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パチパチたまごっちワールド / とも駄珍子 館長
¥7,000
[内容] サブカル系即売会「AMAZING商店街vol.1」で遭遇した同人誌です。アラフォー世代の感性を直撃するサークル名「とも駄珍子」さん。2013年から玩具の収集と研究をメインに活動されています。 時は1996年。バンダイから「たまごっち」が発売され、一大旋風が起こりました。 そのたまごっちにあやかって発売された、怪しくも可愛い類似品の卵型育成ゲームを徹底医的に研究された、異常に資料性が高い逸品です! 王道の動物キャラから始まり、芸能人モノやK-1ファイター、果ては宇宙人まで、何でも卵で育てられていました。これぞまさに日本の泡沫文化。巻末には20年以上も前に発売されたゲームを実際にプレイした記録が「パチたまごっち育成日記」コーナーとしてまとめられているのですが、そちらも最高です! 蒐集対象の面白さもさることながら、どの巻も著者のレビューが最高に面白いです。 [書誌情報] タイトル:パチパチたまごっちワールド 著者:館長 出版社:とも駄珍子 刊行日:2017年8月12日 判型:A5判/ZINE 頁数:31P [状態] 良好です。ページ中面に書き込みや角折はありません。
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人面犬 研究駄ワン! / とも駄珍子 館長
¥7,000
[内容] サブカル系即売会「AMAZING商店街vol.1」で遭遇した同人誌です。アラフォー世代の感性を直撃するサークル名「とも駄珍子」さん。2013年から玩具の収集と研究をメインに活動されています。 オールカラーで魅せる日本の人面犬のZINEです!最高です!!人面犬カードと消しゴムの資料性が高すぎる逸品となっております。 人面犬はやりましたよね~。今野産業製の「謎の人面犬カード」(400枚もあるらしい……)が徹底解説されている、まさにワン駄フルな1冊です。キラキラシール加工など、無駄に豪華な仕様も泣かせます。元の人面犬カードのキャラ設定が異常に細かいのもツボです。 「夜の高速道路を車でとばしている時、ふと窓の外を見ると車と同じ猛スピードで走って来るセッターじじい」とか、たまんないですよね。 [書誌情報] タイトル:人面犬 研究駄ワン! 著者:館長 出版社:とも駄珍子 刊行日:2015年8月14日 判型:A5判/ZINE 頁数:22P [状態] 良好です。ページ中面に書き込みや角折はありません。
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とも駄珍子その1 復刻版 / とも駄珍子 館長
¥3,300
[内容] サブカル系即売会「AMAZING商店街vol.1」で遭遇した同人誌です。アラフォー世代の感性を直撃するサークル名「とも駄珍子」さん。2013年から玩具の収集と研究をメインに活動されています。 眩暈がするほど圧巻の情報量です!! 80~90年代のガチャポンや食玩のおまけでついてきた消しゴムを集めまくって研究したのが本書。「無駄の多さに夢があり」の言葉どおり、お下品でナンセンスで版権無視もなんのその。でもやたらみなぎるパワーになぜか胸が熱くなってしまいます。 時代を彩ったおぼっちゃまくんやキョンシーなど当時のちびっこアイドルから、チャックウィルソンの指トレマシーン(指だけ鍛える謎の仕様)まで、傑作駄玩具の数々がソウルフルなレビューで楽しめます! [目次] ちゃま語マスコット おぼっちゃまくんパート1 おぼっちゃまくんパート2 キンタマンパート1 キンタマンパート2 忍者なんじゃ消しゴム うわさの達人消しゴム マンマンマン 血液型消しゴム 謎のプルバックカー こどもの城消しゴム 桃太郎消しゴム 芸能人消しゴム 仮面ノリダー消しゴム まだまだあるよ芸能人アイテム バイキンマン消しゴム プロレス超人顔変え技消しゴム ゆびレスマン消しゴム チャックのゆびトレマシーン 爆裂神技バンドック 謎の人面犬消しゴム 怪奇マリオブラザーズ消しゴム モンスターリーグ 霊幻道士キョンシー消しゴム 湘南暴走族消しゴム ツッパリ消しゴム まだまだあるぜ!不良グッズ ちんこ型消しゴム&駄玩具大集合!! うんこ型消しゴム&駄玩具大集合!! [書誌情報] タイトル:とも駄珍子その1 復刻版 著者:館長 出版社:とも駄珍子 刊行日:2019年8月12日 判型:A5判/ZINE 頁数:60P [状態] 良好です。ページ中面に書き込みや角折はありません。
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写真とまんがと文 シュロ2 / パルム書房
¥1,100
SOLD OUT
[内容] 「シュロのことが気になって気になって仕方ない三名」が写真、まんが、文という三者三様の手法でシュロに迫るZINEです! まず写真担当の日々さんによるシュロ写真を眺めてみます。いいですねぇ、町角の風景に写り込むシュロ……ん? シュロって南国っぽいヤシの木のことだと思っていたのですが、よく見ると本物のシュロは、想像していたトロピカルな木とは全然違っていました。あぁ恥ずかしい。 しかしこんな無知な読者にも優しく寄り添ってくれるのが、ぴょんぬりら温田庭子さんの「シュロのくに」というまんが。温田さんも、見慣れていくうちに南国っぽい木の判別ができるようになったみたいです。 作中に「人はいつシュロと出会うのだろうか」という哲学的な問いかけがあるのですが、本書を読むことでシュロと出会えるようになるのでご安心を。豪奢な洋風ホテルの庭などに植えられているお金持ちの木だったシュロが、なぜ庶民的な庭木として普及したのか等シュロの興味深い歴史も教えてくれます。 そして文担当の内海慶一さんによる「棕櫚俳句を鑑賞する」。シュロと俳句。なんという斬新な組み合わせ!「棕櫚の花」は夏の季語で、「棕櫚剝ぐ」だと冬の季語になるそう。シュロを剥ぐって何だろうと思ったんですが、シュロ産業が盛んだった頃には、業者がシュロの皮を剝ぐために民家を回っていたことなどから俳句に詠まれたようです。 シュロは江戸時代にも鑑賞樹として存在していたそうですが、近代以降はシュロ=ヤシの木=南国というイメージが定着したため海を舞台にした俳句が多いんだとか。巻末の「作中植物遠近図」樹形図で、南国っぽい木の区別がつくようになるので、あなたもぜひシュロ鑑賞を! [目次] 棕櫚俳句を鑑賞する みんなのシュロ シュロの写真 シュロのくに [書誌情報] タイトル:写真とまんがと文 シュロ2 著者:日々、内海慶一、ぴょんぬりら温田庭子 出版社:パルム書房 刊行日:2021年6月25日 判型:B6判/ZINE 頁数:62P
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増強改訂版 レモンパイ探訪記 / 卵一個ぶん
¥1,100
[内容] 以前、文学フリマで思わずジャケ買いしてしまいました。レモンパイをイメージした黄色が可愛い、クラフト感溢れるZINEです! 都内の洋菓子店などで食べられる19個のレモンパイを写実的なイラスト付きで紹介してくれます。パイ生地が網の目に乗っかったパイらしいタイプから、メレンゲの角が立ったケーキタイプまで。 レモンパイって、こんなに形が違うのかぁ。軽め・重め・酸味強め・甘未強めの4軸から成るマトリクス表で自分好みの味を探してみるのもグッドです! [書誌情報] タイトル:増強改訂版 レモンパイ探訪記 著者:卵一個ぶん 刊行日:2022年12月31日 判型:A5判/ZINE 頁数:26P [状態] 良好です。ページ中面に書き込みや角折などありません。
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行方不明のドバトが見つかったvol.2 ノイジードバトウェーブ / 岩峰晴子、依鳩噤
¥1,200
[内容] 岩峰晴子さんと依鳩噤さんのユニットサークルによる鳩愛に溢れまくったZINEです! おもしろ同人誌バザールで見かけたのですが、ブース内のZINEのラインナップほぼ鳩でした。鳩愛がとんでもないことになっています! 鳩の博覧会の章では、鳩ラベル、鳩シガレットカード、鳩のエサやりの絵、鳩の絵葉書、擬人化された鳩など、紙もの雑貨類や文献の中から選りすぐりの鳩アイテムを紹介してくれます。 鳩スポット巡りの章では、日本の鳩名所だけでなく世界のドバトもチェックできます。浅草の鳩の人形焼きや、京都の鳩餅など、鳩土産の可愛さもたまりません。欲しい。 [目次] 鳩の博覧会 鳩スポット巡り 鳩の旋律 行方不明の土鳩 [書誌情報] タイトル:行方不明のドバトが見つかったvol.2 ノイジードバトウェーブ 著者:岩峰晴子、依鳩噤 刊行日:2019年5月6日 判型:A5判/ZINE 頁数:62P [状態] 良好です。ページ中面に書き込みや角折などありません。
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ピコピコ怪獣大図鑑 / ピコピコ
¥10,000
[内容] 巻頭の龐統ひろしさんによる解説「「怪獣図鑑」という名の芸術書についてーあるいはピコピコ怪獣芸術論」によると、この稀有な怪獣作家ピコピコさんは、2004年から毎日新しい怪獣を書き続け、2020年には6,200種に達したといいます。 世界最多の怪獣制作集団である円谷プロは、過去50年で2,500体、任天堂が生み出したポケモンは2019年までに890種というので、その恐ろしさがわかると思います。一日一怪獣という着実な歩み。想像もしたことのないアウトサイダーアートの世界に誘われます。 ピコピコ怪獣はフォルムが愛らしく、怪獣なのになぜか憎めないのですが、解説がめちゃくちゃ面白くて、設定の細部に渡るトホホ感が最高なんですよね。 たとえば「ヒゲバーガー」は「目から高温の油を吹き出し、ポテトを揚げる。」とか。攻撃じゃないじゃん、立派な職人じゃん(笑) こんな調子で100体詳細に解説されていきます。とんでもない本です。 [著者プロフィール] 怪獣芸術家ピコピコ 怪獣をテーマに様々なジャンルで創作活動を展開。他に類を見ない独自性を持ったユニークな怪獣達は「ピコピコ怪獣」と呼ばれ、着ぐるみ、フィギュアなど様々な形で内外で活躍中。 [書誌情報] タイトル:ピコピコ怪獣大図鑑 監修:ピコピコ デザイン:龐統ひろし 出版社:mograg Publication 刊行日:2021年 判型:A5判/ソフトカバー 頁数:216P [状態] 経年による汚れが若干あります。中面にも書き込みや角折れなどありません。
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歩いて読み解く地域デザイン / 山納洋
¥1,400
[内容] 町歩きの視座が得られる良書です。ただやみくもに歩き回っても、町はなかなか見えて来ません。まぁ、やみくもに歩くのも楽しいんですけどね。楽しめてればいいのですが、「なんか退屈な場所だな」と思った時は、本書の出番です。 「目に見えないものを見る」ためには、予備知識が必要になります。都市計画、建築、土木工学、産業地理学などの学術的なバックボーンを支えに、町の基礎的な見方を教えてくれます。 目次を見ていただければわかると思いますが、ピックアップされているのは道、駅、倉庫、ショッピングセンター、ニュータウン、コンビニ、再開発など、どのエリアにもある町の基本構成物ばかり。そこにある普通のものをどう見るか、どういった施設で話を聞いたら面白いかなどが具体的にわかります。 駅前の馴染み深い風景のひとつ、ペデストリアンデッキが日本特有のものだと知って衝撃を受けました。目からウロコなトリビアも多数。散歩好きな方にお薦めです! [目次] 1 「まちのリテラシー」を高める まち観察企画「Walkin'About」 芝居を観るように、まちを観る 作り手の視点、受け手の視点 2【農業】から読みとく 残された旧家 「昔からそこにあるもの」からわかること カーブした道 旧集落の名残は人にやさしい まっすぐな道 意図があるからまっすぐになる 中世の文脈 自治の歴史を示すモノ ため池の存在 豊かな水環境を現代にどう活かすか 用水路の存在 水利にまつわるドラマが見えてくる 製造業化した農業 プロデューサーが地域を変えた 最適化された農地 生産性を上げるための工夫 残されている農地 2022年問題を乗り切れるか コラム 高砂で畑を耕すおじいさんに聞いた話 3【製造・物流業】から読みとく 川に港があった時代 水運の時代を見直す 水力を利用していた産業 電気普及以前の産業立地 産業革命と港湾立地 臨海部の土地利用はどう変わったか かつての港湾の気配 コンテナ化で人々の姿が消えた 役割を終えた港 コンビニからもまちは読み解ける 鉄道貨物が盛んだった時代 駅前に大きな土地が空いた理由 駅前だった場所 繁華街は交通モードとともに 最先端の製造物流のかたち 倉庫と工場はジャンクション前に立地する 工場閉鎖と跡地活用 広大な跡地に何を作ったか コラム 和田岬の駄菓子屋で知った地域産業の状況 4【サービス業】から読みとく 街道筋に残る昔からの商売 交通から地域の文脈を見る 飲食街化する商店街 フルセットから飲食・サービス業へ ショッピングセンターの変遷 需要と法律が変える商業 必然的にそこにあるお店 商いからわかるまちの姿 同郷コミュニティのお店 移民の歴史とまちの成り立ちを知る 高齢化に対応する商売 コンビニは公共施設化している 外国人観光客に対応する商売 インバウンドで劇的に変わる市場と商店街 宿泊客に対応するハコモノ どこもかしこも宿屋になる時代 賃料負担力がつくる風景 チェーン店ばかりの風景は変わるか キャッチされる街 まちを荒廃からどう守るか コラム 西宮卸売市場の喫茶店で聞いた昔の商売 5【住まい】から読みとく 鉄道事業者が開発した郊外住宅地 小林一三モデルが生んだ風景 戦後に建てられた木賃住宅 住宅難と人口増が生んだ密集住宅地 ニュータウンはどこに開発されたか オールドニュータウン再生が新たな課題 都心に林立するタワーマンション 高層化はどう始まったのか 駅前居住という選択 リセールバリューが新たな鍵に コラム 高槻・日吉台の喫茶店で聞いた話 6【駅前】から読みとく ターミナル駅の風格 かつては街外れに作られた駅 放射状街路がある駅前 近代的な住宅地を志向した地域 駅前広場のない駅前 開発を志向しなかった地域 行き止まり駅の風景 なぜそこに線路を引いたのか 駅前広場が果たしている機能 駅まで・駅からの交通手段の多様化 ペデストリアンデッキの風景 日本独特の歩車分離の解決策だった 駅と自転車 庶民の足を支えるビジネス 変わる駅前空間 人が集まれる場所をどう作るか コラム ボストン郊外の駅前風景 7【都市計画】から読みとく かつて計画された区画 時代を超えて伝えられる意図 城跡はどうなったのか 廃藩置県は公共空間を大きく変えている 住宅地化した農地 戦前の連棟長屋はどう生まれたか 戦争が拡げた道 建物疎開と空襲の後にできた道 いつまでも通らない道路 道を通すのはなかなか大変 スプロールと土地区画整理 計画が先か、オーガニックに生まれたか 「ミニ開発」というもの 制度のスキマで作られた住宅地 旗竿地のアイロニー 建て替えられなくなった家 2項道路とセットバック クルマ社会化以前からの道の広げ方 既存不適格の風景 政策はどうまちの風景に影響するか ペンシルビルが生まれた理由 建ぺい率と容積率で生まれる風景 コラム 三国の居酒屋で聞いた話 8【災害】から読みとく 洪水に備えていた暮らし かさ上げから神頼みまで 水害が変えた風景 まちと水辺を分離する解決策 土砂災害を想定した暮らし まちを支える縁の下の力持ち 火災を想定した暮らし 消防車がなかった時代の備え 大震災の痕跡 新しいことから推察される震災の被害 災害と再開発 計画的復興だけでは解決できないこと 9【愛着】から読みとく 保存か、開発か 「腰巻ビル」という現実解 ヒューマンレベルの投資と挑戦 個人レベルの再生が生み出す活気と魅力 復興のための超法規的措置 再建後に残せた路地 人が心地よく感じる環境 心地よさを与える「パターン」に注目する 人がつながる空間をつくる ソフトなまちづくりが生み出す風景 コラム 京都・七条七本松の喫茶店のはなし [書誌情報] タイトル:歩いて読みとく地域デザイン 普通のまちの見方・活かし方 著者:山納洋 出版社:学芸出版社 刊行日:2019年6月2日 判型:A5判/ソフトカバー 頁数:200P [状態] 良好です。中面にも書き込みなどありません。
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街角図鑑 / 三土たつお
¥900
[内容] 普段町を歩いている時には、なかなか意識ののばらない町を支えるインフラ。本書はそんな地味だけど縁の下の力持ちな、町のインフラを鑑賞するための図鑑です。画期的! お散歩界隈の錚々たるメンバーが寄稿されています。本書を読み終わるころには、見慣れた町の姿が一変するでしょう。 [目次] 【寄稿】(掲載順) 境界標のなかま(小金井美和子) 舗装のなかま(石川初) 縁石・排水溝のなかま(石川初) マンホール蓋のなかま(小金井美和子) 井戸ポンプのなかま(柏崎哲生) あぶり出される境界線(石川初) 仮設と常設/重力が支配する/指標としての路上園芸 路上園芸(村田彩子) のぼりベース入門(伊藤健史) 勝手ミラー(磯部祥行) 雰囲気五線譜(大山顕) 装飾テント(内海慶一) 送水口のなかま(佐々木あやこ) 送水口鑑賞ノート(木村絵里子) 擬木のなかま(伊藤健史) 街角にあふれる「お店では買えないモノ」のデザイン(八馬智) パイロン/ガイドポスト/防護柵/車止め/段差スロープ/タイヤ止め/単管バリケード/のぼりベース/電柱の生態系/信号機/道路標識/街路灯/カーブミラー/回収ボックス/郵便ポスト/透かしブロック/外壁/シャッター/擁壁/消波ブロック/街角を作る素材 [書誌情報] タイトル:街角図鑑 著者:三土たつお 出版社:実業之日本社 刊行日:2016年4月28日 判型:B6判/ソフトカバー 頁数:160P [状態] 背表紙の上部に破れがあります。中面に書き込みはありません。
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日常の絶景 / 八馬智
¥1,700
[内容] 絶景ブームがありましたが、日常の中に潜む「俺なりの絶景」を見つけるための視点を養える本です。知識がないと見えない景色があります。町を支えるインフラなどは、注意して見ないと、見る癖がついていないのです。 章立てがユニークで、スケール(大きさ)によって小さい順に3章に分かれています。 室外機、段差、耐震改修、駐車場、ダクト、通信鉄塔、消波ブロックなどなど。ドボクフリークへ捧げる1冊です。 [目次] 1章 scale=S:身近にあるもの 個人コレクションの展示【室外機】 囚われのドロイド【リサイクルボックス】 ホンモノになりたい【擬木・擬石】 露出した内臓【パイプ・ダクト】 地に足をつける【高低差】 【非日常COLUMN】ビルバオの枯山水/ベネチアの人々 2章 scale=M:街に潜むもの ゴージャスな脇役【避難階段】 延命治療の現場【耐震改修】 クルマのお宿【駐車場】 見えてないランドマークタワー【通信鉄塔】 都市のエッジのピクセル画【コンテナターミナル】 【非日常COLUMN】トランスフォームドボク /ラッピング名所 3章 scale=XL:いつもは見えないもの 海岸のクローン兵【消波ブロック】 無愛想な守護者【放水路・調節池】 自然と人間の交錯点【砂防】 大きな穴【鉱山】 山奥の実家【ダム】 [著者プロフィール] 八馬 智 Hachima Satoshi 1969年千葉県生まれ。千葉工業大学創造工学部デザイン科学科教授。専門は景観デザインや産業観光など。千葉大学にて工業デザインを学ぶ過程で土木構造物の魅力に目覚め、札幌の建設コンサルタントに入社。設計業務を通じて土木業界にデザインの価値を埋め込もうと奮闘したものの、2004年に千葉大学に戻りデザインの教育研究に方向転換した。その後、社会や地域の日常を寡黙に支えているインフラストラクチャーへの愛をいっそうこじらせた。2012年に千葉工業大学に移り、現在は本職の傍らで都市鑑賞者として活動しながら、さまざまな形で土木のプロモーションを行っている。著書に『ヨーロッパのドボクを見に行こう』(自由国民社、2015)がある。 [書誌情報] タイトル:日常の絶景 著者:八馬 智 出版社:学芸出版社 刊行日:2021年12月11日 判型:A5判/ソフトカバー 頁数:144P [状態] 表紙に若干ヨレがありますが、全体的には良好です。中身に書きこみや角折れなどありません。
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日本の路線図 / 宮田珠己他
¥1,600
[内容] 北海道から沖縄まで、全国149社(路線)の公式路線図の図鑑です。 路線図って見てるだけで旅気分が味わえて、妄想旅行が楽しいですよね。 資料性の高い1冊です。 [書誌情報] タイトル:日本の路線図 著者:宮田珠己、井上マサキ、西村まさゆき 出版社:三才ブックス 刊行日:2020年3月19日 判型:B5判/ソフトカバー 頁数:285P [状態] 背表紙の上にヨレがありますが、そのほかは良好です。中身に書きこみや角折れなどはありません。
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マンホール 意匠があらわす日本の文化と歴史 / 石井英俊
¥500
[内容] 市町村のローカルな図柄が描かれたマンホールは、外国にはあまり見られない日本ならではの特徴みたいです。 自転車で日本全国を回りながら撮影された4000枚を超えるマンホ写真のなかから、テーマ別に選りすぐって紹介された、マンホールだらけの1冊。 著者は東京都の下水道局に勤務していたそうで、マンホールの歴史や雑学などもわかりやすく解説してくれます。 [書誌情報] タイトル:マンホール 意匠があらわす日本の文化と歴史 著者:石井英俊 出版社:ミネルヴァ書房 刊行日:2015年9月10日 判型:A5判/ソフトカバー 頁数:224P [状態] 表周りは良好ですが、中身に書きこみがあります。
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ragan027 COVER BOYS / 若生友見
¥1,100
[内容] raganシリーズ27作品目。「カバーボーイズ」の写真集です。 なんでしょう、この既視感。コンビニの雑誌コーナーで目が合う、メンズアイドル誌。イケメンがいなくなり、シルエットだけが残ったら……。一体何が残るんでしょうね。 かっこいいとはどういうことか、真剣に考えさせられてしまいました。顔でも、表情でも、筋肉でも、服装でもない。男性でも女性でも、アイドルに求めるものはコードなんじゃないかとか。人は見た目が9割というけど、その見た目というのはかなりシルエットに依存しているんじゃないかとか。 カバーボーイズへのインタビューも非常に「っぽく」って、再現度の高いユーモラスな仕上がりになっています。 [著者メッセージ] "みなさんには何度見ても顔が覚えられない人はいませんか? 私は今ではそうでもないのですが、昔は速水もこみち氏の顔がモヤがかかったようにぼんやりとしか認識できずにいました。 しかし、ぼんやりとしか認識できないということは、その余白に自分の理想を投影できるとも言えるのではないか? 顔にボカシがかかったアイドルこそ究極のアイドルなのではないか……なんてことを考えていたことがあります。"(『ROADSIDERS'weekly』2024年12月11日 配信号 収録 配信号より) ☟都築響一さんのメルマガ『ROADSIDERS'weekly』で連載中 「デザインの世間体026」完璧で究極のミディアムグレー (写真・文:若生友見) https://roadsiders.com/backnumbers/article.php?a_id=2901 [シリーズ概念] 色眼鏡をはずして、もう一度よく見てみよう。 「これまでの概念を覆す」ような大それたことではありません。今までの経験や生活上の暗黙の了解のせいでよく見えていなかった部分や、たとえ見えていてもあまり意識されることなく数秒後には忘れてしまうような、そんな日常に点在する、ちょっとした違和感や疑問。それらを本の形に落とし込み、反復させ、日常的な意味を剥いでしまうとただの図となり、そこに「物そのもの」が見えてくるはずです。 さて、毎日毎日見ているごく普通の風景は、本当に“普通”の風景なのでしょうか。 選挙ポスター、漫画雑誌の小口、新聞のおくやみ欄、花環、ネオンサインなど、目に見えているのに意識の外にすぐ出てしまうような、グラフィックデザインとして認識されにくい存在へ焦点を当てています。 [著者プロフィール] 若生友見 わこう・ともみ 1986年 宮城県生まれ。東北芸術工科大学 情報デザイン学科 グラフィックデザインコース卒業。東北芸術工科大学大学院 ビジュアルコミュニケーション研究領域 修士課程 修了。雑誌編集を経験し現在フリーランス。 都築響一さんのメルマガ『ROADSIDERS'weekly』で紹介されているインタビュー記事が詳しくて面白いのでぜひご覧ください☟ 「裸眼の挑戦——若生友見とragan books」 https://roadsiders.com/backnumbers/article.php?a_id=559 [書誌情報] タイトル:ragan027 COVER BOYS 著者:若生友見 出版社:raganbooks 刊行日:2019年7月12日 判型:A5判/ZINE 頁数:30P 特典:チェキ
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郷土玩具とお菓子 / 平城さやか
¥1,100
[内容] 本屋さんのZINEを多数出版されているひとり出版社「アトリエ風戸」さんのお手製ZINE。「寿司SUSHI」と同シリーズで、こちらの内容は郷土玩具とお菓子です! 赤青のバイカラー。一見するとリソグラフ印刷のような雰囲気ですが、イラストの描き方でリソグラフ風に演出しているんだそうです!ゴールドの留め具も可愛くて細部まで自家製本へのこだわりが感じられます。 郷土玩具とお菓子をシンプルに描いているのではなく、うまく取り合わせてカップリングの妙を楽しんでいる発想がとても面白いです! たとえば岡山の郷土玩具「吉備津さる」が北海道池田町の銘菓「バナナ饅頭」を持っていたり、車や船に乗っている各地の郷土玩具のページには水面に岐阜市の老舗油問屋 山本佐太郎商店の「あゆピー」が泳いでいて、郷土玩具の水族館をイメージして描かれています。 実際に存在する郷土玩具とお菓子のミックスで、新しい日本のローカルが見えてくるのがとても新鮮。脱帽です! [目次] 赤べこ 高崎だるま 三角だるま・起き上がり小法師 天神 花手箱 みくじ鹿 東北伝統こけし 福助 俵ねずみ 笹野一刀彫ニワトリ 吉備津さる 鯨車・田面船 鯛車・熊野古式大漁舟・松江の蒸気船 鯉乗り童子 [書誌情報] タイトル:郷土玩具とお菓子 著者:平城さやか 出版社:アトリエ風戸 刊行日:不明 判型:A5判/ZINE 頁数:18P
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コンビニカワイイ / きむらかおり
¥800
[内容] コンビニはカワイイし、このZINEのコンビニ風の装丁もカワイイ! 「チャラララララーン♪ チャララララン♪」ファミマに入店する音が聞こえてきそうな佇まい。 コンビニを初めて鑑賞するというあなた。大丈夫です。「how to コンビニカワイイ」で、どんなポイントに気をつけて観るとコンビニが可愛く見えてくるか教えてくれます。 「どれも同じで画一的」というチェーン店に対する批判があったかと思いますが、そういう人は本当にコンビニをひとつひとつ見ていますか?裏表紙の言葉を借りれば「この世に同じコンビニなど、ひとつもないのです。」よ。 構造も違えば、ファサードや看板などのディテールも千差万別。やたらデカかったり長かったりという個体差を「違和感」から「面白い!」に変換できたら、あなたも立派なコンビニ鑑賞家です。 [著者プロフィール] きむらかおり サラリーマン兼作家、コンビニ収集家。コンビニとポテチとお笑いが好き。XとInstagramで「#コンビニ収集記」更新中。(@kimura_kamone) [書誌情報] タイトル:コンビニかわいい 著者:きむらかおり 刊行日:2024年10月 判型:A5判/ZINE 頁数:20P
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八画文化会館vol.9 最終特集:商店綜合型録 / 八画出版部
¥1,980
[内容] 有名観光地じゃなくても日本各地には”銘都”と呼びたい素晴らしい旧市街地がたくさんあって、かつての賑わいの痕跡をあちこちで目にすることができる。駅前の雑居ビルや、商店街のピカピカ輝くアーチ、そして個性的な商店の連なり。装飾テントや看板などの細部にまで工夫が凝らされた商店の外装は、訪問者の目を惹きつけてやまない。軒を連ねた商店のディテールの積み重ねが商店街となり、駅前文化を形成して銘都の賑わいを演出しているのだ。 ひとつひとつの商店こそが旧市街地の賑わいを支えているといっても過言ではないー―。なんて堅苦しい理屈を抜きにしても、個人商店がいい感じなのは旅好きのみんななら頷いてくれると思うんだけど、じゃあ商店の何をどう見たらいいんだろう。 そう思いながら商店を探して知らない町を歩いていた時に、遠くの方に何か店舗があるのが見えた。遠くてはっきりわからなかったけれど、なんとなく美容院じゃないかと思った。でもなんでおぼろげな佇まいだけで特定の業種が思い浮かんだんだろう。「業種ごとに共通のスタイルがあって通行人にすぐに何屋か訴求できるようになっているからだよ」って正論を唱えてしまいそうになったんだけど、ちょっとよく思い出してみてほしい。じゃあその細部を「よく見た」ことってあっただろうか? 「なぜ三本の線があるとコンビニだと思うんだろう?なぜクリーニング店には動物のマスコットが多いんだろう?なぜ薬局の張り紙はおしゃべりなんだろう?」じっくりと見ていくとたくさん疑問が浮かんできて今まで見えてなかったものが見えてくるようになってきた。すごく楽しい。特集するにあたっては、いま記録しないと失われてしまいそうな「昼間に買い物をしたりサービスを受けたりするための個人商店」をメインに据え、昭和の商店文化とは切っても切れない存在のスーパーマーケットはチェーン店も含めて取り上げた。 7年以上かけて撮り集めてきたこれらの商店のなかには消えてしまったものもたくさんある。町の入れ替わりの激しさに思わずため息が出てしまうけど、だからこそまだあるお店は、ただ存在していてくれるだけで充分。ハイペースに移り変わる町並みのなかで、変わらない姿を見せてくれてるだけで尊いから。大きい波に流されずにマイペースに建ってる商店をゆっくり眺めて、束の間でもそこで過ごせたら、それはとてもしあわせな休息。のんびり歩いたって退屈じゃないし、知らないまちの日常圏を見聞すれば自分の町の魅力や独自性に気づくこともできる。 「君のまちにある商店はなんて素敵なんだろなぁ。でも僕のまちにある商店も素敵だったんだなぁ」そんな風にみんなが自分の住んでいる場所の魅力に気づく、ひとつの視点になれたら望外の喜びだ。(編集のことばより) [目次] ◎巻頭グラビア ◎商店綜合型録 理美容院・クリーニング店・メガネ店・電気店・薬局・スーパーマーケット (松村大輔・碍子系・JP-SUPER・酒井竜次・石川春菜) ◎ピンポイント鑑賞FILE ◎商店を見るならこんなふうに。 おもしろ過ぎて気が散っちゃうよ。(ビロくん) 欲しくなる外装探してます。(卒業生代表) 装飾テントが効いてるね。(内海慶一) やってるかい?渋い町並みで右左(武部将治) 営業時間外に宿る美しさを求めて(だみあん君) 地下街の矢印に誘われてみる。(Towers) ◎座談会「商店文字の話をしよう」藤本健太郎・松村大輔 ◎緊急ルポ「商店と新型コロナ」鹿取茂雄 ◎国際ニュータカギ会館「楽器屋・レコード屋・本屋・模型屋つれづれ」高木壮太 [書誌情報] タイトル:八画文化会館vol.9 最終特集:商店綜合型録 出版社:八画出版部 刊行日:2022年6月 判型:B5変型判/ZINE 頁数:96P
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八画文化会館vol.8 特集:商店街ノスタルジア / 八画出版部
¥1,980
[内容] 八画文化会館を立ち上げて10年になりました。気づけば2010年の創刊準備段階からぶらぶら歩いてきた編集部の商店街散歩記録がたまっていたので、今号は商店街特集です。文字、銘都、団地、パチンコ、廃墟、美容院など独自の切り口で町歩きをしている愛好家仲間にも協力してもらいました。それぞれ別の対象を追いかけていても、商店街に寄せる関心は熱く「すべての道は商店街に通じている」んじゃないかとさえ思えてきます。 商店街は、昭和時代の買い物様式を後世に伝える遺跡です。地域の生活を支えた日常遺産であるとともに、街の中央に輝く都市の象徴でもありました。商店街は「道」であり「街」だったのです。また、どこも似ていることも商店街の注目すべき点です。「すべての幸福な家庭は互いに似ている。不幸な家庭はそれぞれの仕方で不幸である」と異国の文豪が言ったように、商店街は幸せの象徴だったのかもしれません。しかしどの土地にもある「ありふれた場所」に目を凝らし細部まで観察してみると、多くの人々の記憶が堆積した唯一無二の場所だと感じられます。 それぞれの土地にノスタルジアが掻き立てられる原風景のような商店街がありましたが、「道」、「物」、「人」の流れの変化により衰退が危惧されています。人々の想い出が集積された愛着のある場所が、抜け殻のように風化した町並み。商店街がなくなると町の匂いが消え、歓楽街がなくなると町の灯が消えてしまいます。どの土地であっても「ここにいてよかった」と小さな幸せを感じさせてくれる商店街の灯りが、この先少しでも多く残っていますように。 (編集のことばより) [目次] ◎巻頭グラビア ◎編集部対談 商店街鑑賞のススメ Special guest松村大輔 ◎ノスタルジア備忘録 酒井竜次 ◎都市秘境マーケット 戦後の原風景をとどめる市場10選 ◎全国銘商店散策 forestbk ◎団地商店街の歩き方 チーム4.5畳 ◎商店街パチンコ鑑賞 栄華 ◎12人に聞きました!マイフェイバリット商店街 ◎失われゆくレトロピアの記録 柳ケ瀬商店街高島屋南地区 TEAM酷道よごれん ◎不思議な商店街パトロール調査 ◎コラム&エッセイ 「商店街に寄り添って暮らす理想の生活」を妄想する(玉置標本)/商店街を歩く理由「焦点を外に」(終末オトナ遠足 エロ司)/対立から共存の時代へ「商店街と大型店」(Jp-Super)/シャッターの向こう側。(高橋さよ)/商店街の本屋 いつもの朝(ブックスルーエ花本武) ◎国際ニュータカギ会館「追憶の徳島しんまち界隈」(高木壮太) [執筆者] 酒井竜次/石川春菜/松村大輔/forestbk/チーム4.5畳 けんちん・UC・tamazo/栄華/タケムラナオヤ/道民の人/ムサシノ工務店/藤本健太郎/村田あやこ/三文字昌也/内海皓平/Towers/碍子系/ケブカグラフィックス/ふゅーりー/TEAM酷道 よごれん/玉置標本/終末オトナ遠足 エロ司/JP-Super/高橋さよ/ブックスルーエ 花本武/高木壮太 [書誌情報] タイトル:八画文化会館vol.8 特集:商店街ノスタルジア 著者:石川春菜、酒井竜次 出版社:八画出版部 刊行日:2020年7月 判型:B5変型(182mm×242mm) 頁数:96P
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八画文化会館vol.3 総力特集:終末観光の切り札 廃墟の秘密。/ 八画出版部
¥1,572
2013年刊行。八画文化会館に一貫して流れていた「終末観光」というテーマで、廃墟を巡った特集です。 【内容】 総力特集 :終末観光の切り札 廃墟の秘密。 ◎廃墟終末処理場 乱れネイチャー編/ヒヤリ・ハット編/企業ノベルティ編/お色気サービス編/ラブホ不思議の壁編/謎のメッセージ編 ◎廃墟の秘密。REVIEW 八戸漁連/近未来バイオセンター廃墟/K楽園温泉ホテル/NR閣/和賀川水力発電所跡/K道路沿いの未完円形ホテル/洋館風のT鉄工所/怨念旅館/ボウリング場の皮を被った廃建設会社/愛宕山横穴墓群の産業遺跡/Hスイミングスクール/ホテル大宮/T国際スキー場/かっぱ風呂ホテル/下の茗温泉旅館/産地最大!巨大繊維工場/公営Kウォーターパーク/湖畔のグランドホテル/大塩温泉のホテル廃墟/八丈Oリゾート/八丈島の南国廃ホテル/八丈島国際Kホテル/ブロックアート/野趣溢れる南国ロイヤルホテル/なまこ壁の廃ホテル/高原の廃ゲームランド/あじさいの宿/Pランドプール/蒲郡市の小さな廃観光旅館/地場産業のN工業/S発電所/近未来の遊園地ロープウェイ/森で隔離された廃結核病院/麻耶観光ホテル/水没ペンション村/アクア小与島/Y温泉ストリップ劇場/森に埋まった廃遊園地/石膏像の廃校/建て増しM荘/国民宿舎A山荘/スカイレスト・ニュー室戸/屋島山頂駅/龍宮城/イジメもやまる日本発祥の地/小豆島大孔雀園/Dリゾート小豆島/M荘/R山S院/山口秘宝館/亀崎海上ホテル/志高ロープウェイ/無人島の真珠養殖場/H共和国/ヒートゥ島の水族館レストラン/H発電所/安慶名琉映館/軍艦島 ◎編集部対談 終末にこんがらがって、廃墟へ。 ◎廃墟マニア対談 廃墟の秘密。O氏とS氏の場合 (スペシャルゲスト 鬼束7段) ◎EPILOGUE すべての終末観光は自由をめざす ◎本編アウトテイク写真集 ◎本編未発表写真集 FEATURE WAITING FOR THE 終末観光 ワールドオートバイサーカス/足摺海底館/首里劇場/魚津ステーションデパート/回転展望喫茶店手柄ポート/POT HALL(旧・吉田南光園)/マルカンデパート大展望大食堂/八戸ボウリングセンター/津山農協会館 REGULAR 毎度おなじみ ◎ミステリーパトロール (有)中遠ソーラー普及所/富士設計/白金消防団詰所/早吸日女神社/馬渕工業/桃太郎神社/かつらの総合メーカー司屋/ホイールの家/かなやま人の村/お食事処 腹いっぱい/アサヒ薬局/岩保木水門 ◎ローカル三行はみだし情報 COLUMN スペシャルライターによるおもしろいコラム ◎高木壮太「徳島の性教育食堂」 ◎藤井佳之「別子飴」 ◎香山哲「TDL跡地」 CULTURE ブックレビュー ◎花本武・松岡千恵「BOOKSTORE BACKYARD REVIEWすべての終末本は書店のバックヤードに流れ着く」 and more...... [書誌情報] タイトル:八画文化会館vol.3 総力特集:終末観光の切り札 廃墟の秘密。 編集者:酒井竜次・石川春菜 出版社:八画出版部 刊行日:2013年8月 判型:A4変型判 頁数:113P
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八画文化会館vol.2 特集:HOTEL NEW ROMANTIC / 八画出版部
¥1,200
[内容] 不定期刊行マガジン「八画文化会館」の第2弾です。超絶レトロな終末観光スポット、珍スポット、廃墟、ローカルのマイナー情報などなど、テンコもりで作ってました。 長らく品切れでしたが、少しだけ返品戻り在庫を発見したので出品します。 [目次] ■HOTEL NEW ROMANTIC 2012年の今だからこそ、まったく新しい視点で楽しめる「ニューロマンティック」なホテルがSO,COOL! 宇宙アポロ風呂/月世界大温泉/ジャングル風呂/自販機ホテル/ハトヤ/バブルホテル(大山顕、萩原雅紀ほか) SOUVENIR ■VIVA!! ローカルパン 大手メーカーの「気の利いた」パンとは違う、味で勝負する「スカしたパン」とも違う、ローカルでリリースされてる「気のいいパン」を大捜索!(全国MAP付) ゼブラパン/イギリストースト/シベリア/南国の味クロパン/特別御誂パン/マンハッタンetc.(香山哲) EAT ■オブジェの多い料理店 飲食店界の掟である「食べ物」ではなく「芸術」で勝負を挑んでしまった結果、このようなお店が生まれます。 ブルボンコーヒーハウス/みやまどり苑/桟食堂/喫茶レストラン ばら園(遠藤学、ほいじんが) STUDY ■Let's Study in the ビルマニアカフェ 君はそこら辺にあるビルをじっくり鑑賞したことがあるか!? 大阪のビルシーンを牽引する「ビルマニアカフェ」&「モンド不動産」全面協力ドーンと10ページ特集! FEEL ■KING OF DIY!! これぞ真打ち‼ 南北のDIY王者に肉薄したインタビュー。 公共物に無断でメッセージを書き込み、ヤグラを建設する真のアウトロー、NORTH-SIDEつちやあきら(84)/地図には決して載らない「気狂村」は存在した……!DEEP-SOUTHかわさきヒロタカ(72) SPECIAL ■終末スペシャル あの世、観光。 東北のローカル信仰、現代に根づく「ムカサリ絵馬」。お葬式と結婚式がドッキングしたようなシュールな死後の世界へ一緒に旅立ちましょう。(小嶋独観、山下陽光) GRAVURE ■HEARTBRAKE HOTEL 美しくも寂しい廃業したホテルのグラビア写真。 天草パールラインホテル/龍宮園/屋島レストセンター/大川グランドホテル/白鳥湖観光ホテル(啝、HEBU、鬼束7段) REGULAR ■MYSTERY PATORL パトロール隊員が見た知られざる世界……そこは、誰も語り継げない場所だった。 呪いの家「イチローハウス」/謎の忍者学校/毒りんごサブレー/樹海の呪い人形「のぐ血」etc.(よごれんfromTEAM酷道ほか) ■街角秘密倶楽部 街角に溢れる、自己主張をやめようとしない奇妙な看板、オブジェ、銅像を審査します。 ニセキャラ製造所大発見!/オリジナルマスコット部門/レアキャラ部門/よっ!丸出し部門(舟橋蔵人ほか) ■文化終末処理場 カルチャーの墓場か!? はたまた最先端の流行発信基地か!? 文化の最果てに吹き溜まっているものを徹底対談してもらいました! コスモス自販機/つくば万博グッズ/人工衛星饅頭/ローカル缶詰/8cmシングルCD/徳用マッチ/廃バスラーメン/鍾乳洞絵ハガキ(田端宏章、坂田哲彦) ■CULTURE 読み物 「美ら島 美ら唄 オキナワ・ベスト・ミュージック・コンピレーション」高木壮太/「VHS鑑賞会、失敗。」花本武and more…… [書誌情報] タイトル:八画文化会館vol.2 特集:HOTEL NEW ROMANTIC 著者:八画文化会館編集部 出版社:八画出版部 刊行日:2012年8月 判型:A4変型判/ソフトカバー 頁数:112P [状態] 書店からの返品戻り品のため、日焼け、スレ、折れなどがあります。
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八画文化会館叢書vol.10 モーテル☆エロチカ 消し忘れ廃墟ラブホテル選集 / 那部亜弓
¥1,100
[内容] "ページをめくりながら「この手もあったのか!」と少し悔しい気持ちなった。 昭和40年頃から盛り上がり、現在は絶滅寸前の豪奢な客室のラブホを、私は10年ほど前から撮影し続けている。しかしオープン当時のままのものは皆無なので原初のカタチを知りたければ、過去の写真か設計図に当たるしかなかった。しかし廃墟になったものならば、オープン当時とまではいかないが、閉鎖当時のもの、さらに崩れ落ちた部分からはさらに過去のことも知ることができる。本書で紹介されている物件は経営者が夜逃げした直後のような、保存状態は非常に良いものが多いので、なおさら文化的資料価値を高めている。廃墟なので、一般流通させるには今のご時世的にハードルがどんどん高くはなっているが(嫌な世の中ですね!)、自著とかでも紹介したかった。"(村上賢司/解説より) 昭和40~50年代に列島各地で花開いた「ラブホテル」は、「サカサクラゲ」と呼ばれた連れ込み宿から進化して、アメリカの「モーテル」に影響を受けたりもしつつ、日本特有の性愛空間として定着しました。しかし昭和50年代が終わる1985年には、風営法改正による規制で「ラブホテル」から「ファッションホテル」へと移行。回転ベッドや鏡張りなどの趣向を凝らした部屋は数を減らし、簡素にリニューアルしていきました。 およそ20年の間に威容を誇った昭和遺産ラブホテルは、チープなのにゴージャス。ユーモラスなのにエロチック。時に美しく、時に笑えて、時にエッジの立った独特の性愛文化を繰り広げました。 本書は昭和40~50年代の「ラブホテル」のディテールを、廃墟の中から掘り起こした写真資料集です。 [目次] 舶来デラックス/花魁ランデブー/装置テイスティー/黄昏モダンシティ/宇宙ラブスペース/特殊シークレット/遊園地パーティー □消えゆくラブホディテール標本 特殊ベッド/インテリア/エクステリア □INTERVIEW 那部亜弓 □現役ラブホ愛好家に聞きました!! 逢根あまみ/ONI □解説 村上賢司 [著者プロフィール] 那部亜弓 Ayumi Nabe 千葉県出身在住。廃墟とラブホテル愛好を二大柱に活動中。2005年から廃墟探索を開始し、千葉工業大学卒業、就職後から国内海外廃墟を巡る。雑誌の廃墟関連記事に寄稿。一方で昭和の性産業に異常な興味をもち、ストリップや日活ロマンポルノ、雑誌収集を楽しむ。愛染シオンという別名で現役ラブホテルを巡るブログを開設する。趣味は映画鑑賞とダンス。著書に『知られざる日本遺産~日本統治時代のサハリン廃墟巡礼~』(2015)などがある。 X:@non_ruins @aisiyon blog:「愛欲空間 昭和レトロなラブホテル探訪」http://furuyado.blog.fc2.com/ [書誌情報] タイトル:八画文化会館叢書vol.10 モーテル☆エロチカ 消し忘れ廃墟ラブホテル選集 編者:那部亜弓 出版社:八画出版部 刊行日:2019年8月 判型:A5判 頁数:32P
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八画文化会館叢書vol.09 Electric Bath Handbook電気風呂御案内200 / けんちん
¥1,100
[内容] 前代未聞の電気風呂ハンドブックの登場! 銭湯のなかでも、ちょっと怖くて近寄りがたいイメージのある電気風呂。 でも勇気を出して一歩足を踏み入れば、そこはまさに未体験の極楽ゾーンが広がっています。電気風呂をこよなく愛し、関西・関東を中心に電気風呂を探し歩いているけんちん氏による前代未聞の電気風呂ハンドブックの登場です。 「四天王」「極楽」「地獄」「湯治」「湯めぐり」の5つのカテゴリ別に全32物件詳細レビューをはじめ、老舗電気風呂メーカーの小西電機インタビューや、イラスト図解で電気風呂の入り方もわかりやすく解説。 さらに巻末には電気風呂の強弱を5段階で表した「電気風呂パワー」とコメント付きの200物件INDEXもついて実用性バッチリ。この1冊で今日からあなたも電気風呂巡りができるようになること間違いなし。 [目次] ◎電気風呂 四天王 竹の湯/そしがや温泉21/昆陽温泉/ヘルシー温泉タテバ ◎極楽電気風呂 大黒湯/灘温泉水道筋店/月見湯温泉/千鳥温泉/アクアガーデン栄湯/サウナの梅湯/第三玉の湯 ◎地獄電気風呂 萬歳湯/栄町温泉/野崎浴場/朝日温泉/第二宝湯/大栄湯/八幡湯 ◎湯治電気風呂 湯処あべの橋/日之出温泉/大星湯/六甲おとめ塚温泉/武蔵小山温泉 清水湯/中延記念湯/辰巳湯 ◎湯めぐり電気風呂 大門湯/人蔘湯/ぽかぽか温泉/喜楽湯/千鳥湯/船岡温泉/福美湯 ◎電気風呂Q&A ◎電浴の心得 ◎電気風呂メーカーインタビュー ◎電気風呂INDEX 200 ◎解説 JP-Super [執筆者] 1980年大阪府交野市生まれ。電気風呂鑑定士。団地ソムリエ。団地好きが高じ、新聞・雑誌・Webメディアへの団地関連の寄稿多数。人生の中で得することを色々な人とシェアするのが生きがい。『珍スポット』クラスタの《金原みわ》、『廃墟』クラスタの《だみあん君》と共に大阪此花千鳥橋にあるイベントスペース『PORT』にて異業種趣味交流イベント『別世界Bar』を毎月開催。 所属:団地愛好家集団チーム4.5畳/銭湯電気保養協会/ドムドム連合協会/日本サぱ協会/別世界Barクルー/BOWLING No.9(トランペット担当) X:@kenchin [書誌情報] タイトル: 著者:けんちん 出版社:hoka books 刊行日:2019年2月6日 判型:A5判 頁数:32P
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八画文化会館叢書vol.08 MYSTERY RUINS ふしぎな廃人形の世界 / ポンチハンター
¥1,100
[内容] ようこそ謎と怪奇の廃人形ショウへ―― 廃墟や路上で朽ちた人形には、現役スポットの人形にはないユーモラスで不思議な味わいが宿ることがある。ポンチハンター氏が切り取る廃墟の世界は、経年劣化や、人為的なイタズラ、自然による変化で意図しないユーモアが出現したときに冴えわたる。 ヒザカックンされたときのような、なんともいえない脱力感に満ちたシュールな空間。何度見ても笑ってしまう、生きたことはないはずの人形たちのふるまい。人間よりも人間味あふれる廃人形たちに、魅惑の世界へと誘われる。 そこには人間的なユーモアと、ちょっとしたお色気と毒が混ざり合っている。 廃墟を美しいだけの芸術的な被写体としてではなく、煽り立てるだけの心霊スポットでもなく、産業遺産として保護対象に変えてしまうのでもない。既存の態度とは一線を画した独自の廃墟へのまなざしと楽しみ方がある――。 [目次] 謎と怪奇の廃人形ショウ/倒れゆく廃人形たち/ふしぎな廃人形があの世とこの世を繋ぐ/闇に浮かぶ生首がきみを襲う/顔のないロボットの反乱/逃げまどう人形たちの足音が聞こえてくる/廃墟に隠されたタブー 廃人形セレクション30 著者インタビュー「ふしぎな廃人形と出会う」 解説 小嶋独観 [執筆者] 廃墟&珍スポ愛好家。小さい頃から廃墟や珍スポが好きという変わった子どもだったので、高校時代にバイクの免許を取ると当然のように廃墟&珍スポ巡りを始める。その後、四輪の免許を取得し活動範囲を拡大。インターネットで情報を集めやすくなったことも後押しして、今では日本全国の廃墟&珍スポを訪ね歩いている。1989年の大滝ランド訪問で廃墟の人形の魅力に開眼。廃墟に残る人形情報の収集に余念がない毎日を送っている。 「ポンチハンター2.0」 http://punchhunter2.exblog.jp [書誌情報] タイトル:八画文化会館叢書vol.08 MYSTERY RUINS ふしぎな廃人形の世界 編者:ポンチハンター 出版社:八画出版部 刊行日:2019年2月 判型:A5判 頁数:32P
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八画文化会館叢書vol.04 公園手帖2 キノコ公園 / とよ田キノ子
¥1,100
[内容] 八画文化会館叢書の4作目としてリリースされた本書。可愛らしさと独特のとぼけた感じを併せ持つ「キノコ公園」のフォトブックです。全国各地で採集された42のキノコ公園を、美しい写真でお届けします。 「世の中には、キノコ型の遊具やシェルター(東屋)、テーブルなどが設置されている公園がある。日常に少しだけ添えられたファンタジー。人はそれを「キノコ公園」と呼ばずにはいられないのである」(前文より) [目次] ◎なぜそこにキノコがあるんだろう 軽井沢銀座パーキング/岡谷市営 内山霊園/京都府立植物園 きのこ文庫/おかざき世界子ども美術博物館「妖精の棲む浮かぶ島」/ワンハッピープラザ跡/そごう横浜店 屋上「太陽の広場」/こんなところにもキノコがありました ◎キノコと不思議なパートナー イームイ児童公園/ゆうな公園/中野区中央公園/那覇市中央公園/トヨスノコシカケ/まえはら児童公園/まだあるよ きのこと不思議なパートナー ◎公園の中のかわいいキノコ 加家公園「メルヘンの森」/中野区立追分公園/青葉台公園/信州やぶはら高原こだまの森/加賀市中央公園ほか/公園の中のかわいいキノコ見つけた ◎もっとキノコ公園を楽しむために ◎解説 飯沢耕太郎 [書誌情報] タイトル: 著者:とよ田キノ子 出版社:八画出版部 刊行日:2015年8月 判型:A5判 頁数:32P
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国道1号セブンイレブンめぐりプロジェクトvol.1 東京・神奈川・静岡 / いいじま
¥900
[内容] 東京から大阪を貫く主要国道1号線と、日本最多店舗数を誇るコンビニのセブン‐イレブン。まさに日本最強のインフラタッグを巡ろうというZINEです。 国道1号にセブン‐イレブンは何店舗あるのだろうかと、ふと疑問に感じた著者のいいじまさんは、下記のルールを定めてプロジェクトを開始しました。国道1号に面している店舗を訪問し、店の概要、付随物(公衆電話や郵便ポスト)などをチェック、必ず商品(レアまたはローカルなもの優先)を購入。もしくは公共料金などの支払いをする。 このようにして、東京から静岡まで全64店舗の国道1号線沿いのセブン‐イレブン実地調査が粛々と進められていったのです。地味すぎる作業が淡々と繰り返されるであろう本文を予期して、何かの禊か修行なのかと思ってしまいましたが、膨大な観察量に支えられた知見の数々は圧巻! 例えばパンコーナー。7割PB(プライベートブランド)、2割ヤマパンという布陣が多いなか、たまに静岡製のかにぱんやのっぽパンなどが紛れ込んでいたりするそうです。ちなみにかにぱんは賞味期限が1ヵ月もあるロングライフパンだそうで、売れづらい棚の最下段に棲息していることが多いんだとか。今度コンビニ行ったら観察してみたくなります。 混同するローカリティにも注目されています。なぜか横浜に米沢ラーメン激推し店があるかと思えば、神奈川で青森産のアピオスというマイナー野菜を売っていたりしたそうです。 そして「平準化=どこも一緒」というコンビニの概念を覆すような、オリジナル商品まで発見。箱根小湧谷店では、店舗限定ラベルの日本酒「小涌谷」を販売しているんだとか。めちゃくちゃ奥が深いセブン‐イレブンの世界を堪能できます。 [書誌情報] タイトル:国道1号セブンイレブンめぐりプロジェクトvol.1 東京・神奈川・静岡 著者:いいじま 刊行日:2022年11月 判型:B5版/ZINE 頁数:72P [状態] 状態良好です。画像でご確認下さい。中身に書きこみや角折などはありません。