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笹塚diary / 佐藤舞

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[内容]
"子どもの頃からずっと、大人は無理をするものだと思っていました。歳を重ねて家族を持ち、自分よりも大事なものができたとき、やっと無理を覚えて大人になれたと思ったのです。でもそれは、なぜか居心地の悪い場所でした。

自分と対峙できなくなった私は、日記が書けなくなりました。それまで「無理」だと思っていたものは、自分のエゴに過ぎなかったことに気づいたのです。四十を過ぎて立ち行かなくなった私は、これまで築き上げたものを壊し、心地が良いと感じられる街で新たな生活を始めました。

これは、自分のあり方と人との関係性を再び構築していこうとする女の生活日記です。そしてこの本は、もう自分の人生を諦めたりしないという決意表明であり、何より笹塚の街への熱いラブレターです。"(「はじめに」より)

いつか愛する笹塚の地で本屋を開きたいという〈カルガモBOOKS〉佐藤舞さんによる日記ZINEです。本の雑誌の目黒孝二『笹塚日記』のオマージュで書き始められ、2024年1月1日から10月31日までの日々が綴られています。

ミッドクライシス真っただ中の40代。離婚してシングルマザーになり、仕事と家事と育児に追われる忙しい日々のなかで、女の人生をもう一度生き直すという爽やかな決意のもとに瑞々しく生きられていく毎日。

日記をつけて内省すること。女としての自分のありのままの感情も封じ込めないこと。ごはんを美味しく食べたり、大好きなカモを見たりして、軽やかにスキップするように生活を楽しむこと。

ふわりとした風が吹き込んでくるような、心地よいエッセイのような読後感。この日記を読んでいると、失ってしまった生活の潤いが戻って来るようです。

幸せというのは粒の小さなものだから、気づけなくなったり見えなくなったりしてしまうんだということを気づかせてくれます。著者は幸せを味わう天才です。

[著者プロフィール]
1982年静岡県生まれ、日本大学芸術学部文芸学科卒。
レコード会社・劇場・出版社・大学勤務を経て、現在は広告代理店の制作ディレクター。15歳男子と二人暮らし。そそっかしいミーハー。

[キーワード]
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[書誌情報]
タイトル:笹塚diary
著者:佐藤舞
装丁:飯村大樹
写真:宇佐美亮
出版社:カルガモBOOKS
刊行日:2024年12月1日
判型:B6判/ZINE
頁数:124P

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