-
町まちの文字 / 蓜島庸二
¥300
[内容] かつて町に溢れていた手書きの看板文字。圧巻の蒐集禄です。手書き文字の美しさもさることながら、木製の看板自体がのこぎりの形をしていたり、狐が彫り込まれていたり、瓶が象られていたりと、遊び心に溢れているのが印象的です。 看板だけでなく、落雁の文字や、樽に書かれた文字など、昭和の街角で採集した文字の貴重な記録となっています。 2020年にグラフィック社より『祈りの文字』と併せて『町まちの文字 完全版』が発行されています。 [書誌情報] タイトル:町まちの文字 著者:蓜島庸二 出版社:芳賀書店 刊行日:1973年9月20日 判型:A5判/ソフトカバー函入 頁数:230P [状態] 経年劣化による変色や傷みがあります。蔵書印が押してあります。中身に線引き跡があります。
-
名古屋渋ビル手帖 ビルと喫茶店特集号 /名古屋渋ビル研究会
¥450
[内容] 名古屋渋ビル研究会さんによるZINE「名古屋渋ビル手帖」のビルと喫茶店の特集号です。 今は失き渋ビル内にレトロフューチャーな内装が広がる名古屋の老舗〈タムラ〉、名古屋にある新潟〈喫茶新潟〉、角ビルの〈シューカドー〉、宝石のようなお菓子が美味しい〈ボンボン〉などなど、名古屋のビル喫茶が目白押し。 喫茶天国名古屋ならではの特集で、読み応えがあります。誌面のデザインも可愛いです。 [書誌情報] タイトル:名古屋渋ビル手帖 ビルと喫茶店特集号 著者:寺嶋梨里、謡口志保 出版社:名古屋渋ビル研究会 刊行日:2017年11月1日 判型:B6判/ZINE 頁数:22P [状態] 良好です。中身に書きこみや角折れなどはありません。
-
壁の本 / 杉浦貴美子
¥1,100
[内容] ベルリンで出会った1枚の壁。それがきっかけで、著者は街の中にある壁が「見える」ようになったそうです。 美との出会いは、自己の眼差しとの出会いなんでしょうね。 2005~09年の4年間で集められた美しい壁の写真集です。見返しの紙なども凝っていて壁風。美しい佇まいの本です。 [書誌情報] タイトル:壁の本 著者:杉浦貴美子 出版社:洋泉社 刊行日:2009年9月2日 判型:B6判/ソフトカバー 頁数:111P [状態] 良好です。中身に書きこみや角折れなどはありません。
-
日常の絶景 / 八馬智
¥1,700
[内容] 絶景ブームがありましたが、日常の中に潜む「俺なりの絶景」を見つけるための視点を養える本です。知識がないと見えない景色があります。町を支えるインフラなどは、注意して見ないと、見る癖がついていないのです。 章立てがユニークで、スケール(大きさ)によって小さい順に3章に分かれています。 室外機、段差、耐震改修、駐車場、ダクト、通信鉄塔、消波ブロックなどなど。ドボクフリークへ捧げる1冊です。 [目次] 1章 scale=S:身近にあるもの 個人コレクションの展示【室外機】 囚われのドロイド【リサイクルボックス】 ホンモノになりたい【擬木・擬石】 露出した内臓【パイプ・ダクト】 地に足をつける【高低差】 【非日常COLUMN】ビルバオの枯山水/ベネチアの人々 2章 scale=M:街に潜むもの ゴージャスな脇役【避難階段】 延命治療の現場【耐震改修】 クルマのお宿【駐車場】 見えてないランドマークタワー【通信鉄塔】 都市のエッジのピクセル画【コンテナターミナル】 【非日常COLUMN】トランスフォームドボク /ラッピング名所 3章 scale=XL:いつもは見えないもの 海岸のクローン兵【消波ブロック】 無愛想な守護者【放水路・調節池】 自然と人間の交錯点【砂防】 大きな穴【鉱山】 山奥の実家【ダム】 [著者プロフィール] 八馬 智 Hachima Satoshi 1969年千葉県生まれ。千葉工業大学創造工学部デザイン科学科教授。専門は景観デザインや産業観光など。千葉大学にて工業デザインを学ぶ過程で土木構造物の魅力に目覚め、札幌の建設コンサルタントに入社。設計業務を通じて土木業界にデザインの価値を埋め込もうと奮闘したものの、2004年に千葉大学に戻りデザインの教育研究に方向転換した。その後、社会や地域の日常を寡黙に支えているインフラストラクチャーへの愛をいっそうこじらせた。2012年に千葉工業大学に移り、現在は本職の傍らで都市鑑賞者として活動しながら、さまざまな形で土木のプロモーションを行っている。著書に『ヨーロッパのドボクを見に行こう』(自由国民社、2015)がある。 [書誌情報] タイトル:日常の絶景 著者:八馬 智 出版社:学芸出版社 刊行日:2021年12月11日 判型:A5判/ソフトカバー 頁数:144P [状態] 表紙に若干ヨレがありますが、全体的には良好です。中身に書きこみや角折れなどありません。
-
日本の路線図 / 宮田珠己他
¥1,600
[内容] 北海道から沖縄まで、全国149社(路線)の公式路線図の図鑑です。 路線図って見てるだけで旅気分が味わえて、妄想旅行が楽しいですよね。 資料性の高い1冊です。 [書誌情報] タイトル:日本の路線図 著者:宮田珠己、井上マサキ、西村まさゆき 出版社:三才ブックス 刊行日:2020年3月19日 判型:B5判/ソフトカバー 頁数:285P [状態] 背表紙の上にヨレがありますが、そのほかは良好です。中身に書きこみや角折れなどはありません。
-
マンホール 意匠があらわす日本の文化と歴史 / 石井英俊
¥500
[内容] 市町村のローカルな図柄が描かれたマンホールは、外国にはあまり見られない日本ならではの特徴みたいです。 自転車で日本全国を回りながら撮影された4000枚を超えるマンホ写真のなかから、テーマ別に選りすぐって紹介された、マンホールだらけの1冊。 著者は東京都の下水道局に勤務していたそうで、マンホールの歴史や雑学などもわかりやすく解説してくれます。 [書誌情報] タイトル:マンホール 意匠があらわす日本の文化と歴史 著者:石井英俊 出版社:ミネルヴァ書房 刊行日:2015年9月10日 判型:A5判/ソフトカバー 頁数:224P [状態] 表周りは良好ですが、中身に書きこみがあります。
-
遊廓へ 女子ひとりで街歩き / 花房ゆい
¥700
[内容] 大阪の飛田新地にある元遊郭の料理店〈鯛よし百番〉に衝撃を受けて、全国の遊郭跡巡りをするようになったという著者。全国の一度は訪れてみたい遊郭跡が、丁寧に探訪されています。 写真も豊富で、往時の遊郭のよすがを紙面で辿る旅ができます。 遊郭跡に泊まる章もあって、今では転業旅館として経営されている遊郭建築の紹介があるのも嬉しいところ。青森の〈新むつ旅館〉など、一度は訪れてみたい名遊郭跡地が余すことなく紹介されています。 [目次] 【まるで映画のセット】編 恋多き女たちの嬌声を聞く「鳩の街」 燃えた廓のランドマーク「田町遊廓」 雨に濡れる軍都の廓「有楽荘」 高瀬川沿いの桃源郷「五條楽園」 川岸に浮かぶ蜃気楼「橋本遊廓」 陰と陽の遊廓跡「洞泉寺遊廓/東岡遊廓」 門前町で精進落し「宝山寺新地」 土手下の旅館街「玉水新地」 コラム1 五條楽園で暮らす――ポン酢屋さんの場合 【色里の忘れがたい建物】編 男と女の夢のあと「気仙沼のダンスホール」 風光明媚を誇った悲運の歓楽街「吉文」 阿部定の幻影に逢える場所「大正楼」 港町ブルーの三層楼「春駒」 風待ち港にアプレ娘の影を見る「CAFE RUMI」 朽ちゆく妓楼はいま「糸崎の廃妓楼」 門司のあの娘に会いたい「女体が誘うカフェー建築」 コラム2 いい窓コレクション 【昔からずっと夜の街】編 変わらぬ水路と松並木「尾花新地」 華やかな昭和の夜を垣間見る「富岡二町通り」 なにわのアットホーム新地「松島新地」 猫たちが住むソープ街「福原」 情け深いノスタルジック港町「尾道新開」 中学生男子、赤線の記憶「益田新天街」 コラム3 遊廓跡に住まう猫 【遊廓跡に泊まる】編 空中回廊のある妓楼「新むつ旅館」 はじめての遊廓遠征「中村旅館」 雪国で人情味に触れる「松山旅館」 都心に佇む端正な商人宿「一楽旅館」 コラム4 娼婦たちのおしゃれ事情 [書誌情報] タイトル:遊廓へ 女子ひとりで街歩き 著者:花房ゆい 出版社:柏書房 刊行日:2018年11月27日 判型:A5判/ソフトカバー 頁数:128P [状態] 良好です
-
郷土玩具とお菓子 / 平城さやか
¥1,100
[内容] 本屋さんのZINEを多数出版されているひとり出版社「アトリエ風戸」さんのお手製ZINE。「寿司SUSHI」と同シリーズで、こちらの内容は郷土玩具とお菓子です! 赤青のバイカラー。一見するとリソグラフ印刷のような雰囲気ですが、イラストの描き方でリソグラフ風に演出しているんだそうです!ゴールドの留め具も可愛くて細部まで自家製本へのこだわりが感じられます。 郷土玩具とお菓子をシンプルに描いているのではなく、うまく取り合わせてカップリングの妙を楽しんでいる発想がとても面白いです! たとえば岡山の郷土玩具「吉備津さる」が北海道池田町の銘菓「バナナ饅頭」を持っていたり、車や船に乗っている各地の郷土玩具のページには水面に岐阜市の老舗油問屋 山本佐太郎商店の「あゆピー」が泳いでいて、郷土玩具の水族館をイメージして描かれています。 実際に存在する郷土玩具とお菓子のミックスで、新しい日本のローカルが見えてくるのがとても新鮮。脱帽です! [目次] 赤べこ 高崎だるま 三角だるま・起き上がり小法師 天神 花手箱 みくじ鹿 東北伝統こけし 福助 俵ねずみ 笹野一刀彫ニワトリ 吉備津さる 鯨車・田面船 鯛車・熊野古式大漁舟・松江の蒸気船 鯉乗り童子 [書誌情報] タイトル:郷土玩具とお菓子 著者:平城さやか 出版社:アトリエ風戸 刊行日:不明 判型:A5判/ZINE 頁数:18P
-
コンビニカワイイ / きむらかおり
¥800
[内容] コンビニはカワイイし、このZINEのコンビニ風の装丁もカワイイ! 「チャラララララーン♪ チャララララン♪」ファミマに入店する音が聞こえてきそうな佇まい。 コンビニを初めて鑑賞するというあなた。大丈夫です。「how to コンビニカワイイ」で、どんなポイントに気をつけて観るとコンビニが可愛く見えてくるか教えてくれます。 「どれも同じで画一的」というチェーン店に対する批判があったかと思いますが、そういう人は本当にコンビニをひとつひとつ見ていますか?裏表紙の言葉を借りれば「この世に同じコンビニなど、ひとつもないのです。」よ。 構造も違えば、ファサードや看板などのディテールも千差万別。やたらデカかったり長かったりという個体差を「違和感」から「面白い!」に変換できたら、あなたも立派なコンビニ鑑賞家です。 [著者プロフィール] きむらかおり サラリーマン兼作家、コンビニ収集家。コンビニとポテチとお笑いが好き。XとInstagramで「#コンビニ収集記」更新中。(@kimura_kamone) [書誌情報] タイトル:コンビニかわいい 著者:きむらかおり 刊行日:2024年10月 判型:A5判/ZINE 頁数:20P
-
八画文化会館vol.9 最終特集:商店綜合型録 / 八画出版部
¥1,980
[内容] 有名観光地じゃなくても日本各地には”銘都”と呼びたい素晴らしい旧市街地がたくさんあって、かつての賑わいの痕跡をあちこちで目にすることができる。駅前の雑居ビルや、商店街のピカピカ輝くアーチ、そして個性的な商店の連なり。装飾テントや看板などの細部にまで工夫が凝らされた商店の外装は、訪問者の目を惹きつけてやまない。軒を連ねた商店のディテールの積み重ねが商店街となり、駅前文化を形成して銘都の賑わいを演出しているのだ。 ひとつひとつの商店こそが旧市街地の賑わいを支えているといっても過言ではないー―。なんて堅苦しい理屈を抜きにしても、個人商店がいい感じなのは旅好きのみんななら頷いてくれると思うんだけど、じゃあ商店の何をどう見たらいいんだろう。 そう思いながら商店を探して知らない町を歩いていた時に、遠くの方に何か店舗があるのが見えた。遠くてはっきりわからなかったけれど、なんとなく美容院じゃないかと思った。でもなんでおぼろげな佇まいだけで特定の業種が思い浮かんだんだろう。「業種ごとに共通のスタイルがあって通行人にすぐに何屋か訴求できるようになっているからだよ」って正論を唱えてしまいそうになったんだけど、ちょっとよく思い出してみてほしい。じゃあその細部を「よく見た」ことってあっただろうか? 「なぜ三本の線があるとコンビニだと思うんだろう?なぜクリーニング店には動物のマスコットが多いんだろう?なぜ薬局の張り紙はおしゃべりなんだろう?」じっくりと見ていくとたくさん疑問が浮かんできて今まで見えてなかったものが見えてくるようになってきた。すごく楽しい。特集するにあたっては、いま記録しないと失われてしまいそうな「昼間に買い物をしたりサービスを受けたりするための個人商店」をメインに据え、昭和の商店文化とは切っても切れない存在のスーパーマーケットはチェーン店も含めて取り上げた。 7年以上かけて撮り集めてきたこれらの商店のなかには消えてしまったものもたくさんある。町の入れ替わりの激しさに思わずため息が出てしまうけど、だからこそまだあるお店は、ただ存在していてくれるだけで充分。ハイペースに移り変わる町並みのなかで、変わらない姿を見せてくれてるだけで尊いから。大きい波に流されずにマイペースに建ってる商店をゆっくり眺めて、束の間でもそこで過ごせたら、それはとてもしあわせな休息。のんびり歩いたって退屈じゃないし、知らないまちの日常圏を見聞すれば自分の町の魅力や独自性に気づくこともできる。 「君のまちにある商店はなんて素敵なんだろなぁ。でも僕のまちにある商店も素敵だったんだなぁ」そんな風にみんなが自分の住んでいる場所の魅力に気づく、ひとつの視点になれたら望外の喜びだ。(編集のことばより) [目次] ◎巻頭グラビア ◎商店綜合型録 理美容院・クリーニング店・メガネ店・電気店・薬局・スーパーマーケット (松村大輔・碍子系・JP-SUPER・酒井竜次・石川春菜) ◎ピンポイント鑑賞FILE ◎商店を見るならこんなふうに。 おもしろ過ぎて気が散っちゃうよ。(ビロくん) 欲しくなる外装探してます。(卒業生代表) 装飾テントが効いてるね。(内海慶一) やってるかい?渋い町並みで右左(武部将治) 営業時間外に宿る美しさを求めて(だみあん君) 地下街の矢印に誘われてみる。(Towers) ◎座談会「商店文字の話をしよう」藤本健太郎・松村大輔 ◎緊急ルポ「商店と新型コロナ」鹿取茂雄 ◎国際ニュータカギ会館「楽器屋・レコード屋・本屋・模型屋つれづれ」高木壮太 [書誌情報] タイトル:八画文化会館vol.9 最終特集:商店綜合型録 出版社:八画出版部 刊行日:2022年6月 判型:B5変型判/ZINE 頁数:96P
-
八画文化会館vol.8 特集:商店街ノスタルジア / 八画出版部
¥1,980
[内容] 八画文化会館を立ち上げて10年になりました。気づけば2010年の創刊準備段階からぶらぶら歩いてきた編集部の商店街散歩記録がたまっていたので、今号は商店街特集です。文字、銘都、団地、パチンコ、廃墟、美容院など独自の切り口で町歩きをしている愛好家仲間にも協力してもらいました。それぞれ別の対象を追いかけていても、商店街に寄せる関心は熱く「すべての道は商店街に通じている」んじゃないかとさえ思えてきます。 商店街は、昭和時代の買い物様式を後世に伝える遺跡です。地域の生活を支えた日常遺産であるとともに、街の中央に輝く都市の象徴でもありました。商店街は「道」であり「街」だったのです。また、どこも似ていることも商店街の注目すべき点です。「すべての幸福な家庭は互いに似ている。不幸な家庭はそれぞれの仕方で不幸である」と異国の文豪が言ったように、商店街は幸せの象徴だったのかもしれません。しかしどの土地にもある「ありふれた場所」に目を凝らし細部まで観察してみると、多くの人々の記憶が堆積した唯一無二の場所だと感じられます。 それぞれの土地にノスタルジアが掻き立てられる原風景のような商店街がありましたが、「道」、「物」、「人」の流れの変化により衰退が危惧されています。人々の想い出が集積された愛着のある場所が、抜け殻のように風化した町並み。商店街がなくなると町の匂いが消え、歓楽街がなくなると町の灯が消えてしまいます。どの土地であっても「ここにいてよかった」と小さな幸せを感じさせてくれる商店街の灯りが、この先少しでも多く残っていますように。 (編集のことばより) [目次] ◎巻頭グラビア ◎編集部対談 商店街鑑賞のススメ Special guest松村大輔 ◎ノスタルジア備忘録 酒井竜次 ◎都市秘境マーケット 戦後の原風景をとどめる市場10選 ◎全国銘商店散策 forestbk ◎団地商店街の歩き方 チーム4.5畳 ◎商店街パチンコ鑑賞 栄華 ◎12人に聞きました!マイフェイバリット商店街 ◎失われゆくレトロピアの記録 柳ケ瀬商店街高島屋南地区 TEAM酷道よごれん ◎不思議な商店街パトロール調査 ◎コラム&エッセイ 「商店街に寄り添って暮らす理想の生活」を妄想する(玉置標本)/商店街を歩く理由「焦点を外に」(終末オトナ遠足 エロ司)/対立から共存の時代へ「商店街と大型店」(Jp-Super)/シャッターの向こう側。(高橋さよ)/商店街の本屋 いつもの朝(ブックスルーエ花本武) ◎国際ニュータカギ会館「追憶の徳島しんまち界隈」(高木壮太) [執筆者] 酒井竜次/石川春菜/松村大輔/forestbk/チーム4.5畳 けんちん・UC・tamazo/栄華/タケムラナオヤ/道民の人/ムサシノ工務店/藤本健太郎/村田あやこ/三文字昌也/内海皓平/Towers/碍子系/ケブカグラフィックス/ふゅーりー/TEAM酷道 よごれん/玉置標本/終末オトナ遠足 エロ司/JP-Super/高橋さよ/ブックスルーエ 花本武/高木壮太 [書誌情報] タイトル:八画文化会館vol.8 特集:商店街ノスタルジア 著者:石川春菜、酒井竜次 出版社:八画出版部 刊行日:2020年7月 判型:B5変型(182mm×242mm) 頁数:96P
-
八画文化会館vol.3 総力特集:終末観光の切り札 廃墟の秘密。/ 八画出版部
¥1,572
2013年刊行。八画文化会館に一貫して流れていた「終末観光」というテーマで、廃墟を巡った特集です。 【内容】 総力特集 :終末観光の切り札 廃墟の秘密。 ◎廃墟終末処理場 乱れネイチャー編/ヒヤリ・ハット編/企業ノベルティ編/お色気サービス編/ラブホ不思議の壁編/謎のメッセージ編 ◎廃墟の秘密。REVIEW 八戸漁連/近未来バイオセンター廃墟/K楽園温泉ホテル/NR閣/和賀川水力発電所跡/K道路沿いの未完円形ホテル/洋館風のT鉄工所/怨念旅館/ボウリング場の皮を被った廃建設会社/愛宕山横穴墓群の産業遺跡/Hスイミングスクール/ホテル大宮/T国際スキー場/かっぱ風呂ホテル/下の茗温泉旅館/産地最大!巨大繊維工場/公営Kウォーターパーク/湖畔のグランドホテル/大塩温泉のホテル廃墟/八丈Oリゾート/八丈島の南国廃ホテル/八丈島国際Kホテル/ブロックアート/野趣溢れる南国ロイヤルホテル/なまこ壁の廃ホテル/高原の廃ゲームランド/あじさいの宿/Pランドプール/蒲郡市の小さな廃観光旅館/地場産業のN工業/S発電所/近未来の遊園地ロープウェイ/森で隔離された廃結核病院/麻耶観光ホテル/水没ペンション村/アクア小与島/Y温泉ストリップ劇場/森に埋まった廃遊園地/石膏像の廃校/建て増しM荘/国民宿舎A山荘/スカイレスト・ニュー室戸/屋島山頂駅/龍宮城/イジメもやまる日本発祥の地/小豆島大孔雀園/Dリゾート小豆島/M荘/R山S院/山口秘宝館/亀崎海上ホテル/志高ロープウェイ/無人島の真珠養殖場/H共和国/ヒートゥ島の水族館レストラン/H発電所/安慶名琉映館/軍艦島 ◎編集部対談 終末にこんがらがって、廃墟へ。 ◎廃墟マニア対談 廃墟の秘密。O氏とS氏の場合 (スペシャルゲスト 鬼束7段) ◎EPILOGUE すべての終末観光は自由をめざす ◎本編アウトテイク写真集 ◎本編未発表写真集 FEATURE WAITING FOR THE 終末観光 ワールドオートバイサーカス/足摺海底館/首里劇場/魚津ステーションデパート/回転展望喫茶店手柄ポート/POT HALL(旧・吉田南光園)/マルカンデパート大展望大食堂/八戸ボウリングセンター/津山農協会館 REGULAR 毎度おなじみ ◎ミステリーパトロール (有)中遠ソーラー普及所/富士設計/白金消防団詰所/早吸日女神社/馬渕工業/桃太郎神社/かつらの総合メーカー司屋/ホイールの家/かなやま人の村/お食事処 腹いっぱい/アサヒ薬局/岩保木水門 ◎ローカル三行はみだし情報 COLUMN スペシャルライターによるおもしろいコラム ◎高木壮太「徳島の性教育食堂」 ◎藤井佳之「別子飴」 ◎香山哲「TDL跡地」 CULTURE ブックレビュー ◎花本武・松岡千恵「BOOKSTORE BACKYARD REVIEWすべての終末本は書店のバックヤードに流れ着く」 and more...... [書誌情報] タイトル:八画文化会館vol.3 総力特集:終末観光の切り札 廃墟の秘密。 編集者:酒井竜次・石川春菜 出版社:八画出版部 刊行日:2013年8月 判型:A4変型判 頁数:113P
-
八画文化会館叢書vol.09 Electric Bath Handbook電気風呂御案内200 / けんちん
¥1,100
[内容] 前代未聞の電気風呂ハンドブックの登場! 銭湯のなかでも、ちょっと怖くて近寄りがたいイメージのある電気風呂。 でも勇気を出して一歩足を踏み入れば、そこはまさに未体験の極楽ゾーンが広がっています。電気風呂をこよなく愛し、関西・関東を中心に電気風呂を探し歩いているけんちん氏による前代未聞の電気風呂ハンドブックの登場です。 「四天王」「極楽」「地獄」「湯治」「湯めぐり」の5つのカテゴリ別に全32物件詳細レビューをはじめ、老舗電気風呂メーカーの小西電機インタビューや、イラスト図解で電気風呂の入り方もわかりやすく解説。 さらに巻末には電気風呂の強弱を5段階で表した「電気風呂パワー」とコメント付きの200物件INDEXもついて実用性バッチリ。この1冊で今日からあなたも電気風呂巡りができるようになること間違いなし。 [目次] ◎電気風呂 四天王 竹の湯/そしがや温泉21/昆陽温泉/ヘルシー温泉タテバ ◎極楽電気風呂 大黒湯/灘温泉水道筋店/月見湯温泉/千鳥温泉/アクアガーデン栄湯/サウナの梅湯/第三玉の湯 ◎地獄電気風呂 萬歳湯/栄町温泉/野崎浴場/朝日温泉/第二宝湯/大栄湯/八幡湯 ◎湯治電気風呂 湯処あべの橋/日之出温泉/大星湯/六甲おとめ塚温泉/武蔵小山温泉 清水湯/中延記念湯/辰巳湯 ◎湯めぐり電気風呂 大門湯/人蔘湯/ぽかぽか温泉/喜楽湯/千鳥湯/船岡温泉/福美湯 ◎電気風呂Q&A ◎電浴の心得 ◎電気風呂メーカーインタビュー ◎電気風呂INDEX 200 ◎解説 JP-Super [執筆者] 1980年大阪府交野市生まれ。電気風呂鑑定士。団地ソムリエ。団地好きが高じ、新聞・雑誌・Webメディアへの団地関連の寄稿多数。人生の中で得することを色々な人とシェアするのが生きがい。『珍スポット』クラスタの《金原みわ》、『廃墟』クラスタの《だみあん君》と共に大阪此花千鳥橋にあるイベントスペース『PORT』にて異業種趣味交流イベント『別世界Bar』を毎月開催。 所属:団地愛好家集団チーム4.5畳/銭湯電気保養協会/ドムドム連合協会/日本サぱ協会/別世界Barクルー/BOWLING No.9(トランペット担当) X:@kenchin [書誌情報] タイトル: 著者:けんちん 出版社:hoka books 刊行日:2019年2月6日 判型:A5判 頁数:32P
-
八画文化会館叢書vol.08 MYSTERY RUINS ふしぎな廃人形の世界 / ポンチハンター
¥1,100
[内容] ようこそ謎と怪奇の廃人形ショウへ―― 廃墟や路上で朽ちた人形には、現役スポットの人形にはないユーモラスで不思議な味わいが宿ることがある。ポンチハンター氏が切り取る廃墟の世界は、経年劣化や、人為的なイタズラ、自然による変化で意図しないユーモアが出現したときに冴えわたる。 ヒザカックンされたときのような、なんともいえない脱力感に満ちたシュールな空間。何度見ても笑ってしまう、生きたことはないはずの人形たちのふるまい。人間よりも人間味あふれる廃人形たちに、魅惑の世界へと誘われる。 そこには人間的なユーモアと、ちょっとしたお色気と毒が混ざり合っている。 廃墟を美しいだけの芸術的な被写体としてではなく、煽り立てるだけの心霊スポットでもなく、産業遺産として保護対象に変えてしまうのでもない。既存の態度とは一線を画した独自の廃墟へのまなざしと楽しみ方がある――。 [目次] 謎と怪奇の廃人形ショウ/倒れゆく廃人形たち/ふしぎな廃人形があの世とこの世を繋ぐ/闇に浮かぶ生首がきみを襲う/顔のないロボットの反乱/逃げまどう人形たちの足音が聞こえてくる/廃墟に隠されたタブー 廃人形セレクション30 著者インタビュー「ふしぎな廃人形と出会う」 解説 小嶋独観 [執筆者] 廃墟&珍スポ愛好家。小さい頃から廃墟や珍スポが好きという変わった子どもだったので、高校時代にバイクの免許を取ると当然のように廃墟&珍スポ巡りを始める。その後、四輪の免許を取得し活動範囲を拡大。インターネットで情報を集めやすくなったことも後押しして、今では日本全国の廃墟&珍スポを訪ね歩いている。1989年の大滝ランド訪問で廃墟の人形の魅力に開眼。廃墟に残る人形情報の収集に余念がない毎日を送っている。 「ポンチハンター2.0」 http://punchhunter2.exblog.jp [書誌情報] タイトル:八画文化会館叢書vol.08 MYSTERY RUINS ふしぎな廃人形の世界 編者:ポンチハンター 出版社:八画出版部 刊行日:2019年2月 判型:A5判 頁数:32P
-
八画文化会館叢書vol.04 公園手帖2 キノコ公園 / とよ田キノ子
¥1,100
[内容] 八画文化会館叢書の4作目としてリリースされた本書。可愛らしさと独特のとぼけた感じを併せ持つ「キノコ公園」のフォトブックです。全国各地で採集された42のキノコ公園を、美しい写真でお届けします。 「世の中には、キノコ型の遊具やシェルター(東屋)、テーブルなどが設置されている公園がある。日常に少しだけ添えられたファンタジー。人はそれを「キノコ公園」と呼ばずにはいられないのである」(前文より) [目次] ◎なぜそこにキノコがあるんだろう 軽井沢銀座パーキング/岡谷市営 内山霊園/京都府立植物園 きのこ文庫/おかざき世界子ども美術博物館「妖精の棲む浮かぶ島」/ワンハッピープラザ跡/そごう横浜店 屋上「太陽の広場」/こんなところにもキノコがありました ◎キノコと不思議なパートナー イームイ児童公園/ゆうな公園/中野区中央公園/那覇市中央公園/トヨスノコシカケ/まえはら児童公園/まだあるよ きのこと不思議なパートナー ◎公園の中のかわいいキノコ 加家公園「メルヘンの森」/中野区立追分公園/青葉台公園/信州やぶはら高原こだまの森/加賀市中央公園ほか/公園の中のかわいいキノコ見つけた ◎もっとキノコ公園を楽しむために ◎解説 飯沢耕太郎 [書誌情報] タイトル: 著者:とよ田キノ子 出版社:八画出版部 刊行日:2015年8月 判型:A5判 頁数:32P
-
国道1号セブンイレブンめぐりプロジェクトvol.1 東京・神奈川・静岡 / いいじま
¥900
[内容] 東京から大阪を貫く主要国道1号線と、日本最多店舗数を誇るコンビニのセブン‐イレブン。まさに日本最強のインフラタッグを巡ろうというZINEです。 国道1号にセブン‐イレブンは何店舗あるのだろうかと、ふと疑問に感じた著者のいいじまさんは、下記のルールを定めてプロジェクトを開始しました。国道1号に面している店舗を訪問し、店の概要、付随物(公衆電話や郵便ポスト)などをチェック、必ず商品(レアまたはローカルなもの優先)を購入。もしくは公共料金などの支払いをする。 このようにして、東京から静岡まで全64店舗の国道1号線沿いのセブン‐イレブン実地調査が粛々と進められていったのです。地味すぎる作業が淡々と繰り返されるであろう本文を予期して、何かの禊か修行なのかと思ってしまいましたが、膨大な観察量に支えられた知見の数々は圧巻! 例えばパンコーナー。7割PB(プライベートブランド)、2割ヤマパンという布陣が多いなか、たまに静岡製のかにぱんやのっぽパンなどが紛れ込んでいたりするそうです。ちなみにかにぱんは賞味期限が1ヵ月もあるロングライフパンだそうで、売れづらい棚の最下段に棲息していることが多いんだとか。今度コンビニ行ったら観察してみたくなります。 混同するローカリティにも注目されています。なぜか横浜に米沢ラーメン激推し店があるかと思えば、神奈川で青森産のアピオスというマイナー野菜を売っていたりしたそうです。 そして「平準化=どこも一緒」というコンビニの概念を覆すような、オリジナル商品まで発見。箱根小湧谷店では、店舗限定ラベルの日本酒「小涌谷」を販売しているんだとか。めちゃくちゃ奥が深いセブン‐イレブンの世界を堪能できます。 [書誌情報] タイトル:国道1号セブンイレブンめぐりプロジェクトvol.1 東京・神奈川・静岡 著者:いいじま 刊行日:2022年11月 判型:B5版/ZINE 頁数:72P [状態] 状態良好です。画像でご確認下さい。中身に書きこみや角折などはありません。
-
岩手・道の駅ルポ イーハトーブの道から(上中下巻セット) / ジンボー・キンジ
¥3,000
[内容] 岩手で活動しているサークル「一人の会」さんによる『岩手・道の駅ルポ イーハトーブの道から』「上巻・イーハトーブ篇」、「中巻・陸の孤島篇」、「下巻・被災地篇」の3部作です。 岩手県の「道の駅」をつぶさに観察してレポートした労作で、書ききれないほどの土地の芳醇さが溢れ出ていて心揺さぶられます。「道の駅」は平成5年に制度が定められてから全国に設置されるようになり、今や1,000軒を超える施設数を誇る平成の産物です。 ドライブ旅行ではお馴染みの施設を、アクセス、地域性、グルメ、オリジナリティ、イーハトーブ度という5つの観点から5段階で評価しています。 特筆すべきは地元食レポ。「土地の名物、もしくは土地でとれたもののみを食べる」というルールを課して食べ物に宿った土着性を重視し、近隣で普通に食べられている日常食をピックアップ。飾らない岩手という土地に染み付いた土着性が旅人の心を癒してくれます。 「ルバーブ」、「がんづき」、「カニばっと」、「じゅうね餅」、「ばっけ味噌」、「ビス天」、「スジメ巻き」、「カブぶかし」、「藤ねずり」など余所者が聞くと想像もできない岩手の郷土食、興味深いです。 そんな個性豊かな岩手ですが、昔から災害も多い土地柄。著者は「被災地とはどの災害を指した言葉だろう」と投げかけ、記憶に新しい東日本大震災だけではないといいます。 「百年前も千年前も、岩手には災害があった。海が荒れ、川があふれ、山が崩れ、人を襲った。その一つ一つが被災であり、岩手の歴史だ」 2011年を境に歴史は分断され「あの日までは何があったのか?」という問いから被災地の道の駅を巡る旅に出発したのです。土地と向き合う真摯な態度に心撃たれます。本シリーズ最大の魅力は、道の駅という観察対象を通して、岩手各地の土地の個性が発見できることです。ぜひ読んで見て下さい。 [書誌情報] タイトル:岩手・道の駅ルポ イーハトーブの道から「上巻・イーハトーブ篇」「中巻・陸の孤島篇」「下巻・被災地篇」 著者:ジンボー・キンジ 出版社::一人の会 刊行日:2018年~2019年 判型:A5版/ZINE 頁数:(上)91P/(中)102P/(下)98P [状態] 表紙周りにに若干汚れがあります。中身に書きこみや角折などはありません。
-
カブトガニ / 惣路紀通
¥1,200
[内容] 「進化に取り残された動物」や「生きた化石」と呼ばれ、2億年前から姿を変えることなく生き続けている「カブトガニ」についての熱い想いの詰まった1冊です。 歴史や生態、人類への活用法をQ&Aなどでわかりやすく解説してくれます。産卵期以外でもしょっちゅう「つがった状態」でいることから夫婦和合の象徴になっているなどのトリビアがぎっしり。学術書ですが楽しく読んでしまいます。カブトガニの貴重な写真や図版も豊富です。笠置市にあるカブトガニ博物館に行ってみたくなります。 また本書は、日本文教出版という岡山の地元に根付いたローカル出版社が1964年から作り続けている「岡山文庫」というシリーズの157冊目としてリリースされました。その土地に根差したテーマの文庫や新書などのシリーズものは良作の宝庫です。ローカリティという制限があるからこそ、企画力が磨かれて編集が輝く本が生まれるのだと思います。 [作者プロフィール] 惣路紀通(そうじ のりみち) 1956年、山口県光市に生まれる。別府大学卒。1980年同大学生物学研究生のときに別府湾のカブトガニ生息調査を行い、九州東海岸において初めてカブトガニの生息地を確認。1982年笠岡市立カブトガニ保護センターに着任。2017年カブトガニ博物館長を退職、2018年引き続き館長(嘱託)として就任。著書に「カブトガニ」(日本文教出版)、「自然への想い 岡山」(共著、山陽新聞社)、「カブトガニ」(山陽新聞社)、「カブトガニからのメッセージ」(文研出版)、「カブトガニの謎」(誠文堂新光社)等多数。 [書誌情報] タイトル:カブトガニ 著者:惣路紀通 シリーズ:岡山文庫157 出版社:日本文教出版 刊行日:1992年7月10日 判型:文庫判/ビニールカバー付 頁数:176P [状態] 古書としては良好状態です。画像でご確認下さい。中身に書きこみや角折などはありません。
-
もっと知りたい!香港漫画 / 大香港研究会
¥1,000
SOLD OUT
[内容] 香港への渡航歴50回以上、読んだ香港漫画は1万冊という香港地元産のマンガを愛しすぎているてんしゅ松田さんが、2019~20年にかけてつくっていたコピー誌の再録版です。 中華圏すべての国の人から愛されたという任侠小説家のレジェンド金庸の漫画作品、レトロな絵柄が気になる復刻版薄装本、『龍虎門』でお馴染み黄玉郎による『漫画大霹靂』、香港漫画史最大の闇という18禁「1990年代色情漫画事件を追う」という超マニアックな4本立て! 個人的には「復刻版薄装本の世界」の日本の懐かしい劇画みたいな画風が好きで、グラビアページでカラーで見れたのがよかったです! [目次] ◎金庸@香港漫画(文化博物館金庸館ルポ&コミカライズ全解説) ◎復刻版薄装本の世界(1970~80年代香港漫画概史付き) ◎漫画大霹靂を知っていますか?(鄭問+布袋戯+黄玉郎スーパートリプルコラボ企画大解剖) ◎1990年代色情漫画事件を追う [書誌情報] タイトル:もっと知りたい!香港漫画 著者:てんしゅ松田 出版社:大香港研究会 刊行日:2021年5月4日 判型:A5判/ZINE 頁数:64P [状態] 良好です
-
深く美しき香港漫画の世界 / 大香港研究会
¥1,000
SOLD OUT
[内容] 香港漫画への溢れる愛がページ全体に充満!大香港研究会のてんしゅ松田さんとアジア漫画研究家のKRONOSさんが対談形式で語り尽くす中級者向け読本です。なんでもありの日本漫画に対して、香港漫画はバトルアクションという特定のテーマで発展したそうで、三大ジャンルは武侠・ゲーム(格闘)・黒社会だそうです! 流血、尿食、売人肉など文字通り血湧き肉躍るグロテスクなスプラッタ描写がてんこもり。とことんマニアックですが、わかりやすく語られているのでとても面白いです。未知の世界への扉が開いてしまうかもしれない1冊! "当店経営13年で蓄積した知識とエピソードをすべてぶち込む勢いで、10時間に及ぶ対談評論をおこない、テキスト起こしして本にまとめました。100作品以上の香港漫画をとりあげ図版もふんだんに掲載しています。巻末には紹介作品リストと「香港漫画用語事典」も収録。"(公式HPより) [目次] 第1章 黄玉郎と馬榮成の物語 香港漫画界を体現するふたりを作家と経営者の両面からとことん論じる。 第2章 香港漫画の三本柱 武侠・ゲーム・黒社会 みんな大好き3ジャンルの作品を系統立ててとことん語り合う! ★武侠=金庸、古龍、ニューウェーブ「四大名捕」ほか ★ゲーム=街覇、拳皇、バイオハザード、他カルト迷作まで ★黒社会=古惑仔、火紅年代、九龍城寨ほか 第3章 香港漫画出版社栄枯盛衰物語 玉皇朝&天下以外の、浮かんでは消える個性豊かな漫画出版社を、作家や作品の面からも論じ合う。(自由人公司/NEOSUN/天行社/海洋/火狗工房ほか) [書誌情報] タイトル:深く美しき香港漫画の世界 著者:てんしゅ松田、KRONOS(アジア漫画研究家) 出版社:大香港研究会 刊行日:2014年5月3日 判型:A5判/ZINE 頁数:156P [状態] 表紙ソリあり、角折れ2ヶ所あります。古本としては標準的な状態です。
-
台湾 鉄窓花蒐集帖 / tamazo
¥1,000
SOLD OUT
[内容] 「鉄窓花」という言葉を聞いたことはありますか? 台湾の住宅やビルの窓に防犯目的で取り付けられた鉄格子のことだそうで、日本でいうところの面格子です。 1920年代に日本から台湾に伝わったようです。70年代に最盛期を迎えた鉄窓花ですが、鉄製なので錆びやすいなどの理由から、安価で大量生産のできるステンレス製に取って替わられていき、本書では都市鑑賞の対象として注目されています。 花や蝶や鳥、踊る子供たち、変わり種としては日本統治時代の物なのか古い街でしか見かけないという富士山などが窓際を飾っていてとてもラブリー。 被写体のみならず、装丁やデザインも可愛いZINEです。著者は2012年に初めて台湾へ。民家や集合住宅を巡りはじめて以来どっぷり台湾のドープな魅力に浸っているようです。台湾の、そして鉄窓花への偏愛が溢れた1冊です。 [書誌情報] タイトル:台湾 鉄窓花蒐集帖 著者:tamazo 出版社:鉄窓花書房 刊行日:2021年7月9日 判型:A5版/ZINE 頁数:58P [状態] 状態はカバーに開いた筋がありますが、古書としては良好です。中身に書きこみや角折などはありません。
-
八画文化会館vol.7 偏愛特集:I love Pachinko Hall パチンコホールが大好き!! / 栄華
¥1,980
SOLD OUT
[内容] 不定期刊行マガジン第7弾は「パチンコホール」特集! 娯楽の殿堂の面影を残したオールドスクールなパチンコホールに焦点を当てた、丸ごと1冊「パチンコホールが大好き」特別号! 監修は2,300軒もの店舗を巡り歩いて記録を撮り、パチンコ一筋の人生を送っているパチンコライターの栄華さん。 2015年に知り合ってから交流を重ねていくにつれ、彼女のパチンコに対する思想や活動に共鳴し、足掛け5年かけて制作した渾身の特集です。 「パチンコ店は下に見ていいという、固定化された眼差しを解放したい」と栄華さんは言います。軽蔑や無関心により見えなくなっている、パチンコホールの美しさや独自の存在感に光を当てることが、本特集の意義です。 パチンコホールは、日本独特の町を構成する重要なエレメント。今までパチンコ店が視界に入らなかった人に少しでも興味を持ってもらえるように、また誤解や偏見が解けるよう誌面作りに励みました。本特集がパチンコ文化の裾野を広げるきっかけになることを願っています。(編集のことばより) [目次] ◎巻頭グラビア パチンコホールの「発見」 ◎公開対談 パチンコホール鑑賞は路上観察になるか!? ◎栄華流 ホール鑑賞入門 これでわかる大解説!パチンコホール徹底解剖! ◎パチンコホール ディテール図鑑 各部の名称と鑑賞方法を覚えよう! ◎魅惑のホール7選 ◎観光遊戯場7選 ◎岐阜レトロミュージアム所蔵7つの逸品! 美しい盤面秘蔵コレクション ◎マッチラベル・センター役物コレクション ◎コラム&エッセイ PACHINKO INTERVIEW パチンコライター 栄華 ◎転用ホール図鑑 パチンコホールの輪廻転生を徹底研究‼ ◎パチンコホールのサービス七不思議 ◎パチンコホールのトイレ研究所 ◎パチンコホール奇抜建築論 ◎青森2泊3日 旅打ちdiary ◎パチンコ実機コレクター・広瀬恭士と「部屋」 ◎女性がパチンコ店を営むという事 ◎廃業ホールにパチンコ台が無い理由 ◎開発と規制の70年史(神保美佳) ◎ぱちんこの未来予測(POKKA吉田) ◎国際ニュータカギ会館「パチンコ屋の追憶」(高木壮太) [参加メンバー] 栄華/酒井竜次/松村大輔/TEAM酷道 よごれん/チーム4.5畳 けんちん/日本給水党 UC/終末トラベラー 逢根あまみ/岐阜レトロミュージアム館長 杉本勇治/POKKA吉田/神保美佳/高木壮太 [書誌情報] タイトル:八画文化会館vol.7 偏愛特集:I love Pachinko Hall パチンコホールが大好き!! 出版社:八画出版部 刊行日:2019年3月 判型:B5変型判/ZINE 頁数:96P
-
地下街への招待B1 特集 金沢都ホテル地下街 / Towers
¥800
SOLD OUT
[内容] 2016年に金沢の「ブラザービル地下街」との出会いがきかっけとなり5年の歳月をかけて約100ヵ所の地下街を巡ったTowersさんが、関西圏や東京・愛知・福岡など全22物件をレビューしてくれる。 現存する地下街は昭和30年~50年に建設されたものがほとんどで、老朽化などにより減少の一途を辿っているそう。路上の物件とは違い、目に見えない地下の物件。そのため「地上から、あるいは地下通路から地下街へと誘うための看板や空間演出の総称」を「地下街への招待」と位置づけ、オリジナルの鑑賞眼を駆使して地下街の楽しみ方を教えてくれる。 たしかに地下街の入口で目に留まるのは、巨大だったりネオンがピカピカ光ったりする矢印。こういった地下街への招待が輝く怪しくもエネルギッシュな魅力に惹かれる作者の気持ち、わかるなぁ。 大阪北部のベッドタウンである北摂エリアには、作者が「二大巨頭」と呼ぶ〈吹田さんくす〉と〈ビグリーンプラザたかつき〉という地下街があり、巨大な矢印が異彩を放っている様子がビジュアルページで紹介されている。こんなの見せられたら行ってみたくてたまらない。 そして特集の「金沢都ホテル地下街」がいい。1962年に竣工され、惜しまれながらも2017年に閉館した同地下街の営業時代の貴重な写真やパンフレット等の図版が豊富に掲載されていることも素晴らしい。何より関係者の証言や資料をもとにした店舗の復元地図が労作すぎて泣ける。 丁寧な取材と足で稼いだ情報、そして何より地下街愛が溢れるナイスな1冊。 [書誌情報] タイトル:地下街への招待B1 特集 金沢都ホテル地下街 著者:Towers 刊行日:2021年12月31日 判型:A5版/ZINE 頁数:49P [状態] 状態は良好です。中身に書きこみや角折などはありません。
-
まちの文字図鑑 別冊 電話マーク / 松村大輔
¥1,500
SOLD OUT
[内容] ググれない旅がしたいです。検索すれば簡単に情報が手に入るのは便利なので恩恵に預かっていますが、検索上位の情報を無意識に選ばされ、ネット情報の確認作業をしに行くような旅は退屈です。本書は発見の喜びを思い出させてくれるまち歩きZINEです。 『よきかなひらがな』、『ヨキカナカタカナ』(共に大福書林)という「まちの文字図鑑」シリーズの著者松村大輔さんが別冊として自費出版した私家版です。松村氏の本職はブックデザイナー、またの名を〝タイポ・エクスプローラー〟。まちの「いい文字」を探し歩き1文字クローズアップして観察するという、文字職人の想定を超えた禁断の遊びを提唱し、街歩き界隈でもハマる人が続出しました。 以前、松村さんと商店街探索をご一緒させて頂く機会があったのですが、町歩きの解像度が異常に高くて驚愕しました。ググれない旅をしていると視座が養われ、感が研ぎ澄まされるのでしょうか。 まちで採取した34個の電話マークが掲載されており、業種に絡めたユーモラスな解説付きです。たとえば居酒屋は「ちくわのようにしなやかな受話器」とか。電話の着信音を表現した雷状マークの有無など、細部の表現で味わいが変わってくるのが面白いです。 商店の看板などによくみられるこの電話マークは、1962年に登場した電電公社の600形自動式卓上電話機がモデルになっているそうです。ほぇ~。 [書誌情報] タイトル:まちの文字図鑑 別冊 電話マーク 著者:松村大輔 出版社:のどか制作室 刊行日:2019年4月27日 判型:A5版/ZINE 頁数:40P [状態] 状態は良好です。中身に書きこみや角折などはありません。