





磯ZINE 最終號 / ワクサカソウヘイ
¥1,100 税込
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[内容]
『出セイカツ記』、『今日もひとり、ディズニーランドで』などの著書のあるワクサカソウヘイさんによるお手製ZINEです。その名も『磯ZINE』。創刊号の後に出たのが最終号。惜しまれながら磯に散ってしまいました。最終号です。
川名潤さんの中世ヨーロッパのようなキレキレの装丁に、思わず惹き込まれます。小説・研究・漫画・随筆・工作など、豪華執筆陣が縦横無尽に磯を楽しんでいる様は、さながら誌上磯遊びのよう。磯初心者でも楽しめます。
個人的にツボだったものを、ちょっとご紹介します。
ダ・ヴィンチ・恐山 a.k.a 品田遊さんの小説「宿借」。ある日突然、全長6m級の巨大ヤドカリが家を訪ねてきて宿を貸してほしいと頼まれるという奇想天外な短編です。環境の変化で大変らしいヤドカリの境遇を哀れんだ主人公が宿を貸してやると、徐々に態度がデカくなり隣家に置き配された食料を食べてしまうなどトラブル続出。意外な結末が待ってるので、ぜひ読んでみて下さい。
お笑いコンビ「男性ブランコ」の平井まさあきさんによる童話「磯ップ物語」。フジツボと鯨の話なのですが、コントを見ているようなシュールな展開でじわじわツボる面白さです。
宮田珠己さんと竹内佐千子さんによる対談ならぬ貝談。面白くて不思議な貝の話が飛び交います。コノハミドリガイは危機が迫って自切する時に切り取り線が浮かび上がるとか、スケーリーフットという鉄でできた貝は、鉄なので錆びてしまうとか。面白すぎます。磯ってワンダーランドなんですね。夏になったら、磯遊びしてみたくなりました。
[目次]
声明文「全方位に告ぐ、まだ磯に目覚めていないのか」ワクサカソウヘイ
随筆「ウメボシイソギンチャクは、ジーザスクラ磯」宮田珠己
奇譚「ともかづきの磯」メレ山メレ子
童話「フジツボの大冒険」平井まさあき(男性ブランコ)
研究「磯の真意を読み取る」ヤマザキOKコンピュータ
漫画「磯と私」山本さほ
小説「宿借」品田遊(ダ・ヴィンチ・恐山)
無駄づくり「ふけるワカメ」藤原麻里菜
随筆「畑の星」藤岡みなみ
漫画「磯と私」竹内佐千子
貝談 宮田珠己×竹内佐千子
ゲームブック「いそがしいあなたのいそあそび」妖精大図鑑
小説「意味で心が磯がsea」モリテツヤ
辞典「磯用語解説」ワクサカソウヘイ
[書誌情報]
タイトル:磯ZINE 最終號
著者:ワクサカソウヘイ
出版社:汽水空港
刊行日:2022年2月11日
判型:A5版/ZINE
頁数:30P
特典:通販お手紙
[状態]
状態は良好です。中身に書きこみや角折などはありません。
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