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[内容]
SNSで見かけて「吞兵衛にはたまらなく面白そう!ん!!執筆人豪華すぎん!?」ってなって読みたいと思っていたZINEを入手!
高円寺の「ほんの通り道」に出店されていた編者のじぇっきゃさんにお願いして、仕入れさせていただきました。
本書は、居酒屋グループ〈四文屋〉を愛する15名による非公式エッセイ&小説のアンソロジー。
まぁまぁ一杯やりながら、豪華な目次をご覧くださいよ。吞兵衛は吞兵衛の話が好きなんですよ。
「友達の友達は友達」の法則でどんどん増えたり、マッチングアプリで出会って一夜をともにしたり、四文屋でプロポーズしたり、ライフスタイルが変わって子供連れでも呑めたり、もう最終的には酒を吞まなくても時間を過ごせたり。
四文屋で繰り広げられる、人生の美しきワンシーン。
ひとりで、友達と、家族で。呑兵衛たちの人生は、いつだって四文屋という楽園が舞台なんです。四文屋で読んでもよし。読み終わってから四文屋に行くもよし。四文屋帰りに読むもよし。
15本の文章はどれも素晴らしく面白いもので選びきれませんが、3つだけ感想を。
スズキナオさんとのコンビでチェアリングを提唱されていたり、フリースタイルな酒の道を邁進されている酒場ライターのパリッコさん。何度か酒の席でご一緒させていただく機会に恵まれ、その自由でほがらかな飲み方に感銘を受けました。巻頭を飾った「ガード下の煮込みライス」は、青春時代を過ごした高円寺の四文屋の話。必ず煮たまごを添えて頼む「もつ煮込み」や、「煮込みライス」など頼んでみたいメニューがたくさん登場して、すぐにでも四文屋へ行きたくなってしまいました。
冬蜂さんの「マッチ・イン・ザ・ライフ」は、マチアプで知り合った女の子と四文屋で飲んだ日々の回想録。セフレがセフレを紹介してくれるっていう謎すぎる展開に目が点。AVの数珠つなぎ企画モノでも見ているようです。酒場のリアルはフィクションを越えていきました。
じぇっきゃさんの「あとがきにかえて」では、荻窪店の記念すべき第1号目のお客さんとして入店した日が描かれています。四文屋ファンの気合の入ったエッセイで、トリを飾るのにふさわしい愛に溢れた〆の一篇です。
[目次]
パリッコ「ガード下の煮込みライス」
武塙麻衣子「お正月に四文屋で話したこと」
むま「四文屋の二人のこと」
西川タイジ「琥珀色」
しらい弁当「四文屋日記」
武内庶民「There is 四文屋 That Never Goes Out」
ヤナイユキコ「ゴールデンタイム」
はせおやさい「四文屋、いつもありがとうの話」
武田俊「梅割り越しに見ていた」
木山映「ウーロン茶で過ごす四文屋」
神田匠「リズムとテクスチャー」
づま「無題日記~四文屋編~」
冬蜂「マッチ・イン・ザ・ライフ」
春野ほこり「下戸の四文屋」
じぇっきゃ「あとがきにかえて」
[書誌情報]
タイトル:文の四文屋
編者:じぇっきゃ
刊行日:2025年5月11日
判型:A5判/ZINE
頁数:108P
レビュー
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