おろおろオスロ / サトーカンナ
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[内容]
「仕事辞めておれオスロ行くけど、どうする?」
"連れ合い"から突如こう切り出された著者のサトーカンナさん。
「自分の人生をむなしさのまま終わらせてはいけない直感だけがある。でもだからといってこの先どうすればいいかはわからない。(中略)心は頼りなく、しかし目に見える動きとしてはスピーディーにオスロへ飛んだのだった。その突風に巻き込まれるように私も飛んだ。私は私で疲れてしまっていた。もう何年も、誰にほめられずとも自分の美学を保ちながらえいえいと何かを作って毎日をすごすような気力が湧いてこない。でもきっぱりと醒めて生きるための仕事と消費に振り切ってしまうこともできないでいる。そんな状況に悩むこと自体にも疲れた」(「あとがき」より)
そんな状況で異国への旅立ち。おろおろしながら過ごしたオスロでの2週間の滞在記。青春時代の出会いの旅とも、中年危機の振り返りの旅とも違った、宙づり感覚のある30代の突破のための旅と言ったらいいでしょうか。青春でも中年でもない、成長する年代だからこその切羽詰まった感覚や疲労感ってありますよね。旅を通して感じ、考えられた言葉が刺さります。
迷える30代の方にぜひ読んで欲しい旅日記です!
[目次]
2024.4.16 なんの記念か不明な集合写真
2024.4.17 誰の目も届かない部屋
2024.4.18 からだだけは間違いなく熟す
2024.4.19 自分からありがたがるとうまい
2024.4.20 忘れられない出品者のおじさん
2024.4.21 変な晩ごはんだけど無料
2024.4.22 ベルゲンは宇宙と一線を画した
2024.4.23 10歳には10歳の切実な世界
2024.4.24 水曜の夜は幾度でも来る
2024.4.25 本物の会話
2024.4.26 雪国で人はひとりでいられない
2024.4.27 あつまれノルウェーの森
2024.4.28 煩悩の塊、まだまだつづきます
2024.4.29 ほんとうにもう一度来る可能性
[書誌情報]
タイトル:おろおろオスロ
著者:サトーカンナ
刊行日:2024年12月8日
頁数:91P
判型:A5判/ZINE
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レビュー
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