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[内容]
「シカゴ都市社会学古典シリーズ」の三作目です。
本シリーズは「アメリカ都市社会学の祖型をなす1920-30年代の初期シカゴ学派の最大の知的資産である、都市エスノグラフィ叢書のセレクションズ」(刊行の辞より)ということで、アメリカ都市社会学の古典でありエスノグラフィの基本文献です。
著者のネルス・アンダーソンは、自身も貧しい幼年時代を過ごしたホボヘミア出身の異色の研究者。訳者あとがきの人物評に詳しいので引用します。
"ネルス・アンダーソンは、さまざまな意味での障壁や自らの異質性と闘い続けてきた人であった。少年のころは移民の子のホーボーとして世間と、シカゴ大学時代は友人との階層的な異質性と、そして学問的には自ら選んだ対象や方法に対する周囲のあつれきと、そしてまた、パークやバージェス以降の社会学をとりまくアメリカ社会学の新しい潮流やアカデミズムと、アンダーソンは静かに闘いを続け、葛藤を乗り越えた人であった。"
学術書ですが、丁寧な実地調査、実際に見聞したリアルかつ具体的な描写は、読みやすく心に響きます。ノンフィクションがお好きな方にもおすすめです。
[目次]
第一部 ホボヘミア ホームレスの人たちの住処
ホボヘミアの定義/ジャングル 放浪のなかのホームレスの人たち/簡易宿泊所 滞在しているときのホームレスの人たち/ホボヘミアにおける《切り抜け》
第二部 ホーボーの諸類型
彼らはなぜ出郷するのか/ホーボーとトランプ/ホーム・ガードとバン/仕事
第三部 ホーボー問題
保健/ホームレスの人たちの性生活/市民としてのホーボー
第四部 問題への対処の仕方
ホボヘミアの人物群像/ホーボーの知的生活/ホーボーソングとバラード/石鹸箱と広場/ホーボーの社会的政治的組織/布教団体と福祉組織
[書誌情報]
タイトル:ホーボー ホームレスの人たちの社会学 シカゴ都市社会学古典シリーズNo.3
著者:ネルス・アンダーソン
訳者:広田康生
出版社:ハーベスト社
刊行日:1999年5月10日、2000年11月15日
判型:A5判/ハードカバー
頁数:186P、236P
[状態]
経年による使用感はありますが、中面には書き込みや角折りなどありません。
レビュー
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