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八画文化会館vol.3 総力特集:終末観光の切り札 廃墟の秘密。/ 八画出版部
¥1,572
2013年刊行。八画文化会館に一貫して流れていた「終末観光」というテーマで、廃墟を巡った特集です。 【内容】 総力特集 :終末観光の切り札 廃墟の秘密。 ◎廃墟終末処理場 乱れネイチャー編/ヒヤリ・ハット編/企業ノベルティ編/お色気サービス編/ラブホ不思議の壁編/謎のメッセージ編 ◎廃墟の秘密。REVIEW 八戸漁連/近未来バイオセンター廃墟/K楽園温泉ホテル/NR閣/和賀川水力発電所跡/K道路沿いの未完円形ホテル/洋館風のT鉄工所/怨念旅館/ボウリング場の皮を被った廃建設会社/愛宕山横穴墓群の産業遺跡/Hスイミングスクール/ホテル大宮/T国際スキー場/かっぱ風呂ホテル/下の茗温泉旅館/産地最大!巨大繊維工場/公営Kウォーターパーク/湖畔のグランドホテル/大塩温泉のホテル廃墟/八丈Oリゾート/八丈島の南国廃ホテル/八丈島国際Kホテル/ブロックアート/野趣溢れる南国ロイヤルホテル/なまこ壁の廃ホテル/高原の廃ゲームランド/あじさいの宿/Pランドプール/蒲郡市の小さな廃観光旅館/地場産業のN工業/S発電所/近未来の遊園地ロープウェイ/森で隔離された廃結核病院/麻耶観光ホテル/水没ペンション村/アクア小与島/Y温泉ストリップ劇場/森に埋まった廃遊園地/石膏像の廃校/建て増しM荘/国民宿舎A山荘/スカイレスト・ニュー室戸/屋島山頂駅/龍宮城/イジメもやまる日本発祥の地/小豆島大孔雀園/Dリゾート小豆島/M荘/R山S院/山口秘宝館/亀崎海上ホテル/志高ロープウェイ/無人島の真珠養殖場/H共和国/ヒートゥ島の水族館レストラン/H発電所/安慶名琉映館/軍艦島 ◎編集部対談 終末にこんがらがって、廃墟へ。 ◎廃墟マニア対談 廃墟の秘密。O氏とS氏の場合 (スペシャルゲスト 鬼束7段) ◎EPILOGUE すべての終末観光は自由をめざす ◎本編アウトテイク写真集 ◎本編未発表写真集 FEATURE WAITING FOR THE 終末観光 ワールドオートバイサーカス/足摺海底館/首里劇場/魚津ステーションデパート/回転展望喫茶店手柄ポート/POT HALL(旧・吉田南光園)/マルカンデパート大展望大食堂/八戸ボウリングセンター/津山農協会館 REGULAR 毎度おなじみ ◎ミステリーパトロール (有)中遠ソーラー普及所/富士設計/白金消防団詰所/早吸日女神社/馬渕工業/桃太郎神社/かつらの総合メーカー司屋/ホイールの家/かなやま人の村/お食事処 腹いっぱい/アサヒ薬局/岩保木水門 ◎ローカル三行はみだし情報 COLUMN スペシャルライターによるおもしろいコラム ◎高木壮太「徳島の性教育食堂」 ◎藤井佳之「別子飴」 ◎香山哲「TDL跡地」 CULTURE ブックレビュー ◎花本武・松岡千恵「BOOKSTORE BACKYARD REVIEWすべての終末本は書店のバックヤードに流れ着く」 and more...... [書誌情報] タイトル:八画文化会館vol.3 総力特集:終末観光の切り札 廃墟の秘密。 編集者:酒井竜次・石川春菜 出版社:八画出版部 刊行日:2013年8月 判型:A4変型判 頁数:113P
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グンマコンプレックス / 神谷彬大
¥1,300
[内容] 群馬に生まれ育ち「自分を形成してきたものを探る」ために群馬を探っている著者が、建築に焦点を当てて制作したZINEです。 表紙とタイトルに一目惚れして衝動的にジャケ買いしました。本の顔である表紙。気合いを入れてしまうと思うんですが、なんでもない街並みの景色なんですよね。全国のどこにでも見られるザ・コモディティな駅前風景。 これは群馬であるようで群馬でない。あなたの町でもあり、私の町でもあるんです。それでいて本書内には群馬の特色のある建築も掲載されているのがいいバランスです。フトゥロというUFO住宅や、巨大な高崎白衣大観音、駅前のメインストリートが風俗化した太田駅(北関東最大の風俗街)等々の個性的な状況が写真と文章で考察されていきます。 タイトルに「コンプレックス」と謳われているのも、著者の群馬に対する複雑な想いが込められていてぐっときました。どこであっても、誰にとっても「自分の地元」は、代替不可能な場所なんですよね。コンプレックスと愛情と切なさが入り混じった視線で切り取られたグンマは、等身大でかっこよかったです。 [書誌情報] タイトル:グンマコンプレックス 著者:神谷彬大 刊行日:2022年11月15日 判型:A5版/ZINE 頁数:48P [状態] カバー背表紙上に一部破れがありますが、古書としては良好です。中身に書きこみや角折などはありません。
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シェアハウス暮らし図鑑 ゆかいな住人たちの生活 / ゆき
¥1,200
SOLD OUT
[内容] 著者は足立区にある本をコンセプトにしたシェアハウス「読む団地」の住人であるゆきさん。本好きが集まるシェアハウス、しかも団地です! JR亀有駅から徒歩25分ぐらいのところにある大谷田一丁目団地というURの物件らしい。コミュニティスペースではZINEイベントなども行われているようです。実際に本棚があるラウンジなどを見学できるチャンスがあったら、見てみたくなります。 建築関係のお仕事をされているというゆきさん。各部屋のイラストが可愛い図解集になっていて、団地シェアハウスがどんな雰囲気の部屋になっているのかがよくわかって興味深いです。 住人ならではの視点で、みんなに聞いてみたアンケートや、部屋を見せてもらっているのが本書の特長的だなと思いました。細部まで(床材の木目とか!)きっちり書き込まれているイラストが素敵です。 リアルな生活空間の中で、本好き同志がゆるく繋がれるコミュニティっていいなぁ。本書のおかげで、コンセプト型のシェアハウスに興味津々です。 [目次] ・読む団地とは? ・シェアハウス暮らし解剖 ・ルームツアーゆかいな住人たちの生活を紹介! 前半 K-POP愛を感じるお部屋 好奇心と向上心が詰まったお部屋 お茶の心とデザインのお部屋 ・コラム 実際シェアハウスに住んでみたら… ・ルームツアーゆかいな住人たちの生活を紹介! 後半 写真一筋なお部屋 本と思い出が詰まったお部屋 おそらく一番物が少ないお部屋 DIYで壁を作ったインテリアオタクのお部屋 ・コラム 好きな本・おすすめ本 ・コラム 私の生活必需品 ・団地LIFE [書誌情報] タイトル:シェアハウス暮らし図鑑 ゆかいな住人たちの生活 著者:ゆき 刊行日:2024年4月 判型:A5版/ZINE 頁数:32P [状態] 状態良好です。画像でご確認下さい。中身に書きこみや角折などはありません。
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八画文化会館vol.7 偏愛特集:I love Pachinko Hall パチンコホールが大好き!! / 栄華
¥1,980
SOLD OUT
[内容] 不定期刊行マガジン第7弾は「パチンコホール」特集! 娯楽の殿堂の面影を残したオールドスクールなパチンコホールに焦点を当てた、丸ごと1冊「パチンコホールが大好き」特別号! 監修は2,300軒もの店舗を巡り歩いて記録を撮り、パチンコ一筋の人生を送っているパチンコライターの栄華さん。 2015年に知り合ってから交流を重ねていくにつれ、彼女のパチンコに対する思想や活動に共鳴し、足掛け5年かけて制作した渾身の特集です。 「パチンコ店は下に見ていいという、固定化された眼差しを解放したい」と栄華さんは言います。軽蔑や無関心により見えなくなっている、パチンコホールの美しさや独自の存在感に光を当てることが、本特集の意義です。 パチンコホールは、日本独特の町を構成する重要なエレメント。今までパチンコ店が視界に入らなかった人に少しでも興味を持ってもらえるように、また誤解や偏見が解けるよう誌面作りに励みました。本特集がパチンコ文化の裾野を広げるきっかけになることを願っています。(編集のことばより) [目次] ◎巻頭グラビア パチンコホールの「発見」 ◎公開対談 パチンコホール鑑賞は路上観察になるか!? ◎栄華流 ホール鑑賞入門 これでわかる大解説!パチンコホール徹底解剖! ◎パチンコホール ディテール図鑑 各部の名称と鑑賞方法を覚えよう! ◎魅惑のホール7選 ◎観光遊戯場7選 ◎岐阜レトロミュージアム所蔵7つの逸品! 美しい盤面秘蔵コレクション ◎マッチラベル・センター役物コレクション ◎コラム&エッセイ PACHINKO INTERVIEW パチンコライター 栄華 ◎転用ホール図鑑 パチンコホールの輪廻転生を徹底研究‼ ◎パチンコホールのサービス七不思議 ◎パチンコホールのトイレ研究所 ◎パチンコホール奇抜建築論 ◎青森2泊3日 旅打ちdiary ◎パチンコ実機コレクター・広瀬恭士と「部屋」 ◎女性がパチンコ店を営むという事 ◎廃業ホールにパチンコ台が無い理由 ◎開発と規制の70年史(神保美佳) ◎ぱちんこの未来予測(POKKA吉田) ◎国際ニュータカギ会館「パチンコ屋の追憶」(高木壮太) [参加メンバー] 栄華/酒井竜次/松村大輔/TEAM酷道 よごれん/チーム4.5畳 けんちん/日本給水党 UC/終末トラベラー 逢根あまみ/岐阜レトロミュージアム館長 杉本勇治/POKKA吉田/神保美佳/高木壮太 [書誌情報] タイトル:八画文化会館vol.7 偏愛特集:I love Pachinko Hall パチンコホールが大好き!! 出版社:八画出版部 刊行日:2019年3月 判型:B5変型判/ZINE 頁数:96P
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銭湯 風呂屋 / 木藤富士夫
¥1,200
SOLD OUT
[内容] スーパー銭湯やスポーツジムにおされて、街角から年々姿を消しつつある銭湯。昭和時代の文化を、街並みの中にいくつ残していけるかというのは本当に課題だと思います。維持も集客も難しいなかで、運営を続けておられる銭湯にはリスペクトしかありません。 地層のように、時代ごとの人々の文化や営みが残っている町はとても豊かだと思います。そういった観点から見ても、銭湯はその町の文化的地層をはかる、ひとつの目印にもなっているのではないでしょうか。 本書は、貴重な文化資源である東京の銭湯を記録した写真集ZINEです。老朽化や新たな需要によりリニューアルも増えていますが、昭和の面影を残した銭湯にフィーチャーされています。 なかなか見られなくなっている脱衣所の体重計やロッカー、いつかきっと忘れられてしまう細部の意匠も切り取られています。 ペンキやモザイクタイルなどで描かれた、圧巻の銭湯壁画が素晴らしいです。モチーフとしては、やはり富士山がよく描かれているようです。王道中の王道ですよね。ペンキの富士山を眺めながらのんびり湯舟に浸かれば、銭湯に来たなぁという感慨にふけってしまいそう。 変わり種としては大型船、日本地図、カッパと美女、脱衣場の天井に描かれた宇宙空間などなど。町に隠された秘宝のような銭湯が記録されています。 「よくぞ撮ってくれました!」と拍手を送りたい1冊です。 [書誌情報] タイトル:銭湯 風呂屋 著者:木藤富士夫 出版社:屋上パンダ 刊行日:2015年8月 判型:A5版/ZINE 頁数:42P [状態] 状態は古書としては良好です。画像でご確認下さい。中身に書きこみや角折などはありません。
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インフラ写真集~電気篇~ / のっち
¥1,300
SOLD OUT
[内容] 2011年の東日本大震災とその後に続く列島各地の震災の数々や、2020年に始まったコロナ禍。繰り返される自然災害や疫病を経験し、非常事態のなかで生まれてきた感情があります。 日常の愛おしさです。 「当たり前だと思っていた日常」を失い、通り過ぎていくだけだった何でもない風景や、日常の些細な事象に対する郷愁がひしひしと身に迫ってくるようになってきたのです。 その感情によって惹きつけられ、蒐集してきた作品群のなかのひとつに本書があります。 メジャー出版が不得手とするニッチなテーマだからということではなく、「当たり前すぎて見えていなかったものを可視化してくれた」という役割を果たすのもZINEの得意とするところです。 物理的には目に見えないけれども、私たちの生活に絶対不可欠なもの「電気」を観察対象にした『インフラ写真集~電気篇~』。調布技研写真チームによる本書は、電気を届けてくれる設備にスポットライトを当てて美しく切り取った写真集です。 訴求力の高い表紙の写真は、未踏の雪原に林立する〈西札幌変電所〉。巻頭は圧巻の水力発電用のダム風景〈東京電力小田切発電所〉です。暮れなずむ夕闇に無機質に立ち並ぶ鉄塔や、畑の中にある巨大な変電所、人工林のような山を越える送電線。 直接は目に見えない電気が「電気のある風景」という美しい写真として提示されることで、その荘厳さに胸を突かれます。まさに実用の美の極致です。 これほど武骨で、美しさから遠く離れたものを美しいと思わせてくれた本書に感謝を捧げたいです。殺風景に見えてしまう日本のバックヤードの風景に興味が湧いてくる1冊です。 [書誌情報] タイトル:インフラ写真集~電気篇~ 著者:のっち 出版社:調布技研写真チーム 刊行日:2019年8月 判型:B5版/ZINE 頁数:40P [状態] 状態良好です。画像でご確認下さい。中身に書きこみや角折などはありません。
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全市町村役場庁舎写真集(東日本編&西日本編)セット / 全市町村制覇Project
¥1,500
SOLD OUT
[内容] 全国の役場をめぐるというニッチなテーマの同人誌です。東日本編(2020年8月)と西日本編(2020年12月)の2分冊で全国制覇を達成し、発行されています。 著者は全市町村制覇Projectさん。読んで字のごとく、北は北海道から南は沖縄まで、日本全国すべての市町村役場の写真と一言コメントがずらっと掲載されています。ページをめくってもめくっても、役場。圧巻です。 淡々としたなかに狂気すら感じさせます。約60ページ2冊のボリュームで迫りくる役場の群れ。 コメントを見ていくと、「金魚がいる」とか「電光掲示がフルカラー」とか「駒の形のモニュメントがいっぱい」「珍宝柿というのを推しているらしい」「庁舎裏の警察署で脱走事件があった」「役場に庭がある」「筆の都」などなど。狙ってないのがちょうどいい味になっています。全部足で稼いだ貴重な情報であり事実なのですが、ほとんどシュールレアリズム。 「豊島区役所は日本唯一のマンション一体型役所」だなんて、知ろうと思っても日常生活のなかでは得られそうにない情報もインプットできます。全部を見たからこそ、個々の小さな違いや特徴に気づけるのでしょうね。 さらに制作背景を知って驚いたことに、2018年1月1日から414日かけて全市町村役場を巡ったそうで……。制覇系趣味の恐ろしさを感じます。 現在の市町村役場界は、建て替えラッシュとなっているそうで、各地で世代交代が進んでいるのだとか。建築愛好家にも訴求するようなビンテージ建築もあります。巡ってみると楽しそうです。 [書誌情報] タイトル:全市町村役場庁舎写真集(東日本編) 著者:全市町村制覇Project 刊行日:2020年8月 判型:A4版/ZINE 頁数:66P [書誌情報] タイトル:全市町村役場庁舎写真集(西日本編) 著者:全市町村制覇Project 刊行日:2020年12月 判型:A4版/ZINE 頁数:62P [状態] 表紙に若干汚れがあります。中身に書きこみや角折などはありません。
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HOTEL 目白エンペラー / 那部亜弓
¥1,500
SOLD OUT
[内容] 全国に散らばる昭和の淫靡さが沈殿したようなラブホテル。著者渾身の10年間に渡る撮影の賜物です。廃墟もそうですが、ニッチなスポット写真集にとってまず大切なのは物件。惜しみなく労力を捧げて、全国各地を行脚し足で稼いだ濃厚な内容です。 本書は構成も面白いです。写真集丸ごと1冊を、著者の妄想するひとつの理想のラブホテル「目白エンペラー」と仮定して、それぞれのコンセプトルームごとに館内巡りしているような章立てになっています。 太鼓橋が渡された遊郭のような豪華絢爛な和風テイスト、西洋の古城のようなヨーロピアンテイスト、はたまた乗り物やスペーシーな宇宙のコンセプトまで。昭和時代に作られたラブホテルの、キュッチュでラブリーな極上のエンタテイメント空間が切り取られ、楽しい誌上旅行ができます。 [作者プロフィール] 那部亜弓 (なべ・あゆみ) 千葉県出身在住。大学在学中、親の死をきっかけに廃墟に目覚める。2018年頃から廃墟だけでなく現役のラブホテルの撮影も始める。現在はトークイベント、写真展、ホテルの見学会、カップルの出張撮影などを実施している。また閉店したラブホテルから回転ベッドを自宅に移設。昭和のラブホテルに魅せられ、またその魅力を伝えるべく様々な活動を行なっている。ラブホテル以外にもサハリンの日本統治時代の産業遺産を撮影した写真集もあり、国内外を精力的に撮影行脚している。 [書誌情報] タイトル:HOTEL 目白エンペラー 著者:那部亜弓 出版社:東京キララ社 刊行日:2024年5月17日 判型:A5版/ソフトカバー 頁数:128P [状態] 良好状態です。画像でご確認下さい。中身に書きこみや角折などはありません。