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LOCUST vol.03 岐阜県美濃地方 / ロカスト編集部
¥2,000
[内容] 2018年に創刊され「旅の体験から批評を立ち上げるプロジェクト」として活動されている旅雑誌。執筆者さんのプロフを見ると、ゲンロン系の方が何人かいらっしゃいます。 エリアのチョイスが渋い!創刊号は千葉内房、2号はFAR WEST 東京 八王子・福生・奥多摩、4号は長崎への困難な旅路、5号北海道、6号会津・中通りというラインナップがキレキレです。 岐阜への旅というと、合掌づくりなどの世界遺産で有名な飛騨高山地方の人気に隠れて、なかなか旅の目的地になりづらい美濃地方に注目しているのも熱いですよね。ローカルを深堀しながら、考える旅が展開されます。 円空や養老天命反転地、ジビエ料理など。ニッチですが大垣駅前に行くと必ず気になる金物屋さんが載っているのもよかったです。 [目次] 特集 MINO:La Région Centrale 岐阜県美濃地方 岐阜美濃絵図 美濃地方へのアクセス 岐阜(主に美濃)の歴史 紀行文 美濃:日本の中央地帯を歩く 中央地帯 M 亡霊の場所―大垣駅と失われた未来 美濃/八王子/断片 岐阜県の文学者たち 市民から見る―都市論を通して地域文化へ インタビュー/富樫 幸一(岐阜大学地域科学部教授) 岐阜・西濃エリア A チーム紀行文 静里旅館からハリヨ グーグルマップとタイムズシェアカーが彫る旅程 円空仏の慈悲 微笑む大黒天にハートをズッキュン誘惑されたのですが屈しません! 聴くことのフィギュール ガイド:岐阜とアニメ 線から域へ、域から線へ DMZ と朝鮮通信使 バーブ・アル=イスラーム 岐阜モスク ガイド:美濃地方の建築 養老天命反転地クロス体験記 大垣 金物屋のおばさん 写真論考 岐阜オブジェ 中濃・東濃エリア B チーム紀行文 藤村記念館 文学者の幽霊になる 岐阜城から東京スカイツリーを考える ルドルフの足あとを辿って 可食臓器と生命のゲシュタルト ジビエ論 間の土地のランドスケープ 中津川について 焼きものの生/性 ガイド:美濃地方の食 いろりの郷 奈かお インタビュー LOCUST 座談会 [書誌情報] タイトル:LOCUST vol.03 岐阜県美濃地方 著者:イトウモほか 出版社:ロカスト編集部 刊行日:2019年11月24日 判型:B6判/ソフトカバー 頁数:189P [状態] 若干使用感ありますが良好です。中面に書き込みや角折などありません。
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建築鑑賞入門 / ウィリアム・ウェイン・コーディル
¥300
[内容] 建築専門の鹿島出版会から出ているシリーズ、SD選書の149番です。 "建築の空間やかたちを体感することは、もはや専門家の特権ではないだろう"ということで、アメリカで何百もの建物を建築してきた建築家が書いた、建築鑑賞の入門書です。 1979年に刊行された古典なので、図版の建築は70年代以前に作られたものばかりでレトロモダン。モノクロですが、たくさんの建築写真が載っているので、ぱらぱらとめくるだけでも楽しいです。 [書誌情報] タイトル:建築鑑賞入門 著者:ウィリアム・ウェイン・コーディル 出版社:鹿島出版会 刊行日:1979年5月10日 判型:B6判/ソフトカバー 頁数:237P [状態] 良好です。中面にも書き込みや角折などありません。
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クリティカル・ワード 現代建築 / フィルムアート社
¥2,000
[内容] 1920~2010年代までの100年間の建築史のなかから、都市・技術・政治・文化・メディアの5分 野の専門家が235個のキーワードをピックアップして解説してくれます。 サブタイトルに「社会を映し出す建築の100年史」とあるように、押さえておきたいキーワードが年代ごとに分けて選別されているので、初めて建築を学ぶ際にも興味を持ちやすく、わかりやすい構成です。 巻頭にそれぞれのコラムがあるのですが、読み応えがあり勉強になります。俯瞰して建築の歴史を学びたい入門者の方にぴったりです。 [目次] 第1章 1920年代 二つの災禍から始まる日本のモダニズム 装飾と犯罪/ドミノシステム/外装タイル/植民地建築/第三インターナショナル記念塔/都市計画法と市街地建築物法/分離派建築会/民家/平和記念東京博覧会/関東大震災/帝都復興院/バラック/考現学と生活学/田園都市株式会社/帝国ホテル/建築をめざして/モダニズム建築/シュレーダー邸/近隣住区論/シカゴ学派/バウハウス・デッサウ校/エスプリ・ヌーヴォー館/明治神宮外苑/近代建築の五原則/ヴァイセンホーフ・ジードルンク/映画『メトロポリス』と機械美/CIAM/聴竹居/SRC造/バルセロナ・パビリオン 第2章 1930年代 都市文化の爛熟 国家と消費社会の表現 アウトバーン/大大阪/アールデコ/スカイスクレイパー/阪神間モダニズム/銀座/東京中央郵便局/新建築工芸学院/乾式工法と市浦健自邸/インターナショナル・スタイル/ニューヨーク近代美術館/アテネ憲章/ブルーノ・タウト来日/函館大火/築地本願寺/光のカテドラル/国会議事堂と帝冠様式/黒部川第二発電所/パリ万国博覧会日本館/東京オリンピック中止/新興工業都市計画/ジョンソンワックス本社ビル 第3章 1940年代 第二次世界大戦を経て、民へ 空間・時間・建築/伝統・選択・創造展/国民住宅/住宅営団/大東亜建設記念営造計画/レーモンドと第二次世界大戦/建物疎開/原爆ドームとアウシュヴィッツ/GHQ/闇市/衛生陶器と伊奈製陶所/建築計画学/ケース・スタディ・ハウス/昼の都市・夜の都市/プレモス/紀伊國屋書店/新日本建築家集団/近代建築論争(民衆論争)/アパルトヘイト/建設省/戸山ハイツ 第4章 1950年代 都市・建築の55年体制 戦後復興の志向 建築基準法/住宅政策の三本柱/住宅金融公庫と自邸/木賃アパート/八勝館御幸の間/神奈川県立近代美術館/51C型と住宅産業/アルミサッシュと工業化住宅/ジャパニーズ・モダン/チームX/ブルータリズム/SHシリーズ/昭和基地と川合健二/世界平和記念聖堂/伝統論争と原爆堂/国際文化会館/広島平和記念公園および資料館/丹下健三と技術/現場打ちコンクリート/秩父セメント第二工場/ヴェネチア・ビエンナーレ日本館/シチュアシオニスト/新建築問題/東京タワー/郵政スタイル/人民大会堂 第5章 1960年代 オリンピックに見た夢 高度成長期の都市で メタボリズム/群造形/か・かた・かたち/オープンシステム/八郎潟と干拓事業/市浦健と千里ニュータウン/アメリカ大都市の死と生/アーキグラム/苗場プリンスホテル/建物区分所有法/住宅は芸術である/建築家なしの建築/カーテンウォール/ユニットバス/東京オリンピック1964/日本武道館/京都タワー/ハイレッド・センター/ジャズ喫茶・クラブ/博物館明治村/ヒルサイドテラス/塔の家/空間から環境へ/フラー・ドーム/ホール・アース・カタログ/プレファブリケーション/霞が関ビル/帝国ホテルの様式保存/月面着陸 第6章 1970年代 巨大化する見えない国土 ポストモダニズムの潮流/大阪万博/広場/まちづくり/原広司と集落調査/都市住宅/セキスイハイムM1/列島改造論/見えない都市/神殿か獄舎か/大石寺正本堂/基町・長寿園団地/住宅双六/プーライエ/孤風院/ツーバイフォー/巨大建築論争/重要伝統的建造物群保存地区/KEP/幻庵・開拓者の家/セゾン美術館(西武美術館)/ポンピドゥー・センター/パタン・ランゲージ/錯乱のニューヨーク/プリツカー賞 第7章 1980年代 超芸術トマソン 都市の奪還を目指して 広告=都市/神戸ポートアイランドと水谷頴介/地区計画制度/生闘学舎・자립/ゲニウス・ロキ/名護市庁舎/ホテルニュージャパン火災/風景学/ラ・ヴィレット公園国際設計コンペティション/ハイテック・スタイル/批判的地域主義/東京ディズニーランド/超芸術トマソン/AT&Tビル/九龍城砦/東京画/ルーヴル美術館(増築)/チェルノブイリ/リゾート法/OMソーラー/DOCOMOMO/くまもとアートポリス/シムシティ/ベルリンの壁崩壊 第8章 1990年代 世界都市博覧会 バブル崩壊と止まる時代 東京都庁舎/ANY会議/梅田スカイビル/ハイパービルディング/TOKYO STYLE/新宿西口ダンボール村/阪神・淡路大震災/開放系技術/オウム真理教とガリバー王国/世界都市博覧会/CAD/ビルバオ・グッゲンハイム美術館/メイド・イン・トーキョー/没場所性と郊外化/ジェントリフィケーション/近代化遺産/ブラウンフィールドとニューアバニズム/腰巻き保存/建築基準法改正・性能規定 第9章 2000年代 グローバル化する都市 CCTV的なるもの アメリカ同時多発テロ/せんだいメディアテーク/サード・プレイス/ソーシャル・キャピタル/都市再生特別措置法/お台場/タワーマンション/ショッピングセンター/リノベーション/大改造‼︎劇的ビフォーアフター/限界集落/地域アート/金沢21世紀美術館/アルゴリズミック・デザイン/耐震改修/構造計算書偽造問題/東京駅復原/中国中央電視台/ウィキペディア/ザ・タワー 第10章 2010年代 世界を見渡す技術と公共性のゆくえ 東日本大震災/コミュニティデザイン/シェア/PPP・PFI/オールドタウン/少子高齢化とおひとりさま/建築展の隆盛/国立近現代建築資料館/Google Earth/BIM/デジタル・ファブリケーション/三菱地所を見に行こう/虎ノ門ヒルズ/豊洲移転/ル・コルビュジエ世界遺産/エストニア国立博物館/京都市立芸術大学移転/銀座ソニーパーク/東京オリンピック2020・新国立競技場問題 [書誌情報] タイトル:クリティカル・ワード 現代建築 社会を映し出す建築の100年史 著者:山崎泰寛、本橋仁 出版社:フィルムアート社 刊行日:2022年3月25日 判型:B6判/ソフトカバー 頁数:327P [状態] 良好です。中面にも書き込みありません。角折り1ヶ所あります。
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EXPO'70パビリオン 大阪万博公式メモリアルガイド / 橋爪紳也
¥3,500
[内容] 2025年の大阪万博、盛り上がってますね~! 本書は55年前の1970年に開催されたEXPO'70大阪万博の公式メモリアルガイドブックです。 ビジュアル多め!全116館のパビリオン紹介があり資料性の高い1冊となっています。サンヨー館の「人間洗濯機」、電気通信館の透明な卵型の公衆電話、タカラ・ビューティリオンの「宇宙ステーション美容室」など、奇想天外な建築やレトロガジェットが目に鮮やかです。 「人類の進歩と調和」をテーマに、当時の最先端技術が余すところなく発揮された会場は、今見ても未来に見えるかっこよさ。制服の写真も多数掲載されているので万博ファッションも素敵。 表紙を取り外して広げると、裏側が全面万国ガイドマップになっていたり、レイアウトやデザインも当時を想起させるレトロな仕様で、昭和レトロファン感涙の1冊です! [目次] 第1部 ようこそEXPO'70パビリオンへ! 館内図/エントランス/スペースシアターホール/テーマ館/タペストリー/エスコート/鉄鋼館 第2部 夢の大阪万博にタイムスリップ 準備~開幕/会場MAP/開会式/パビリオン☆パビリオン/EXPO'70コレクション/会場風景183日/エキスポランド/バックステージの1,500人/閉会式/今も未来も生き続けるEXPO'70 DNA 第3部 日本万国博覧会データ集 空前絶後の記録づくし/ベスト・オブ万博/Made in EXPO'70/イベントカレンダー/パビリオン・データ [書誌情報] タイトル:EXPO'70パビリオン 大阪万博公式メモリアルガイド 監修:橋爪紳也 出版社:平凡社 刊行日:2010年11月25日 判型:B5変形判(217mm×169mm)/ソフトカバー 頁数:128P 特典:カバーを取り外すと万博ガイドマップになっています [状態] 若干経年による汚れがあります。中面に一部書き込みがあります。
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Road Japan Display Vol.1 / のがなあつし
¥1,500
[内容] サブタイトルは「生き続ける日本の道路と残された昭和の旧道を巡る旅」です。道路ファンが撮影した、廃道や旧道の写真集です。 "廃道 それは道の中心に佇む最上の手段 道路が好きになると、道の真ん中に立つことにエクスタシーを感じるようになります。しかし道の真ん中に佇むkとは、法的にも叶えられない欲望であります。中心部の上空であれば、歩道橋がその望みを叶えてくれることがありますが。 そう、道の真ん中に突っ立っていることが許されるのは、廃道という空間のみであることに気づきました。廃道とは、時間をかけて道と向き合う、最上の手段だったのです。" [書誌情報] タイトル:Road Japan Display Vol.1 著者:のがなあつし 刊行日:2013年7月15日 判型:A6判/文庫 頁数:58P [状態] 経年によるヨレや変色などありますが、中面に書き込みや角折はありません。
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小さな泊まれる出版社 / 真鶴出版
¥2,860
[内容] 神奈川県にある静かな港町・真鶴。条例として制定された「美の基準」を町の人々が大切に守り、現在まで続く美しい町並みが形成されています。そんな真鶴の町に遊びに行くときに、玄関口になってくれる心強い存在なのが ”小さな泊まれる出版社” 真鶴出版さん。 本書に出会ったのは横浜で開催されている「本は港」というイベントでした。「"泊まれる出版社"って、なんて面白そうなんだ!」と、居ても立っても居られずに泊まりに行きました。真鶴の町のガイド付きで、町の産物や美の条例のことなど、実際の町を歩きながら教えてもらえてとても楽しい時間を過ごせました。 そして泊まれる出版社は、贅沢なことに一棟丸ごと貸切でした。本書に掲載されている「真鶴出版2号店」をつくる物語で登場する、木造2階建ての家のコンセプトは「旅と移住の間」ということで、まさにそんな気持ちで泊まりました。 通りすがりの旅人よりも町にコミットしてみたい。でも移住なんて大それたことができるのかしら。そんな自分の居場所に対する揺れる思いを受け止めてくれる存在が、この泊まれる出版社なのです。 地球のどこかに自分たちのささやかで大切な居場所をつくること、自分たちの力で町に溶け込みともに地域をつくっていくこと、これからの時代にとってとても大切な行いを実践された記録です。 移住の話、ローカルビジネスの実践の話、出版社兼ゲストハウスをつくる話、かかったお金の話も赤裸々に書いて下さっているので、これからどこかのエリアで何か始めてみたい方にも大変参考になると思います。 真鶴出版さんは、今年(2025年)10周年を迎えます。 *真鶴出版さんの作品はamazonなどのマンモス流通には乗せず、ローカルorインディペンデントな人々により読者のみなさまひとりひとりに手渡すように届けられています* [目次] はじめに column 真鶴のこと 泊まれる出版社をつくる プロジェクトメンバー 1 真鶴に来るまで 2 泊まれる出版社のはじまり 3 背戸道の家とトミトアーキテクチャ 4 どんな場所にするのか? 5 怒涛の工事期間 資料 設計図の変遷 資料 予算と実績 資料 スケジュール column 『美の基準』のこと 小さな町で見つけた未来 対談 コトと向き合う建築家(建築家・トミトアーキテクチャ) 対談 ポップとソーシャルのあいだ(写真家・MOTOKO) 細部にある物語 建築写真(写真家・小川重雄) おわりに [書誌情報] タイトル:小さな泊まれる出版社 著者:川口瞬、來住友美 出版社:真鶴出版 刊行日:2019年12月20日 判型:A5変形判/ソフトカバー 頁数:176P
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最小文化複合施設 / HAGISO
¥3,300
[内容] 本書に初めて出会ったのは、TOKYO ART BOOK FAIRでした。『最小文化複合施設』というタイトルに惹かれて購入し、一気に読んでしまいました! 谷中にある築68年の木造アパートを改修した〈HAGISO〉は、カフェやギャラリー、ホテルのレセプションなどが入った最小文化複合施設として誕生しました。10年刊の歩みを綴った本書は、その物語もさることながら、インタビューあり図版あり対談ありで、立体的にHAGISOを解剖していて、本としてのクオリティが抜群なんですよね。 それもそのはず。編集を担ったのは、"泊まれる出版社"の真鶴出版さん。ローカルビジネスの担い手たちのこだわりが詰まった本書は、「本として作られる価値のある」珠玉の1冊です。 *真鶴出版さんの作品はamazonなどのマンモス流通には乗せず、ローカルorインディペンデントな人々により読者のみなさまひとりひとりに手渡すように届けられています* [公式HP情報] ―たまたま住んだ一軒のアパートからはじまる、東京・谷中の物語― 東京・谷中で、空き家と出会ってはお店をつくり、自ら運営まで担う建築事務所・HAGISO。 今や谷中を中心に8店舗を展開する彼らが、どうやって地域に根ざし、広がっていったのか。偶然を積み重ねて見えてきた、試行錯誤の10年の記録です。 ただ10年を振り返るだけでなく、さまざまな角度からHAGISOを語る視点を取り入れました。関係する人たちへの取材をまとめた「インタビュー」や、アトリエ・ワン・塚本由晴氏をはじめとした四つの「対談」、図面から各店舗を分析する「おみせ大解剖」、家で楽しめるHAGISOの定番メニューの「レシピ」。さらには、HAGISOのお金まわりの話も載せた秘密の「袋とじ」(!)まで。380ページを超える大ボリュームです。 編集・発売元は真鶴出版。小さな出版社だからこそできる試みとして、HAGISOの由来となった「萩」の葉で、スピン(栞紐)を草木染めしています。 さまざまな「ローカル」で活動する人たち必読の一冊! [書誌情報] タイトル:最小文化複合施設 著者:宮崎 晃吉、顧 彬彬 発行元:株式会社HAGISO 発売元:真鶴出版 刊行日:2024年11月7日 判型:A5変形+スリーブ+袋綴じ+草木染めスピン 頁数:388P
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日常2 特集:暮らし、なりわい、まちやど。/ 日本まちやど協会
¥2,000
[内容] このインディペンデントな雑誌と出会ったのは、HAGISOが運営するシェア型書店〈西日暮里BOOK APARTMENT〉でした。 地域に根差した活動をしている人々が丁寧に取材されている本誌は、一般社団法人 日本まちやど協会という団体が発行しているのですが、中の人はHAGISOの宮崎晃吉さん、真鶴出版の川口瞬さん、ということで間違いないですね。手に取った瞬間にびびっとくる「いい雑誌」です。 「まちやど」とは、「まちを一つの宿と見立て、宿だけでなくまち全体を楽しんでもらう宿泊施設のこと。ゲストがそのまちの日常を過ごせるように、まちの入り口となることを目指している。」とあって、真鶴出版やHAGISOの取り組みが名付けられたもの。 ローカルorスモールビジネスに興味のある方、ゲストハウスを運営したい方、消費だけじゃ物足りないから生産したい方にはとくに猛プッシュです! ちなみに今号は「消費からつくるへ」が裏テーマ。「販売店の人も参加してよ!」ってことで、表紙のぐるぐる渦巻きはNutsBookStand画伯平沢がマッキーで一筆書きしたものです(笑) 1冊ずつ個体差があります。味と思って下さい。 *真鶴出版さんの作品はamazonなどのマンモス流通には乗せず、ローカルorインディペンデントな人々により読者のみなさまひとりひとりに手渡すように届けられています* [公式HPより] 日本まちやど協会の発行する、地域に根ざす人々を取材する雑誌『日常』。ついに第2号が完成しました! 全国各地のまちやど実践者でつくる雑誌『日常』は、真鶴出版 川口が編集長を務めています。今号からは、ブルースタジオ・大島芳彦さんと、栞日・菊地徹さんという強力なメンバーが加わりました。 取材先は、編集部が「今気になるローカルの活動」をもとに決めていきました。 今回メインで取材したところは、〈FUJIYA HOSTEL〉(鹿児島県・甑島)、〈本屋・生活綴方〉(神奈川県・横浜)、〈ただの遊び場〉(秋田県・五城目町)、〈神水公衆浴場〉(熊本県・神水)。 特集は「暮らし、なりわい、まちやど」として、まちやどオーナーの仕事と暮らしに迫ります。 さらにローカルの大先輩である、〈1988 CAFE SHOZO〉の菊地省三さんに取材を敢行。『日本列島回復論』の井上岳一さんによる寄稿や、雑誌『民藝』編集長の高木崇雄さんとの鼎談など、盛りだくさんの一冊となっています。 [目次] 日常1 FUJIYA HOSTEL 日常2 本屋・生活綴方 特集 暮らし、なりわい、まちやど。 第二回まちやどオーナー座談会 漫画 今もどこかで(イッテツ) 日常3 ただのあそび場 コラム 肉屋のコロッケからまちの底力を知る(大島芳彦) 日常4 神水公衆浴場 インタビュー 一本の通りから考えるカフェ。(1988 CAFE SHOZO 菊地省三) 寄稿 地域をつなぎ直し、文化を核に経済をつくる。(井上岳一) コラム まちやど体験記〈蔟屋〉(福田一馬) 民藝とまちやど その1 (高木崇雄) 客室心地分析〈hanare〉(岡昇平) まちやど百景 朝ごはん/ユニフォーム/名物おかあさん/とっておきの風景/おすすめの店/マップ おまけ クロスワード/まちがいさがし 付録 まちやど一覧 [書誌情報] タイトル:日常2 特集 暮らし、なりわい、まちやど。 発行人:宮崎晃吉 発行元: 一般社団法人 日本まちやど協会 発売元:真鶴出版 編集長:川口瞬(真鶴出版) 刊行日:2022年9月17日 判型:B6/ソフトカバー 頁数:148P
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日常3 特集 まちを歩く。地域をつなぐ。/ 日本まちやど協会
¥2,500
[内容] このインディペンデントな雑誌と出会ったのは、HAGISOが運営するシェア型書店〈西日暮里BOOK APARTMENT〉でした。 地域に根差した活動をしている人々が丁寧に取材されている本誌は、一般社団法人 日本まちやど協会という団体が発行しているのですが、中の人はHAGISOの宮崎晃吉さん、真鶴出版の川口瞬さん、ということで間違いないですね。手に取った瞬間にびびっとくる「いい雑誌」です。 「まちやど」とは、「まちを一つの宿と見立て、宿だけでなくまち全体を楽しんでもらう宿泊施設のこと。ゲストがそのまちの日常を過ごせるように、まちの入り口となることを目指している。」とあって、真鶴出版やHAGISOの取り組みが名付けられたもの。 今号の特集は町歩き!なので旅好き、散歩好きにもおすすめです!生粋の町歩きストでもあるまちやどオーナーたちが、町歩きのコツを伝授してくれます。「まち歩き8か条」では、知らない町に行ったときにどうやって歩いたらいいか具体的に教えてくれます。 あとですね、路上観察や考現学の歴史を紐解いた年表コーナーがとてもいいです!町歩き好きは必見です! *真鶴出版さんの作品はamazonなどのマンモス流通には乗せず、ローカルorインディペンデントな人々により読者のみなさまひとりひとりに手渡すように届けられています* [公式HPより] 雑誌『日常』は〈日本まちやど協会〉が発行する、地域に根ざす人々を取材する雑誌です。 真鶴出版・川口が編集長を務めます。 第3号の特集テーマは「まちを歩く。地域をつなぐ。」まち歩きに焦点をあて、まち歩きを楽しむ視点や、まちの人やその地域の背景とつながるためのポイントも紹介しています。さらに、「考現学」や「路上観察学」のまわりを分析し、まち歩きの歴史をさかのぼります。 そして今回も、全国の個性的な地域に根ざす場所を取材しました。愛知・南知多にある「漁師が長靴で入れる」イタリア料理店〈OSTERIA Bianchetti〉。文化がごちゃ混ぜな京都・西舞鶴にあるまちやど〈古民家の宿 宰嘉庵〉。群馬・前橋のまちの「B面」をつくる市役所職員〈マチスタント〉。和歌山・加太にある、アーティストが営む港町のたこ焼き屋〈さちまる〉。 また、雑誌づくりの大先輩であり、今年五島列島に拠点を移した『nice things. 』編集長の谷合貢さんや、料理研究家・土井善晴さんに地域への向き合い方について話をうかがっています。 『ほどよい量をつくる』の甲斐かおりさんからの寄稿もあります。 そして雑誌『日常』は毎号、一冊一冊異なる表紙をつくっています。 今号は取材先の一つである、群馬県前橋でいただいたレンガを砕き、乳鉢で擦り、膠(にかわ)と混ぜてインクとし、表紙に一枚一枚手塗りしています。 より手触り感のある表紙になっておりますので、楽しみにしていただけたらうれしいです。 [目次] 日常1 OSTERIA Bianchetti 日常2 古民家の宿 宰嘉庵 特集 まちを歩く。地域をつなぐ。 漫画 今もどこかで(イッテツ) 日常3 マチスタント コラム 肉屋のコロッケからまちの底力を知る その2(大島芳彦) 日常4 さちまる インタビュー 故郷で描く、雑誌の未来。 『nice things.』谷合貢 寄稿 野花から花束を ─地域を開き、文化をつなぐ人たち 甲斐かおり コラム まちやど体験記〈奈良町宿 紀寺の家〉 福田一馬 民藝とまちやど その2 土井善晴 客室心地分析〈guest house MARUYA〉 岡昇平 第3回 まちやどオーナー座談会 まちやど百景 名物おかあさん/マップ/朝ごはん/おすすめの店/とっておきの風景/ユニフォーム おまけ クロスワード/まちがいさがし 付録 まちやど一覧 [書誌情報] タイトル:日常3 特集 まちを歩く。地域をつなぐ。 発行人:宮崎晃吉 発行元: 一般社団法人 日本まちやど協会 発売元:真鶴出版 編集長:川口瞬(真鶴出版) 刊行日:2023年12月22日 判型:B6/ソフトカバー 頁数:164P
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足摺り水族館 / panpanya
¥1,000
[内容] 生きているように町を描くpanpanyaさんの1冊目の単行本です。 『足摺り水族館』というタイトルは、高知県に実在する〈足摺海底館〉です。短編のなかにサブリミナル効果のように差し挟まれる足摺(実際に行ったエッセイもあります)が、現実のことですが夢のよう。 個人的には「完全商店街」が好きです。 "無いものは無い この世に存在するありとあらゆるものが並び 手に入る商店街さ 古いもの 新しいもの 珍しいもの 失われたもの 忘れられたもの 見知らぬもの… おつかいに困った子供はみんなそこへいくんだ" おつかいに困った主人公は完全商店街を探して歩いていきます。狭い路地、空中を飛び交う看板、薄暗くて古ぼけた街並み。完全商店街はマボロシのようでいて、むかしのアジアのようでもあり、懐かしさにむせ返りそうになります。 [目次] 足摺り水族館 / 完全商店街 / すごろく / 新しい世界 / イノセントワールド / 二〇一二年四月一七日の夢 / 足摺り水族館 / 冥途 / スプートニク / 無題 / マシン時代の動物たち / 足摺り水族館 / 君の魚 / エンディングテーマ [書誌情報] タイトル:足摺り水族館 著者:panpanya 出版社:1月と7月 刊行日:2013年8月31日 判型:B6判/ビニールカバー付 頁数:324P [状態] 良好です。中面にも書き込みや角折れなどありません。
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歩いて読み解く地域デザイン / 山納洋
¥1,400
[内容] 町歩きの視座が得られる良書です。ただやみくもに歩き回っても、町はなかなか見えて来ません。まぁ、やみくもに歩くのも楽しいんですけどね。楽しめてればいいのですが、「なんか退屈な場所だな」と思った時は、本書の出番です。 「目に見えないものを見る」ためには、予備知識が必要になります。都市計画、建築、土木工学、産業地理学などの学術的なバックボーンを支えに、町の基礎的な見方を教えてくれます。 目次を見ていただければわかると思いますが、ピックアップされているのは道、駅、倉庫、ショッピングセンター、ニュータウン、コンビニ、再開発など、どのエリアにもある町の基本構成物ばかり。そこにある普通のものをどう見るか、どういった施設で話を聞いたら面白いかなどが具体的にわかります。 駅前の馴染み深い風景のひとつ、ペデストリアンデッキが日本特有のものだと知って衝撃を受けました。目からウロコなトリビアも多数。散歩好きな方にお薦めです! [目次] 1 「まちのリテラシー」を高める まち観察企画「Walkin'About」 芝居を観るように、まちを観る 作り手の視点、受け手の視点 2【農業】から読みとく 残された旧家 「昔からそこにあるもの」からわかること カーブした道 旧集落の名残は人にやさしい まっすぐな道 意図があるからまっすぐになる 中世の文脈 自治の歴史を示すモノ ため池の存在 豊かな水環境を現代にどう活かすか 用水路の存在 水利にまつわるドラマが見えてくる 製造業化した農業 プロデューサーが地域を変えた 最適化された農地 生産性を上げるための工夫 残されている農地 2022年問題を乗り切れるか コラム 高砂で畑を耕すおじいさんに聞いた話 3【製造・物流業】から読みとく 川に港があった時代 水運の時代を見直す 水力を利用していた産業 電気普及以前の産業立地 産業革命と港湾立地 臨海部の土地利用はどう変わったか かつての港湾の気配 コンテナ化で人々の姿が消えた 役割を終えた港 コンビニからもまちは読み解ける 鉄道貨物が盛んだった時代 駅前に大きな土地が空いた理由 駅前だった場所 繁華街は交通モードとともに 最先端の製造物流のかたち 倉庫と工場はジャンクション前に立地する 工場閉鎖と跡地活用 広大な跡地に何を作ったか コラム 和田岬の駄菓子屋で知った地域産業の状況 4【サービス業】から読みとく 街道筋に残る昔からの商売 交通から地域の文脈を見る 飲食街化する商店街 フルセットから飲食・サービス業へ ショッピングセンターの変遷 需要と法律が変える商業 必然的にそこにあるお店 商いからわかるまちの姿 同郷コミュニティのお店 移民の歴史とまちの成り立ちを知る 高齢化に対応する商売 コンビニは公共施設化している 外国人観光客に対応する商売 インバウンドで劇的に変わる市場と商店街 宿泊客に対応するハコモノ どこもかしこも宿屋になる時代 賃料負担力がつくる風景 チェーン店ばかりの風景は変わるか キャッチされる街 まちを荒廃からどう守るか コラム 西宮卸売市場の喫茶店で聞いた昔の商売 5【住まい】から読みとく 鉄道事業者が開発した郊外住宅地 小林一三モデルが生んだ風景 戦後に建てられた木賃住宅 住宅難と人口増が生んだ密集住宅地 ニュータウンはどこに開発されたか オールドニュータウン再生が新たな課題 都心に林立するタワーマンション 高層化はどう始まったのか 駅前居住という選択 リセールバリューが新たな鍵に コラム 高槻・日吉台の喫茶店で聞いた話 6【駅前】から読みとく ターミナル駅の風格 かつては街外れに作られた駅 放射状街路がある駅前 近代的な住宅地を志向した地域 駅前広場のない駅前 開発を志向しなかった地域 行き止まり駅の風景 なぜそこに線路を引いたのか 駅前広場が果たしている機能 駅まで・駅からの交通手段の多様化 ペデストリアンデッキの風景 日本独特の歩車分離の解決策だった 駅と自転車 庶民の足を支えるビジネス 変わる駅前空間 人が集まれる場所をどう作るか コラム ボストン郊外の駅前風景 7【都市計画】から読みとく かつて計画された区画 時代を超えて伝えられる意図 城跡はどうなったのか 廃藩置県は公共空間を大きく変えている 住宅地化した農地 戦前の連棟長屋はどう生まれたか 戦争が拡げた道 建物疎開と空襲の後にできた道 いつまでも通らない道路 道を通すのはなかなか大変 スプロールと土地区画整理 計画が先か、オーガニックに生まれたか 「ミニ開発」というもの 制度のスキマで作られた住宅地 旗竿地のアイロニー 建て替えられなくなった家 2項道路とセットバック クルマ社会化以前からの道の広げ方 既存不適格の風景 政策はどうまちの風景に影響するか ペンシルビルが生まれた理由 建ぺい率と容積率で生まれる風景 コラム 三国の居酒屋で聞いた話 8【災害】から読みとく 洪水に備えていた暮らし かさ上げから神頼みまで 水害が変えた風景 まちと水辺を分離する解決策 土砂災害を想定した暮らし まちを支える縁の下の力持ち 火災を想定した暮らし 消防車がなかった時代の備え 大震災の痕跡 新しいことから推察される震災の被害 災害と再開発 計画的復興だけでは解決できないこと 9【愛着】から読みとく 保存か、開発か 「腰巻ビル」という現実解 ヒューマンレベルの投資と挑戦 個人レベルの再生が生み出す活気と魅力 復興のための超法規的措置 再建後に残せた路地 人が心地よく感じる環境 心地よさを与える「パターン」に注目する 人がつながる空間をつくる ソフトなまちづくりが生み出す風景 コラム 京都・七条七本松の喫茶店のはなし [書誌情報] タイトル:歩いて読みとく地域デザイン 普通のまちの見方・活かし方 著者:山納洋 出版社:学芸出版社 刊行日:2019年6月2日 判型:A5判/ソフトカバー 頁数:200P [状態] 良好です。中面にも書き込みなどありません。
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街角図鑑 / 三土たつお
¥900
[内容] 普段町を歩いている時には、なかなか意識ののばらない町を支えるインフラ。本書はそんな地味だけど縁の下の力持ちな、町のインフラを鑑賞するための図鑑です。画期的! お散歩界隈の錚々たるメンバーが寄稿されています。本書を読み終わるころには、見慣れた町の姿が一変するでしょう。 [目次] 【寄稿】(掲載順) 境界標のなかま(小金井美和子) 舗装のなかま(石川初) 縁石・排水溝のなかま(石川初) マンホール蓋のなかま(小金井美和子) 井戸ポンプのなかま(柏崎哲生) あぶり出される境界線(石川初) 仮設と常設/重力が支配する/指標としての路上園芸 路上園芸(村田彩子) のぼりベース入門(伊藤健史) 勝手ミラー(磯部祥行) 雰囲気五線譜(大山顕) 装飾テント(内海慶一) 送水口のなかま(佐々木あやこ) 送水口鑑賞ノート(木村絵里子) 擬木のなかま(伊藤健史) 街角にあふれる「お店では買えないモノ」のデザイン(八馬智) パイロン/ガイドポスト/防護柵/車止め/段差スロープ/タイヤ止め/単管バリケード/のぼりベース/電柱の生態系/信号機/道路標識/街路灯/カーブミラー/回収ボックス/郵便ポスト/透かしブロック/外壁/シャッター/擁壁/消波ブロック/街角を作る素材 [書誌情報] タイトル:街角図鑑 著者:三土たつお 出版社:実業之日本社 刊行日:2016年4月28日 判型:B6判/ソフトカバー 頁数:160P [状態] 背表紙の上部に破れがあります。中面に書き込みはありません。
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ダム2 / 萩原雅紀
¥300
[内容] 2007年に刊行された史上初のダム写真集『ダム』の続編で、西日本のダムが47ヵ所掲載されています。 現代の神殿か、はたまたピラミッドか。神々しささえも感じる壮大な景観です。 [書誌情報] タイトル:ダム2 著者:萩原雅紀 出版社:メディアファクトリー 刊行日:2008年1月19日 判型:変型判(190mm×170mm)/ソフトカバー 頁数:112P [状態] 表周りに若干汚れがあります。中身に書きこみや角折れなどはありません。
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日常の絶景 / 八馬智
¥1,700
[内容] 絶景ブームがありましたが、日常の中に潜む「俺なりの絶景」を見つけるための視点を養える本です。知識がないと見えない景色があります。町を支えるインフラなどは、注意して見ないと、見る癖がついていないのです。 章立てがユニークで、スケール(大きさ)によって小さい順に3章に分かれています。 室外機、段差、耐震改修、駐車場、ダクト、通信鉄塔、消波ブロックなどなど。ドボクフリークへ捧げる1冊です。 [目次] 1章 scale=S:身近にあるもの 個人コレクションの展示【室外機】 囚われのドロイド【リサイクルボックス】 ホンモノになりたい【擬木・擬石】 露出した内臓【パイプ・ダクト】 地に足をつける【高低差】 【非日常COLUMN】ビルバオの枯山水/ベネチアの人々 2章 scale=M:街に潜むもの ゴージャスな脇役【避難階段】 延命治療の現場【耐震改修】 クルマのお宿【駐車場】 見えてないランドマークタワー【通信鉄塔】 都市のエッジのピクセル画【コンテナターミナル】 【非日常COLUMN】トランスフォームドボク /ラッピング名所 3章 scale=XL:いつもは見えないもの 海岸のクローン兵【消波ブロック】 無愛想な守護者【放水路・調節池】 自然と人間の交錯点【砂防】 大きな穴【鉱山】 山奥の実家【ダム】 [著者プロフィール] 八馬 智 Hachima Satoshi 1969年千葉県生まれ。千葉工業大学創造工学部デザイン科学科教授。専門は景観デザインや産業観光など。千葉大学にて工業デザインを学ぶ過程で土木構造物の魅力に目覚め、札幌の建設コンサルタントに入社。設計業務を通じて土木業界にデザインの価値を埋め込もうと奮闘したものの、2004年に千葉大学に戻りデザインの教育研究に方向転換した。その後、社会や地域の日常を寡黙に支えているインフラストラクチャーへの愛をいっそうこじらせた。2012年に千葉工業大学に移り、現在は本職の傍らで都市鑑賞者として活動しながら、さまざまな形で土木のプロモーションを行っている。著書に『ヨーロッパのドボクを見に行こう』(自由国民社、2015)がある。 [書誌情報] タイトル:日常の絶景 著者:八馬 智 出版社:学芸出版社 刊行日:2021年12月11日 判型:A5判/ソフトカバー 頁数:144P [状態] 表紙に若干ヨレがありますが、全体的には良好です。中身に書きこみや角折れなどありません。
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マンホール 意匠があらわす日本の文化と歴史 / 石井英俊
¥500
[内容] 市町村のローカルな図柄が描かれたマンホールは、外国にはあまり見られない日本ならではの特徴みたいです。 自転車で日本全国を回りながら撮影された4000枚を超えるマンホ写真のなかから、テーマ別に選りすぐって紹介された、マンホールだらけの1冊。 著者は東京都の下水道局に勤務していたそうで、マンホールの歴史や雑学などもわかりやすく解説してくれます。 [書誌情報] タイトル:マンホール 意匠があらわす日本の文化と歴史 著者:石井英俊 出版社:ミネルヴァ書房 刊行日:2015年9月10日 判型:A5判/ソフトカバー 頁数:224P [状態] 表周りは良好ですが、中身に書きこみがあります。
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輝く都市 / ル・コルビュジェ
¥1,000
[内容] モダニズム建築の巨匠ル・コルビュジェのマスターピースです。超高層ビルの林立する現代の街並みに大きな影響を与えた作品です。 コルビュジェに師事してモダニズム建築を実践した坂倉準三が翻訳しています。建築専門出版の鹿島出版会のSD選書シリーズです。 [目次] アスコラルの介入 1943年およびそれ以後 技術的観点、精神的観点、両者の連帯性 新しい機械主義社会、建築上の革命成就、新理論応用図、建築および都市計画について 諸原則、人間と自然 道具類の獲得 都市計画探究の試み 土地の占拠 既成の観念は問題外 打ち建てられた理論、その応用 11の部会の研究による理論確立 [書誌情報] タイトル:輝く都市 著者:ル・コルビュジェ 著、坂倉 準三 訳 出版社:鹿島出版界 刊行日:1968年12月5日 判型:A5判/ソフトカバー 頁数:280P [状態] 良好です。中身に書きこみや角折れなどありません。
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サバービアの憂鬱 / 大場正明
¥1,000
[内容] サブタイトルの" 「郊外」の誕生とその爆発的発展の過程"とあるように、アメリカの郊外が舞台となった小説や映画を紐解きながら、都市でも田舎でもない「郊外文化」を浮き彫りにした郊外論のマスターピース。 家族、人種差別、中流家庭、子供たちなど様々な観点から郊外について語られていきます。名著です。数多くの作品が言及されていますが、読んだり観たりしたくなります。逆説的ですが郊外がテーマの作品ガイドとしても役立ちました。 1993年11月東京書籍刊行の『サバービアの憂鬱 アメリカン・ファミリーの光と影』を改題の上、加筆修正して復刊された新書です。 [書誌情報] タイトル:サバービアの憂鬱 著者:大場正明 出版社:KADOKAWA(角川新書) 刊行日:2023年3月10日 判型:新書判 頁数:560P [状態] 良好です。中身に書きこみや角折れなどはありません。
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【観光地絵葉書】沖縄のすべて
¥500
[内容] 昭和の観光地絵葉書です。 沖縄の闘牛、ひめゆりの塔、未来の海上都市アクアポリスなど37枚のポストカードが入っています。 沖縄の解説とマップ付きです。 [書誌情報] タイトル:沖縄のすべて 場所:沖縄県 発行元:優美堂 刊行:昭和時代 判型:166mm×117mm/ポストカード 枚数:37枚 [状態] 袋には経年によるシミや破れなどがあります。絵葉書は未使用です。
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【観光地絵葉書】美わしき京都
¥500
[内容] 昭和の観光地絵葉書です。 東山八坂の塔、円山公園、平安神宮、金閣寺、清水寺、京都駅、嵐山、三条大橋が描かれた8枚の絵葉書が入っています。 京都駅の駅舎は、1952(昭和27)年に完成した3代目の民衆駅です。1970年頃までは駅名表示がなかったらしいので、その時期の駅舎のようです。 1964年には京都タワーができるので、もし京都タワーが経っている時代に絵葉書をつくるなら、たぶん駅舎よりタワーが選ばれるんじゃないかと思うので、きっと1952~64年頃のものじゃないかと予想しています。 京都遊覧図付きです。 [書誌情報] タイトル:美わしき京都 場所:京都府 刊行:昭和時代 判型:A6判/絵葉書 枚数:8枚 [状態] 袋には経年によるシミや破れなどがあります。絵葉書は未使用です。
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【観光地絵葉書】1986 第37回さっぽろ雪まつり
¥500
[内容] 昭和の観光地絵葉書です。 第37回さっぽろ雪まつりのポストカードです。 雪で作られたオランダ国立博物館、金閣寺、瀬戸大橋、北斗の拳、ハイスクール奇面組、植村直己、ゲゲゲの鬼太郎、アルプスの少女ハイジなどが被写体になってます。 [書誌情報] タイトル:1986 第37回さっぽろ雪まつり 場所:北海道 発行元:須田商事 刊行:1986年 判型:A6/ポストカード 枚数:20枚 [状態] 袋には経年によるシミや破れなどがあります。絵葉書は未使用です。
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ragan028 Paradise Lost / 若生友見
¥800
[内容] 「いちごclub」「気まぐれ仔ねこ」「そばかすバービー」…… 失われたファンシーラブホの名前の数々。90年代の匂いが充満した写真集ZINEです。 『Paradise Lost』というタイトルどおり、すべて失われたラブホテルの名前なのです。 解体されたものも、建物は健在だとしてもリニューアルされたものも。「いちごclub」は「HOTEL ALLURE」に、「気まぐれ仔ねこ」は「Hotel Angelica」に名称変更されています。泡沫文化のブームの変遷はとても興味深い現象なのですが、なかなか文化として記録に残らないので、こういった視点でZINEが出版されるということは嬉しい限りです。 記録には残らなくとも、記憶にはやたら残ってしまう。そんな印象的なラブホ名の数々が掲載されています。 [シリーズ概念] 色眼鏡をはずして、もう一度よく見てみよう。 「これまでの概念を覆す」ような大それたことではありません。今までの経験や生活上の暗黙の了解のせいでよく見えていなかった部分や、たとえ見えていてもあまり意識されることなく数秒後には忘れてしまうような、そんな日常に点在する、ちょっとした違和感や疑問。それらを本の形に落とし込み、反復させ、日常的な意味を剥いでしまうとただの図となり、そこに「物そのもの」が見えてくるはずです。 さて、毎日毎日見ているごく普通の風景は、本当に“普通”の風景なのでしょうか。 選挙ポスター、漫画雑誌の小口、新聞のおくやみ欄、花環、ネオンサインなど、目に見えているのに意識の外にすぐ出てしまうような、グラフィックデザインとして認識されにくい存在へ焦点を当てています。 [著者プロフィール] 若生友見 わこう・ともみ 1986年 宮城県生まれ。東北芸術工科大学 情報デザイン学科 グラフィックデザインコース卒業。東北芸術工科大学大学院 ビジュアルコミュニケーション研究領域 修士課程 修了。雑誌編集を経験し現在フリーランス。 都築響一さんのメルマガ『ROADSIDERS'weekly』で紹介されているインタビュー記事が詳しくて面白いのでぜひご覧ください☟ 「裸眼の挑戦——若生友見とragan books」 https://roadsiders.com/backnumbers/article.php?a_id=559 [書誌情報] タイトル:ragan028 Paradise Lost 著者:若生友見 出版社:raganbooks 刊行日:2020年11月22日 判型:A6文庫判/ZINE 頁数:24P
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Ecocells: Landscapes and Masterplans / Leon Van Schaik
¥10,000
[内容] 図説が未来っぽくてかっこよかったので、香港の古本屋さんで買いました。建築の専門書で、洋書なので全編英語です。 2002 年にフランスのオルレアンの Archilab で開催された 「TR Hamzay & Yeang Sdn. Bhd. 」の展示インスタレーションのカタログとして作成されたものみたいです。 香港の都市は、西九龍ウォーターフロント都市生態系について書かれています。オランダのアムステルダム大学都市エコシステムについても章があります。 [amazonから引用] エコセルは、景観要素、日光、雨水、自然換気、そして下水リサイクルを建物のあらゆる階層に垂直に統合する装置です。このコンセプトは、Hamzah & Yeang(登記名:T. R. Hamzah & Yeang Sdn. Bhd.)によるアムステルダム科学技術センターと西九龍ウォーターフロント開発の2つのマスタープラン・プロジェクトで説明されています。 The ecocell is a vertical integrating device to bring landscape elements, daylight, rainwater, natural ventilation and sewage recycling vertically across all levels of the builtform. The concept is explained in two masterplan projects by Hamzah & Yeang (registered T. R. Hamzah & Yeang Sdn. Bhd.) the Amsterdam Center of Science & Technology and the West Kowloon Waterfront Development. [著者プロフィール] レオン・ヴァン・シャイク博士は、オーストラリア・メルボルンにあるRMIT大学(RMIT University)の建築環境学部長兼建築学教授です。大学のキャピタルワークス・プログラムを通じて、地域の建築文化の振興に尽力しています。2000年ヴェネツィア・ビエンナーレ建築展のオーストラリア代表委員を務め、アジアデザインフォーラムの議長も務めています。近著には、エドモンド+コリガン、ウシダ・フィンドレー、ギルフォード・ベル、トム・CV・コヴァックに関するモノグラフがあります。 Dr Leon van Schaik is Dean of the Faculty of the Constructed Environment and Professor of Architecture at RMIT University Melbourne, Australia where he has promoted the local architectural culture through the university capital works program.He is Commissioner for Australia in the 2000 Venice Architecture Biennale and he is Chair of the Asia Design Forum. Recent books include monographs compiled on Edmond+Corrigan, Ushida Findlay, Guilford Bell and Tom CV Kovac. [書誌情報] タイトル:Ecocells: Landscapes and Masterplans 著者:Leon Van Schaik 出版社:Academy Editions Ltd 刊行日:2003年7月7日 判型:127mmx127mmx127mm /ソフトカバー 頁数:138P [状態] 表紙の角が若干折れてますが、中古品としては普通です。中身に書きこみや角折れなどはありません。
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八画文化会館vol.3 総力特集:終末観光の切り札 廃墟の秘密。/ 八画出版部
¥1,572
2013年刊行。八画文化会館に一貫して流れていた「終末観光」というテーマで、廃墟を巡った特集です。 【内容】 総力特集 :終末観光の切り札 廃墟の秘密。 ◎廃墟終末処理場 乱れネイチャー編/ヒヤリ・ハット編/企業ノベルティ編/お色気サービス編/ラブホ不思議の壁編/謎のメッセージ編 ◎廃墟の秘密。REVIEW 八戸漁連/近未来バイオセンター廃墟/K楽園温泉ホテル/NR閣/和賀川水力発電所跡/K道路沿いの未完円形ホテル/洋館風のT鉄工所/怨念旅館/ボウリング場の皮を被った廃建設会社/愛宕山横穴墓群の産業遺跡/Hスイミングスクール/ホテル大宮/T国際スキー場/かっぱ風呂ホテル/下の茗温泉旅館/産地最大!巨大繊維工場/公営Kウォーターパーク/湖畔のグランドホテル/大塩温泉のホテル廃墟/八丈Oリゾート/八丈島の南国廃ホテル/八丈島国際Kホテル/ブロックアート/野趣溢れる南国ロイヤルホテル/なまこ壁の廃ホテル/高原の廃ゲームランド/あじさいの宿/Pランドプール/蒲郡市の小さな廃観光旅館/地場産業のN工業/S発電所/近未来の遊園地ロープウェイ/森で隔離された廃結核病院/麻耶観光ホテル/水没ペンション村/アクア小与島/Y温泉ストリップ劇場/森に埋まった廃遊園地/石膏像の廃校/建て増しM荘/国民宿舎A山荘/スカイレスト・ニュー室戸/屋島山頂駅/龍宮城/イジメもやまる日本発祥の地/小豆島大孔雀園/Dリゾート小豆島/M荘/R山S院/山口秘宝館/亀崎海上ホテル/志高ロープウェイ/無人島の真珠養殖場/H共和国/ヒートゥ島の水族館レストラン/H発電所/安慶名琉映館/軍艦島 ◎編集部対談 終末にこんがらがって、廃墟へ。 ◎廃墟マニア対談 廃墟の秘密。O氏とS氏の場合 (スペシャルゲスト 鬼束7段) ◎EPILOGUE すべての終末観光は自由をめざす ◎本編アウトテイク写真集 ◎本編未発表写真集 FEATURE WAITING FOR THE 終末観光 ワールドオートバイサーカス/足摺海底館/首里劇場/魚津ステーションデパート/回転展望喫茶店手柄ポート/POT HALL(旧・吉田南光園)/マルカンデパート大展望大食堂/八戸ボウリングセンター/津山農協会館 REGULAR 毎度おなじみ ◎ミステリーパトロール (有)中遠ソーラー普及所/富士設計/白金消防団詰所/早吸日女神社/馬渕工業/桃太郎神社/かつらの総合メーカー司屋/ホイールの家/かなやま人の村/お食事処 腹いっぱい/アサヒ薬局/岩保木水門 ◎ローカル三行はみだし情報 COLUMN スペシャルライターによるおもしろいコラム ◎高木壮太「徳島の性教育食堂」 ◎藤井佳之「別子飴」 ◎香山哲「TDL跡地」 CULTURE ブックレビュー ◎花本武・松岡千恵「BOOKSTORE BACKYARD REVIEWすべての終末本は書店のバックヤードに流れ着く」 and more...... [書誌情報] タイトル:八画文化会館vol.3 総力特集:終末観光の切り札 廃墟の秘密。 編集者:酒井竜次・石川春菜 出版社:八画出版部 刊行日:2013年8月 判型:A4変型判 頁数:113P
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八画文化会館vol.2 特集:HOTEL NEW ROMANTIC / 八画出版部
¥1,200
[内容] 不定期刊行マガジン「八画文化会館」の第2弾です。超絶レトロな終末観光スポット、珍スポット、廃墟、ローカルのマイナー情報などなど、テンコもりで作ってました。 長らく品切れでしたが、少しだけ返品戻り在庫を発見したので出品します。 [目次] ■HOTEL NEW ROMANTIC 2012年の今だからこそ、まったく新しい視点で楽しめる「ニューロマンティック」なホテルがSO,COOL! 宇宙アポロ風呂/月世界大温泉/ジャングル風呂/自販機ホテル/ハトヤ/バブルホテル(大山顕、萩原雅紀ほか) SOUVENIR ■VIVA!! ローカルパン 大手メーカーの「気の利いた」パンとは違う、味で勝負する「スカしたパン」とも違う、ローカルでリリースされてる「気のいいパン」を大捜索!(全国MAP付) ゼブラパン/イギリストースト/シベリア/南国の味クロパン/特別御誂パン/マンハッタンetc.(香山哲) EAT ■オブジェの多い料理店 飲食店界の掟である「食べ物」ではなく「芸術」で勝負を挑んでしまった結果、このようなお店が生まれます。 ブルボンコーヒーハウス/みやまどり苑/桟食堂/喫茶レストラン ばら園(遠藤学、ほいじんが) STUDY ■Let's Study in the ビルマニアカフェ 君はそこら辺にあるビルをじっくり鑑賞したことがあるか!? 大阪のビルシーンを牽引する「ビルマニアカフェ」&「モンド不動産」全面協力ドーンと10ページ特集! FEEL ■KING OF DIY!! これぞ真打ち‼ 南北のDIY王者に肉薄したインタビュー。 公共物に無断でメッセージを書き込み、ヤグラを建設する真のアウトロー、NORTH-SIDEつちやあきら(84)/地図には決して載らない「気狂村」は存在した……!DEEP-SOUTHかわさきヒロタカ(72) SPECIAL ■終末スペシャル あの世、観光。 東北のローカル信仰、現代に根づく「ムカサリ絵馬」。お葬式と結婚式がドッキングしたようなシュールな死後の世界へ一緒に旅立ちましょう。(小嶋独観、山下陽光) GRAVURE ■HEARTBRAKE HOTEL 美しくも寂しい廃業したホテルのグラビア写真。 天草パールラインホテル/龍宮園/屋島レストセンター/大川グランドホテル/白鳥湖観光ホテル(啝、HEBU、鬼束7段) REGULAR ■MYSTERY PATORL パトロール隊員が見た知られざる世界……そこは、誰も語り継げない場所だった。 呪いの家「イチローハウス」/謎の忍者学校/毒りんごサブレー/樹海の呪い人形「のぐ血」etc.(よごれんfromTEAM酷道ほか) ■街角秘密倶楽部 街角に溢れる、自己主張をやめようとしない奇妙な看板、オブジェ、銅像を審査します。 ニセキャラ製造所大発見!/オリジナルマスコット部門/レアキャラ部門/よっ!丸出し部門(舟橋蔵人ほか) ■文化終末処理場 カルチャーの墓場か!? はたまた最先端の流行発信基地か!? 文化の最果てに吹き溜まっているものを徹底対談してもらいました! コスモス自販機/つくば万博グッズ/人工衛星饅頭/ローカル缶詰/8cmシングルCD/徳用マッチ/廃バスラーメン/鍾乳洞絵ハガキ(田端宏章、坂田哲彦) ■CULTURE 読み物 「美ら島 美ら唄 オキナワ・ベスト・ミュージック・コンピレーション」高木壮太/「VHS鑑賞会、失敗。」花本武and more…… [書誌情報] タイトル:八画文化会館vol.2 特集:HOTEL NEW ROMANTIC 著者:八画文化会館編集部 出版社:八画出版部 刊行日:2012年8月 判型:A4変型判/ソフトカバー 頁数:112P [状態] 書店からの返品戻り品のため、日焼け、スレ、折れなどがあります。