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[内容]
先日ご紹介したTowersさんによる地下街本の完結編『地下街への招待 B2 [特集]元町有楽名店街』。今作では「B2」と銘打たれたとおり、さらにディープな階層にまで調査網を広げ全国21の地下街がレビューされています。
表紙を飾る山梨県甲府市の〈春日ビル1番街 地下バー街〉の、印象的な赤いネオン矢印に誘われページをめくらずにはいられません。
巻頭読み物の「なぜ多い? 日本の地下街」では、地下街の歴史がわかりやすく解説されていて勉強になります。昭和30年代のモータリゼーションの変化と、高度成長期による都市化と中心市街地の環境改善という課題を解決するために地下街が発展したのだとか。
そして本編。今回は北海道の地下街が7ヵ所も入っていてワクワクします。ブラキストン線を越えると生物界だけでなく、街並みや建物にも生態系(文化)の違いを感じますよね。室蘭市〈中央ビル地下街ランランタウン〉、北見市〈ユニオンビル地下スナック街〉など旅情を感じる都市のチョイスも素敵。
最南端の福岡市からは、1979年竣工のショッピングセンター〈サンセルコ地下のれん街〉がノミネートされています。モザイクタイルなどレトロゴージャスな意匠が際立つ建築物としても一見の価値ありです。
そして首都東京からは「現存する日本最古の地下街」として名高い〈浅草地下街〉や、解体から再開まで二転三転した五反田〈TOCビル地下プロムナード〉、こちらも再開発予定の〈ニュー新橋ビル地下商店街〉等々、レジェンド級がランクイン。
特集は、戦後神戸の復興を地下から支えた〈元町有楽名店街〉。店主や常連客の生の声を掬い上げた丁寧な仕事が光る圧巻の記録です。人々の記憶の中に埋もれてしまったかもしれない地下街という文化を掘り起こしてくれた労作、ぜひ読んでみてください。
[書誌情報]
タイトル:地下街への招待B2 特集 元町有楽名店街
著者:Towers
刊行日:2023年1月31日
判型:A5版/ZINE
頁数:64P
[状態]
裏表紙にヨレがあります。中身に書きこみや角折などはありません。
レビュー
(2)
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