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悲しき熱帯ⅠⅡ巻セット / レヴィ=ストロース

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[内容]
「構造主義」を提唱した社会人類学の名著、必須図書です。

「進んでいる」西洋諸国が、「野蛮で未開な」先住民族を「見下す」或いは「キリスト教化」してきた歴史について疑問符を投げかける、フランスの人類学者が苦悩しながら旅をした記録です。

人類学の専門書ですが、感情を主体に積み重ねられる旅の描写は文学にも紀行文にも通じるものがあります。

西洋と東洋、都会と田舎。オリエンタリズムは高いところから低いところを見下ろすことで成り立つ、斜め下に向かう視線。まだ見ぬ異国情緒や失われた文化を必要以上にあがめてしまうのは、斜め上に見上げる視線。おそらく、人と人との視線が交差するのはお互いを「異なるものではあるが、似たところもある」と等しく水平に見分けた時だけでしょう。

そんなことを考えさせられました。

旅をするときのアティテュードになった本です。

[書誌情報]
タイトル:悲しき熱帯
著者:レヴィ=ストロース
翻訳:川田順造
出版社:中央公論新社(中公クラシックス)
刊行日:2001年4月10日、5月10日
判型:新書判/ソフトカバー
頁数:400P、460P

[状態]
カバーは良好ですが、中身に角折り跡があります。書き込みはありません。

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