少女廣告 創刊號 / 進藤なほこ
¥500 税込
SOLD OUT
別途送料がかかります。送料を確認する
¥10,000以上のご注文で国内送料が無料になります。
[内容]
大量生産&大量消費の時代に憧れをふりまいて、少女(だったわたし)たちの物欲を刺激しまくっていた無数の広告たち。記録されることも少なく、時代が下れば忘れられてしまう、そんな時代の徒花的広告を狂おしい愛情を持って追及している『少女廣告』というシリーズのZINEです!
こちらは記念すべき創刊号。創刊のことばがとてもよかったので出だしを引用させていただきます。
”二笑亭という奇妙な建築物について、みなさんはご存知でしょうか?
戦前の門前仲町に存在したというこの個人住宅は、渡辺金造という資産家の狂人が自身の経済力と脅迫観念の赴くまま、口頭で大工に指示を出して建てさせたというアドリブ至上主義のフリージャジーな物件です。わざと出入りの邪魔になるように置かれたひし形の枠、屋根をこえて理由もなく空に伸びたハシゴ、扉が下半分しかない便所等々、“狂い”の概念というか、本来ならば目に見えず、触れることができないからこそやっかいとされている「気持ち」の大問題が、アウトサイダーアートなどとは一線と画した形、しかも住宅として存在していたということに驚きを感じます。
しかしながら二笑亭のような特異な例、もしくは、聖と狂の狭間で生み出される芸術作品だけが特別なのではなく、スーパーマーケットや量販店に並ぶ、何げない日用品や大量生産の工業製品だって、開発者や研究者、技術者たちのまるで啓示を受けたかのような思いつき、狂ったような情熱や日常を飛び越えたような集中力の産物であることに変わりないのではないかと私は思うのです。加えてそれらを売らんとして制作されるCFやCM音楽、紙媒体の広告の数々。これらの作品は広告賞を受章して名作と語り継がれるのはごく一部で、本来の目的である商品の販売期間が終了すると、大半がその存在意義を失ってしまいます。そんな作品や製品たちに込められた製作者の情熱はどうなる? そして彼らや作品に対するわたしの狂気に似た愛情はどうなる? と思った時、そういったやっかいなものを感情ではなく、手で触れることのできる冊子という形にすることを思いつきました。"
最近ZINE界隈では「偏愛」ということばをよく耳にしますし、私自身もよく用いるのですが、稀に「こちとらそんな生ぬるいもんじゃないんだよ!」という感じで、ひしひしと迫りくるような対象物への狂気的な愛を感じるZINEがありますね。
個人的には、そういった研究対象と同一化してしまったかのような、無限の情熱を捧げられた作品というのが大好物であります。同志の方はぜひ手に取って見て下さい。
プロダクト的にも袋とじになっていたり、紙の種類が色々入っていたりして生粋のリトルプレスという感じがしてとても素敵です。
[目次]
特集:CMのパリジェンヌたち
コラム わたしと商品
おやつ コルネリ
ジーンズ 岸田佳也
物販と商品 生井達也
言葉なんか糞くらえ 金田貴和子
TOKYO SWEAT ダニエル・クォン インタビュー
CM小唄 中山製菓ロシアケーキのテーマ
[書誌情報]
タイトル:少女廣告 創刊號
著者:進藤なほこ
発行元:オトギノクニノロシヤノ舎
刊行日:2016年11月10日
頁数:20P
判型:A5判/ZINE
-
レビュー
(8)
-
送料・配送方法について
-
お支払い方法について
¥500 税込
SOLD OUT