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ragan020 Japanise / 若生友見

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[内容]
漆器の工芸品でしょうか。日本の伝統工芸が誇る雅やかな装いですね。

そんな風に"空目"してしまいませんでしたか?

でもよくよく見るとなんだか親近感が湧いてきます。

そうなんです。ごはんをつくっている暇もない多忙な現代人の強力な助っ人、近所のスーパーのお惣菜コーナーなどでよく見かけるプラスチックのお皿です。

嗚呼。なんでこんなに無駄に豪華なんでしょう。きっと1皿500円ぐらいで、値引きシールすら貼られているかもしれません。それなのに圧巻の美。

いやはや日本の伝統工芸の底力を感じました。

[著者メッセージ]
私は2009年度の大学の卒業制作から「ragan」シリーズとして、1冊につき1つのテーマで本の形態の作品を作っています。現在30作を超えているのですが、自分も気に入っているし周囲からのウケもいい「名作」というものがたまに誕生するものです。その1つが2014年制作、No.020のjapanaiseです。(『ROADSIDERS'weekly』2024年06月05日配信号より)

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「新連載!デザインの世間体 (写真・文:若生友見)」
https://roadsiders.com/backnumbers/article.php?a_id=2726

[シリーズ概念]
色眼鏡をはずして、もう一度よく見てみよう。

「これまでの概念を覆す」ような大それたことではありません。今までの経験や生活上の暗黙の了解のせいでよく見えていなかった部分や、たとえ見えていてもあまり意識されることなく数秒後には忘れてしまうような、そんな日常に点在する、ちょっとした違和感や疑問。それらを本の形に落とし込み、反復させ、日常的な意味を剥いでしまうとただの図となり、そこに「物そのもの」が見えてくるはずです。

さて、毎日毎日見ているごく普通の風景は、本当に“普通”の風景なのでしょうか。

選挙ポスター、漫画雑誌の小口、新聞のおくやみ欄、花環、ネオンサインなど、目に見えているのに意識の外にすぐ出てしまうような、グラフィックデザインとして認識されにくい存在へ焦点を当てています。

[著者プロフィール]
若生友見 わこう・ともみ
1986年 宮城県生まれ。東北芸術工科大学 情報デザイン学科 グラフィックデザインコース卒業。東北芸術工科大学大学院 ビジュアルコミュニケーション研究領域 修士課程 修了。雑誌編集を経験し現在フリーランス。

都築響一さんのメルマガ『ROADSIDERS'weekly』で紹介されているインタビュー記事が詳しくて面白いのでぜひご覧ください☟
「裸眼の挑戦——若生友見とragan books」
https://roadsiders.com/backnumbers/article.php?a_id=559

[書誌情報]
タイトル:ragan020 Japanise
著者:若生友見
出版社:raganbooks
刊行日:2014年9月19日
判型:B5変形判(200mm×257mm)/ZINE
頁数:16P
特典:割り箸

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