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[内容]
忘れられた喫茶店の奥に、小さな駅の構内で目をあげたら、古ぼけた理容室の軒先から、知らない町の掲示板で。突然出会ってハッとする色褪せた青写真の数々。
時間の経過により非芸術が芸術化してしまったという作品群です。時間というのは一体何なのでしょう。生きるための"やむにやまれぬ"または"なんとはなしの"人間の営みを、芸術にしたり文化にしたりするのは時間なのかもしれませんね。
完成までに30年を擁した大作などが見られることもあります。
[著者メッセージ]
今回のテーマは色褪せた印刷物です。 私の興味対象は一貫して人工物(とくに工業製品)なのですが、今回扱う「色褪せた印刷物」は自然の力が加わらないと完成しないという点では今までのものと少々毛色が違います。ただし“色褪せた印刷物を放置しておく”という行為は人によるものなので、そういう意味では人為的なものとも言えるのではないでしょうか。(『ROADSIDERS'weekly』2025年04月09日配信号より)
☟都築響一さんのメルマガ『ROADSIDERS'weekly』で連載中
「デザインの世間体037 碧い日焼け跡(写真・文:若生友見)」
https://roadsiders.com/backnumbers/article.php?a_id=3006
今回扱うテーマは、前回のテーマ「色褪せた印刷物」を探しているときにいくつか見つけた副産物のようなものです。 まだ名前はついていないと思われますが、全国的に存在し、多くの人が目にしたことがありながら、それでいてほとんど(まったく)気に止められないものです。(『ROADSIDERS'weekly』2025年04月23日配信号より)
☟都築響一さんのメルマガ『ROADSIDERS'weekly』で連載中
「デザインの世間体038 パブリックな絶景(写真・文:若生友見)」
https://roadsiders.com/backnumbers/article.php?a_id=3022
[シリーズ概念]
色眼鏡をはずして、もう一度よく見てみよう。
「これまでの概念を覆す」ような大それたことではありません。今までの経験や生活上の暗黙の了解のせいでよく見えていなかった部分や、たとえ見えていてもあまり意識されることなく数秒後には忘れてしまうような、そんな日常に点在する、ちょっとした違和感や疑問。それらを本の形に落とし込み、反復させ、日常的な意味を剥いでしまうとただの図となり、そこに「物そのもの」が見えてくるはずです。
さて、毎日毎日見ているごく普通の風景は、本当に“普通”の風景なのでしょうか。
選挙ポスター、漫画雑誌の小口、新聞のおくやみ欄、花環、ネオンサインなど、目に見えているのに意識の外にすぐ出てしまうような、グラフィックデザインとして認識されにくい存在へ焦点を当てています。
[著者プロフィール]
若生友見 わこう・ともみ
1986年 宮城県生まれ。東北芸術工科大学 情報デザイン学科 グラフィックデザインコース卒業。東北芸術工科大学大学院 ビジュアルコミュニケーション研究領域 修士課程修了。雑誌編集を経験し現在フリーランス。
都築響一さんのメルマガ『ROADSIDERS'weekly』で紹介されているインタビュー記事が詳しくて面白いのでぜひご覧ください☟
裸眼の挑戦——若生友見とragan books
https://roadsiders.com/backnumbers/article.php?a_id=559
[書誌情報]
タイトル:ragan031 Public Image
著者:若生友見
出版社:raganbooks
刊行日:2023年11月11日
判型:B5変形判(200mm×257mm)/ZINE
頁数:20P
特典:写真ステッカー
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