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小さな泊まれる出版社 / 真鶴出版

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[内容]
神奈川県にある静かな港町・真鶴。条例として制定された「美の基準」を町の人々が大切に守り、現在まで続く美しい町並みが形成されています。そんな真鶴の町に遊びに行くときに、玄関口になってくれる心強い存在なのが ”小さな泊まれる出版社” 真鶴出版さん。

本書に出会ったのは横浜で開催されている「本は港」というイベントでした。「"泊まれる出版社"って、なんて面白そうなんだ!」と、居ても立っても居られずに泊まりに行きました。真鶴の町のガイド付きで、町の産物や美の条例のことなど、実際の町を歩きながら教えてもらえてとても楽しい時間を過ごせました。

そして泊まれる出版社は、贅沢なことに一棟丸ごと貸切でした。本書に掲載されている「真鶴出版2号店」をつくる物語で登場する、木造2階建ての家のコンセプトは「旅と移住の間」ということで、まさにそんな気持ちで泊まりました。

通りすがりの旅人よりも町にコミットしてみたい。でも移住なんて大それたことができるのかしら。そんな自分の居場所に対する揺れる思いを受け止めてくれる存在が、この泊まれる出版社なのです。

地球のどこかに自分たちのささやかで大切な居場所をつくること、自分たちの力で町に溶け込みともに地域をつくっていくこと、これからの時代にとってとても大切な行いを実践された記録です。

移住の話、ローカルビジネスの実践の話、出版社兼ゲストハウスをつくる話、かかったお金の話も赤裸々に書いて下さっているので、これからどこかのエリアで何か始めてみたい方にも大変参考になると思います。

真鶴出版さんは、今年(2025年)10周年を迎えます。

*真鶴出版さんの作品はamazonなどのマンモス流通には乗せず、ローカルorインディペンデントな人々により読者のみなさまひとりひとりに手渡すように届けられています*

[目次]
はじめに
column 真鶴のこと
泊まれる出版社をつくる
プロジェクトメンバー
1 真鶴に来るまで
2 泊まれる出版社のはじまり
3 背戸道の家とトミトアーキテクチャ
4 どんな場所にするのか?
5 怒涛の工事期間
資料 設計図の変遷
資料 予算と実績
資料 スケジュール
column 『美の基準』のこと
小さな町で見つけた未来
対談 コトと向き合う建築家(建築家・トミトアーキテクチャ)
対談 ポップとソーシャルのあいだ(写真家・MOTOKO)
細部にある物語
建築写真(写真家・小川重雄)
おわりに

[書誌情報]
タイトル:小さな泊まれる出版社
著者:川口瞬、來住友美
出版社:真鶴出版
刊行日:2019年12月20日
判型:A5変形判/ソフトカバー
頁数:176P

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