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東京滞在記 / 平沢二拍
¥300
[あらすじ] 東京都下の郊外・小平市に生まれてから42年間ずっと東京暮らし。現在は新宿区在住。そんな東京生まれ東京育ちの私が「旅するように、東京で生活してみた」記録です。2024年4月6日から5月24日までの"旅"の絵日記をお楽しみ下さい。 [収録内容] 高田馬場の老舗イタリア料理で童心に帰る/西新宿の「ソロ山」に登っておひとりさまタイム/日本独自のカレー文化ドライカレーの発祥地/庭を見ながらわんこそばスタイルの珈琲/「グリーンタワービル」が緑色すぎる/都内集合住宅の先駆けゲタバキ団地で地元民パスタ/PARCOの屋上で田我流に揺れる/中央線カオスが煮詰まった高円寺の濃い本屋たち/昭和産のネオ日本食な洋食とノスタルジー定食/代官山の名建築ヒルサイドテラスでエッセイを読む/リーズナブルだけどチープでない宝石みたいなケーキ/多すぎるのに居心地いい国分寺の"過剰店"/多摩モノレールでメルヘンバブルな多摩センターへ/神保町の老舗喫茶店/ペッパーくんが踊り狂うディストピアの新風景/アメリカ映画みたいな箱中華をフードコートで [収録スポット] ◎たべる タベルナ/ソロ山/カフェハイチ 新宿センタービル店/麻布台ヒルズカフェ/ティーサロン ピカケ/デニーズ新宿中央公園店/Trattoria Matsumoto/THE CITY BAKERY吉祥寺パルコ店/ブルースカイコーヒ―/STARBUCSキラリナ京王吉祥寺店/洋食の店 クロンボ/CITY Coffee/定食ヤシロ/レストランチャモロ/ヒルサイドカフェ/桜丘カフェ/近江屋洋菓子店/フジランチ/胡桃堂喫茶店/ほんやら洞/キッチンカロリー本店/ミロンガ・ヌオーバ/喫茶トお酒 襤褸 ボロ ◎あそぶ・みる 麻布台ヒルズ スカイロビー/増上寺/芝公園/新宿グリーンタワービル/戸山ハイツ/M&M 吉祥寺PARCO/多摩都市モノレール線/パルテノン多摩/丘の上パティオ/元鶴谷洋服店/東急プラザ渋谷/Pepper PARLOR/PANDA EXPRESS/MIYASHITA PRAK ◎よむ 文禄堂 高円寺店/タタbookshop/gallery/古書サンカクヤマ/古書十五時の犬/そぞろ書房/Space Utility TOKYO/代官山蔦屋書店/早春書店/Flying Books [書誌情報] タイトル:東京滞在記 著者:平沢二拍 出版社:NutsBookStand 刊行日:2025年2月23日 判型:A5判/ZINE 頁数:15P [特典] 自己紹介ZINE「本屋紹介紙片 Nuts Book Stand Store Introduction」も一緒にお届けします!
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カブトガニ / 惣路紀通
¥1,200
[内容] 「進化に取り残された動物」や「生きた化石」と呼ばれ、2億年前から姿を変えることなく生き続けている「カブトガニ」についての熱い想いの詰まった1冊です。 歴史や生態、人類への活用法をQ&Aなどでわかりやすく解説してくれます。産卵期以外でもしょっちゅう「つがった状態」でいることから夫婦和合の象徴になっているなどのトリビアがぎっしり。学術書ですが楽しく読んでしまいます。カブトガニの貴重な写真や図版も豊富です。笠置市にあるカブトガニ博物館に行ってみたくなります。 また本書は、日本文教出版という岡山の地元に根付いたローカル出版社が1964年から作り続けている「岡山文庫」というシリーズの157冊目としてリリースされました。その土地に根差したテーマの文庫や新書などのシリーズものは良作の宝庫です。ローカリティという制限があるからこそ、企画力が磨かれて編集が輝く本が生まれるのだと思います。 [作者プロフィール] 惣路紀通(そうじ のりみち) 1956年、山口県光市に生まれる。別府大学卒。1980年同大学生物学研究生のときに別府湾のカブトガニ生息調査を行い、九州東海岸において初めてカブトガニの生息地を確認。1982年笠岡市立カブトガニ保護センターに着任。2017年カブトガニ博物館長を退職、2018年引き続き館長(嘱託)として就任。著書に「カブトガニ」(日本文教出版)、「自然への想い 岡山」(共著、山陽新聞社)、「カブトガニ」(山陽新聞社)、「カブトガニからのメッセージ」(文研出版)、「カブトガニの謎」(誠文堂新光社)等多数。 [書誌情報] タイトル:カブトガニ 著者:惣路紀通 シリーズ:岡山文庫157 出版社:日本文教出版 刊行日:1992年7月10日 判型:文庫判/ビニールカバー付 頁数:176P [状態] 古書としては良好状態です。画像でご確認下さい。中身に書きこみや角折などはありません。
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本を書く / アニー・ディラード
¥1,800
[内容] 素晴らしい造本です。めくり心地のいい紙の手触り。細部までこだわりが貫かれた工芸品のような本です。フォントは、読みやすさとか、目が疲れないとか、実用的なことを考えて選ばれるのだと思っていましたが、上質な時間が過ごせるフォントと色遣いもあるのだということを教えてくれました。 題名の通り「本を書く」ということの喜びと苦しみについて書かれています。何かを書きたい人を鼓舞し戒めてくれる本なので、机の隅に置いてペンシャープナーにしたい1冊です。 著者のアニー・ディラードは1945年、アメリカのペンシルベニア州ピッツバーグに生まれました。『ティンカー・クリークのほとりで』で、1975年度のピュリッツァーを受賞。自然環境をめぐるノンフィクション文学やエッセイなどの、ネイチャーライティングという流派に分類されることがあります。 装丁を目と手で感じたら、つづいて流れるような文章で音を味わえます。彼女の美しい文章をぜひ一読して見て下さい。 「人はだいたい同じものをこよなく愛す。主題を探している作家は、自分がもっとも愛するものはなにかを押すのではなく、自分だけが愛するものはなにかを探す。奇妙なものが、私たちをとらえる。ファンク・コンロイはヨーヨーを操るのが好きだったし、エミリー・ディキンソンは斜めの光線、リチャード・セルガーはきらめく腹膜いフォークナーは梨の木に登った少女の泥に汚れたブルマーという具合に。「シダを学ぶ学生はだれでも、なんらかの理由で感情を掻き立てる自分だけの植物リストを持つようになる」とどこかで読んだことがある。 人間の特別な性癖-ものごとに夢中になること―について書かれたものが、なぜないのだろう。他々だれからも理解されない自分だけが夢中になるものについて書かれたものが。その答えは、それこそまさに、あなたが書くテーマだからだ。なぜかはわからないが、あなたが興味をそそられるものがある。書物で読んだことがないので、説明するのがむずかしい、と、そこから始めるのだ。あなたはそのことに、あなた自身の驚きに、声を与えるために、存在するのだ。」 本文より [作者プロフィール] アニー・ディラード 1945年アメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ生まれ。ヴァージニア州ロアノークのホリンズ・カレッジに学ぶ。『ティンカー・クリークのほとりで』で、1975年度のピュリッツァーを受賞。自然環境をめぐるノンフィクション文学やエッセイなどの、ネイチャーライティングという流派に分類されることも。日本語訳されている著書に『アメリカン・チャイルドフッド』『石に話すことを教える』などがある。 [書誌情報] タイトル:本を書く 著者:アニー・ディラード 出版社:パピルス 刊行日:1996年11月29日 判型:A5変形判14x1.6x21.7cm/ハードカバー 頁数:138P [状態] 古書としては良好状態です。天地小口に経年によるシミがあります。画像でご確認下さい。中身に書きこみや角折などはありません。 [特典] 「Papyrus letters」という出版社からのフリーペーパー付きでお届けします。
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海のまちに暮らす / のもとしゅうへい
¥900
SOLD OUT
[あらすじ] 「この本に収録されている文章の多くは、真鶴へ移り住んだ2022年のあいだに書かれたものだ。当時は生活の移り変わりを記録することに少なからぬモチベーションがあった。自分のなかにある価値感の主軸が短いサイクルで目まぐるしく破壊され、新たにつくり替えられていく時期だった。その変化は働動的なエネルギーを伴ってい自分の身体を次なる興味へと引っ張っていく感覚があった。そしてその速度はおそらく一つの若さの姿として、あっという間に僕をこの町へ連れてきてしまったように思う。」 あとがきより 本好き、本屋さん好きなら、気になっている方も多いのではないでしょうか。「泊まれる出版社 真鶴出版」さんからリリースされた随筆集です。 真鶴で暮らした日々の生活を書き留めた全15話のエッセイが収録されています。2021年の秋。東京の美術大学を休学すると決めた著者。時代はコロナ禍。学校や会社の機能が麻痺していた、あの頃のことです。それまでは豊島区のワンルームで暮らしていた著者は、2022年に真鶴へ移住。 「神奈川県の南西から相模湾へ突き出した小さなでっぱり」のような真鶴市。人口6,000人ほどの静かな港町。寝室の障子をあけると海が見える平屋で始まった新しい暮らし。真鶴出版にインターン生として働いた日々が文章と4コマ漫画で綴られています。 [作者プロフィール] のもとしゅうへい 1999年高知県生まれ。2020年より企画・執筆・編集・装幀までのすべてを個人で手がけるセルフパブリッシングの活動を開始。2024年芸術総合誌『ユリイカ』による現代詩の年間新人賞「ユリイカの新人」に弱冠25歳で選出され話題に。著書に、小説『いっせいになにかがはじまる予感だけがする』。文筆のほか、イラストレーション、漫画、グラフィックデザインなどの制作を行う。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程在籍。 [書誌情報] タイトル:海のまちに暮らす 著者:のもとしゅうへい 装幀:のもとしゅうへい 出版社:真鶴出版 刊行日:2025年2月28日 判型:B6判 頁数:120P [状態] 表紙にヨゴレ、毛羽立ちがあります。画像でご確認下さい。中身に書きこみや角折などはありません。読んでいただく分には問題ありません。