまり、レンタカー車中泊にあってよかったものやいらなかったもの、車中泊する場所の選び方から、ゴミ問題やどう寝るか問題などの体験に基づく実用的なノウハウを教えてくれます。 道東の旅先は大自然が広がる知床や、馬が橇を引くでお馴染みの帯広のばんえい競馬場、北海道のローカルコンビニセイコーマートなどなど! 痒い所に手が届くナイスガイドブック! [書誌情報] タイトル:道東旅 北海道の東をレンタカー車中泊しながらひとり旅してみた 著者:きょっぷ 発行元:きょぷ丸屋 刊行日:2025年10月4日 判型:A5判/ZINE 頁数:26P