いくつかの条件 / 花本武
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[内容]
吉祥寺の〈BOOKSルーエ〉から、西荻窪の〈今野書店〉へ。本好きにも地元民に愛される中央線の町の書店を、渡り鳥のように移動した書店員・花本武。時に詩人、時に書店員、時にパパであり夫。しかし3つの仮面だけでは、彼は到底満足できないのです。
ソーダ書房という自主レーベルを率いてはZINE制作やイベント出店に勤しみ、Podcast「そして人生はつづくのか」をぶっつけ本番で収録しては瞬時に公開、さらには本出版元の十七時退勤社で顧問役を勤め、弊社Nuts Book Standでは社外CEO(旧八画文化会館時には社外営業部長)を歴任……おそらく他のレーベルやユニットでもまだまだ肩書をもっているはず!
という訳で、お馴染みの花本さんです。十七時退勤社さんのワークスをたくさん仕入れさせていただき、本書を手に取ったわたくしめの第一声「造本がかっこよくて豪華すぎる!職権乱用だ!愛されすぎじゃないのか!」です(笑)
赤い表紙の本体にボール紙の表紙が貼られ、特色のように輝く緑色のタイトルの周りには、者名と版元名がシールで貼られているというこだわりと手仕事の逸品!おまけの小冊子は4篇の詩が添えられた歌詞カード風。装丁はいか文庫の柏崎沙織さん、イラストは蟹ブックスメンバーでもあった當山明日彩さんです。
本編に収録されているのは、ルーエ時代に手づくりされ店頭で配られていたミニコミ「ルーエの伝言」のエッセイや、書店PR誌など様々な媒体に書き綴って来た書評、おもしろかったのは「新入社員研修生のフリーペーパー」(よく取ってあったね!!)からも採用されている文章の数々。
ラストを飾る「仕事と日常、逆行/反転の記録」は、2022年3月から2020年9月へと時間をさかのぼっていく日記。最初(というか最後に置かれている)の日記は、ルーエから今野書店に転職したばかりで、これから気張ってやるという宣言。今野書店で書店員人生2週目を走りだした、人生B面スタートの日々が綴られています。
[目次]
ホルモン会議
サッカー
バレンタイン前夜
『キン肉マン』レビュー
やっつけ仕事の流儀
ZINEのことをあれやこれや
レビュー量産計画
学生時代に読んでおきたかった2冊
2010年売れた3冊
加藤千恵『点をつなぐ』書評
書評『まばたきとはばたき』
書評『股間若衆』
書評『飼い喰い』
書評『独立国家のつくりかた』
書評『濡れた太陽 高校演劇の話』
書評『芸術実行犯』
布教はつづく
角川春樹賛歌
書店員の流儀
仕事と日常、逆行/反転の記録 2022年3月〜2020年9月
[書誌情報]
書名:いくつかの条件
著者:花本武(X:@takeshihanamoto)
発行元:十七時退勤社(X:@17leaving)
刊行日:2022年5月29日
判型:128×150mm/ZINE
頁数:84P
特典:4篇の詩を収録した14Pの歌詞カード風小冊子
分類:#書店員 #エッセイ #書評 #zine
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