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名古屋渋ビル手帖 ビルと喫茶店特集号 /名古屋渋ビル研究会
¥450
[内容] 名古屋渋ビル研究会さんによるZINE「名古屋渋ビル手帖」のビルと喫茶店の特集号です。 今は失き渋ビル内にレトロフューチャーな内装が広がる名古屋の老舗〈タムラ〉、名古屋にある新潟〈喫茶新潟〉、角ビルの〈シューカドー〉、宝石のようなお菓子が美味しい〈ボンボン〉などなど、名古屋のビル喫茶が目白押し。 喫茶天国名古屋ならではの特集で、読み応えがあります。誌面のデザインも可愛いです。 [書誌情報] タイトル:名古屋渋ビル手帖 ビルと喫茶店特集号 著者:寺嶋梨里、謡口志保 出版社:名古屋渋ビル研究会 刊行日:2017年11月1日 判型:B6判/ZINE 頁数:22P [状態] 良好です。中身に書きこみや角折れなどはありません。
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岩瀬亜里紗 作品集2
¥1,000
[内容] 街角に佇む高度成長期の味わいのあるビルや団地、自販機などをモチーフに、一針一針手縫いの刺繍で縫われた作品集ZINEです! 物件名表記ではなく、「江東区白河」などの所在地が作品名となっていて、まるで街の名もなき建築早押しクイズ状態で楽しめます。建築好きな方は既視感のある物件もあるのではないでしょうか。楽しいです。 窓、やっぱり窓なんですよ(謎のテンション)!特徴を捉えた建築手芸、お見事です! [書誌情報] タイトル:岩瀬亜里紗 作品集2 著者:岩瀬亜里紗 刊行日:2025年1月 判型:148mm×148mm/ZINE 頁数:24P [状態] 良好です。
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壁の本 / 杉浦貴美子
¥1,100
[内容] ベルリンで出会った1枚の壁。それがきっかけで、著者は街の中にある壁が「見える」ようになったそうです。 美との出会いは、自己の眼差しとの出会いなんでしょうね。 2005~09年の4年間で集められた美しい壁の写真集です。見返しの紙なども凝っていて壁風。美しい佇まいの本です。 [書誌情報] タイトル:壁の本 著者:杉浦貴美子 出版社:洋泉社 刊行日:2009年9月2日 判型:B6判/ソフトカバー 頁数:111P [状態] 良好です。中身に書きこみや角折れなどはありません。
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サバービアの憂鬱 / 大場正明
¥1,000
[内容] サブタイトルの" 「郊外」の誕生とその爆発的発展の過程"とあるように、アメリカの郊外が舞台となった小説や映画を紐解きながら、都市でも田舎でもない「郊外文化」を浮き彫りにした郊外論のマスターピース。 家族、人種差別、中流家庭、子供たちなど様々な観点から郊外について語られていきます。名著です。数多くの作品が言及されていますが、読んだり観たりしたくなります。逆説的ですが郊外がテーマの作品ガイドとしても役立ちました。 1993年11月東京書籍刊行の『サバービアの憂鬱 アメリカン・ファミリーの光と影』を改題の上、加筆修正して復刊された新書です。 [書誌情報] タイトル:サバービアの憂鬱 著者:大場正明 出版社:KADOKAWA(角川新書) 刊行日:2023年3月10日 判型:新書判 頁数:560P [状態] 良好です。中身に書きこみや角折れなどはありません。
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輝く都市 / ル・コルビュジェ
¥1,000
[内容] モダニズム建築の巨匠ル・コルビュジェのマスターピースです。超高層ビルの林立する現代の街並みに大きな影響を与えた作品です。 コルビュジェに師事してモダニズム建築を実践した坂倉準三が翻訳しています。建築専門出版の鹿島出版会のSD選書シリーズです。 [目次] アスコラルの介入 1943年およびそれ以後 技術的観点、精神的観点、両者の連帯性 新しい機械主義社会、建築上の革命成就、新理論応用図、建築および都市計画について 諸原則、人間と自然 道具類の獲得 都市計画探究の試み 土地の占拠 既成の観念は問題外 打ち建てられた理論、その応用 11の部会の研究による理論確立 [書誌情報] タイトル:輝く都市 著者:ル・コルビュジェ 著、坂倉 準三 訳 出版社:鹿島出版界 刊行日:1968年12月5日 判型:A5判/ソフトカバー 頁数:280P [状態] 良好です。中身に書きこみや角折れなどありません。
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日常の絶景 / 八馬智
¥1,700
[内容] 絶景ブームがありましたが、日常の中に潜む「俺なりの絶景」を見つけるための視点を養える本です。知識がないと見えない景色があります。町を支えるインフラなどは、注意して見ないと、見る癖がついていないのです。 章立てがユニークで、スケール(大きさ)によって小さい順に3章に分かれています。 室外機、段差、耐震改修、駐車場、ダクト、通信鉄塔、消波ブロックなどなど。ドボクフリークへ捧げる1冊です。 [目次] 1章 scale=S:身近にあるもの 個人コレクションの展示【室外機】 囚われのドロイド【リサイクルボックス】 ホンモノになりたい【擬木・擬石】 露出した内臓【パイプ・ダクト】 地に足をつける【高低差】 【非日常COLUMN】ビルバオの枯山水/ベネチアの人々 2章 scale=M:街に潜むもの ゴージャスな脇役【避難階段】 延命治療の現場【耐震改修】 クルマのお宿【駐車場】 見えてないランドマークタワー【通信鉄塔】 都市のエッジのピクセル画【コンテナターミナル】 【非日常COLUMN】トランスフォームドボク /ラッピング名所 3章 scale=XL:いつもは見えないもの 海岸のクローン兵【消波ブロック】 無愛想な守護者【放水路・調節池】 自然と人間の交錯点【砂防】 大きな穴【鉱山】 山奥の実家【ダム】 [著者プロフィール] 八馬 智 Hachima Satoshi 1969年千葉県生まれ。千葉工業大学創造工学部デザイン科学科教授。専門は景観デザインや産業観光など。千葉大学にて工業デザインを学ぶ過程で土木構造物の魅力に目覚め、札幌の建設コンサルタントに入社。設計業務を通じて土木業界にデザインの価値を埋め込もうと奮闘したものの、2004年に千葉大学に戻りデザインの教育研究に方向転換した。その後、社会や地域の日常を寡黙に支えているインフラストラクチャーへの愛をいっそうこじらせた。2012年に千葉工業大学に移り、現在は本職の傍らで都市鑑賞者として活動しながら、さまざまな形で土木のプロモーションを行っている。著書に『ヨーロッパのドボクを見に行こう』(自由国民社、2015)がある。 [書誌情報] タイトル:日常の絶景 著者:八馬 智 出版社:学芸出版社 刊行日:2021年12月11日 判型:A5判/ソフトカバー 頁数:144P [状態] 表紙に若干ヨレがありますが、全体的には良好です。中身に書きこみや角折れなどありません。
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ダム2 / 萩原雅紀
¥300
[内容] 2007年に刊行された史上初のダム写真集『ダム』の続編で、西日本のダムが47ヵ所掲載されています。 現代の神殿か、はたまたピラミッドか。神々しささえも感じる壮大な景観です。 [書誌情報] タイトル:ダム2 著者:萩原雅紀 出版社:メディアファクトリー 刊行日:2008年1月19日 判型:変型判(190mm×170mm)/ソフトカバー 頁数:112P [状態] 表周りに若干汚れがあります。中身に書きこみや角折れなどはありません。
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ダム / 萩原雅紀
¥300
[内容] 2007年頃。本書『ダム』と『工場萌え』により空前のドボク鑑賞ブームが到来しました。その両翼のひとつを担ったのが本書です。 全国2500ヵ所以上のダムの中から厳選した36ダムが掲載されている、ダム写真集です。 人間が造り出した建造物のなかでも、最大級のダム。負の遺産とされることも多かったダムを「観賞する観光資源のひとつ」として光を当てた功績は大きいです。 [書誌情報] タイトル:ダム 著者:萩原雅紀 出版社:メディアファクトリー 刊行日:2007年2月20日 判型:変型判(190mm×170mm)/ソフトカバー 頁数:95P [状態] 表周りに若干汚れがあります。中身に書きこみや角折れなどはありません。
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マンホール 意匠があらわす日本の文化と歴史 / 石井英俊
¥500
[内容] 市町村のローカルな図柄が描かれたマンホールは、外国にはあまり見られない日本ならではの特徴みたいです。 自転車で日本全国を回りながら撮影された4000枚を超えるマンホ写真のなかから、テーマ別に選りすぐって紹介された、マンホールだらけの1冊。 著者は東京都の下水道局に勤務していたそうで、マンホールの歴史や雑学などもわかりやすく解説してくれます。 [書誌情報] タイトル:マンホール 意匠があらわす日本の文化と歴史 著者:石井英俊 出版社:ミネルヴァ書房 刊行日:2015年9月10日 判型:A5判/ソフトカバー 頁数:224P [状態] 表周りは良好ですが、中身に書きこみがあります。
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遊廓へ 女子ひとりで街歩き / 花房ゆい
¥700
[内容] 大阪の飛田新地にある元遊郭の料理店〈鯛よし百番〉に衝撃を受けて、全国の遊郭跡巡りをするようになったという著者。全国の一度は訪れてみたい遊郭跡が、丁寧に探訪されています。 写真も豊富で、往時の遊郭のよすがを紙面で辿る旅ができます。 遊郭跡に泊まる章もあって、今では転業旅館として経営されている遊郭建築の紹介があるのも嬉しいところ。青森の〈新むつ旅館〉など、一度は訪れてみたい名遊郭跡地が余すことなく紹介されています。 [目次] 【まるで映画のセット】編 恋多き女たちの嬌声を聞く「鳩の街」 燃えた廓のランドマーク「田町遊廓」 雨に濡れる軍都の廓「有楽荘」 高瀬川沿いの桃源郷「五條楽園」 川岸に浮かぶ蜃気楼「橋本遊廓」 陰と陽の遊廓跡「洞泉寺遊廓/東岡遊廓」 門前町で精進落し「宝山寺新地」 土手下の旅館街「玉水新地」 コラム1 五條楽園で暮らす――ポン酢屋さんの場合 【色里の忘れがたい建物】編 男と女の夢のあと「気仙沼のダンスホール」 風光明媚を誇った悲運の歓楽街「吉文」 阿部定の幻影に逢える場所「大正楼」 港町ブルーの三層楼「春駒」 風待ち港にアプレ娘の影を見る「CAFE RUMI」 朽ちゆく妓楼はいま「糸崎の廃妓楼」 門司のあの娘に会いたい「女体が誘うカフェー建築」 コラム2 いい窓コレクション 【昔からずっと夜の街】編 変わらぬ水路と松並木「尾花新地」 華やかな昭和の夜を垣間見る「富岡二町通り」 なにわのアットホーム新地「松島新地」 猫たちが住むソープ街「福原」 情け深いノスタルジック港町「尾道新開」 中学生男子、赤線の記憶「益田新天街」 コラム3 遊廓跡に住まう猫 【遊廓跡に泊まる】編 空中回廊のある妓楼「新むつ旅館」 はじめての遊廓遠征「中村旅館」 雪国で人情味に触れる「松山旅館」 都心に佇む端正な商人宿「一楽旅館」 コラム4 娼婦たちのおしゃれ事情 [書誌情報] タイトル:遊廓へ 女子ひとりで街歩き 著者:花房ゆい 出版社:柏書房 刊行日:2018年11月27日 判型:A5判/ソフトカバー 頁数:128P [状態] 良好です
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Ecocells: Landscapes and Masterplans / Leon Van Schaik
¥10,000
[内容] 図説が未来っぽくてかっこよかったので、香港の古本屋さんで買いました。建築の専門書で、洋書なので全編英語です。 2002 年にフランスのオルレアンの Archilab で開催された 「TR Hamzay & Yeang Sdn. Bhd. 」の展示インスタレーションのカタログとして作成されたものみたいです。 香港の都市は、西九龍ウォーターフロント都市生態系について書かれています。オランダのアムステルダム大学都市エコシステムについても章があります。 [amazonから引用] エコセルは、景観要素、日光、雨水、自然換気、そして下水リサイクルを建物のあらゆる階層に垂直に統合する装置です。このコンセプトは、Hamzah & Yeang(登記名:T. R. Hamzah & Yeang Sdn. Bhd.)によるアムステルダム科学技術センターと西九龍ウォーターフロント開発の2つのマスタープラン・プロジェクトで説明されています。 The ecocell is a vertical integrating device to bring landscape elements, daylight, rainwater, natural ventilation and sewage recycling vertically across all levels of the builtform. The concept is explained in two masterplan projects by Hamzah & Yeang (registered T. R. Hamzah & Yeang Sdn. Bhd.) the Amsterdam Center of Science & Technology and the West Kowloon Waterfront Development. [著者プロフィール] レオン・ヴァン・シャイク博士は、オーストラリア・メルボルンにあるRMIT大学(RMIT University)の建築環境学部長兼建築学教授です。大学のキャピタルワークス・プログラムを通じて、地域の建築文化の振興に尽力しています。2000年ヴェネツィア・ビエンナーレ建築展のオーストラリア代表委員を務め、アジアデザインフォーラムの議長も務めています。近著には、エドモンド+コリガン、ウシダ・フィンドレー、ギルフォード・ベル、トム・CV・コヴァックに関するモノグラフがあります。 Dr Leon van Schaik is Dean of the Faculty of the Constructed Environment and Professor of Architecture at RMIT University Melbourne, Australia where he has promoted the local architectural culture through the university capital works program.He is Commissioner for Australia in the 2000 Venice Architecture Biennale and he is Chair of the Asia Design Forum. Recent books include monographs compiled on Edmond+Corrigan, Ushida Findlay, Guilford Bell and Tom CV Kovac. [書誌情報] タイトル:Ecocells: Landscapes and Masterplans 著者:Leon Van Schaik 出版社:Academy Editions Ltd 刊行日:2003年7月7日 判型:127mmx127mmx127mm /ソフトカバー 頁数:138P [状態] 表紙の角が若干折れてますが、中古品としては普通です。中身に書きこみや角折れなどはありません。
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八画文化会館vol.3 総力特集:終末観光の切り札 廃墟の秘密。/ 八画出版部
¥1,572
2013年刊行。八画文化会館に一貫して流れていた「終末観光」というテーマで、廃墟を巡った特集です。 【内容】 総力特集 :終末観光の切り札 廃墟の秘密。 ◎廃墟終末処理場 乱れネイチャー編/ヒヤリ・ハット編/企業ノベルティ編/お色気サービス編/ラブホ不思議の壁編/謎のメッセージ編 ◎廃墟の秘密。REVIEW 八戸漁連/近未来バイオセンター廃墟/K楽園温泉ホテル/NR閣/和賀川水力発電所跡/K道路沿いの未完円形ホテル/洋館風のT鉄工所/怨念旅館/ボウリング場の皮を被った廃建設会社/愛宕山横穴墓群の産業遺跡/Hスイミングスクール/ホテル大宮/T国際スキー場/かっぱ風呂ホテル/下の茗温泉旅館/産地最大!巨大繊維工場/公営Kウォーターパーク/湖畔のグランドホテル/大塩温泉のホテル廃墟/八丈Oリゾート/八丈島の南国廃ホテル/八丈島国際Kホテル/ブロックアート/野趣溢れる南国ロイヤルホテル/なまこ壁の廃ホテル/高原の廃ゲームランド/あじさいの宿/Pランドプール/蒲郡市の小さな廃観光旅館/地場産業のN工業/S発電所/近未来の遊園地ロープウェイ/森で隔離された廃結核病院/麻耶観光ホテル/水没ペンション村/アクア小与島/Y温泉ストリップ劇場/森に埋まった廃遊園地/石膏像の廃校/建て増しM荘/国民宿舎A山荘/スカイレスト・ニュー室戸/屋島山頂駅/龍宮城/イジメもやまる日本発祥の地/小豆島大孔雀園/Dリゾート小豆島/M荘/R山S院/山口秘宝館/亀崎海上ホテル/志高ロープウェイ/無人島の真珠養殖場/H共和国/ヒートゥ島の水族館レストラン/H発電所/安慶名琉映館/軍艦島 ◎編集部対談 終末にこんがらがって、廃墟へ。 ◎廃墟マニア対談 廃墟の秘密。O氏とS氏の場合 (スペシャルゲスト 鬼束7段) ◎EPILOGUE すべての終末観光は自由をめざす ◎本編アウトテイク写真集 ◎本編未発表写真集 FEATURE WAITING FOR THE 終末観光 ワールドオートバイサーカス/足摺海底館/首里劇場/魚津ステーションデパート/回転展望喫茶店手柄ポート/POT HALL(旧・吉田南光園)/マルカンデパート大展望大食堂/八戸ボウリングセンター/津山農協会館 REGULAR 毎度おなじみ ◎ミステリーパトロール (有)中遠ソーラー普及所/富士設計/白金消防団詰所/早吸日女神社/馬渕工業/桃太郎神社/かつらの総合メーカー司屋/ホイールの家/かなやま人の村/お食事処 腹いっぱい/アサヒ薬局/岩保木水門 ◎ローカル三行はみだし情報 COLUMN スペシャルライターによるおもしろいコラム ◎高木壮太「徳島の性教育食堂」 ◎藤井佳之「別子飴」 ◎香山哲「TDL跡地」 CULTURE ブックレビュー ◎花本武・松岡千恵「BOOKSTORE BACKYARD REVIEWすべての終末本は書店のバックヤードに流れ着く」 and more...... [書誌情報] タイトル:八画文化会館vol.3 総力特集:終末観光の切り札 廃墟の秘密。 編集者:酒井竜次・石川春菜 出版社:八画出版部 刊行日:2013年8月 判型:A4変型判 頁数:113P
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グンマコンプレックス / 神谷彬大
¥1,300
[内容] 群馬に生まれ育ち「自分を形成してきたものを探る」ために群馬を探っている著者が、建築に焦点を当てて制作したZINEです。 表紙とタイトルに一目惚れして衝動的にジャケ買いしました。本の顔である表紙。気合いを入れてしまうと思うんですが、なんでもない街並みの景色なんですよね。全国のどこにでも見られるザ・コモディティな駅前風景。 これは群馬であるようで群馬でない。あなたの町でもあり、私の町でもあるんです。それでいて本書内には群馬の特色のある建築も掲載されているのがいいバランスです。フトゥロというUFO住宅や、巨大な高崎白衣大観音、駅前のメインストリートが風俗化した太田駅(北関東最大の風俗街)等々の個性的な状況が写真と文章で考察されていきます。 タイトルに「コンプレックス」と謳われているのも、著者の群馬に対する複雑な想いが込められていてぐっときました。どこであっても、誰にとっても「自分の地元」は、代替不可能な場所なんですよね。コンプレックスと愛情と切なさが入り混じった視線で切り取られたグンマは、等身大でかっこよかったです。 [書誌情報] タイトル:グンマコンプレックス 著者:神谷彬大 刊行日:2022年11月15日 判型:A5版/ZINE 頁数:48P [状態] カバー背表紙上に一部破れがありますが、古書としては良好です。中身に書きこみや角折などはありません。
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シェアハウス暮らし図鑑 ゆかいな住人たちの生活 / ゆき
¥1,200
SOLD OUT
[内容] 著者は足立区にある本をコンセプトにしたシェアハウス「読む団地」の住人であるゆきさん。本好きが集まるシェアハウス、しかも団地です! JR亀有駅から徒歩25分ぐらいのところにある大谷田一丁目団地というURの物件らしい。コミュニティスペースではZINEイベントなども行われているようです。実際に本棚があるラウンジなどを見学できるチャンスがあったら、見てみたくなります。 建築関係のお仕事をされているというゆきさん。各部屋のイラストが可愛い図解集になっていて、団地シェアハウスがどんな雰囲気の部屋になっているのかがよくわかって興味深いです。 住人ならではの視点で、みんなに聞いてみたアンケートや、部屋を見せてもらっているのが本書の特長的だなと思いました。細部まで(床材の木目とか!)きっちり書き込まれているイラストが素敵です。 リアルな生活空間の中で、本好き同志がゆるく繋がれるコミュニティっていいなぁ。本書のおかげで、コンセプト型のシェアハウスに興味津々です。 [目次] ・読む団地とは? ・シェアハウス暮らし解剖 ・ルームツアーゆかいな住人たちの生活を紹介! 前半 K-POP愛を感じるお部屋 好奇心と向上心が詰まったお部屋 お茶の心とデザインのお部屋 ・コラム 実際シェアハウスに住んでみたら… ・ルームツアーゆかいな住人たちの生活を紹介! 後半 写真一筋なお部屋 本と思い出が詰まったお部屋 おそらく一番物が少ないお部屋 DIYで壁を作ったインテリアオタクのお部屋 ・コラム 好きな本・おすすめ本 ・コラム 私の生活必需品 ・団地LIFE [書誌情報] タイトル:シェアハウス暮らし図鑑 ゆかいな住人たちの生活 著者:ゆき 刊行日:2024年4月 判型:A5版/ZINE 頁数:32P [状態] 状態良好です。画像でご確認下さい。中身に書きこみや角折などはありません。
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香港のてざわり / 大山顕
¥5,000
SOLD OUT
[内容] 香港の魅力といえば、林立する団地や雑居ビル群! 団地写真で有名な大山顕さんが、香港のエネルギッシュな建物を収めた写真集です。 角の丸いビルや、剥き出しの室外機、カラフルな色遣いなどなど。香港の街並みの特徴が切り取られています。 香港の建築物は「竹林かな?」と思うぐらい無造作にわっさわさ生えてる感じがして、人工物なのに生命が宿っているよう。ページからはみ出すような香港のパワーを浴びてみて。 ※本書は2017年に自主制作されていたZINEが、本の雑誌さんから復刊されたバージョンです。 [著者のことば] 「ここでは街全体がひとつの建物なんだな。」(デイリーポータルZ「香港の団地はやっぱりすごい」より) 「2014年ごろから年に2、3回香港に行ってました。世界でも一二を争う住宅難の街で、決して手放しで「すてき! 」とは言いづらいけれど(現在はとくに難しい状況にありますよね。香港には知り合い・友人が何人かいるのでとても心配してます)、でもやっぱりぼくはこここそ「都市の魅力とはこういうことだ! 」と訪れるたびに思う。」大山顕 [書誌情報] タイトル:香港のてざわり 著者:大山顕 出版社:本の雑誌社 刊行日:2020年6月10日 判型:B5判/ソフトカバー 頁数:40P [状態] 良好です
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八画文化会館vol.7 偏愛特集:I love Pachinko Hall パチンコホールが大好き!! / 栄華
¥1,980
SOLD OUT
[内容] 不定期刊行マガジン第7弾は「パチンコホール」特集! 娯楽の殿堂の面影を残したオールドスクールなパチンコホールに焦点を当てた、丸ごと1冊「パチンコホールが大好き」特別号! 監修は2,300軒もの店舗を巡り歩いて記録を撮り、パチンコ一筋の人生を送っているパチンコライターの栄華さん。 2015年に知り合ってから交流を重ねていくにつれ、彼女のパチンコに対する思想や活動に共鳴し、足掛け5年かけて制作した渾身の特集です。 「パチンコ店は下に見ていいという、固定化された眼差しを解放したい」と栄華さんは言います。軽蔑や無関心により見えなくなっている、パチンコホールの美しさや独自の存在感に光を当てることが、本特集の意義です。 パチンコホールは、日本独特の町を構成する重要なエレメント。今までパチンコ店が視界に入らなかった人に少しでも興味を持ってもらえるように、また誤解や偏見が解けるよう誌面作りに励みました。本特集がパチンコ文化の裾野を広げるきっかけになることを願っています。(編集のことばより) [目次] ◎巻頭グラビア パチンコホールの「発見」 ◎公開対談 パチンコホール鑑賞は路上観察になるか!? ◎栄華流 ホール鑑賞入門 これでわかる大解説!パチンコホール徹底解剖! ◎パチンコホール ディテール図鑑 各部の名称と鑑賞方法を覚えよう! ◎魅惑のホール7選 ◎観光遊戯場7選 ◎岐阜レトロミュージアム所蔵7つの逸品! 美しい盤面秘蔵コレクション ◎マッチラベル・センター役物コレクション ◎コラム&エッセイ PACHINKO INTERVIEW パチンコライター 栄華 ◎転用ホール図鑑 パチンコホールの輪廻転生を徹底研究‼ ◎パチンコホールのサービス七不思議 ◎パチンコホールのトイレ研究所 ◎パチンコホール奇抜建築論 ◎青森2泊3日 旅打ちdiary ◎パチンコ実機コレクター・広瀬恭士と「部屋」 ◎女性がパチンコ店を営むという事 ◎廃業ホールにパチンコ台が無い理由 ◎開発と規制の70年史(神保美佳) ◎ぱちんこの未来予測(POKKA吉田) ◎国際ニュータカギ会館「パチンコ屋の追憶」(高木壮太) [参加メンバー] 栄華/酒井竜次/松村大輔/TEAM酷道 よごれん/チーム4.5畳 けんちん/日本給水党 UC/終末トラベラー 逢根あまみ/岐阜レトロミュージアム館長 杉本勇治/POKKA吉田/神保美佳/高木壮太 [書誌情報] タイトル:八画文化会館vol.7 偏愛特集:I love Pachinko Hall パチンコホールが大好き!! 出版社:八画出版部 刊行日:2019年3月 判型:B5変型判/ZINE 頁数:96P
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銭湯 風呂屋 / 木藤富士夫
¥1,200
SOLD OUT
[内容] スーパー銭湯やスポーツジムにおされて、街角から年々姿を消しつつある銭湯。昭和時代の文化を、街並みの中にいくつ残していけるかというのは本当に課題だと思います。維持も集客も難しいなかで、運営を続けておられる銭湯にはリスペクトしかありません。 地層のように、時代ごとの人々の文化や営みが残っている町はとても豊かだと思います。そういった観点から見ても、銭湯はその町の文化的地層をはかる、ひとつの目印にもなっているのではないでしょうか。 本書は、貴重な文化資源である東京の銭湯を記録した写真集ZINEです。老朽化や新たな需要によりリニューアルも増えていますが、昭和の面影を残した銭湯にフィーチャーされています。 なかなか見られなくなっている脱衣所の体重計やロッカー、いつかきっと忘れられてしまう細部の意匠も切り取られています。 ペンキやモザイクタイルなどで描かれた、圧巻の銭湯壁画が素晴らしいです。モチーフとしては、やはり富士山がよく描かれているようです。王道中の王道ですよね。ペンキの富士山を眺めながらのんびり湯舟に浸かれば、銭湯に来たなぁという感慨にふけってしまいそう。 変わり種としては大型船、日本地図、カッパと美女、脱衣場の天井に描かれた宇宙空間などなど。町に隠された秘宝のような銭湯が記録されています。 「よくぞ撮ってくれました!」と拍手を送りたい1冊です。 [書誌情報] タイトル:銭湯 風呂屋 著者:木藤富士夫 出版社:屋上パンダ 刊行日:2015年8月 判型:A5版/ZINE 頁数:42P [状態] 状態は古書としては良好です。画像でご確認下さい。中身に書きこみや角折などはありません。
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インフラ写真集~電気篇~ / のっち
¥1,300
SOLD OUT
[内容] 2011年の東日本大震災とその後に続く列島各地の震災の数々や、2020年に始まったコロナ禍。繰り返される自然災害や疫病を経験し、非常事態のなかで生まれてきた感情があります。 日常の愛おしさです。 「当たり前だと思っていた日常」を失い、通り過ぎていくだけだった何でもない風景や、日常の些細な事象に対する郷愁がひしひしと身に迫ってくるようになってきたのです。 その感情によって惹きつけられ、蒐集してきた作品群のなかのひとつに本書があります。 メジャー出版が不得手とするニッチなテーマだからということではなく、「当たり前すぎて見えていなかったものを可視化してくれた」という役割を果たすのもZINEの得意とするところです。 物理的には目に見えないけれども、私たちの生活に絶対不可欠なもの「電気」を観察対象にした『インフラ写真集~電気篇~』。調布技研写真チームによる本書は、電気を届けてくれる設備にスポットライトを当てて美しく切り取った写真集です。 訴求力の高い表紙の写真は、未踏の雪原に林立する〈西札幌変電所〉。巻頭は圧巻の水力発電用のダム風景〈東京電力小田切発電所〉です。暮れなずむ夕闇に無機質に立ち並ぶ鉄塔や、畑の中にある巨大な変電所、人工林のような山を越える送電線。 直接は目に見えない電気が「電気のある風景」という美しい写真として提示されることで、その荘厳さに胸を突かれます。まさに実用の美の極致です。 これほど武骨で、美しさから遠く離れたものを美しいと思わせてくれた本書に感謝を捧げたいです。殺風景に見えてしまう日本のバックヤードの風景に興味が湧いてくる1冊です。 [書誌情報] タイトル:インフラ写真集~電気篇~ 著者:のっち 出版社:調布技研写真チーム 刊行日:2019年8月 判型:B5版/ZINE 頁数:40P [状態] 状態良好です。画像でご確認下さい。中身に書きこみや角折などはありません。
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全市町村役場庁舎写真集(東日本編&西日本編)セット / 全市町村制覇Project
¥1,500
SOLD OUT
[内容] 全国の役場をめぐるというニッチなテーマの同人誌です。東日本編(2020年8月)と西日本編(2020年12月)の2分冊で全国制覇を達成し、発行されています。 著者は全市町村制覇Projectさん。読んで字のごとく、北は北海道から南は沖縄まで、日本全国すべての市町村役場の写真と一言コメントがずらっと掲載されています。ページをめくってもめくっても、役場。圧巻です。 淡々としたなかに狂気すら感じさせます。約60ページ2冊のボリュームで迫りくる役場の群れ。 コメントを見ていくと、「金魚がいる」とか「電光掲示がフルカラー」とか「駒の形のモニュメントがいっぱい」「珍宝柿というのを推しているらしい」「庁舎裏の警察署で脱走事件があった」「役場に庭がある」「筆の都」などなど。狙ってないのがちょうどいい味になっています。全部足で稼いだ貴重な情報であり事実なのですが、ほとんどシュールレアリズム。 「豊島区役所は日本唯一のマンション一体型役所」だなんて、知ろうと思っても日常生活のなかでは得られそうにない情報もインプットできます。全部を見たからこそ、個々の小さな違いや特徴に気づけるのでしょうね。 さらに制作背景を知って驚いたことに、2018年1月1日から414日かけて全市町村役場を巡ったそうで……。制覇系趣味の恐ろしさを感じます。 現在の市町村役場界は、建て替えラッシュとなっているそうで、各地で世代交代が進んでいるのだとか。建築愛好家にも訴求するようなビンテージ建築もあります。巡ってみると楽しそうです。 [書誌情報] タイトル:全市町村役場庁舎写真集(東日本編) 著者:全市町村制覇Project 刊行日:2020年8月 判型:A4版/ZINE 頁数:66P [書誌情報] タイトル:全市町村役場庁舎写真集(西日本編) 著者:全市町村制覇Project 刊行日:2020年12月 判型:A4版/ZINE 頁数:62P [状態] 表紙に若干汚れがあります。中身に書きこみや角折などはありません。
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HOTEL 目白エンペラー / 那部亜弓
¥1,500
SOLD OUT
[内容] 全国に散らばる昭和の淫靡さが沈殿したようなラブホテル。著者渾身の10年間に渡る撮影の賜物です。廃墟もそうですが、ニッチなスポット写真集にとってまず大切なのは物件。惜しみなく労力を捧げて、全国各地を行脚し足で稼いだ濃厚な内容です。 本書は構成も面白いです。写真集丸ごと1冊を、著者の妄想するひとつの理想のラブホテル「目白エンペラー」と仮定して、それぞれのコンセプトルームごとに館内巡りしているような章立てになっています。 太鼓橋が渡された遊郭のような豪華絢爛な和風テイスト、西洋の古城のようなヨーロピアンテイスト、はたまた乗り物やスペーシーな宇宙のコンセプトまで。昭和時代に作られたラブホテルの、キュッチュでラブリーな極上のエンタテイメント空間が切り取られ、楽しい誌上旅行ができます。 [作者プロフィール] 那部亜弓 (なべ・あゆみ) 千葉県出身在住。大学在学中、親の死をきっかけに廃墟に目覚める。2018年頃から廃墟だけでなく現役のラブホテルの撮影も始める。現在はトークイベント、写真展、ホテルの見学会、カップルの出張撮影などを実施している。また閉店したラブホテルから回転ベッドを自宅に移設。昭和のラブホテルに魅せられ、またその魅力を伝えるべく様々な活動を行なっている。ラブホテル以外にもサハリンの日本統治時代の産業遺産を撮影した写真集もあり、国内外を精力的に撮影行脚している。 [書誌情報] タイトル:HOTEL 目白エンペラー 著者:那部亜弓 出版社:東京キララ社 刊行日:2024年5月17日 判型:A5版/ソフトカバー 頁数:128P [状態] 良好状態です。画像でご確認下さい。中身に書きこみや角折などはありません。