-
菊池寛に灰皿を / 平沢二拍+萩田洋文
¥1,100
[あらすじ] 文藝春秋の創始者であり「文壇の大御所」と呼ばれた菊池寛。 彼は昭和の偉人であると同時に、昭和の奇人である。数々の逸話が残されているが、なかでもとりわけインパクトのあるエピソードは「愛煙家だったが灰皿を使う習慣がなく、自宅が煙草の焼け焦げだらけだった」というもの。 「どうして誰も菊池寛に灰皿をあげなかったのでしょうね。ここはひとつ我々で選んであげてはどうでしょう?」 令和の奇人である「古書自由」萩田洋文氏から、そのようなカーブボールを投げかけられた私は、菊池寛へ贈る灰皿を探しに東京を彷徨っていたのだが――。 [目次] 1章 ショート・ショート・トリップ 萩田洋文 菊池寛に灰皿を選んであげるのはどうでしょう かの文藝春秋の創始者として名を馳せる偉人 灰皿なんかなんぼあってもいいですからね 今までみたことのない数の灰皿が並んでいた 小売店ウィンドウの設置代金が六圓六十銭 『菊池寛に灰皿を』の表紙 2章 あらかじめ失われた旅人 平沢二拍 雑司ヶ谷の旧宅跡から告別式をした護国寺へ 小石川のテニスコートと團平坂に眠る白鳥の歌 見え隠れする文豪を追い坂道を行ったり来たり 金魚たちは失われていくが世界一の孔子像は健在 東京交通会館のアンテナショップで理性崩壊する ニュー鳥ぎんの焼き鳥とカフェーパウリスタ珈琲 [収録(言及)スポット] シュベール新大久保店/Kagaya/高松市立中央公園/ペコちゃんmilkyドーナツ 目白駅店/雑二ストアー/料亭跡 寛/雑司ヶ谷 菊池寛旧宅跡/護国寺/竹早テニスコート/石川啄木終焉の地 歌碑・顕彰室/フランス大衆食堂ブイヨン小石川/大塚仲町 大黒湯/こんにゃくえんま商店街/鳳明館/樋口一葉菊坂旧居跡/宮沢賢治下宿跡/喫茶・中国茶 金魚坂/東京大学総合研究博物館/インターメディアテク/世界最大の孔子像 湯島聖堂内/大学最中 本郷三原堂/東京交通会館/スパゲッティ ジャポネ/barルパン/ニュー鳥ぎん/カフェーパウリスタ [書誌情報] タイトル:菊池寛に灰皿を 著者:平沢二拍+萩田洋文 出版社:Nuts Book Stand 刊行日:2025年7月27日 判型:A6文庫判/ZINE 頁数:60P
-
東京滞在記 / 平沢二拍
¥300
[あらすじ] 東京都下の郊外・小平市に生まれてから42年間ずっと東京暮らし。現在は新宿区在住。そんな東京生まれ東京育ちの私が「旅するように、東京で生活してみた」記録です。2024年4月6日から5月24日までの"旅"の絵日記をお楽しみ下さい。 [収録内容] 高田馬場の老舗イタリア料理で童心に帰る/西新宿の「ソロ山」に登っておひとりさまタイム/日本独自のカレー文化ドライカレーの発祥地/庭を見ながらわんこそばスタイルの珈琲/「グリーンタワービル」が緑色すぎる/都内集合住宅の先駆けゲタバキ団地で地元民パスタ/PARCOの屋上で田我流に揺れる/中央線カオスが煮詰まった高円寺の濃い本屋たち/昭和産のネオ日本食な洋食とノスタルジー定食/代官山の名建築ヒルサイドテラスでエッセイを読む/リーズナブルだけどチープでない宝石みたいなケーキ/多すぎるのに居心地いい国分寺の"過剰店"/多摩モノレールでメルヘンバブルな多摩センターへ/神保町の老舗喫茶店/ペッパーくんが踊り狂うディストピアの新風景/アメリカ映画みたいな箱中華をフードコートで [収録スポット] ◎たべる タベルナ/ソロ山/カフェハイチ 新宿センタービル店/麻布台ヒルズカフェ/ティーサロン ピカケ/デニーズ新宿中央公園店/Trattoria Matsumoto/THE CITY BAKERY吉祥寺パルコ店/ブルースカイコーヒ―/STARBUCSキラリナ京王吉祥寺店/洋食の店 クロンボ/CITY Coffee/定食ヤシロ/レストランチャモロ/ヒルサイドカフェ/桜丘カフェ/近江屋洋菓子店/フジランチ/胡桃堂喫茶店/ほんやら洞/キッチンカロリー本店/ミロンガ・ヌオーバ/喫茶トお酒 襤褸 ボロ ◎あそぶ・みる 麻布台ヒルズ スカイロビー/増上寺/芝公園/新宿グリーンタワービル/戸山ハイツ/M&M 吉祥寺PARCO/多摩都市モノレール線/パルテノン多摩/丘の上パティオ/元鶴谷洋服店/東急プラザ渋谷/Pepper PARLOR/PANDA EXPRESS/MIYASHITA PRAK ◎よむ 文禄堂 高円寺店/タタbookshop/gallery/古書サンカクヤマ/古書十五時の犬/そぞろ書房/Space Utility TOKYO/代官山蔦屋書店/早春書店/Flying Books [書誌情報] タイトル:東京滞在記 著者:平沢二拍 出版社:NutsBookStand 刊行日:2025年2月23日 判型:A5判/ZINE 頁数:15P [特典] 自己紹介ZINE「本屋紹介紙片 Nuts Book Stand Store Introduction」も一緒にお届けします!
-
日本の路線図 / 宮田珠己他
¥1,600
[内容] 北海道から沖縄まで、全国149社(路線)の公式路線図の図鑑です。 路線図って見てるだけで旅気分が味わえて、妄想旅行が楽しいですよね。 資料性の高い1冊です。 [書誌情報] タイトル:日本の路線図 著者:宮田珠己、井上マサキ、西村まさゆき 出版社:三才ブックス 刊行日:2020年3月19日 判型:B5判/ソフトカバー 頁数:285P [状態] 背表紙の上にヨレがありますが、そのほかは良好です。中身に書きこみや角折れなどはありません。
-
遊廓へ 女子ひとりで街歩き / 花房ゆい
¥700
[内容] 大阪の飛田新地にある元遊郭の料理店〈鯛よし百番〉に衝撃を受けて、全国の遊郭跡巡りをするようになったという著者。全国の一度は訪れてみたい遊郭跡が、丁寧に探訪されています。 写真も豊富で、往時の遊郭のよすがを紙面で辿る旅ができます。 遊郭跡に泊まる章もあって、今では転業旅館として経営されている遊郭建築の紹介があるのも嬉しいところ。青森の〈新むつ旅館〉など、一度は訪れてみたい名遊郭跡地が余すことなく紹介されています。 [目次] 【まるで映画のセット】編 恋多き女たちの嬌声を聞く「鳩の街」 燃えた廓のランドマーク「田町遊廓」 雨に濡れる軍都の廓「有楽荘」 高瀬川沿いの桃源郷「五條楽園」 川岸に浮かぶ蜃気楼「橋本遊廓」 陰と陽の遊廓跡「洞泉寺遊廓/東岡遊廓」 門前町で精進落し「宝山寺新地」 土手下の旅館街「玉水新地」 コラム1 五條楽園で暮らす――ポン酢屋さんの場合 【色里の忘れがたい建物】編 男と女の夢のあと「気仙沼のダンスホール」 風光明媚を誇った悲運の歓楽街「吉文」 阿部定の幻影に逢える場所「大正楼」 港町ブルーの三層楼「春駒」 風待ち港にアプレ娘の影を見る「CAFE RUMI」 朽ちゆく妓楼はいま「糸崎の廃妓楼」 門司のあの娘に会いたい「女体が誘うカフェー建築」 コラム2 いい窓コレクション 【昔からずっと夜の街】編 変わらぬ水路と松並木「尾花新地」 華やかな昭和の夜を垣間見る「富岡二町通り」 なにわのアットホーム新地「松島新地」 猫たちが住むソープ街「福原」 情け深いノスタルジック港町「尾道新開」 中学生男子、赤線の記憶「益田新天街」 コラム3 遊廓跡に住まう猫 【遊廓跡に泊まる】編 空中回廊のある妓楼「新むつ旅館」 はじめての遊廓遠征「中村旅館」 雪国で人情味に触れる「松山旅館」 都心に佇む端正な商人宿「一楽旅館」 コラム4 娼婦たちのおしゃれ事情 [書誌情報] タイトル:遊廓へ 女子ひとりで街歩き 著者:花房ゆい 出版社:柏書房 刊行日:2018年11月27日 判型:A5判/ソフトカバー 頁数:128P [状態] 良好です
-
北関東の異界 エスニック国道354号線 絶品メシとリアル日本 / 室橋裕和
¥1,300
[内容] 群馬県高崎市から茨城県鉾田市まで北関東を横断する国道354号線は、外国人コミュニティが多数存在するいわば「エスニック国道」だといいます。 モスクの間借りカレー、技能実習生メシ、中古車オークションとパキスタン料理などなど。北関東のミックスカルチャーを存分に堪能できる読み応えのある1冊です。 茨城の「亀仙人街」に行きたいです。 [目次] 第一章 伊勢崎 バブルが異国の風を運んできた 第二章 太田・大泉 よそものたちがつくった街 第三章 館林 カレーの香りの向こうに難民 第四章 小山 宴は中古車オークションのあとで 第五章 古河 畑の中にぽつんとアジアン長屋 第六章 境 食べて、祈って、集まって 第七章 坂東 外国人が日本の土を守る 第八章 常総 亀仙人街は今日も大賑わい 第九章 土浦・笠間 農村から聞こえるタイ演歌 第十章 鉾田 エスニック国道の果てに コラム 北関東ダイバーシティの原点は渋沢栄一にある? コラム 急激な国際化の裏にあるもの コラム 「フホー」に支えられる茨城の農業 [書誌情報] タイトル:北関東の異界 エスニック国道354号線 絶品メシとリアル日本 著者:室橋裕和 出版社:新潮社 刊行日:2023年3月17日 判型:B6判/ソフトカバー 頁数:288P [状態] 良好です
-
チョンキンマンションのボスは知っている / 小川さやか
¥1,200
[内容] めちゃくちゃ面白いです! 本書は、第8回河合隼雄学芸賞、第51回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞しています。 サブタイトルに「アングラ経済の人類学」と謳われているように、著者は文化人類学の研究者なのですが、人類学を学んだことがなくても大丈夫。知らない世界のノンフィクション読み物としてぐんぐん読めてしまいます。 調査対象(というより潜入先みたいな感じ!)は、香港の魔窟のような怪しさを放つ雑居ビル「重慶大厦 チョンキンマンション」です。裏稼業、金儲け、ブローカー、愛、友情、母国。さまざまなテーマから切り込んで立体的に描き出される、香港に住むアフリカ移民の逞しい世界。 ドラマかと思うようなアングラ世界の日常が、丁寧なフィールドワークによって筆写されています。 [公式HPより] 香港のタンザニア人ビジネスマンの生活は、日本の常識から見れば「まさか!」の連続。交易人、難民をも巻きこんだ独自の互助組合、信用システム、SNSによるシェア経済…。既存の制度に期待しない人々が見出した、合理的で可能性に満ちた有り様とは。閉塞した日本の状況を打破するヒントに満ちた一冊。 [著者プロフィール] 1978年愛知県生まれ。専門は文化人類学、アフリカ研究。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程指導認定退学。博士(地域研究)。日本学術振興会特別研究員、国立民族学博物館研究戦略センター機関研究員、同センター助教、立命館大学大学院先端総合学術研究科准教授を経て、現在同研究科教授。『都市を生きぬくための狡知 タンザニアの零細商人マチンガの民族誌』(世界思想社)で、2011年サントリー学芸賞(社会・風俗部門)、『チョンキンマンションのボスは知っている アングラ経済の人類学』(春秋社)で、2020年、第8回河合隼雄学芸賞、第51回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。そのほかの著書に『「その日暮らし」の人類学 もう一つの資本主義経済』(光文社新書)がある。 [書誌情報] タイトル:チョンキンマンションのボスは知っている 著者:小川さやか 出版社:春秋社 刊行日:2019年7月30日 判型:B6判/ハードカバー 頁数:273P [状態] 良好です
-
Ecocells: Landscapes and Masterplans / Leon Van Schaik
¥10,000
[内容] 図説が未来っぽくてかっこよかったので、香港の古本屋さんで買いました。建築の専門書で、洋書なので全編英語です。 2002 年にフランスのオルレアンの Archilab で開催された 「TR Hamzay & Yeang Sdn. Bhd. 」の展示インスタレーションのカタログとして作成されたものみたいです。 香港の都市は、西九龍ウォーターフロント都市生態系について書かれています。オランダのアムステルダム大学都市エコシステムについても章があります。 [amazonから引用] エコセルは、景観要素、日光、雨水、自然換気、そして下水リサイクルを建物のあらゆる階層に垂直に統合する装置です。このコンセプトは、Hamzah & Yeang(登記名:T. R. Hamzah & Yeang Sdn. Bhd.)によるアムステルダム科学技術センターと西九龍ウォーターフロント開発の2つのマスタープラン・プロジェクトで説明されています。 The ecocell is a vertical integrating device to bring landscape elements, daylight, rainwater, natural ventilation and sewage recycling vertically across all levels of the builtform. The concept is explained in two masterplan projects by Hamzah & Yeang (registered T. R. Hamzah & Yeang Sdn. Bhd.) the Amsterdam Center of Science & Technology and the West Kowloon Waterfront Development. [著者プロフィール] レオン・ヴァン・シャイク博士は、オーストラリア・メルボルンにあるRMIT大学(RMIT University)の建築環境学部長兼建築学教授です。大学のキャピタルワークス・プログラムを通じて、地域の建築文化の振興に尽力しています。2000年ヴェネツィア・ビエンナーレ建築展のオーストラリア代表委員を務め、アジアデザインフォーラムの議長も務めています。近著には、エドモンド+コリガン、ウシダ・フィンドレー、ギルフォード・ベル、トム・CV・コヴァックに関するモノグラフがあります。 Dr Leon van Schaik is Dean of the Faculty of the Constructed Environment and Professor of Architecture at RMIT University Melbourne, Australia where he has promoted the local architectural culture through the university capital works program.He is Commissioner for Australia in the 2000 Venice Architecture Biennale and he is Chair of the Asia Design Forum. Recent books include monographs compiled on Edmond+Corrigan, Ushida Findlay, Guilford Bell and Tom CV Kovac. [書誌情報] タイトル:Ecocells: Landscapes and Masterplans 著者:Leon Van Schaik 出版社:Academy Editions Ltd 刊行日:2003年7月7日 判型:127mmx127mmx127mm /ソフトカバー 頁数:138P [状態] 表紙の角が若干折れてますが、中古品としては普通です。中身に書きこみや角折れなどはありません。
-
タイ国鉄に乗ってイサーンを旅する / PORTY
¥1,000
[内容] 2018年、バンコクからナコーンラーチャシーマー、コーンケーン、ノーンカーイへ。タイの東北地方イサーンへの旅の模様を綴った旅行記ZINEです。 タイの国鉄に乗り、途中下車の旅。駅のホーム(⁉)にある床屋を見たり、極彩色のナイトマーケットに立ち寄ったり、とうもろこしのソムタム(美味そっ)を食べたり、激甘タイミルクティーで一日を始めたり、雄大なメコン川からラオスを眺めたり……。タイへの旅に誘われます。 大判なのでタイの空気が閉じ込められた写真もばっちり見えて、タイ気分が盛り上がります! [書誌情報] タイトル:タイ国鉄に乗ってイサーンを旅する 著者:PORTY 刊行日:2021年12月4日 判型:A4版/ZINE 頁数:28P
-
アジアの市場 市場を散歩する旅行記 / PORTY
¥1,500
[内容] フィリピン・インドネシア・マレーシア・ブルネイ・シンガポール・ラオス・タイ・ミャンマー・ベトナム・ロシア・ネパール・香港・韓国・日本などなど。アジアが大好きな著者が、長年に渡るアジアへの旅で出会ってきた市場にまつわる旅のエピソードを、美しい写真の数々とともに語ってくれます。 東京都府中市の〈大東京綜合卸売センター〉内にある〈AsianMeal〉さんが開店20周年を迎えたことが、このZINE制作のきっかけだったそうです。アジアの市場の写真たちの中に入っていると、この府中にある市場もアジアの混沌の中に違和感なく溶け込んでいるよう。 アジアの市場って、賑わいと妖しい暗闇が同居していて、知らぬ間に惹き込まれてしまうような、ちょっとぞっとするような吸引力を持っていますよね。見てはいけないものを見ているような。来てはいけない異界に来てしまったような。でもそれでいて親密で優しい空間。秘密のアジールへようこそ! おまけに白菜のポストカード付です。渋い! [書誌情報] タイトル:アジアの市場 市場を散歩する旅行記 著者:PORTY 刊行日:2025年3月27日 判型:A5判/ZINE 頁数:64P 特典:白菜のポストカード付
-
ジョグジャカルタ旅行記 Indonesia Yogyakarta Travelog 2023 / PORTY
¥1,000
[内容] 2023年8月3日〜8月12日。全世界を覆った移動禁止&外出規制のコロナ禍を経てやっと海外旅行ができるようになった2023年の旅行記です。 「インドネシアに住む友人たちに会いたくて、ジョグジャカルタへ。みんなで一緒においしいごはんを食べることができるよろこびを噛み締めました。 ボロブドゥール寺院に感動したり、友人ファミリーの家族旅行に同行させてもらって、みんなでサンライズを見たり。 こうやってまた、好きな場所へ行き、好きなものを食べて、好きな人に会える世の中であり続けてほしいなと、心から思いました。」(著者のことばより) おまけに「シンガポールトランジットごはん」も収録されています。 [書誌情報] タイトル:ジョグジャカルタ旅行記 Indonesia Yogyakarta Travelog 2023 著者:PORTY 刊行日:2024年11月4日 判型:A5判/ZINE 頁数:38P
-
ohashi_toお箸/đôi đũa/筷子 / 疋田千里
¥1,650
[内容] フォトグラファーの疋田千里さんは「おはしのある風景」をテーマにアジアを始めとして、各国を巡り旅を続けられています。 こちらのZINEは「ohashi_to」シリーズの第2弾ということで、香港・ベトナム・ロンドンのチャイナタウンなどの「おはしのある風景」が美しい写真で映し出されています。 雁垂れカバーの裏には、エッセイと旅日記が綴られているかと思うと、各国のレシピ7品が載った帯も付いているんです。実用的! 異国の日常風景の中に埋もれたおはしを見つける喜び。何気ない食事の光景に、悠久のアジア文化の蓄積が見えてくるようなZINEです! 限定2部での入荷です! [書誌情報] タイトル:ohashi_toお箸/đôi đũa/筷子 著者:疋田千里 刊行日:2019年8月4日 判型:A5判/ZINE 頁数:16P
-
【中国語バッジ付き】ohashi_to.JP / 疋田千里
¥880
[内容] 「おはしのある風景」を巡って各地を旅されているフォトグラファーの疋田千里さん。香港やベトナムなどのアジアのおはし風景ZINEもつくられているのですが、こちらは日本各地で撮影されたドメスティックな一冊。 蛇腹式に広がっていく豆本zineという面白い装丁と、オリジナル缶バッチつきという雑貨的な可愛さにやられちまいましたね! ちなみに缶バッチは3種類ありまして、香港のワンタンメンの〈口福〉、ロンドンのチャイナタウン〈吃了吗〉、日本のうどん屋さん〈喜面〉のなかからランダムに1つ当たります。ガチャ感あっていいでしょう? [書誌情報] タイトル:【中国語バッジ付き】ohashi_to.JP 著者:疋田千里 刊行日:2024年 判型:H75×W70mm/蛇腹式ZINE 頁数:48P 特典:中国語バッチ3種類のうち1種類が当たります
-
oha_seal おはしのシール / 疋田千里
¥330
[内容] 「おはしのある風景」を巡って各地を旅されているフォトグラファー疋田千里さん。ZINEを中心に仕入れさせていただいたのですが、これも買わずにいられなかった! おはしのシール、その名も「oha_seal(おはしーる)」です。 手帳やノートなどの紙ものにも、スマホやPCにステッカー風に貼っても◎ お好きな場所に貼って楽しんで下さい。プレゼントにもおすすめです。 ディテールは、2色刷凸版印刷で刷られた凹凸のある版にインクをつけて紙に押し付ける、版画のような印刷のシールだそうです。 [グッズ情報] タイトル:oha_seal おはしのシール 制作者:疋田千里 サイズ:シート 90mm×90mm/シール直径 37mm
-
California_chopsticks in America / 疋田千里・Kylie chen
¥1,650
[内容] 国内やアジアへ「おはしのある風景」を探し旅をして写真集ZINEを刊行している疋田千里さん。 本作では、アジア圏を飛び出してアメリカへ! LAやサンフランシスコの各地に隠された「おはしのある風景」をお届けします。全国どこへ行ってもチャイナタウンってありますよね。写真集を眺めていると、おはしの源のような場所に見えてきました。 最近ではアメリカでも日本食やラーメンが人気のようで「おはしを使えないのはダサい」というような風潮まであるそうです!そうかぁ。おはし使えるのってかっこいいんですね。土地に根付いた食文化の変遷が見えるようで興味深いお話です。 旅をともにした香港人イラストレーターのKylie chenさんとの共作。旅の前後の心境を綴ったzine『California before after』も併せてどうぞ。 [書誌情報] タイトル:California_chopsticks in America 著者:疋田千里/Kylie chen 刊行日:2023年 判型:A5判/ZINE 頁数:28P
-
California before after / 疋田千里
¥550
[内容] 「おはしのある風景」を探して日本各地やアジア圏を旅しているフォトグラファーの疋田千里さん。本作ではアジアを飛び出してアメリカへ向かっています。 2023年6月のカリフォルニアへの旅の前後の心境を綴った、リソグラフプリントによるZINEです。写真+イラスト集の『California』と併せて読んでいただくと、ビジュアルとテキストで鮮やかにカリフォルニアの旅を追体験できると思います! 旅に出るときのフレッシュな気持ち。異国の地への不安。拠り所のなさと、新しさへの欲求とがないまぜになった心境。本作を読んでいると、そんな旅心地に誘われて、束の間のあいだ憂いの多い日常から離陸することができました。 [書誌情報] タイトル:California before after 著者:疋田千里 刊行日:2023年11月11日 判型:A6判/ZINE 頁数:24P
-
奇っ怪なポタリング / 古書自由
¥1,650
[内容] 奇書ですよ!奇書が来ましたよ! 最初何を言ってるんだろうと思いました。1980年代に全国のキッズたちを恐怖のどん底に突き落とし、PTAの方々の目を吊り上げた「口裂け女」。そんな言わば都市伝説の女王を求めて、ポタリング(=自転車で旅)をする? しかも旅先は、口裂け女発祥の地とされている岐阜ではなく、群馬。もしも「口裂け女」が実は口が裂けてなく上州名物「焼きまんじゅう」を食べただけの人だったらという仮説に基づいての群馬周遊なのです。 ポタリングが始まると一瞬口裂け女を忘れるほど、群馬のローカルの細部が楽しくて気もそぞろになります。ポタリングで寄る場所のピックが渋いです。駅とか健康ランドとかのローカルのいなたい良さが存分に味わえそう。 口裂け女、焼きまんじゅう、田山花袋、山田うどん、ロードサイド、メヌマポマード。伝説と噂とローカルな風景を縦横無尽にサンプリング。 スクラッチみたいに入ってくるコラムはノイズじゃないよ実用的です。ポタリングの時の装備や自転車についてなどの実用的なガイドにもなっています、突然。 色んな要素のごった煮感がMix tapeみたいで、これは本でHip hopを実践しているのではないかと思いました。まったく新しい本の冒険です。 第2部では「一つ目小僧」が気になってBGMを流しながらポタリング。目的地はやはり群馬と埼玉です。 普通のおいなりさんより倍ぐらい細長い不思議な稲荷寿司の専門店が軒を連ねていて、しかも売切れ続出という「稲荷寿司ロード」がめちゃくちゃ気になってしまい、すぐにでも群馬に行きたいです。 [目次] 第1部 口裂け女とポタリング 1章 口裂け女じゃない、口裂けてない女なんだ ……口裂け女、再来 ……口裂けてない女 ……上州名物の銘店 【ポタリング】川を跨ぐ八木節コース 2章 口裂けてない女のファッションチェック ……待ち伏せコーデ ……持ち物チェック ……鎌と釜と赤城颪 【ポタリング】川を跨ぐ文学者コース 3章 呪文のポマードが、メヌマポマードならば ……ポマードの銘柄 ……聖天様と呑龍様 ……曖昧な県境 【ポタリング】川を跨ぐ言伝えコース 第2部 一つ目小僧とポタリング ……なんだか気になる一つ目小僧 【BGM】コンドルは飛んでいく ……神々の喧嘩 【ポタリング】スタートは南米「ブラジル」から⁉ 【BGM】Big River ……利根川を挟む神々 【ポタリング】「ブラジル」→「フランス」→「インド」 【BGM】Eyes of the World ……目一つの神 【ポタリング】「ゾウ」→「ライオン」→「スネーク」 【BGM】Iron Lion Zion ……鍛冶と、目一つと、待つ 【ポタリング】「アイアン」→「ブロンズ」→「ゴールド」 【BGM】魚つりブルース ……多々良沼の大仏伝説 【ポタリング】「うずら」→「スワン」→「ニワトリ」 【BGM】ハミングバード [書誌情報] タイトル:奇っ怪なポタリング 制作:ツチノコ珈琲 発行者:萩田洋文 出版社:古書自由 刊行日:2023年11月11日 判型:A6文庫版/ZINE 頁数:214P
-
COPENHAGEN (PERFECT) BOOKSHOP BOOK / LAZY BOOKS
¥1,000
[内容] 『本屋さんになりたいんだけど日記』でもご紹介した書店開業を目指すLAZY BOOKSのおふたり。2024年2月28日~3月3日までの滞在で巡ったデンマークの首都・コペンハーゲンの10+1ヶ所の書店を、リソグラフ印刷の可愛いイラストとテキストで紹介するZINEです。 見ているだけで行きたくなってしまう独立書店が目白押し。〈SUPeR bookstore〉行ってみたいなぁ! [著者からのメッセージ] 突如デンマークを訪れることになった我々は、数日間のコペンハーゲンの滞在でどこに行くか話し合った。 「チボリ公園?」 「ローゼンボー城?」 「デザインミュージアム?」 いや違う。コペンハーゲンの本屋さんを制覇しようぜ! 旅程を組むのにうれしいBOOKSHOP MAPと品揃えを想像するのに最適なBOOK LISTも収録! [書誌情報] タイトル:COPENHAGEN (PERFECT) BOOKSHOP BOOK 著者:かねだゆりあ・よしかわなおや 出版社:LAZY BOOKS 刊行日:2024年5月19日 判型:A6文庫判 頁数:31P
-
グンマコンプレックス / 神谷彬大
¥1,300
[内容] 群馬に生まれ育ち「自分を形成してきたものを探る」ために群馬を探っている著者が、建築に焦点を当てて制作したZINEです。 表紙とタイトルに一目惚れして衝動的にジャケ買いしました。本の顔である表紙。気合いを入れてしまうと思うんですが、なんでもない街並みの景色なんですよね。全国のどこにでも見られるザ・コモディティな駅前風景。 これは群馬であるようで群馬でない。あなたの町でもあり、私の町でもあるんです。それでいて本書内には群馬の特色のある建築も掲載されているのがいいバランスです。フトゥロというUFO住宅や、巨大な高崎白衣大観音、駅前のメインストリートが風俗化した太田駅(北関東最大の風俗街)等々の個性的な状況が写真と文章で考察されていきます。 タイトルに「コンプレックス」と謳われているのも、著者の群馬に対する複雑な想いが込められていてぐっときました。どこであっても、誰にとっても「自分の地元」は、代替不可能な場所なんですよね。コンプレックスと愛情と切なさが入り混じった視線で切り取られたグンマは、等身大でかっこよかったです。 [書誌情報] タイトル:グンマコンプレックス 著者:神谷彬大 刊行日:2022年11月15日 判型:A5版/ZINE 頁数:48P [状態] カバー背表紙上に一部破れがありますが、古書としては良好です。中身に書きこみや角折などはありません。
-
旅の本 / 小指
¥1,500
SOLD OUT
[内容] 「何の準備もせず突然思い立って無防備なまま出かけたり、財布に1万円だけ入れて過ごす清貧旅行」(あとがきより) 昭和から受け継がれてきた古式ゆかしい旅人スタイルで見聞した、日本各地の漫画旅行記です。 旅行先のチョイスが刺激的で面白いです。目次に目を通すだけで、ごはんが3杯食べられそう。読まずにいられなくなってしまいました。 山谷や西成などのリアルでドープな場所を訪問したり、外国人入居者の多いいちょう団地の祭りに潜入したり。蜃気楼のように現れる不思議な土地を彷徨い、出会った人々や情景が描かれています。 時代から置き忘れられたような町並み。年季の入った宿の描写。つげ義春の『リアリズムの宿』を読んだ時のような不安を感じました。 著者の小指さんは、小林紗織名義で画家としても活躍中。漫画・画・音楽・エッセイ・小説とフォーマットを越境して表現される世界観は唯一無二のものです。 ※本書は2024年7月に白水社より商業出版として改訂版が出ています。 [目次] ◎まんが◎ ・いちょう団地 ・寄居旅行記 ・大阪遠征の思い出 西成さすらい編 ・山谷のアーケード遺跡 ・沖縄のアサヒ食堂 ◎随筆◎ ・横須賀の奇人 ・横浜中華街にまつわる掌編 ・子安という町 ・笹山団地 ◎過去作◎ ・不定期連載「珍食道」 十条編 ・六本木のドラッグストア(違法) ・関西旅行記 [著者略歴] 小指(こゆび) 漫画家、画家、随筆家。1988年神奈川県生まれ。武蔵野美術大学卒業。過去に自主制作で『夢の本』『宇宙人の食卓』『旅の本』『人生』を発表。2023年、依存症と内省の記録『宇宙人の部屋』(ROADSIDERS)を刊行。白水社PR誌「白水社の本棚」にて「偶偶放浪記」を連載中。 また本名の小林紗織名義で画家として活動し、音楽を聴き浮かんだ情景を描き記録する試み「score drawing」の制作や、岸本佐知子・柴田元幸編訳『アホウドリの迷信』、リー・アンダーツ著『母がゼロになるまで』等書籍の装画も手掛ける。第12回グラフィック「1_WALL」審査員奨励賞受賞(大原大次郎選)。 [書誌情報] タイトル:旅の本 著者:小指 刊行日:2021年1月23日(第二刷) 判型:A5版/ZINE 頁数:124P [状態] 状態は良好です。中身に書きこみや角折などはありません。
-
酒を主食とする人々 / 高野秀行
¥1,000
SOLD OUT
[内容] "目撃者たった一人のUMA状態の酒飲み民族を捜しに、裸の王様に引率された史上最もマヌケなロケ隊が、アフリカ大地溝帯へ向かう!" って、もうそんなこと言われたら読むしかないじゃないですか。世界の辺境を冒険しつづけている高野秀行さんが、エチオピアに存在するという朝から晩まで酒を飲む村に潜入します! 大人も子供も酒を飲みまくってすこぶる元気という、現代科学への挑戦状のような民族の謎を体当たりで探っていくノンフィクション。 めっちゃ面白いですので、未読の方はぜひ。 [書誌情報] タイトル:酒を主食とする人々 著者:高野秀行 出版社:本の雑誌社 刊行日:2025年1月22日 判型:B6判/ソフトカバー 頁数:280P [状態] 良好です。ほぼ新品です。
-
秋刀魚 2017年7月號第16期〈港味日本〉
¥1,500
SOLD OUT
[内容] 日本文化をテーマに創刊された台湾のカルチャー誌『秋刀魚』。台湾のなかにある日本文化に注目して毎号特集されていて、2025年春刊行の47号まで出ています。 本特集は、台湾から飛び出して香港のなかに溶け込んだ日本を見つめます。 たしかに香港の街並みを歩いていると、吉野家やセブン=イレブンなどがローカライズされて土着していました。サンリオキャラクターやアニメの数々の人気も定着しているようです。日本人から見ると、不思議な日本語を見かけることも多く、文化の変容に興味深く見入ってしまうことも。 雑誌のデザインも素敵です! 中国語で書かれているので、アプリなどで翻訳しながらチャレンジして見て下さい。 [公式HPより] 今日の午後、香港の友人たちと子供の頃の思い出を語り合っていました。すると、みんなの思い出がスラムダンクと安室奈美恵であることに偶然気づきました。ロングバケーションの話になると、当時の男の子たちが木村拓哉のような髪型に憧れたり、APEのTシャツを買いたがったりしていたことを皆が話していました。1990年代の日本はアジアで最も人気がありました。アイドルが大活躍し、アニメ文化が70年代、80年代生まれの人々の世界観を席巻しました。人気コミックは日本で発売され、台湾の漫画出版社によって繁体字に翻訳され、香港の書店が最速のスピードで台湾から輸入しました。これは単なる日本の漫画一冊にとどまらず、台湾、香港、日本の出版文化に影響を与え、一つの物語を通して世代の共通の記憶を形作った輝かしい時代でした。 おそらく、これが日本がこれほど人気がある最も忘れられない理由でしょう。私たちが使った日本製品、食べた日本料理、観た日本映画は、アジアに浸透する遺伝子となっています。さらに重要なのは、様々な国を訪れ、現地の文化に触れることで、日本人でさえ想像できないような新しい表情が生まれることです。台湾を一歩出れば、文化の変化が始まります。日本文化を自国に取り込むことが「二次創作」だとすれば、この内面化された成長の記憶を糧に、他国と交流することで、日本文化の巧みな「三次創作」となるのではないでしょうか。まるで旅のようです。私たちは互いに言葉、考え方、そして視点を交換しました。新しい文化は、飛行機の中やバックパッカーの宿のリビングルームで、波紋を広げるでしょう。 [書誌情報] タイトル:秋刀魚 2017年7月號第16期〈港味日本〉 出版社:黒潮文化有限公司 刊行日:2017年7月31日 判型:B5判/ソフトカバー 頁数:104P [状態] 表紙の地がすこしヨレてますが、状態としては普通です。
-
もっと知りたい!香港漫画 / 大香港研究会
¥1,000
SOLD OUT
[内容] 香港への渡航歴50回以上、読んだ香港漫画は1万冊という香港地元産のマンガを愛しすぎているてんしゅ松田さんが、2019~20年にかけてつくっていたコピー誌の再録版です。 中華圏すべての国の人から愛されたという任侠小説家のレジェンド金庸の漫画作品、レトロな絵柄が気になる復刻版薄装本、『龍虎門』でお馴染み黄玉郎による『漫画大霹靂』、香港漫画史最大の闇という18禁「1990年代色情漫画事件を追う」という超マニアックな4本立て! 個人的には「復刻版薄装本の世界」の日本の懐かしい劇画みたいな画風が好きで、グラビアページでカラーで見れたのがよかったです! [目次] ◎金庸@香港漫画(文化博物館金庸館ルポ&コミカライズ全解説) ◎復刻版薄装本の世界(1970~80年代香港漫画概史付き) ◎漫画大霹靂を知っていますか?(鄭問+布袋戯+黄玉郎スーパートリプルコラボ企画大解剖) ◎1990年代色情漫画事件を追う [書誌情報] タイトル:もっと知りたい!香港漫画 著者:てんしゅ松田 出版社:大香港研究会 刊行日:2021年5月4日 判型:A5判/ZINE 頁数:64P [状態] 良好です
-
深く美しき香港漫画の世界 / 大香港研究会
¥1,000
SOLD OUT
[内容] 香港漫画への溢れる愛がページ全体に充満!大香港研究会のてんしゅ松田さんとアジア漫画研究家のKRONOSさんが対談形式で語り尽くす中級者向け読本です。なんでもありの日本漫画に対して、香港漫画はバトルアクションという特定のテーマで発展したそうで、三大ジャンルは武侠・ゲーム(格闘)・黒社会だそうです! 流血、尿食、売人肉など文字通り血湧き肉躍るグロテスクなスプラッタ描写がてんこもり。とことんマニアックですが、わかりやすく語られているのでとても面白いです。未知の世界への扉が開いてしまうかもしれない1冊! "当店経営13年で蓄積した知識とエピソードをすべてぶち込む勢いで、10時間に及ぶ対談評論をおこない、テキスト起こしして本にまとめました。100作品以上の香港漫画をとりあげ図版もふんだんに掲載しています。巻末には紹介作品リストと「香港漫画用語事典」も収録。"(公式HPより) [目次] 第1章 黄玉郎と馬榮成の物語 香港漫画界を体現するふたりを作家と経営者の両面からとことん論じる。 第2章 香港漫画の三本柱 武侠・ゲーム・黒社会 みんな大好き3ジャンルの作品を系統立ててとことん語り合う! ★武侠=金庸、古龍、ニューウェーブ「四大名捕」ほか ★ゲーム=街覇、拳皇、バイオハザード、他カルト迷作まで ★黒社会=古惑仔、火紅年代、九龍城寨ほか 第3章 香港漫画出版社栄枯盛衰物語 玉皇朝&天下以外の、浮かんでは消える個性豊かな漫画出版社を、作家や作品の面からも論じ合う。(自由人公司/NEOSUN/天行社/海洋/火狗工房ほか) [書誌情報] タイトル:深く美しき香港漫画の世界 著者:てんしゅ松田、KRONOS(アジア漫画研究家) 出版社:大香港研究会 刊行日:2014年5月3日 判型:A5判/ZINE 頁数:156P [状態] 表紙ソリあり、角折れ2ヶ所あります。古本としては標準的な状態です。
-
香港世界 / 山口文憲
¥300
SOLD OUT
[内容] 「79年刊行の本書は知られざる香港の姿を描いた画期的ガイドとして話題となり、旅行者のバイブルとなった」ということで、香港の旅エッセイといえばこちらの1冊を激推しします。 1970年代後半の香港の街と文化を活写した旅エッセイです。 今はなき九龍城、色鮮やかな街市(マーケット)、犬鍋と猫枕、出前一丁、スターフェリーにトラム、飲茶や雲吞などの食の都、建築現場の足場である竹棚。 イギリス・中国・日本の植民地としての記憶から生み出された混沌とした文化が、50年を経た今読んでも、生き生きと目の前に広がってくるようです。 2021年に河出文庫から新装版が刊行されていて、根強い人気が伺えます。 [著者プロフィール] 1947年生れ。パリを経て返還前の香港に暮らし異文化コラムを寄稿。 [書誌情報] タイトル:香港世界 著者:山口文憲 出版社:筑摩書房(ちくま文庫) 刊行日:1986年12月1日 判型:A6判/文庫 頁数:285P [状態] 表紙に汚れ、折れあり。中身には書きこみ、角折れなどはありません。読んでいただく分には問題ないと思います。