パリのガイドブックで東京の町を闊歩する3 先人は遅れてくる / 友田とん
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[内容]
『『百年の孤独』を代わりに読む』で一世を風靡した友田とんさんが代表を勤める「代わりに読む人」の、散歩ならぬ闊歩エッセイ入荷しました!
啓示のように降ってきた「パリのガイドブックで東京の町を闊歩する」という言葉を唱えて、東京の町を巡りながら脱線し、脱線しながら思考する先鋭的不思議エッセイ。
1巻が現在版元品切れ中だそうで、2巻と3巻の入荷です。ただでさえ不思議なトーンの本を、途中から読むという非日常体験が味わえます。私も2巻から読みましたが、大丈夫です。あらすじを追わないとわからないタイプの本ではないので、ただ1巻も読みたくなるだけです。
2巻までにパリのガイドブックを読むことも、東京のガイドブックに頼ることもしないというルールができております。3巻では、パリからも東京からも遠く離れた四国・お遍路・弘法大師のお導きにより……さてどうなるのか。
"何かを求める旅という概念が私の心を強く打つのだと思う。だからこそ、杉村の話を私はいつまでも憶えているのだ。何を求めていたかはこの際どうでもいいのかもしれない。少なくとも私にはまったく興味のないものだった。だが、何かを求める旅を思い出し、何かを弔っているような気持ちになる。そして、また私も「パリのガイドブックで東京の町を闊歩」しようと、ガイドブックを読み、あちこちを訪ね、何かを求めているのである。"(P48「第2章 弘法大師のご利益か」より)
2020年代ナンセンス散歩系随筆界隈というのがあるとしたら、友田とんと萩田洋文さんが双璧をなすのではないでしょうか。あまり類書がないジャンルなので、どちらかの作者のファンの方はぜひ両方とも読んでみて下さい!
[目次]
第1章 半径1m圏内の言葉
第2章 弘法大師のご利益か
第3章 繰り返しの効能
第4章 先人は遅れてくる
[書誌情報]
タイトル:パリのガイドブックで東京の町を闊歩する3 先人は遅れてくる
著者:友田とん
発行元:代わりに読む人
刊行日:2024年3月15日
判型:183mm×103mm/ZINE
頁数:144P
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レビュー
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