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わたしが行ったさびしい町 / 松浦寿輝
¥1,500
SOLD OUT
[店主から一言] この本はいくつもの独立系書店で見かけては、買おうかどうしようかと思案していたのですが、活気があって町の人が活き活きしている「さびしくない町」高松の本屋さんで出会い直しました。旅人だったからか流れるままに購入し、そのままさびしくない喫茶店で読みました。 感慨深かった。目次に目を通してください。観光地ではなくて、地味だけれども、聞いたことがないかもしれないけれども、だからこそ惹かれる「さびしい町」の数々。旅先でふとした瞬間に現れる「さびしい町」との偶然の出会いによって、旅に心が入り、観光や旅行から「旅」そのものに変質するのだと教わりました。 すべての旅人へ。 [概要] 世界中の「さびしい町」を旅した著者松浦寿輝によるエッセイ集。日常を離れた町で感じた「喪失」があり、思い出が泡のように浮かび上がっては消えてゆく旅先の記憶を綴る20篇。 [目次] ナイアガラ・フォールズ/ペスカーラ/イポー/名瀬/ヴィル=ダヴレー/ニャウンシュエ/ タクナ/上野/シャトー=シノン/長春/上田/台南/コネマラ/パリ十五区/江華島/トラステヴェレ/アガディール/ドーチェスター/中軽井沢/夢のなかで行った町 [書誌情報] タイトル:わたしが行ったさびしい町 著者:松浦寿輝 出版社:新潮社 刊行日:2021年2月25日 頁数:272P 判型:B6判/ソフトカバー ISBN:9784104717040 [状態] A 帯あり/背表紙上端に若干イタミあり
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椅子さえあればどこでも酒場 チェアリング入門 / スズキナオ、パリッコ
¥500
SOLD OUT
[内容] 「チェアリング(持ち運びできる椅子を持って外で座る、酒を楽しむ)」という画期的な飲酒スタイルを提案した酒飲み待望の1冊です!酒飲みユニット「酒の穴」のパリッコさんとスズキナオさんが執筆・監修しています。公園や河原、川のほとり、都市の隙間など、どこでも椅子さえあれば自分だけの酒場が成立するというナイスアイデア読本。 [目次] チェアリングとは キャプテンスタッグ全面協力! アウトドアチェアの世界 「ベッド・イン」ちゃんまいさんと、お台場"トレンディ&アーバン"チェアリング すてきナイスチェアリスト名鑑 「人間椅子」和嶋慎治さんと都内で気軽に自然を感じるチェアリング コールマンの使えるアウトドアギア コナリミサトさん × 谷口菜津子さんの「チェアリング女子会」 ライムスター宇多丸さん、孤高のラッパーMETEORさんと飲む!TBS生放送スタジオ内でチェアリング チェアリング向きのおつまみ食べ比べ徹底検証! ベランダチェアリングの気楽な楽しみ 晴れた日曜にふらっと楽しむ大阪城公園チェアリング 安田理央と愉快な仲間たちによるチェアリング初体験ツアー ちょっと遠出してチェアリングしてみる~茨城県・水海道篇~ ほとんどキャンプ!川の水に足を泳がせながらの武蔵五日市チェアリング 都市部で気軽に水辺チェアリング「隅田川テラス」 チェアリングが憧れの雑誌に載った日 秋冬におすすめ、バードウォッチング × チェアリング=バードチェアリング 500円あれば手ぶらでOK! 100均チェアリングを試す [書誌情報] タイトル:椅子さえあればどこでも酒場 チェアリング入門 著者:スズキナオ、パリッコ 出版社:Pヴァイン 刊行日:2019年4月28日 頁数:119P 判型:B6判/ソフトカバー ISBN:9784909483126 [状態] A 状態良好です 帯あり
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BEYOND WORKING / TRAIL HEADS
¥3,000
[店主から一言] 2014年創業のトレイルヘッズという会社が出版している新しい働き方のムック。スタートアップなどの成長企業のオフィスを手がけたり、東京都檜原村のキャンプ場「HINOKO TOKYO」の運営により培ったパワーが誌面から滲み出ており、大手出版社からの刊行物とは一線を画した仕上がりに。独立系出版のよさが詰まってます。 コロナ禍を経て、新しい働き方にシフトしつつある2020年代の我々に必要な視座を与えてくれます。読んでさ、マジでワクワクした。こんな働き方もあるんだなって思いました。古くて新しい感じもした。『就職しないで生きるには』の令和版的な! [概要] 「仕事も、暮らしも、遊びも。全部を楽しみながら、シームレスに生きるには。」をテーマに、“働き方”と“生き方”の新たな境界線を探るムック本です。都市と自然を行き来しながら活動するフロントランナーたちのインタビューやロードトリップを通じた考察、地域での働く場づくり、さらに働く場にまつわる年表やブックガイドなど、多彩な視点で新しい働き方を模索する内容です。 [目次] TALK ABOUT WORKING 鼎談:「働く」が溶けていく」 小柴美保(MIDORI.so)×清田直博(Anadromous)×山口陽平(TRAIL HEADS) BACK TO NATURE ロングインタビュー:街を離れて自然の中へ 本間貴裕(SANUファウンダー)/小林宏明(Purveyors代表)/辻井隆行(Jリーグ執行役員・元パタゴニア日本支社長)/青野利光(SPECTATOR発行人・編集長) CARAVAN WORK ロードトリップインタビュー:旅をしながら仕事について考える 小阿瀬直/井上夏子(SNARK)/飯田昭雄(SNOW)/竹内友一(TREE HEADS) CREATING NEW WORK インタビュー:地域で働く場をつくる 清田直博×Village Hinohara/橋本健太郎(SCHEMA)×TATE Lab. MY BEST PHOTOBOOKS 新たな視点をもたらす写真集10選 中矢昌行(写真家)×井手裕介(編集者)×山口陽平 TIMELINE of WORKING / 働く場にまつわる年表・用語集 BOOK GUIDE / もっと自分らしく、気持ちよく生きるための6冊 TRAIL HEADS の旅の写真 [書誌情報] タイトル:BEYOND WORKING 出版社:TRAIL HEADS 刊行日:2024年12月13日 判型:B5変形判/ソフトカバー 頁数:144P [状態] A 状態良好/背表紙上端に若干イタミあり
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街角のホームズ えひめ面白散歩学 / えひめ路上観察友の会
¥800
[店主から一言] 1986年に赤瀬川源平や藤森照信、林丈二らによって結成され一世を風靡した「路上観察学会」。87年に松山で開催された、藤森照信の講演がきっかけでえひめ路上観察友の会が誕生したそうです。 トマソン、見立て、鉢植え物件、レトロ物件、看板表示など、THE・路上観察な視点で愛媛の町歩きレポが会員らにより報告されています。図版も町歩きの視点も豊富で面白いです! [書誌情報] タイトル:街角のホームズ えひめ面白散歩学 著者:えひめ路上観察友の会 出版社:創風社 刊行日:2000年4月1日 頁数:100P 判型:B5判/ソフトカバー ISBN:4915699846 [状態] B 背表紙上端にイタミあり/カバーにスレあり/通読には支障なし
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モダン・シティふたたび 1920年代の大阪へ / 海野 弘
¥1,000
[店主から一言] 珠玉の都市エッセイです! 平凡社の『太陽』編集長であり、芸術や都市論の名品を多数残した海野弘によるモダン都市大阪のエッセイ集です。各章は場所別に展開されているので、まるで海野さんの話を聞きながら一緒に大阪のあちこちを散歩しているような楽しさ。 長くなりますが、目次を引用しました。読んでもらえば、一緒に歩きたくなると思うから見てって! [概要] 本書は『サンケイ新聞(大阪本社版)』の夕刊1986年10月18日~87年2月9日まで連載されていたものに加筆修正された都市エッセイ集です。現代都市のライフスタイルを築いた1920年代のモダンな面影を探して、80年代中期の大阪を彷徨います。街並・建築・文化の変容や「モダン」を志向する都市空間を、写生するかのように描き出しました。 [目次] 序 / 一九二〇年代の大阪へ 地図1 みなと通・土佐堀通・四ツ橋筋 失われた都市を求めて / 大阪港 みなと通り遊歩 / 一岡ビルディング 電気と都市 / 大阪市交通局・関西電力九条営業所 都市と装飾 / 岩出建設株式会社 古さと新しさと / 宇川病院 教会の風景 / 川口基督教会 大阪カフェー第1号 / 川口のアパートメント 新しい鉄の橋 / 昭和橋 失われた水路 / 大阪市計量検査所 土佐堀ストリート / 山中ビル 玻璃窓とカアテン / 大平ビル 無秩序に大阪 / 山内ビル 未来先取り / 大同生命ビル 大阪のモダン・アート / 京町ビル アール・ヌーヴォー / 中山製鋼所ビル タイル・デコ / 富士電機産業 陽気過ぎる大阪 / 長瀬産業 ニュー・タウン / 大阪屋ビル プラネタリウム / 電気科学館 地図2 船場 西洋と東洋 / 大阪倶楽部 スクール・デコ / 愛日小学校 写真の時代 / つねなりすたじお スペイン風 / ヒサヤ大黒堂玄武会館 グルメの窓 / 北浜清友会館 朝のビル街 / 北浜ビルディング ビルに咲く花 / 大阪証券取引所 都市の獣たち / 北浜野村ビル 大阪都市計画 / 辻学園日本調理師専門学校中之島校 子どもの文化 / 集英小学校 アラベスク / 八木通商 ミッション / 浪花教会 大大阪 / 第一勧業銀行高麗橋支店 モダンガールの家 / 芝川ビル デパート / 三越百貨店大阪店 ファッション時計 / 生駒ビルヂング 平ぶら / 小川香料ビル ガス・リビング / 大阪ガスビル 和洋折衷 / 清水猛商店 木綿と女性 / 綿業会館 レッテルの時代 / 明治屋ビル 大阪洋行 / 内田洋行ビル 新興芸術 / 市田ビル 青いワンピース / 寺田ビル 銀バスと銀行 / 住友船場ビル 新しき雅味 / 京都相互銀行大阪支店 失われた地名 / 原田産業ビル 地図3 心斎橋筋・道頓堀・千日前・新世界 デパート・モダン / そごう百貨店 女性の職場 / 大丸百貨店 キネマと都市 / 松竹座 千日前ラビリンス / 大劇ビル 織田作の路地 / 高島屋東別館 新世界ルナパーク / 新世界国際劇場 映画館の闇 / 新世界グランド 温泉ブーム / パーク温泉 病める都市 / 大阪市大附属病院 大阪バウハウス / 大阪市立工芸高等学校 地図4 上町台地 アパート建築 / 大阪市営下寺町アパート 丘の女学生 / 大阪府立夕陽高校清香会館 聖徳太子と現代 / 大阪赤十字病院 煙の都 / 金甌小学校 ラジオ文化 / 大阪放送会館 ゴー・ストップ / 国民会館 地図5 梅田・天満・堂島・中之島 水都夜景 / 大阪市中央公会堂 サラリーマン河岸 / 大阪ビルヂング 日本のニューヨーク / 中央電気倶楽部 花嫁の学校 / ハッピー・ビル 人工楽園の悲哀 / 宇治電ビル 子どもと都市 / 曾根崎小学校 ターミナル百貨店 / 阪急ビルディング さらば大阪 / 大阪鉄道管理局 [書誌情報] タイトル:モダン・シティふたたび 1920年代の大阪へ 著者:海野 弘 出版社:創元社 刊行日:1987年6月1日 頁数:228P 判型:B6判/ハードカバー ISBN:9784422250052 [状態] B 背表紙上端にイタミあり/カバーにヨレあり/経年ヤケあり/天・小口にシミあり
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昭和旅行誌 雑誌「旅」を読む / 森正人
¥1,500
[店主から一言] 1924年~2004年まで刊行されていた雑誌「旅」を辿る誌上旅行は、近現代日本の旅行史を紐解く壮大な旅路です。日本でどのように旅が始まり、戦争による中断を経て、高度成長期に大衆化していったかがよくわかります。 6章ではディスカバージャパンや万博が、7章ではテーマパークなどの話題が展開されますが、私の生まれる少し前の旅の様子がわかって、個人的には興味深かったです。 [概要] 大正末期から昭和期にかけて発刊された旅行雑誌「旅」を通して、日本人の旅行意識の変遷を読み解いた1冊。読者・編集者・旅行者の視点から「旅」「観光」がどのように社会に浸透し、またどのような規範や文化を生み出してきたかが丁寧に描かれています。 [目次] 第1章 『旅』の創刊 第2章 観光を啓蒙する、観光で啓蒙する 第3章 戦争による国内旅行統制 第4章 終戦と国内観光の再出発 第5章 多様化する国内観光と海外への一歩 第6章 世界とふるさとを旅する 第7章 昭和の旅の終わり [書誌情報] タイトル:昭和旅行誌 雑誌「旅」を読む 著者:森正人 出版社:中央公論新社 刊行日:2010年12月20日 頁数:278P 判型:B6判/ソフトカバー ISBN:9784120041822 [状態] B 背表紙上端にイタミあり/小口にシミあり/角折れ跡あり/書き込みあり(ボールペン)/通読には支障なし
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ドボク・サミット / 武蔵野美術大学出版局
¥700
[店主から一言] 00年代は、ドボク、廃墟、珍スポットなどで沸いてましたよね~。書店の棚にもダムや工場燃え、廃墟写真集などが日に日に増えていっていました。新しいジャンルが誕生する瞬間に立ち会えて、ワクワクしたものです。特に2008年はエポックメイキングな年で、こういった都市鑑賞シーンのニューウェーブが沸点を迎えた1年だったと思います。 この本の元となった「ドボク・サミット」が(確かムサビで)行われたのも2008年でした。初期衝動のような1冊。懐かしさとともに振り返るのもグッド。初見の方には当時の熱を感じて欲しいです。 [概要] 『ドボク・サミット』は、ダム、団地、工場、ジャンクション、鉄塔、水門といった巨大な土木構築物を「鑑賞する」鑑賞者たちが集まり、プレゼンテーションや座談会を通じて「ドボク」の景観性・現在性・未来性を語る1冊です。風景として見落とされがちな構造物(時には悪い景観なんて言われることもありました)を、デザイン・写真・批評・エッセイなど多様な文脈で掘り下げ、土木構築物を「見る文化」として再発見しました。ブックデザインは寄藤文平さん。ドボくんキャラデザインはマニアパさん。 [目次] PRESENTATION/DAM(ダム)=萩原雅紀/DANCHI(団地)=大山顕/FACTORY(工場)=石井哲/JUNCTION(ジャンクション)=大山顕/ELECTRIC TOWER(鉄塔)=長谷川秀記/FLOODGATE(水門)=佐藤淳一/FRONTIER/ガソリンスタンドを追う日々=松村静吾/工場景観=八馬智/壁=杉浦貴美子/ライト・ドボク・ジュブナイル=バトン/SYMPOSIUM/STUDY/Landscape for the rest of us 私たちのための景観ガイド=石川初/土木をつくる、景観をつくる=御代田和弘/ドボク・エンタテインメント宣言=佐藤淳一/EPILOGUE [書誌情報] タイトル:ドボク・サミット 編者:ドボク・サミット実行委員会 著者:佐藤淳一・萩原雅紀・大山顕・石井哲・長谷川秀記・石川初・御代田和弘 出版社:武蔵野美術大学出版局 刊行日:2009年4月20日 判型:A5変形判/ソフトカバー 頁数:193P ISBN:9784901631822 [状態] ランクB 背表紙上端にイタミ/カバーに汚れと若干の破れ/経年ヤケあり/著者贈呈署名入り(宛名あり)/角折れあり
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LOCUST vol.4 長崎への 困難な旅路 / ロカスト編集部
¥2,000
[内容] コロナ禍での困難な旅雑誌の継続… …ということでまず応援したい気持ちになりました。メンバーの中にも色々な考えの人がいて、 コロナ禍での旅の是非というテーマも浮き彫りにな っています。 まさに「世界が歴史的な出来事で動いているとき」の生な記録としてとてもよかったです。「旅」そのものの持つ困難、長崎という土地に付随した固有の困難に向き合い続けて制作された1冊。濃厚です。 頓珍漢人形とトルコライスが気になった! [目次] 特集:長崎への困難な旅路 ロカスト座談会第1部 長崎という土地について ロカスト座談会第2部 コロナ禍を経て「旅行」の意義を見つめ直す 永井隆と痛みの神話 ポスト・ナショナリズムはどこにある?― 小田原のどかと長崎を語る― あてにならない地図 ― カズオ・イシグロの長崎を迷う 旅行の擁護 瓦礫を讃える戯曲集 ― 野田秀樹についての覚書 フィクションの中のナガサキ 長崎の三つの歌碑 沈黙のパジャマパーティー 対馬の朝鮮通信使 トンチンカンな長崎と人形 長崎のミュージアム 静かなる連想のコラージュ 五島列島の教会 霧と双眼鏡のある風景 鬼岳 長崎県五島市上大津町 インタビュー 中園成生(平戸市生月町博物館・島の館 学芸員) 雲仙地獄とハウステンボス― もうひとつのテーマパーク史 自然と人間の相互干渉の歴史 諫早湾の干拓事業 新しい「距離」を考えるための移動(デジタル・)オブジェクトとしての軍艦島と私 ガラス工房「瑠璃庵」オーナー・竹田克人さんとの対話から辿る「ガラスの道」 長崎の食 長崎の宿 Series 連載 特別企画 北出がまろんにお悩み聞きにゆく [書誌情報] タイトル:LOCUST vol.4 長崎への 困難な旅路 著者:イトウモほか 出版社:ロカスト編集部 刊行日:2020年11月22日 判型:B6判/ソフトカバー 頁数:178P [状態] 若干使用感ありますが良好です。中面に書き込みや角折などありません。
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LOCUST vol.03 岐阜県美濃地方 / ロカスト編集部
¥2,000
[内容] 2018年に創刊され「旅の体験から批評を立ち上げるプロジェクト」として活動されている旅雑誌。執筆者さんのプロフを見ると、ゲンロン系の方が何人かいらっしゃいます。 エリアのチョイスが渋い!創刊号は千葉内房、2号はFAR WEST 東京 八王子・福生・奥多摩、4号は長崎への困難な旅路、5号北海道、6号会津・中通りというラインナップがキレキレです。 岐阜への旅というと、合掌づくりなどの世界遺産で有名な飛騨高山地方の人気に隠れて、なかなか旅の目的地になりづらい美濃地方に注目しているのも熱いですよね。ローカルを深堀しながら、考える旅が展開されます。 円空や養老天命反転地、ジビエ料理など。ニッチですが大垣駅前に行くと必ず気になる金物屋さんが載っているのもよかったです。 [目次] 特集 MINO:La Région Centrale 岐阜県美濃地方 岐阜美濃絵図 美濃地方へのアクセス 岐阜(主に美濃)の歴史 紀行文 美濃:日本の中央地帯を歩く 中央地帯 M 亡霊の場所―大垣駅と失われた未来 美濃/八王子/断片 岐阜県の文学者たち 市民から見る―都市論を通して地域文化へ インタビュー/富樫 幸一(岐阜大学地域科学部教授) 岐阜・西濃エリア A チーム紀行文 静里旅館からハリヨ グーグルマップとタイムズシェアカーが彫る旅程 円空仏の慈悲 微笑む大黒天にハートをズッキュン誘惑されたのですが屈しません! 聴くことのフィギュール ガイド:岐阜とアニメ 線から域へ、域から線へ DMZ と朝鮮通信使 バーブ・アル=イスラーム 岐阜モスク ガイド:美濃地方の建築 養老天命反転地クロス体験記 大垣 金物屋のおばさん 写真論考 岐阜オブジェ 中濃・東濃エリア B チーム紀行文 藤村記念館 文学者の幽霊になる 岐阜城から東京スカイツリーを考える ルドルフの足あとを辿って 可食臓器と生命のゲシュタルト ジビエ論 間の土地のランドスケープ 中津川について 焼きものの生/性 ガイド:美濃地方の食 いろりの郷 奈かお インタビュー LOCUST 座談会 [書誌情報] タイトル:LOCUST vol.03 岐阜県美濃地方 著者:イトウモほか 出版社:ロカスト編集部 刊行日:2019年11月24日 判型:B6判/ソフトカバー 頁数:189P [状態] 若干使用感ありますが良好です。中面に書き込みや角折などありません。
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行方不明のドバトが見つかったvol.2 ノイジードバトウェーブ / 岩峰晴子、依鳩噤
¥1,200
[内容] 岩峰晴子さんと依鳩噤さんのユニットサークルによる鳩愛に溢れまくったZINEです! おもしろ同人誌バザールで見かけたのですが、ブース内のZINEのラインナップほぼ鳩でした。鳩愛がとんでもないことになっています! 鳩の博覧会の章では、鳩ラベル、鳩シガレットカード、鳩のエサやりの絵、鳩の絵葉書、擬人化された鳩など、紙もの雑貨類や文献の中から選りすぐりの鳩アイテムを紹介してくれます。 鳩スポット巡りの章では、日本の鳩名所だけでなく世界のドバトもチェックできます。浅草の鳩の人形焼きや、京都の鳩餅など、鳩土産の可愛さもたまりません。欲しい。 [目次] 鳩の博覧会 鳩スポット巡り 鳩の旋律 行方不明の土鳩 [書誌情報] タイトル:行方不明のドバトが見つかったvol.2 ノイジードバトウェーブ 著者:岩峰晴子、依鳩噤 刊行日:2019年5月6日 判型:A5判/ZINE 頁数:62P [状態] 良好です。ページ中面に書き込みや角折などありません。
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ハーレムの熱い日々 / 吉田ルイ子
¥300
[内容] 昨年(2024年5月)亡くなってしまった吉田ルイ子さんによる不朽の名作。60年代にフルブライト交換留学生として渡米し、ハーレムの黒人たちを被写体としたフォトジャーナリストに。偉大なる開拓者であり表現者です。 何種類もの肌の色が交錯する、アメリカの価値観と対峙する勇敢さ。安全な日本とは違う厳しい社会で、差別される側に立つ強さと優しさ。リアルな写真と、率直な語り口。50年経ったいまでも、その内容はまったく色褪せていません。 [書誌情報] タイトル:ハーレムの熱い日々 著者:吉田ルイ子 出版社:講談社(講談社文庫) 刊行日:1979年1月15日 判型:A6判/文庫 頁数:232P [状態] 表回りは良好です。中身に書き込みはありません。角折跡が3ヶ所あります。
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菊池寛に灰皿を / 平沢二拍+萩田洋文
¥1,100
[あらすじ] 文藝春秋の創始者であり「文壇の大御所」と呼ばれた菊池寛。 彼は昭和の偉人であると同時に、昭和の奇人である。数々の逸話が残されているが、なかでもとりわけインパクトのあるエピソードは「愛煙家だったが灰皿を使う習慣がなく、自宅が煙草の焼け焦げだらけだった」というもの。 「どうして誰も菊池寛に灰皿をあげなかったのでしょうね。ここはひとつ我々で選んであげてはどうでしょう?」 令和の奇人である「古書自由」萩田洋文氏から、そのようなカーブボールを投げかけられた私は、菊池寛へ贈る灰皿を探しに東京を彷徨っていたのだが――。 [目次] 1章 ショート・ショート・トリップ 萩田洋文 菊池寛に灰皿を選んであげるのはどうでしょう かの文藝春秋の創始者として名を馳せる偉人 灰皿なんかなんぼあってもいいですからね 今までみたことのない数の灰皿が並んでいた 小売店ウィンドウの設置代金が六圓六十銭 『菊池寛に灰皿を』の表紙 2章 あらかじめ失われた旅人 平沢二拍 雑司ヶ谷の旧宅跡から告別式をした護国寺へ 小石川のテニスコートと團平坂に眠る白鳥の歌 見え隠れする文豪を追い坂道を行ったり来たり 金魚たちは失われていくが世界一の孔子像は健在 東京交通会館のアンテナショップで理性崩壊する ニュー鳥ぎんの焼き鳥とカフェーパウリスタ珈琲 [収録(言及)スポット] シュベール新大久保店/Kagaya/高松市立中央公園/ペコちゃんmilkyドーナツ 目白駅店/雑二ストアー/料亭跡 寛/雑司ヶ谷 菊池寛旧宅跡/護国寺/竹早テニスコート/石川啄木終焉の地 歌碑・顕彰室/フランス大衆食堂ブイヨン小石川/大塚仲町 大黒湯/こんにゃくえんま商店街/鳳明館/樋口一葉菊坂旧居跡/宮沢賢治下宿跡/喫茶・中国茶 金魚坂/東京大学総合研究博物館/インターメディアテク/世界最大の孔子像 湯島聖堂内/大学最中 本郷三原堂/東京交通会館/スパゲッティ ジャポネ/barルパン/ニュー鳥ぎん/カフェーパウリスタ [書誌情報] タイトル:菊池寛に灰皿を 著者:平沢二拍+萩田洋文 出版社:Nuts Book Stand 刊行日:2025年7月27日 判型:A6文庫判/ZINE 頁数:60P
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湖畔のサンドイッチ / 萩田洋文
¥1,430
[内容] 様々に名前を変えて七変化的活動を続けている萩田洋文a.k.a古書自由 ツチノコ珈琲さんによる奇想のZINEシリーズ。本作は奇想天外なルポルタージュ小説(?)です。何しろ型破りなので、名づけようのない作品なのです。 失くしたモッズパーカ(ミリタリーコート)の行方を追っているうちに、wikipediaにもgoogleマップにも載っていない幻の湖「空石湖」へと辿り着いた……。この摩訶不思議な物語は湖畔のホテルから幕を開ける。 モッズパーカを探して、栃木県足利市、新宿御苑、大井競馬場フリーマーケット、千駄ヶ谷、上野公園、アメ横を彷徨い歩いていく。通り過ぎていく過去の町、現実の記憶。そこに現れるのは「本空石駅」という、見知らぬ駅だった…… [目次] 眺めのいい客室 もとはと言えばモッズパーカ 事情のないクローゼット 見えないメガネ サンドイッチ公園 時のよどみの古本屋 花火がビートルズ 物語の圏外で 探し物は夏の向こう側に 待ち合わせらしい待ち合わせ 使途不明で意図不明 モッズパーカが陳列されたら秋 私には地図が必要だった 「空石湖」と名付けた 窓際に置いたペットボトルさえも 空石湖レイクホテル 二羽のカラスがネタ合わせ 湖畔のサンドイッチ 路上のシュルレアリスム展 [書誌情報] タイトル:湖畔のサンドイッチ 著者:萩田洋文 出版社:古書自由 刊行日:2024年5月5日 判型:A6文庫版/ソフトカバー 頁数:98P
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KEEP ON CLIMBING / LC協会
¥880
[内容] 様々に名前を変えて七変化的活動を続けている萩田洋文a.k.a古書自由 ツチノコ珈琲さんによる奇想のZINEシリーズ。めっちゃ面白いです! 今回は謎に包まれた「LC協会」という団体が著者になっているのですが……。「Lazy Climber(レイジークライマー)」直訳すると、「怠惰な登山者」。一体どういう団体なのでしょうか? "私が協会の存在を知ったのはロンドンのセシル・コートの古本屋で手に入れた『世界無精者研究』においてであった。山に登ることなく登山を成し遂げようと創意工夫を凝らす団体だ。1893年5月、登山用の装備を完全に済ませて、麓の登山口に寝転んで山を眺め、パイプをくわえながら想像の中で、彼らが「登頂」をはたした記録が残されている。実はこの協会、現在も存在しており私はその一員だ。本書は協会が訪日した際に試みたいくつかの「登山」の記録だ。ぜひ、どこかの山頂で読んで欲しいものである。"(まえがきより) さあ虚実皮膜の萩田ワールドで、登山バイブスを高めよう! [目次] 世界一を上る 世界一の山は日本に/山登りの作法/山頂の軽食/山に棲む生き物たち/アルプスを越え高尾へ/ポケットに山を忍ばせ 超低山を上る 世界の低山事情/圧倒的な日本の低山群/標高"ゼロ"メートル/浅草で超低山をめぐる/マボロシの三峰山/純喫茶マウンテン ホテルを上る 山に宿泊するためには/登山用具とギター/カレーライスと音楽/山の上ホテル/山の上モンブラン/601号室 ゲームを上る ファミコンの山登り/プレステの山登り/ネトゲの山登り/駄菓子屋ゲームの山登り/すすむ、もどる/10円でプレイ 水平山を上る 水閉山とは何なのか/中野ブロードウェイ/サンモール~中野通り/大久保通り~山手通り/青梅街道~淀橋/成子天神社の富士塚 [書誌情報] タイトル:KEEP ON CLIMBING 著者:LC協会 製作:萩田洋文 出版社:古書自由 刊行日:2022年10月10日 判型:A6判/文庫 頁数:72P
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奇っ怪なポタリング / 古書自由
¥1,650
[内容] 奇書ですよ!奇書が来ましたよ! 最初何を言ってるんだろうと思いました。1980年代に全国のキッズたちを恐怖のどん底に突き落とし、PTAの方々の目を吊り上げた「口裂け女」。そんな言わば都市伝説の女王を求めて、ポタリング(=自転車で旅)をする? しかも旅先は、口裂け女発祥の地とされている岐阜ではなく、群馬。もしも「口裂け女」が実は口が裂けてなく上州名物「焼きまんじゅう」を食べただけの人だったらという仮説に基づいての群馬周遊なのです。 ポタリングが始まると一瞬口裂け女を忘れるほど、群馬のローカルの細部が楽しくて気もそぞろになります。ポタリングで寄る場所のピックが渋いです。駅とか健康ランドとかのローカルのいなたい良さが存分に味わえそう。 口裂け女、焼きまんじゅう、田山花袋、山田うどん、ロードサイド、メヌマポマード。伝説と噂とローカルな風景を縦横無尽にサンプリング。 スクラッチみたいに入ってくるコラムはノイズじゃないよ実用的です。ポタリングの時の装備や自転車についてなどの実用的なガイドにもなっています、突然。 色んな要素のごった煮感がMix tapeみたいで、これは本でHip hopを実践しているのではないかと思いました。まったく新しい本の冒険です。 第2部では「一つ目小僧」が気になってBGMを流しながらポタリング。目的地はやはり群馬と埼玉です。 普通のおいなりさんより倍ぐらい細長い不思議な稲荷寿司の専門店が軒を連ねていて、しかも売切れ続出という「稲荷寿司ロード」がめちゃくちゃ気になってしまい、すぐにでも群馬に行きたいです。 [目次] 第1部 口裂け女とポタリング 1章 口裂け女じゃない、口裂けてない女なんだ ……口裂け女、再来 ……口裂けてない女 ……上州名物の銘店 【ポタリング】川を跨ぐ八木節コース 2章 口裂けてない女のファッションチェック ……待ち伏せコーデ ……持ち物チェック ……鎌と釜と赤城颪 【ポタリング】川を跨ぐ文学者コース 3章 呪文のポマードが、メヌマポマードならば ……ポマードの銘柄 ……聖天様と呑龍様 ……曖昧な県境 【ポタリング】川を跨ぐ言伝えコース 第2部 一つ目小僧とポタリング ……なんだか気になる一つ目小僧 【BGM】コンドルは飛んでいく ……神々の喧嘩 【ポタリング】スタートは南米「ブラジル」から⁉ 【BGM】Big River ……利根川を挟む神々 【ポタリング】「ブラジル」→「フランス」→「インド」 【BGM】Eyes of the World ……目一つの神 【ポタリング】「ゾウ」→「ライオン」→「スネーク」 【BGM】Iron Lion Zion ……鍛冶と、目一つと、待つ 【ポタリング】「アイアン」→「ブロンズ」→「ゴールド」 【BGM】魚つりブルース ……多々良沼の大仏伝説 【ポタリング】「うずら」→「スワン」→「ニワトリ」 【BGM】ハミングバード [書誌情報] タイトル:奇っ怪なポタリング 制作:ツチノコ珈琲 発行者:萩田洋文 出版社:古書自由 刊行日:2023年11月11日 判型:A6文庫版/ZINE 頁数:214P
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宇宙喫茶・町田店 / 萩田洋文
¥990
[内容] 「俵万智が詠ったコーラの自動販売機をさがして」東京都町田市を彷徨い歩く、奇想の旅小説ZINEです! 探し物をしに町田へ。なぜか自販機をカスタムするのがやめられない。俵万智と沢田研二のTOKIOで空を飛び。城南信用金庫のショーウィンドウ、トレジャーファクトリー町田店、町田パリオ、町田仲見世商店街。現実世界の町田を彷徨う。虚実皮膜の唯一無二の世界観。 [目次] 古本と中古レコード 1995年某月某日 トーキング・アバウト・福生 あのグルーヴがずっと 俵万智が詠ったコーラの自販機 二本のコーラを飲んだ二人 町田の空飛ぶ宇宙喫茶店 2024年1月1日 2024年1月7日 城南信用金庫のショーウィンドウ トレジャーファクトリー町田店 「言葉にならない」を言葉に 2025年4月26日 町田パリオ 町田仲見世商店街 さがしものは町田にある 2025年5月23日 [書誌情報] タイトル:宇宙喫茶・町田店 著者:萩田洋文 出版社:古書自由 刊行日:2025年7月6日 判型:A6文庫判/ペーパーバック 頁数:60P
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小さな泊まれる出版社 / 真鶴出版
¥2,860
[内容] 神奈川県にある静かな港町・真鶴。条例として制定された「美の基準」を町の人々が大切に守り、現在まで続く美しい町並みが形成されています。そんな真鶴の町に遊びに行くときに、玄関口になってくれる心強い存在なのが ”小さな泊まれる出版社” 真鶴出版さん。 本書に出会ったのは横浜で開催されている「本は港」というイベントでした。「"泊まれる出版社"って、なんて面白そうなんだ!」と、居ても立っても居られずに泊まりに行きました。真鶴の町のガイド付きで、町の産物や美の条例のことなど、実際の町を歩きながら教えてもらえてとても楽しい時間を過ごせました。 そして泊まれる出版社は、贅沢なことに一棟丸ごと貸切でした。本書に掲載されている「真鶴出版2号店」をつくる物語で登場する、木造2階建ての家のコンセプトは「旅と移住の間」ということで、まさにそんな気持ちで泊まりました。 通りすがりの旅人よりも町にコミットしてみたい。でも移住なんて大それたことができるのかしら。そんな自分の居場所に対する揺れる思いを受け止めてくれる存在が、この泊まれる出版社なのです。 地球のどこかに自分たちのささやかで大切な居場所をつくること、自分たちの力で町に溶け込みともに地域をつくっていくこと、これからの時代にとってとても大切な行いを実践された記録です。 移住の話、ローカルビジネスの実践の話、出版社兼ゲストハウスをつくる話、かかったお金の話も赤裸々に書いて下さっているので、これからどこかのエリアで何か始めてみたい方にも大変参考になると思います。 真鶴出版さんは、今年(2025年)10周年を迎えます。 *真鶴出版さんの作品はamazonなどのマンモス流通には乗せず、ローカルorインディペンデントな人々により読者のみなさまひとりひとりに手渡すように届けられています* [目次] はじめに column 真鶴のこと 泊まれる出版社をつくる プロジェクトメンバー 1 真鶴に来るまで 2 泊まれる出版社のはじまり 3 背戸道の家とトミトアーキテクチャ 4 どんな場所にするのか? 5 怒涛の工事期間 資料 設計図の変遷 資料 予算と実績 資料 スケジュール column 『美の基準』のこと 小さな町で見つけた未来 対談 コトと向き合う建築家(建築家・トミトアーキテクチャ) 対談 ポップとソーシャルのあいだ(写真家・MOTOKO) 細部にある物語 建築写真(写真家・小川重雄) おわりに [書誌情報] タイトル:小さな泊まれる出版社 著者:川口瞬、來住友美 出版社:真鶴出版 刊行日:2019年12月20日 判型:A5変形判/ソフトカバー 頁数:176P
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やさしいひもの / 川口瞬
¥990
[内容] 風光明媚な港町、神奈川県の真鶴町。地元の案内役として有名な「泊まれる出版社 真鶴出版」さんが発行しているひものZINEです! ひものは「古くて新しいオーガニックフード」。 基本編と応用編からなるひものの食べ方、保存方法、ひものの種類や歴史、生産者へのイタンビューもあって、ひものを見つめ直す1冊。 神奈川県真鶴町の2軒のひもの屋さんで交換できる「ひもの引換券」付きです! *真鶴出版さんの作品はamazonなどのマンモス流通には乗せず、ローカルorインディペンデントな人々により読者のみなさまひとりひとりに手渡すように届けられています* [書誌情報] タイトル:やさしいひもの 著者:川口瞬 出版社:真鶴出版 刊行日:2016年3月30日 判型:A5判/ZINE 頁数:30P 特典:ひもの引換券
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日常2 特集:暮らし、なりわい、まちやど。/ 日本まちやど協会
¥2,000
[内容] このインディペンデントな雑誌と出会ったのは、HAGISOが運営するシェア型書店〈西日暮里BOOK APARTMENT〉でした。 地域に根差した活動をしている人々が丁寧に取材されている本誌は、一般社団法人 日本まちやど協会という団体が発行しているのですが、中の人はHAGISOの宮崎晃吉さん、真鶴出版の川口瞬さん、ということで間違いないですね。手に取った瞬間にびびっとくる「いい雑誌」です。 「まちやど」とは、「まちを一つの宿と見立て、宿だけでなくまち全体を楽しんでもらう宿泊施設のこと。ゲストがそのまちの日常を過ごせるように、まちの入り口となることを目指している。」とあって、真鶴出版やHAGISOの取り組みが名付けられたもの。 ローカルorスモールビジネスに興味のある方、ゲストハウスを運営したい方、消費だけじゃ物足りないから生産したい方にはとくに猛プッシュです! ちなみに今号は「消費からつくるへ」が裏テーマ。「販売店の人も参加してよ!」ってことで、表紙のぐるぐる渦巻きはNutsBookStand画伯平沢がマッキーで一筆書きしたものです(笑) 1冊ずつ個体差があります。味と思って下さい。 *真鶴出版さんの作品はamazonなどのマンモス流通には乗せず、ローカルorインディペンデントな人々により読者のみなさまひとりひとりに手渡すように届けられています* [公式HPより] 日本まちやど協会の発行する、地域に根ざす人々を取材する雑誌『日常』。ついに第2号が完成しました! 全国各地のまちやど実践者でつくる雑誌『日常』は、真鶴出版 川口が編集長を務めています。今号からは、ブルースタジオ・大島芳彦さんと、栞日・菊地徹さんという強力なメンバーが加わりました。 取材先は、編集部が「今気になるローカルの活動」をもとに決めていきました。 今回メインで取材したところは、〈FUJIYA HOSTEL〉(鹿児島県・甑島)、〈本屋・生活綴方〉(神奈川県・横浜)、〈ただの遊び場〉(秋田県・五城目町)、〈神水公衆浴場〉(熊本県・神水)。 特集は「暮らし、なりわい、まちやど」として、まちやどオーナーの仕事と暮らしに迫ります。 さらにローカルの大先輩である、〈1988 CAFE SHOZO〉の菊地省三さんに取材を敢行。『日本列島回復論』の井上岳一さんによる寄稿や、雑誌『民藝』編集長の高木崇雄さんとの鼎談など、盛りだくさんの一冊となっています。 [目次] 日常1 FUJIYA HOSTEL 日常2 本屋・生活綴方 特集 暮らし、なりわい、まちやど。 第二回まちやどオーナー座談会 漫画 今もどこかで(イッテツ) 日常3 ただのあそび場 コラム 肉屋のコロッケからまちの底力を知る(大島芳彦) 日常4 神水公衆浴場 インタビュー 一本の通りから考えるカフェ。(1988 CAFE SHOZO 菊地省三) 寄稿 地域をつなぎ直し、文化を核に経済をつくる。(井上岳一) コラム まちやど体験記〈蔟屋〉(福田一馬) 民藝とまちやど その1 (高木崇雄) 客室心地分析〈hanare〉(岡昇平) まちやど百景 朝ごはん/ユニフォーム/名物おかあさん/とっておきの風景/おすすめの店/マップ おまけ クロスワード/まちがいさがし 付録 まちやど一覧 [書誌情報] タイトル:日常2 特集 暮らし、なりわい、まちやど。 発行人:宮崎晃吉 発行元: 一般社団法人 日本まちやど協会 発売元:真鶴出版 編集長:川口瞬(真鶴出版) 刊行日:2022年9月17日 判型:B6/ソフトカバー 頁数:148P
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日常3 特集 まちを歩く。地域をつなぐ。/ 日本まちやど協会
¥2,500
[内容] このインディペンデントな雑誌と出会ったのは、HAGISOが運営するシェア型書店〈西日暮里BOOK APARTMENT〉でした。 地域に根差した活動をしている人々が丁寧に取材されている本誌は、一般社団法人 日本まちやど協会という団体が発行しているのですが、中の人はHAGISOの宮崎晃吉さん、真鶴出版の川口瞬さん、ということで間違いないですね。手に取った瞬間にびびっとくる「いい雑誌」です。 「まちやど」とは、「まちを一つの宿と見立て、宿だけでなくまち全体を楽しんでもらう宿泊施設のこと。ゲストがそのまちの日常を過ごせるように、まちの入り口となることを目指している。」とあって、真鶴出版やHAGISOの取り組みが名付けられたもの。 今号の特集は町歩き!なので旅好き、散歩好きにもおすすめです!生粋の町歩きストでもあるまちやどオーナーたちが、町歩きのコツを伝授してくれます。「まち歩き8か条」では、知らない町に行ったときにどうやって歩いたらいいか具体的に教えてくれます。 あとですね、路上観察や考現学の歴史を紐解いた年表コーナーがとてもいいです!町歩き好きは必見です! *真鶴出版さんの作品はamazonなどのマンモス流通には乗せず、ローカルorインディペンデントな人々により読者のみなさまひとりひとりに手渡すように届けられています* [公式HPより] 雑誌『日常』は〈日本まちやど協会〉が発行する、地域に根ざす人々を取材する雑誌です。 真鶴出版・川口が編集長を務めます。 第3号の特集テーマは「まちを歩く。地域をつなぐ。」まち歩きに焦点をあて、まち歩きを楽しむ視点や、まちの人やその地域の背景とつながるためのポイントも紹介しています。さらに、「考現学」や「路上観察学」のまわりを分析し、まち歩きの歴史をさかのぼります。 そして今回も、全国の個性的な地域に根ざす場所を取材しました。愛知・南知多にある「漁師が長靴で入れる」イタリア料理店〈OSTERIA Bianchetti〉。文化がごちゃ混ぜな京都・西舞鶴にあるまちやど〈古民家の宿 宰嘉庵〉。群馬・前橋のまちの「B面」をつくる市役所職員〈マチスタント〉。和歌山・加太にある、アーティストが営む港町のたこ焼き屋〈さちまる〉。 また、雑誌づくりの大先輩であり、今年五島列島に拠点を移した『nice things. 』編集長の谷合貢さんや、料理研究家・土井善晴さんに地域への向き合い方について話をうかがっています。 『ほどよい量をつくる』の甲斐かおりさんからの寄稿もあります。 そして雑誌『日常』は毎号、一冊一冊異なる表紙をつくっています。 今号は取材先の一つである、群馬県前橋でいただいたレンガを砕き、乳鉢で擦り、膠(にかわ)と混ぜてインクとし、表紙に一枚一枚手塗りしています。 より手触り感のある表紙になっておりますので、楽しみにしていただけたらうれしいです。 [目次] 日常1 OSTERIA Bianchetti 日常2 古民家の宿 宰嘉庵 特集 まちを歩く。地域をつなぐ。 漫画 今もどこかで(イッテツ) 日常3 マチスタント コラム 肉屋のコロッケからまちの底力を知る その2(大島芳彦) 日常4 さちまる インタビュー 故郷で描く、雑誌の未来。 『nice things.』谷合貢 寄稿 野花から花束を ─地域を開き、文化をつなぐ人たち 甲斐かおり コラム まちやど体験記〈奈良町宿 紀寺の家〉 福田一馬 民藝とまちやど その2 土井善晴 客室心地分析〈guest house MARUYA〉 岡昇平 第3回 まちやどオーナー座談会 まちやど百景 名物おかあさん/マップ/朝ごはん/おすすめの店/とっておきの風景/ユニフォーム おまけ クロスワード/まちがいさがし 付録 まちやど一覧 [書誌情報] タイトル:日常3 特集 まちを歩く。地域をつなぐ。 発行人:宮崎晃吉 発行元: 一般社団法人 日本まちやど協会 発売元:真鶴出版 編集長:川口瞬(真鶴出版) 刊行日:2023年12月22日 判型:B6/ソフトカバー 頁数:164P
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ホーボー ホームレスの人たちの社会学(上下巻セット) / ネルス・アンダーソン
¥5,800
[内容] 「シカゴ都市社会学古典シリーズ」の三作目です。 本シリーズは「アメリカ都市社会学の祖型をなす1920-30年代の初期シカゴ学派の最大の知的資産である、都市エスノグラフィ叢書のセレクションズ」(刊行の辞より)ということで、アメリカ都市社会学の古典でありエスノグラフィの基本文献です。 著者のネルス・アンダーソンは、自身も貧しい幼年時代を過ごしたホボヘミア出身の異色の研究者。訳者あとがきの人物評に詳しいので引用します。 "ネルス・アンダーソンは、さまざまな意味での障壁や自らの異質性と闘い続けてきた人であった。少年のころは移民の子のホーボーとして世間と、シカゴ大学時代は友人との階層的な異質性と、そして学問的には自ら選んだ対象や方法に対する周囲のあつれきと、そしてまた、パークやバージェス以降の社会学をとりまくアメリカ社会学の新しい潮流やアカデミズムと、アンダーソンは静かに闘いを続け、葛藤を乗り越えた人であった。" 学術書ですが、丁寧な実地調査、実際に見聞したリアルかつ具体的な描写は、読みやすく心に響きます。ノンフィクションがお好きな方にもおすすめです。 [目次] 第一部 ホボヘミア ホームレスの人たちの住処 ホボヘミアの定義/ジャングル 放浪のなかのホームレスの人たち/簡易宿泊所 滞在しているときのホームレスの人たち/ホボヘミアにおける《切り抜け》 第二部 ホーボーの諸類型 彼らはなぜ出郷するのか/ホーボーとトランプ/ホーム・ガードとバン/仕事 第三部 ホーボー問題 保健/ホームレスの人たちの性生活/市民としてのホーボー 第四部 問題への対処の仕方 ホボヘミアの人物群像/ホーボーの知的生活/ホーボーソングとバラード/石鹸箱と広場/ホーボーの社会的政治的組織/布教団体と福祉組織 [書誌情報] タイトル:ホーボー ホームレスの人たちの社会学 シカゴ都市社会学古典シリーズNo.3 著者:ネルス・アンダーソン 訳者:広田康生 出版社:ハーベスト社 刊行日:1999年5月10日、2000年11月15日 判型:A5判/ハードカバー 頁数:186P、236P [状態] 経年による使用感はありますが、中面には書き込みや角折りなどありません。
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日本の路線図 / 宮田珠己他
¥1,600
[内容] 北海道から沖縄まで、全国149社(路線)の公式路線図の図鑑です。 路線図って見てるだけで旅気分が味わえて、妄想旅行が楽しいですよね。 資料性の高い1冊です。 [書誌情報] タイトル:日本の路線図 著者:宮田珠己、井上マサキ、西村まさゆき 出版社:三才ブックス 刊行日:2020年3月19日 判型:B5判/ソフトカバー 頁数:285P [状態] 背表紙の上にヨレがありますが、そのほかは良好です。中身に書きこみや角折れなどはありません。
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【観光地絵葉書】十和田湖と奥入瀬渓流
¥500
[内容] 昭和の観光地絵葉書です。 7枚の絵葉書が入っています。 十和田湖周辺のイラストマップ付きです。可愛い。 [書誌情報] タイトル:十和田湖と奥入瀬渓流 場所:青森県 刊行:昭和時代 判型:A6判/絵葉書 枚数:7枚 [状態] 袋には経年によるシミや破れなどがあります。絵葉書は未使用です。
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【観光地絵葉書】沖縄のすべて
¥500
[内容] 昭和の観光地絵葉書です。 沖縄の闘牛、ひめゆりの塔、未来の海上都市アクアポリスなど37枚のポストカードが入っています。 沖縄の解説とマップ付きです。 [書誌情報] タイトル:沖縄のすべて 場所:沖縄県 発行元:優美堂 刊行:昭和時代 判型:166mm×117mm/ポストカード 枚数:37枚 [状態] 袋には経年によるシミや破れなどがあります。絵葉書は未使用です。