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[内容]
めちゃくちゃ面白いです!
本書は、第8回河合隼雄学芸賞、第51回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞しています。
サブタイトルに「アングラ経済の人類学」と謳われているように、著者は文化人類学の研究者なのですが、人類学を学んだことがなくても大丈夫。知らない世界のノンフィクション読み物としてぐんぐん読めてしまいます。
調査対象(というより潜入先みたいな感じ!)は、香港の魔窟のような怪しさを放つ雑居ビル「重慶大厦 チョンキンマンション」です。裏稼業、金儲け、ブローカー、愛、友情、母国。さまざまなテーマから切り込んで立体的に描き出される、香港に住むアフリカ移民の逞しい世界。
ドラマかと思うようなアングラ世界の日常が、丁寧なフィールドワークによって筆写されています。
[公式HPより]
香港のタンザニア人ビジネスマンの生活は、日本の常識から見れば「まさか!」の連続。交易人、難民をも巻きこんだ独自の互助組合、信用システム、SNSによるシェア経済…。既存の制度に期待しない人々が見出した、合理的で可能性に満ちた有り様とは。閉塞した日本の状況を打破するヒントに満ちた一冊。
[著者プロフィール]
1978年愛知県生まれ。専門は文化人類学、アフリカ研究。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程指導認定退学。博士(地域研究)。日本学術振興会特別研究員、国立民族学博物館研究戦略センター機関研究員、同センター助教、立命館大学大学院先端総合学術研究科准教授を経て、現在同研究科教授。『都市を生きぬくための狡知 タンザニアの零細商人マチンガの民族誌』(世界思想社)で、2011年サントリー学芸賞(社会・風俗部門)、『チョンキンマンションのボスは知っている アングラ経済の人類学』(春秋社)で、2020年、第8回河合隼雄学芸賞、第51回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。そのほかの著書に『「その日暮らし」の人類学 もう一つの資本主義経済』(光文社新書)がある。
[書誌情報]
タイトル:チョンキンマンションのボスは知っている
著者:小川さやか
出版社:春秋社
刊行日:2019年7月30日
判型:B6判/ハードカバー
頁数:273P
[状態]
良好です
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