ゆらゆらユーロ / サトーカンナ
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[内容]
「仕事辞めておれオスロ行くけど、どうする?」
"連れ合い"から突如こう切り出された著者のサトーカンナさんの旅は、オスロでの2週間の滞在を経てヨーロッパへと向かいます。
「サルトルは「人間には自由という罰が与えられている」と言ったが、ここ数年の私はまさに
罰されている。音楽活動を中心に生活を組み立てていた2020年まで、私には常にやるべき
ことがあった。数か月先までライブがありリリースもある。バンドの中身がどんな状態だとし
ても、とにかく「やらねば」を「やった」へと変えつづける日々。そのバンドを辞めて自由になり、何をすればいいかわからなくなってしまったのだ。わからないなりに何かするけれど自分が頼りない。やりたいことなんて私にはなかったんじゃなかろうか。つらくて辞めたのに解放されてつらいなんて、あんまりじゃありませんか神様。」(「ただ居ることに対する余裕」より)
旅の空の下で、旅に出ざるを得なくなった状況を整理していると、旅の本質が浮かび上がってくるような瞬間があります。サトーカンナさんの旅の流れのなかで、日々思い浮かぶ言葉がとてもよくて。共感の嵐でした。
いったん燃え尽きた30代の方にぜひ読んで欲しい旅日記です!
[目次]
2024.4.29 10ユーロ札をあんなに雑に
2024.4.30 プールって泳ぐ場所じゃん
2024.5.1 ただ居ることに対する余裕
2024.5.2 付き合いで来たんで
2024.5.3 無意味でとびっきり素敵なものごと
2024.5.4 パリで目的地にたどり着く方法
2024.5.5 パリジャンすぎるパリジャンの店
2024.5.6 「彼は人生の空白のなかにいます」
2024.5.7 恩を着せてこないお菓子
2024.5.8 何がすごいかわからないまますごい~
2024.5.9 旅はどこまでもゆらゆらとさびしく
2024.5.10 バルセロナを食い尽くせ
2024.5.11 さよならアリオリソース
[書誌情報]
タイトル:ゆらゆらユーロ
著者:サトーカンナ
刊行日:2025年11月30日
頁数:81P
判型:A5判/ZINE
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