雰囲気ヤシの木 / シライタイガ
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[内容]
「こんな本を待っていた!」思わず快哉を叫んでしまいましたよ。
ヤシの木への植物学的なアプローチではなく、あの南国の雰囲気をまとった不思議な違和感の正体を突き止めるべく歴史・観光・都市論を横断しながら追いかけていくZINEです!
著者はミックスジュースのシライタイガさんです。
きっかけは徳島県・鳴門駅前にヤシの木が植わっていたことだそうです。常夏や南国を連想させるはずのヤシの木が、ほぼ関西と言っていい位置になぜ?という疑問からヤシの木への旅が始まります。
ヤシの木=南国&リゾートという記号的な意味合いがどのように日本の各地へ伝播していったのかを考察したり、実地訪問してみたりと展開していきます。簡単に海外旅行ができなかった時代、新婚旅行先として人気を集めたリゾート地に、"南国らしさ"の演出としてヤシの木が植えられていった背景から、房総半島や和歌山マリーナシティ、逗子マリーナ、浜名湖大橋などなど、ヤシの木がどんな場所に、どんな意味を背負って立っているのかをひとつずつ観察していきます。ショッピングモールのヤシの木まで見逃さない目配りの細かさも素敵。
カリフォルニアのイメージやシティポップとパームツリーの蜜月関係にも言及されていて、観光・都市論・植物・音楽と、いろんな学問の境界線をひょいひょい飛び越えていくような自由さがナイス!Nuts Book Stand的推薦図書!
[目次]
ヤシの木のイメージ
具現化されていく南国イメージ
めざせ南国(ハワイ)!
リゾートの時代
西海岸にクギヅケだった、あの頃。
非日常の演出
コラム・おまけ
[書誌情報]
書名:雰囲気ヤシの木
著者:シライタイガ(Instagram:@mixjuice_fun/X:@zonghe_mixjuice)
発行元:綜合果汁
刊行日:2024年8月12日(初版)/2026年9月13日(第2版)
判型:A5判
頁数:55P
分類:#ヤシの木 #路上園芸 #都市論 #zine
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レビュー
(76)