









地下街への招待B1 特集 金沢都ホテル地下街 / Towers
¥800 税込
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[内容]
2016年に金沢の「ブラザービル地下街」との出会いがきかっけとなり5年の歳月をかけて約100ヵ所の地下街を巡ったTowersさんが、関西圏や東京・愛知・福岡など全22物件をレビューしてくれる。
現存する地下街は昭和30年~50年に建設されたものがほとんどで、老朽化などにより減少の一途を辿っているそう。路上の物件とは違い、目に見えない地下の物件。そのため「地上から、あるいは地下通路から地下街へと誘うための看板や空間演出の総称」を「地下街への招待」と位置づけ、オリジナルの鑑賞眼を駆使して地下街の楽しみ方を教えてくれる。
たしかに地下街の入口で目に留まるのは、巨大だったりネオンがピカピカ光ったりする矢印。こういった地下街への招待が輝く怪しくもエネルギッシュな魅力に惹かれる作者の気持ち、わかるなぁ。
大阪北部のベッドタウンである北摂エリアには、作者が「二大巨頭」と呼ぶ〈吹田さんくす〉と〈ビグリーンプラザたかつき〉という地下街があり、巨大な矢印が異彩を放っている様子がビジュアルページで紹介されている。こんなの見せられたら行ってみたくてたまらない。
そして特集の「金沢都ホテル地下街」がいい。1962年に竣工され、惜しまれながらも2017年に閉館した同地下街の営業時代の貴重な写真やパンフレット等の図版が豊富に掲載されていることも素晴らしい。何より関係者の証言や資料をもとにした店舗の復元地図が労作すぎて泣ける。
丁寧な取材と足で稼いだ情報、そして何より地下街愛が溢れるナイスな1冊。
[書誌情報]
タイトル:地下街への招待B1 特集 金沢都ホテル地下街
著者:Towers
刊行日:2021年12月31日
判型:A5版/ZINE
頁数:49P
[状態]
状態は良好です。中身に書きこみや角折などはありません。
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