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LOCUST vol.03 岐阜県美濃地方 / ロカスト編集部
¥2,000
[内容] 2018年に創刊され「旅の体験から批評を立ち上げるプロジェクト」として活動されている旅雑誌。執筆者さんのプロフを見ると、ゲンロン系の方が何人かいらっしゃいます。 エリアのチョイスが渋い!創刊号は千葉内房、2号はFAR WEST 東京 八王子・福生・奥多摩、4号は長崎への困難な旅路、5号北海道、6号会津・中通りというラインナップがキレキレです。 岐阜への旅というと、合掌づくりなどの世界遺産で有名な飛騨高山地方の人気に隠れて、なかなか旅の目的地になりづらい美濃地方に注目しているのも熱いですよね。ローカルを深堀しながら、考える旅が展開されます。 円空や養老天命反転地、ジビエ料理など。ニッチですが大垣駅前に行くと必ず気になる金物屋さんが載っているのもよかったです。 [目次] 特集 MINO:La Région Centrale 岐阜県美濃地方 岐阜美濃絵図 美濃地方へのアクセス 岐阜(主に美濃)の歴史 紀行文 美濃:日本の中央地帯を歩く 中央地帯 M 亡霊の場所―大垣駅と失われた未来 美濃/八王子/断片 岐阜県の文学者たち 市民から見る―都市論を通して地域文化へ インタビュー/富樫 幸一(岐阜大学地域科学部教授) 岐阜・西濃エリア A チーム紀行文 静里旅館からハリヨ グーグルマップとタイムズシェアカーが彫る旅程 円空仏の慈悲 微笑む大黒天にハートをズッキュン誘惑されたのですが屈しません! 聴くことのフィギュール ガイド:岐阜とアニメ 線から域へ、域から線へ DMZ と朝鮮通信使 バーブ・アル=イスラーム 岐阜モスク ガイド:美濃地方の建築 養老天命反転地クロス体験記 大垣 金物屋のおばさん 写真論考 岐阜オブジェ 中濃・東濃エリア B チーム紀行文 藤村記念館 文学者の幽霊になる 岐阜城から東京スカイツリーを考える ルドルフの足あとを辿って 可食臓器と生命のゲシュタルト ジビエ論 間の土地のランドスケープ 中津川について 焼きものの生/性 ガイド:美濃地方の食 いろりの郷 奈かお インタビュー LOCUST 座談会 [書誌情報] タイトル:LOCUST vol.03 岐阜県美濃地方 著者:イトウモほか 出版社:ロカスト編集部 刊行日:2019年11月24日 判型:B6判/ソフトカバー 頁数:189P [状態] 若干使用感ありますが良好です。中面に書き込みや角折などありません。
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写真とまんがと文 シュロ2 / パルム書房
¥1,100
SOLD OUT
[内容] 「シュロのことが気になって気になって仕方ない三名」が写真、まんが、文という三者三様の手法でシュロに迫るZINEです! まず写真担当の日々さんによるシュロ写真を眺めてみます。いいですねぇ、町角の風景に写り込むシュロ……ん? シュロって南国っぽいヤシの木のことだと思っていたのですが、よく見ると本物のシュロは、想像していたトロピカルな木とは全然違っていました。あぁ恥ずかしい。 しかしこんな無知な読者にも優しく寄り添ってくれるのが、ぴょんぬりら温田庭子さんの「シュロのくに」というまんが。温田さんも、見慣れていくうちに南国っぽい木の判別ができるようになったみたいです。 作中に「人はいつシュロと出会うのだろうか」という哲学的な問いかけがあるのですが、本書を読むことでシュロと出会えるようになるのでご安心を。豪奢な洋風ホテルの庭などに植えられているお金持ちの木だったシュロが、なぜ庶民的な庭木として普及したのか等シュロの興味深い歴史も教えてくれます。 そして文担当の内海慶一さんによる「棕櫚俳句を鑑賞する」。シュロと俳句。なんという斬新な組み合わせ!「棕櫚の花」は夏の季語で、「棕櫚剝ぐ」だと冬の季語になるそう。シュロを剥ぐって何だろうと思ったんですが、シュロ産業が盛んだった頃には、業者がシュロの皮を剝ぐために民家を回っていたことなどから俳句に詠まれたようです。 シュロは江戸時代にも鑑賞樹として存在していたそうですが、近代以降はシュロ=ヤシの木=南国というイメージが定着したため海を舞台にした俳句が多いんだとか。巻末の「作中植物遠近図」樹形図で、南国っぽい木の区別がつくようになるので、あなたもぜひシュロ鑑賞を! [目次] 棕櫚俳句を鑑賞する みんなのシュロ シュロの写真 シュロのくに [書誌情報] タイトル:写真とまんがと文 シュロ2 著者:日々、内海慶一、ぴょんぬりら温田庭子 出版社:パルム書房 刊行日:2021年6月25日 判型:B6判/ZINE 頁数:62P
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日常2 特集:暮らし、なりわい、まちやど。/ 日本まちやど協会
¥2,000
[内容] このインディペンデントな雑誌と出会ったのは、HAGISOが運営するシェア型書店〈西日暮里BOOK APARTMENT〉でした。 地域に根差した活動をしている人々が丁寧に取材されている本誌は、一般社団法人 日本まちやど協会という団体が発行しているのですが、中の人はHAGISOの宮崎晃吉さん、真鶴出版の川口瞬さん、ということで間違いないですね。手に取った瞬間にびびっとくる「いい雑誌」です。 「まちやど」とは、「まちを一つの宿と見立て、宿だけでなくまち全体を楽しんでもらう宿泊施設のこと。ゲストがそのまちの日常を過ごせるように、まちの入り口となることを目指している。」とあって、真鶴出版やHAGISOの取り組みが名付けられたもの。 ローカルorスモールビジネスに興味のある方、ゲストハウスを運営したい方、消費だけじゃ物足りないから生産したい方にはとくに猛プッシュです! ちなみに今号は「消費からつくるへ」が裏テーマ。「販売店の人も参加してよ!」ってことで、表紙のぐるぐる渦巻きはNutsBookStand画伯平沢がマッキーで一筆書きしたものです(笑) 1冊ずつ個体差があります。味と思って下さい。 *真鶴出版さんの作品はamazonなどのマンモス流通には乗せず、ローカルorインディペンデントな人々により読者のみなさまひとりひとりに手渡すように届けられています* [公式HPより] 日本まちやど協会の発行する、地域に根ざす人々を取材する雑誌『日常』。ついに第2号が完成しました! 全国各地のまちやど実践者でつくる雑誌『日常』は、真鶴出版 川口が編集長を務めています。今号からは、ブルースタジオ・大島芳彦さんと、栞日・菊地徹さんという強力なメンバーが加わりました。 取材先は、編集部が「今気になるローカルの活動」をもとに決めていきました。 今回メインで取材したところは、〈FUJIYA HOSTEL〉(鹿児島県・甑島)、〈本屋・生活綴方〉(神奈川県・横浜)、〈ただの遊び場〉(秋田県・五城目町)、〈神水公衆浴場〉(熊本県・神水)。 特集は「暮らし、なりわい、まちやど」として、まちやどオーナーの仕事と暮らしに迫ります。 さらにローカルの大先輩である、〈1988 CAFE SHOZO〉の菊地省三さんに取材を敢行。『日本列島回復論』の井上岳一さんによる寄稿や、雑誌『民藝』編集長の高木崇雄さんとの鼎談など、盛りだくさんの一冊となっています。 [目次] 日常1 FUJIYA HOSTEL 日常2 本屋・生活綴方 特集 暮らし、なりわい、まちやど。 第二回まちやどオーナー座談会 漫画 今もどこかで(イッテツ) 日常3 ただのあそび場 コラム 肉屋のコロッケからまちの底力を知る(大島芳彦) 日常4 神水公衆浴場 インタビュー 一本の通りから考えるカフェ。(1988 CAFE SHOZO 菊地省三) 寄稿 地域をつなぎ直し、文化を核に経済をつくる。(井上岳一) コラム まちやど体験記〈蔟屋〉(福田一馬) 民藝とまちやど その1 (高木崇雄) 客室心地分析〈hanare〉(岡昇平) まちやど百景 朝ごはん/ユニフォーム/名物おかあさん/とっておきの風景/おすすめの店/マップ おまけ クロスワード/まちがいさがし 付録 まちやど一覧 [書誌情報] タイトル:日常2 特集 暮らし、なりわい、まちやど。 発行人:宮崎晃吉 発行元: 一般社団法人 日本まちやど協会 発売元:真鶴出版 編集長:川口瞬(真鶴出版) 刊行日:2022年9月17日 判型:B6/ソフトカバー 頁数:148P
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日常3 特集 まちを歩く。地域をつなぐ。/ 日本まちやど協会
¥2,500
[内容] このインディペンデントな雑誌と出会ったのは、HAGISOが運営するシェア型書店〈西日暮里BOOK APARTMENT〉でした。 地域に根差した活動をしている人々が丁寧に取材されている本誌は、一般社団法人 日本まちやど協会という団体が発行しているのですが、中の人はHAGISOの宮崎晃吉さん、真鶴出版の川口瞬さん、ということで間違いないですね。手に取った瞬間にびびっとくる「いい雑誌」です。 「まちやど」とは、「まちを一つの宿と見立て、宿だけでなくまち全体を楽しんでもらう宿泊施設のこと。ゲストがそのまちの日常を過ごせるように、まちの入り口となることを目指している。」とあって、真鶴出版やHAGISOの取り組みが名付けられたもの。 今号の特集は町歩き!なので旅好き、散歩好きにもおすすめです!生粋の町歩きストでもあるまちやどオーナーたちが、町歩きのコツを伝授してくれます。「まち歩き8か条」では、知らない町に行ったときにどうやって歩いたらいいか具体的に教えてくれます。 あとですね、路上観察や考現学の歴史を紐解いた年表コーナーがとてもいいです!町歩き好きは必見です! *真鶴出版さんの作品はamazonなどのマンモス流通には乗せず、ローカルorインディペンデントな人々により読者のみなさまひとりひとりに手渡すように届けられています* [公式HPより] 雑誌『日常』は〈日本まちやど協会〉が発行する、地域に根ざす人々を取材する雑誌です。 真鶴出版・川口が編集長を務めます。 第3号の特集テーマは「まちを歩く。地域をつなぐ。」まち歩きに焦点をあて、まち歩きを楽しむ視点や、まちの人やその地域の背景とつながるためのポイントも紹介しています。さらに、「考現学」や「路上観察学」のまわりを分析し、まち歩きの歴史をさかのぼります。 そして今回も、全国の個性的な地域に根ざす場所を取材しました。愛知・南知多にある「漁師が長靴で入れる」イタリア料理店〈OSTERIA Bianchetti〉。文化がごちゃ混ぜな京都・西舞鶴にあるまちやど〈古民家の宿 宰嘉庵〉。群馬・前橋のまちの「B面」をつくる市役所職員〈マチスタント〉。和歌山・加太にある、アーティストが営む港町のたこ焼き屋〈さちまる〉。 また、雑誌づくりの大先輩であり、今年五島列島に拠点を移した『nice things. 』編集長の谷合貢さんや、料理研究家・土井善晴さんに地域への向き合い方について話をうかがっています。 『ほどよい量をつくる』の甲斐かおりさんからの寄稿もあります。 そして雑誌『日常』は毎号、一冊一冊異なる表紙をつくっています。 今号は取材先の一つである、群馬県前橋でいただいたレンガを砕き、乳鉢で擦り、膠(にかわ)と混ぜてインクとし、表紙に一枚一枚手塗りしています。 より手触り感のある表紙になっておりますので、楽しみにしていただけたらうれしいです。 [目次] 日常1 OSTERIA Bianchetti 日常2 古民家の宿 宰嘉庵 特集 まちを歩く。地域をつなぐ。 漫画 今もどこかで(イッテツ) 日常3 マチスタント コラム 肉屋のコロッケからまちの底力を知る その2(大島芳彦) 日常4 さちまる インタビュー 故郷で描く、雑誌の未来。 『nice things.』谷合貢 寄稿 野花から花束を ─地域を開き、文化をつなぐ人たち 甲斐かおり コラム まちやど体験記〈奈良町宿 紀寺の家〉 福田一馬 民藝とまちやど その2 土井善晴 客室心地分析〈guest house MARUYA〉 岡昇平 第3回 まちやどオーナー座談会 まちやど百景 名物おかあさん/マップ/朝ごはん/おすすめの店/とっておきの風景/ユニフォーム おまけ クロスワード/まちがいさがし 付録 まちやど一覧 [書誌情報] タイトル:日常3 特集 まちを歩く。地域をつなぐ。 発行人:宮崎晃吉 発行元: 一般社団法人 日本まちやど協会 発売元:真鶴出版 編集長:川口瞬(真鶴出版) 刊行日:2023年12月22日 判型:B6/ソフトカバー 頁数:164P
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八画文化会館vol.2 特集:HOTEL NEW ROMANTIC / 八画出版部
¥1,200
[内容] 不定期刊行マガジン「八画文化会館」の第2弾です。超絶レトロな終末観光スポット、珍スポット、廃墟、ローカルのマイナー情報などなど、テンコもりで作ってました。 長らく品切れでしたが、少しだけ返品戻り在庫を発見したので出品します。 [目次] ■HOTEL NEW ROMANTIC 2012年の今だからこそ、まったく新しい視点で楽しめる「ニューロマンティック」なホテルがSO,COOL! 宇宙アポロ風呂/月世界大温泉/ジャングル風呂/自販機ホテル/ハトヤ/バブルホテル(大山顕、萩原雅紀ほか) SOUVENIR ■VIVA!! ローカルパン 大手メーカーの「気の利いた」パンとは違う、味で勝負する「スカしたパン」とも違う、ローカルでリリースされてる「気のいいパン」を大捜索!(全国MAP付) ゼブラパン/イギリストースト/シベリア/南国の味クロパン/特別御誂パン/マンハッタンetc.(香山哲) EAT ■オブジェの多い料理店 飲食店界の掟である「食べ物」ではなく「芸術」で勝負を挑んでしまった結果、このようなお店が生まれます。 ブルボンコーヒーハウス/みやまどり苑/桟食堂/喫茶レストラン ばら園(遠藤学、ほいじんが) STUDY ■Let's Study in the ビルマニアカフェ 君はそこら辺にあるビルをじっくり鑑賞したことがあるか!? 大阪のビルシーンを牽引する「ビルマニアカフェ」&「モンド不動産」全面協力ドーンと10ページ特集! FEEL ■KING OF DIY!! これぞ真打ち‼ 南北のDIY王者に肉薄したインタビュー。 公共物に無断でメッセージを書き込み、ヤグラを建設する真のアウトロー、NORTH-SIDEつちやあきら(84)/地図には決して載らない「気狂村」は存在した……!DEEP-SOUTHかわさきヒロタカ(72) SPECIAL ■終末スペシャル あの世、観光。 東北のローカル信仰、現代に根づく「ムカサリ絵馬」。お葬式と結婚式がドッキングしたようなシュールな死後の世界へ一緒に旅立ちましょう。(小嶋独観、山下陽光) GRAVURE ■HEARTBRAKE HOTEL 美しくも寂しい廃業したホテルのグラビア写真。 天草パールラインホテル/龍宮園/屋島レストセンター/大川グランドホテル/白鳥湖観光ホテル(啝、HEBU、鬼束7段) REGULAR ■MYSTERY PATORL パトロール隊員が見た知られざる世界……そこは、誰も語り継げない場所だった。 呪いの家「イチローハウス」/謎の忍者学校/毒りんごサブレー/樹海の呪い人形「のぐ血」etc.(よごれんfromTEAM酷道ほか) ■街角秘密倶楽部 街角に溢れる、自己主張をやめようとしない奇妙な看板、オブジェ、銅像を審査します。 ニセキャラ製造所大発見!/オリジナルマスコット部門/レアキャラ部門/よっ!丸出し部門(舟橋蔵人ほか) ■文化終末処理場 カルチャーの墓場か!? はたまた最先端の流行発信基地か!? 文化の最果てに吹き溜まっているものを徹底対談してもらいました! コスモス自販機/つくば万博グッズ/人工衛星饅頭/ローカル缶詰/8cmシングルCD/徳用マッチ/廃バスラーメン/鍾乳洞絵ハガキ(田端宏章、坂田哲彦) ■CULTURE 読み物 「美ら島 美ら唄 オキナワ・ベスト・ミュージック・コンピレーション」高木壮太/「VHS鑑賞会、失敗。」花本武and more…… [書誌情報] タイトル:八画文化会館vol.2 特集:HOTEL NEW ROMANTIC 著者:八画文化会館編集部 出版社:八画出版部 刊行日:2012年8月 判型:A4変型判/ソフトカバー 頁数:112P [状態] 書店からの返品戻り品のため、日焼け、スレ、折れなどがあります。
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秋刀魚 2017年7月號第16期〈港味日本〉
¥1,500
SOLD OUT
[内容] 日本文化をテーマに創刊された台湾のカルチャー誌『秋刀魚』。台湾のなかにある日本文化に注目して毎号特集されていて、2025年春刊行の47号まで出ています。 本特集は、台湾から飛び出して香港のなかに溶け込んだ日本を見つめます。 たしかに香港の街並みを歩いていると、吉野家やセブン=イレブンなどがローカライズされて土着していました。サンリオキャラクターやアニメの数々の人気も定着しているようです。日本人から見ると、不思議な日本語を見かけることも多く、文化の変容に興味深く見入ってしまうことも。 雑誌のデザインも素敵です! 中国語で書かれているので、アプリなどで翻訳しながらチャレンジして見て下さい。 [公式HPより] 今日の午後、香港の友人たちと子供の頃の思い出を語り合っていました。すると、みんなの思い出がスラムダンクと安室奈美恵であることに偶然気づきました。ロングバケーションの話になると、当時の男の子たちが木村拓哉のような髪型に憧れたり、APEのTシャツを買いたがったりしていたことを皆が話していました。1990年代の日本はアジアで最も人気がありました。アイドルが大活躍し、アニメ文化が70年代、80年代生まれの人々の世界観を席巻しました。人気コミックは日本で発売され、台湾の漫画出版社によって繁体字に翻訳され、香港の書店が最速のスピードで台湾から輸入しました。これは単なる日本の漫画一冊にとどまらず、台湾、香港、日本の出版文化に影響を与え、一つの物語を通して世代の共通の記憶を形作った輝かしい時代でした。 おそらく、これが日本がこれほど人気がある最も忘れられない理由でしょう。私たちが使った日本製品、食べた日本料理、観た日本映画は、アジアに浸透する遺伝子となっています。さらに重要なのは、様々な国を訪れ、現地の文化に触れることで、日本人でさえ想像できないような新しい表情が生まれることです。台湾を一歩出れば、文化の変化が始まります。日本文化を自国に取り込むことが「二次創作」だとすれば、この内面化された成長の記憶を糧に、他国と交流することで、日本文化の巧みな「三次創作」となるのではないでしょうか。まるで旅のようです。私たちは互いに言葉、考え方、そして視点を交換しました。新しい文化は、飛行機の中やバックパッカーの宿のリビングルームで、波紋を広げるでしょう。 [書誌情報] タイトル:秋刀魚 2017年7月號第16期〈港味日本〉 出版社:黒潮文化有限公司 刊行日:2017年7月31日 判型:B5判/ソフトカバー 頁数:104P [状態] 表紙の地がすこしヨレてますが、状態としては普通です。
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淡路島マドラ 創刊号 特集 レトロな一服/ アドタイム株式会社
¥550
SOLD OUT
[内容] 淡路島の地元情報誌「dan」の編集部からリリースされているZINEです! 創刊号の特集は「レトロな一服」ということで、〈喫茶ACB〉、〈純喫茶ユース〉、〈喫茶モカ〉などなど淡路島で昔からずっとやってる喫茶店を中心に丁寧に取材されています。「この喫茶店を一目見て、味わってみたい!」という想いが募ってしまい、淡路島に行きたくなるお店がたくさん紹介されています。 惜しまれつつも2000年に閉館してしまった〈兼高かおる旅の資料館〉の記事もあって貴重ですし、〈扇湯〉という昭和が真空パックされたような銭湯もいいなぁ。 はい。このZINEを読んで、私はもう淡路島に行きたくなっています(笑) 今ですね、この紹介文を書きながら、居ても立っても居られず淡路島の地図上に行きたいところをマッピングしてしまいました。車じゃないと移動できないという先入観があったので、今まで行ったことがなかったのですが、どうやらバスでなんとかなりそうです。 いやぁ、すっかりこのZINEのおかげで淡路島気分が盛り上がってしまいました。地元に詳しくて、面白いスポットに注目して取材をしている案内人がいるというのは、その地域にとってほんとに宝ですね。 「dan」https://www.adtime.ne.jp/ [目次] 総力特集 レトロな一服 コラム 気になるチラシの店 文芸 ボナペティ・ミオのちんすぽ川柳 グルメ 超創作料理人への道 マンガ まこしの御食国行状記 [書誌情報] タイトル:淡路島マドラ 創刊号 編集:谷美緒、正木靖子 出版社:アドタイム株式会社 刊行日:2019年7月30日 判型:A5判/ZINE 頁数:34P
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淡路島マドラ vol.2 特集 淡路島レイヤード!!!/ アドタイム株式会社
¥550
SOLD OUT
[内容] 淡路島の地元情報誌「dan」の編集部からリリースされているZINEの第2弾です! 今回の特集は「淡路島レイヤード!!!」 ということで、ファッション特集かなと思ったら、長い間営むうちに商品が幾層にも積み重なってレイヤードしている商店特集でした! 洋服屋さん、ボタン屋さん、CDショップ、日用品のお店に、骨董品の倉庫まで幅広く渋い個人商店を紹介してくれます。いいですね~めちゃくちゃ渋いし、買い物に行きたいです。昭和のまんまデッドストックがたくさん眠っていそうで、digり甲斐のあるお店ばかり。またまた淡路島に行きたくなってしまう特集です! マドラという誌名は、「淡路島のいくつもの新しい窓をこじ開ける」という意味と、混ぜる棒のマドラーのダブルミーニングだそう。神様たちが天沼矛(あめのぬぼこ)という剣で混沌とした地をかきまぜ、最初に出てきたのが淡路島だったという古事記の神話から。マドラー=天沼矛っていうことですね。 「dan」https://www.adtime.ne.jp/ [目次] 総力特集 淡路島レイヤード!!! ルポ ミオ・バーガンディのラブユー喫茶店 グルメ 超創作料理人への道 コラム チル子のイノセントワールド☆ マンガ まこしの御食国行状記 [書誌情報] タイトル:淡路島マドラ vol.2 編集:谷美緒、正木靖子、谷川麻美 出版社:アドタイム株式会社 刊行日:2020年8月8日 判型:A5判/ZINE 頁数:34P